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新タイヤ、イギリスでのレースデビューはなし

M.S.
2013年6月10日 « タイヤ問題は未解決とハミルトン | 今も予選がネックのフェラーリ »
ウエットコンディションで走行時間が限られたモントリオール © Sutton Images
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雨の影響でカナダGP初日に新タイヤのテストが限られたため、ピレリは予定していたイギリスGPでのデビューを見送ることにした。

当初はピレリがモントリオールでの導入を想定していた新タイヤだが、全チームからの合意が得られずにこれを断念。シルバーストーンで完全に導入することを目指し、カナダでは金曜フリー走行のみに新タイヤを供給することで合意した。新タイヤはスティールではなくケブラーベルトを採用しており、デラミネーションのリスクを低減するためのデザインが施されている。しかし、作動温度域が低いためにいくつかのチームのパフォーマンスに影響がおよぶ可能性もある。

ピレリのモータースポーツディレクターであるポール・ヘンベリーは新タイヤがイギリスGPのレースでは使用されないことを認める一方、エンジニアたちが現在のタイヤでデラミネーションのリスクを下げるであろう新たな接着行程に行き着いたと述べている。

「ここ(カナダ)で十分なテストの機会がなかったため、新タイヤでレースする予定はない。われわれはいくつかの内部仕様の変更、すなわちプロセスの変更を行い、これまでに見られたデラミネーションを解決できるだろうと考えている」

「そのことは多くの観点から見て良いことだ。チームはシーズン開始時と同じタイヤで作業をすることになる。しかし、フロントタイヤに苦戦しているいくつかのチームにとっては好ましくないかもしれない」

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