レッドブルのセバスチャン・ベッテルは今年、ジェンソン・バトンがマクラーレンでチームメイトのルイス・ハミルトンを相手に厳しい戦いを強いられることになるだろうと警告した。
同じイギリス出身である2人のライバル関係を今季のグリッドで最も興味深いものに挙げるベッテルは、2007年にフェルナンド・アロンソ(現フェラーリ)とマクラーレンでコンビを組んだ際のハミルトンの姿勢が、バトンのシーズンがそう簡単にはいかないことを証明していると『The Guardian(ガーディアン)』に話している。
「イギリスチームに2人のイギリス人ドライバーがいる。マクラーレンにハミルトンとバトンがね。ジェンソンが楽にやれるとは思わないな。ルイスはすごく速いし、長年チームのことをよく知っている。2007年にフェルナンド・アロンソがマクラーレンにいたときのことを考えてみなよ」
一方でベッテルはマーク・ウェバーとのコンビがレッドブルで2年目を迎えたことをありがたく思っていると認め、2人の強力な関係が良い結果に結びつくと信じているという。
「一番見事なコンビネーションはマークと僕だと思う。僕らにトラブルがないことはみんなが知っているよね。もちろん、いつだって彼に勝ちたいとは思っているし、彼もそうだろう。でも、僕らはうまくやっているんだ」
さらに、ベッテルはミハエル・シューマッハがメルセデスGPで復帰を果たすことにより、"次代のミハエル・シューマッハ"の呼称を免れることを喜んでいると話し、今こそ7度の世界チャンピオンとの直接対決で自分自身の力を示すことのできるときだと語る。
「"ベイビー・シューミ"って言われたものだよ。そういうのは好きじゃないけど、理解はできる。イギリスにはナイジェル・マンセルという国家的なスターがいて、彼の後にはやっぱり"次のナイジェル・マンセルは誰だ?"って疑問が起ったわけだし。そうならなかったのはエディ・ジ・イーグル(*)だけだね。彼はあんまり活躍していないから」
(*:Eddie The Eagle、本名マイケル・エドワーズ、イギリスで初めてスキージャンプの五輪代表に選ばれた選手、その成績とは裏腹に人気を博した)



