ロシアGP 2017

/ Commentary

レース

20:30 2017年F1世界選手権第4戦ロシアGP決勝レースはこの後、日本時間21時よりスタート予定です。『ESPNF1』日本語版ではグランプリ週末中、全セッションのコメントライブを配信しております。順位や周回数などのセッション情報と併せてお楽しみください。ただし、タイム情報に関してはセッション終了後に正式なリザルトとして各ドライバーの順位と共に配信致します。セッション中はLiveでのタイム情報をお届けできずご不便をおかけ致しますが何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。なお、時間はすべて日本時間を表示しております。

20:50 これより2017年F1世界選手権第4戦ロシアGP決勝レースの模様をお届けいたします。土曜日の予選はフィールド全体が100分の数秒を争う激戦となりましたが、これまでソチのコースを得意としてきたメルセデスを抑え、フロントロー独占を成し遂げたフェラーリ。栄光のポールポジションからスタートするのは僚友のベストタイムを0.059秒上回ったセバスチャン・ベッテルです。

20:51 2回目のアタック前のアウトラップでトラフィックにはまったことが影響したというライコネンはラストラップでタイムを更新できず、2008年フランスGP以来、遠ざかっている一番時計はまた次の機会へと持ち越しされましたが、フロントローからチームメイトとの優勝バトルに挑みます。

20:52 今週末を通してフェラーリに遅れ気味なメルセデスはバルテリ・ボッタスが3番手、ルイス・ハミルトンは4番手のグリッドに並びます。

20:53 フェラーリとメルセデスに次ぐ5番手の位置にはレッドブルのダニエル・リカルドがつけました。チームメイトのマックス・フェルスタッペンは隣ではなく後ろの7番グリッドからスタート。ただ、ダミーグリッドに向かう直前、ウオーターリークが見つかっています。無事にガレージは出発できたものの、チームは今も対応に追われているようです。

20:54 レッドブル勢の間に割って入ったのはウィリアムズのフェリペ・マッサです。もう一台のウィリアムズを駆る新人ランス・ストロールは予選12番手でしたが、他車のペナルティにより11番手から入賞を目指すことになります。

20:55 8番手にルノーのニコ・ヒュルケンベルグが入り、9番手と10番手にはフォース・インディアのセルジオ・ペレスとエステバン・オコンが食い込みました。

20:56 マクラーレンのストフェル・バンドールンは今季4戦目にして5基目のエンジンコンポーネントを搭載せねばならなくなり、合計15グリッド降格処分を受けています。予選17番手だったバンドールンは最後尾20番手からレースをスタートさせる予定です。これに伴いザウバーの2台とハースF1のロマン・グロージャンは予選順位よりもひとつ上のグリッドに並びます。

20:57 また、前戦でインシデントを引き起こした責任を問われ、ロシアでの3グリッド降格ペナルティを科されたトロ・ロッソのカルロス・サインツは予選11番手につけたものの、スタート位置は14番。インシデントの相手であるウィリアムズのストロールが11番グリッドに繰り上がり、トロ・ロッソのダニール・クビアトとハースF1のケビン・マグヌッセンも同様にひとつ上のグリッドに着きます。

20:58 ハミルトンによるとフェラーリはレースペースも良いそうで、厳しいレースになりそうだと予想。フェラーリがメルセデスに完勝するのか、それともメルセデスの巻き返しとなるのか・・・。注目の一戦がまもなく始まります!

20:59 日曜日のソチ・オートドロームも青空が広がり、気温は25度、路面温度41度、湿度32%のコンディションです。

21:00 フォーメーションラップが始まりました。後方グリッドのザウバー勢とマクラーレンのバンドールンが新品のスーパーソフトタイヤを第1スティントに選んでいます。それ以外はウルトラソフトをチョイス。

21:03 ベッテルがポールポジションに、ライコネンが2番グリッドに着きました。いよいよレーススタートです・・・!

っと・・・アロンソがストップ・・・。ピットレーンにたどり着けぬまま、入口手前に停車したアロンソはコックピットを離れて徒歩でガレージに向かっています。現場にはコースマーシャルが駆けつけて作業中。

21:04 各車にもう1周のフォーメーションラップが指示されました。これにより、レースは52周で争われることになります。

21:06 改めて19台がスターティンググリッドに並びました。

1周目

シグナル消灯! レースがスタートしました! ベッテルは華麗に発進するも、ライコネンは出遅れ! ただ、ボッタスの滑り出しが良いようで、ターン2でベッテルをオーバーテイクします!

黄旗が振られています。ターン2付近で接触があった模様。

ウィリアムズのストロールがスピンしています。

ターン2のインシデントでリタイアしたのはルノーのジョリオン・パーマーとハースF1のグロージャン。ターン2で先行するパーマーのインサイドを突いたグロージャンですが、縁石に乗り上げ、パーマーに突っ込む形で接触してしまいました。

2周目

セーフティカーが出動します。

エリクソンとバンドールンがピットに戻ってタイヤを交換。ウルトラソフトに履き替えました。

セーフティカーの後ろに並んだラップリーダーはボッタス。ベッテルが2番手、ライコネンが3番手に下がり、ハミルトンは4番手のまま。

3周目

レッドブルのフェルスタッペンは今のところ問題ないようで5番手にポジションを上げ、マッサを挟んでリカルドが7番手に後退。

ヒュルケンベルグがフォース・インディア勢に抜かれて10番手に下がっています。

セーフティカー解除の通知です。

ラインを超えてレース再開!

4周目

ボッタスがリードをキープし、ベッテルとライコネンが続いていきます。リスタート直後とあって、全体的に団子状態ですが、ボッタスのペースは悪くないようで、少しずつフェラーリとのギャップを広げている様子。

5周目

リカルドにトラブル発生!? ペースが落ちています。

スタート直後にスピンを喫したストロールはヒュルケンベルグと接触していたようで、この一件が審議対象になっています。

リカルドはブレーキトラブルを抱えているようです。右リアから若干の白煙が。

6周目

リカルドはスローダウンしながらピットを目指します。

トップのボッタスはベッテルに対するリードを2秒近く築きました。

リカルドがようやくピットに到着。ピットボックスで調べてみると言うチームに対してリカルドは「もうだめだよ」と返答。このままレースを終えることになりそうです。

7周目

レースコントロールより、ターン2で発生したグロージャンとパーマーの一件も審議対象になったとの通達です。

レッドブルのリカルドはガレージにマシンを収めてリタイア。

ヒュルケンベルグとストロールのインシデントはお咎めなしの裁定が下りました。

8周目

ハースF1のマグヌッセンに5秒のタイムペナルティが科されました。ターン2でのコースリミットを超えたことが原因です。

ハミルトンが「何か変」と訴えています。

9周目

先頭を走るボッタスが1分38秒台に入れているのに対し、ハミルトンは1分39秒後半のタイム。ほぼ1秒遅いペースです。

10周目

ボッタスが快調に飛ばしています。ベッテルに対するリードは3秒に拡大。2番手のベッテルと後方のライコネンも3.6秒のギャップがあり、ハミルトンはライコネンの1.7秒後ろを走っています。

11周目

ベッテルは自己ベストタイムを更新しながら必死にプッシュしていますが、ボッタスのペースよりもまだコンマ数秒遅れています。

フェラーリの2台は1分39秒前半のラップタイムを刻んでおり、2人のペースはほぼ同じ。ハミルトンもフェラーリ勢と同等のラップタイムで周回しています。

12周目

ベッテル、ライコネン、ハミルトンのペースが変わらないため、各車のギャップも変化なし。

コンマ数秒ペースが速いボッタスは少しずつ後続を引き離しています。

13周目

フェラーリコンビのペースが少し上がりました。タイミングを合わせるかのように1分38秒台をマーク。それでもボッタスの方がまだ少し速く走っています。

14周目

ハミルトンがトップ3から遅れ始めました。その差は3秒以上に広がっています。5番手を走るフェルスタッペンとはすでに10秒以上のギャップができており、ラップタイムもハミルトンの方が0.5秒ほど速いため、後続に追いつかれる心配は今のところなさそうです。

15周目

2秒差以内のギャップで争うマシンはあるものの、全体的にマシン間のギャップが大きく、接近戦のバトルはほとんどありません。

16周目

ボッタスは1分38秒後半のペースを維持していますが、フェラーリ勢のペースが落ちてきたでしょうか。ハミルトンの苦戦も継続しており、思うようにプッシュできません。

17周目

ここでベッテルがファステストラップを刻んできました。タイムは1分38秒629。ライコネンはそれよりも0.5秒ほど遅いペースです。

18周目

フェラーリのペースアップを確認したボッタスが少しギアを上げた様子。セクター1とセクター2は全体のベストタイムを刻んでいます。

19周目

ボッタスがファステストラップを塗り替えました。2番手以降に対するリードは4.8秒。

ハミルトンがさらに速いタイムを刻んでファステストラップを更新。ペースが戻ってきたでしょうか。

20周目

ラップリーダーのボッタスもペースアップを続け、さらに後続を引き離しにかかります。ベッテルとのギャップは5.5秒に広がり、ライコネンはチームメイトから5.2秒後方、ハミルトンはその3秒ほど後ろにつけています。

21周目

ボッタスからハミルトンまでは14秒程度ですが、5番手のフェルスタッペンはすでにトップから31秒以上遅れており、前のハミルトンとも17秒以上の差がついています。

22周目

あまり動きのないレースとなっていますが、ザウバーがここでウェーレインをピットに呼び入れます。新しいウルトラソフトに履き替えてピットアウト。ただ、すでに周回遅れになっています。

ウィリアムズのマッサがピットイン。ハースF1のマグヌッセンとトロ・ロッソのクビアトも入ってきます。

23周目

マッサは新品のスーパーソフトを履いてコースに戻っています。マグヌッセンとクビアトも同様。

まだ他の上位勢に動きはありません。

24周目

ピットストップが近いのか、ベッテルが一気にペースアップ。ボッタスとのギャップを4秒近くに縮めてきました。

25周目

ベッテルがボッタスからポジションを奪い返すにはもう少しペースを上げなければなりません。

中団グループの面々も自己ベストタイムを刻み始め、ピットストップ前のチャージが始まっているようです。

トロ・ロッソのサインツがピットに向かいました。マクラーレンもバンドールンを迎え入れます。

26周目

ボッタスはステイアウト。ベッテルとライコネン、ハミルトンもまだ入りません。

先頭のボッタスは前に周回遅れのマシンが近づいており、ベッテルに接近を許しています。

27周目

上位勢はまだコースにとどまっています。

ボッタスは周回遅れのマシンに対処しながらバックミラーも気にしなければなりません。ベッテルが2.5秒後方に迫ってきました。

メルセデスとフェラーリのストラテジストたちは現在のポジションとピットアウトした後のポジションを検討しながらピットストップのタイミングを計算・・・。

28周目

先に動いたのはメルセデス! ボッタスが入ってきました! スーパーソフトを用意してメルセデスクルーが待ち構えています。

フェラーリ勢とハミルトンはステイアウト。ボッタスはハミルトンの後ろ、4番手で隊列に戻りました。

さらに6番手からフォース・インディアのペレスがピットイン。スーパーソフトタイヤに交換してコースに向かいます。

29周目

ベッテルとライコネン、さらにハミルトンはまだ入らず。

猛プッシュが必要な場面を迎えたベッテルですが、周回遅れのマシンにそれを阻まれています。

30周目

フェラーリのクルーが動きます! なんと、先に入ってきたのはライコネン! 予定していなかったピットストップでしょうか。クルーがやや慌ててタイヤを準備していました。

セオリー通りならばベッテルが先に入るところですが、先にタイヤを交換したのはライコネン。スーパーソフトを履いてボッタスの10秒後方で隊列に復帰しています。

31周目

ハミルトンにピットインの指示。ベッテルはまだ入っていません!

ピットボックスでタイヤを外したハミルトン。ブレーキダストが舞い上がります・・・。スーパーソフトタイヤに交換してコースに戻ったハミルトンの位置はライコネンから8秒後方の4番手。

32周目

スーパーソフトに履き替えたライコネンが1分37秒前半のラップタイムをマークしています。いまだステイアウトを続けるベッテルはボッタスに20秒、ライコネンとのギャップが29秒近くありますが、ペースは1秒ほど遅い状態です。

33周目

フェラーリはまだベッテルを入れません。

2番手のボッタスと3話手のライコネンは8秒差。

ようやくベッテルのもとにピットインの指令が届きました。

が! 「ステイアウト」と言われたベッテル。まだピットに入りません!

34周目

2番手のボッタスが周回遅れのマシンに対応する間、ライコネンが接近してきます。

お、ベッテルがついにピットに向かうようです。

35周目

スーパーソフトタイヤに交換したベッテルがピットを後にしました。

ボッタスが通過してから4秒ほどたってピットを出てきたベッテル。ライコネンの2.5秒前につけました。

36周目

まだ一度もピットに入っていないドライバーが1人。ルノーのヒュルケンベルグです。ヒュルケンベルグは現在6番手を走っており、前のフェルスタッペン、後ろのマッサとのギャップはいずれも7秒強。

37周目

先頭のボッタスは1分38秒フラットを刻みながらペースをコントロール。4.2秒後方のベッテルは1分37秒台を連発して少しずつギャップをカットしていきます。

38周目

ベッテルのペースアップを受けてボッタスもペースを上げますが、ラップタイムはベッテルの方がコンマ数秒良いようです。

39周目

ボッタスとベッテルの差は3秒に短縮。ベッテルの6.7秒後方にライコネンが控え、そこから13秒以上後ろにハミルトンがいます。

40周目

また少しボッタスに近づいたベッテル。ボッタスのミラーにその姿が映っているはずです。

ヒュルケンベルグはまだ入りません。ラップタイムが1分40秒台に落ちているため、入り時を迎えているものの、ステイアウトを続けます。

41周目

ボッタスが再びバックマーカーに追いつきました。その間に一気に接近するベッテル。すでにギャップは2秒を切り、1.7秒になっています。

ようやくヒュルケンベルグがピットに入りました。

42周目

マッサがピットに入ってきました。タイヤがきつくなっていたのでしょうか。ユーズドのウルトラソフトに履き替えてピットアウトします。戻った位置は再びヒュルケンベルグの後方、9番手です。

43周目

ベッテルのラップタイムが落ち着いてきました。ここ数周はボッタスよりも0.1秒ほど遅れているでしょうか。

ボッタスとベッテルのギャップは1.5秒ほどで変わらず、ライコネンが2人より6秒ほど後ろを走ります。

44周目

ボッタスがトロ・ロッソのサインツを周回遅れにしていきます。サインツを挟んでベッテルがいます。

45周目

ベッテルもサインツを追い抜き、ボッタスとのギャップは1.8秒。

路面にはかなりタイヤマーブルが落ちており、バックマーカーをオーバーテイクする際に注意が必要です。

46周目

残り周回数が少なくなる中、ボッタスが少しペースを上げてきました。ベッテルとのギャップをコントロールしています。

47周目

ボッタスとベッテルは1.3秒差、約8秒後ろをライコネンが走り、すでにライコネンにも18秒の差をつけられたハミルトンは単独走行が続きます。

48周目

ベッテルは終盤の数ラップで逆転を仕掛けていくようです。コンマ数秒ずつ削っています。

49周目

逃げ切りたいボッタスも自己ベストを刻んでベッテルのペースアップに対応。

ターン5付近にデブリが落ちているようです。各車、それを避けながら周回。

ベッテルがボッタスとの差を1秒に縮めてきました! あと少しでDRSを生かせる範囲に入ります。

50周目

3番手のライコネンが1分36秒844のファステストラップをマーク。

上位2台は自己ベストタイムを刻んでポジションを争います。

51周目

残り2周・・・。ボッタスとベッテルのギャップは1秒ジャスト。

トップスピードに優れるメルセデスはストレートでやや引き離すも、ベッテルも必死に食らいつきます。

バックマーカーに近づくボッタスに、ベッテルが急接近!

52周目

ファイナルラップです! ベッテルに1秒差以内と近づかれたボッタスですが、こちらもバックマーカーのスリップを使って猛プッシュ。

ボッタスがマッサを周回遅れにし、ベッテルもウィリアムズマシンを追い抜きます。

タイヤがぎりぎりの状態と思われるボッタスですが、初優勝に向けて集中・・・!

ボッタスがトップチェッカーを受けます! ベッテルは2位でゴール!

10秒後にライコネンが3位フィニッシュを果たしてフェラーリがダブル表彰台。ハミルトンは4位でした。

5位にフェルスタッペン、ペレス、オコン、ヒュルケンベルグ、マッサ、サインツがポイント獲得。

11位以下、完走はストロール、クビアト、マグヌッセン、バンドールン、エリクソン、ウェーレインでした。

悲願のF1初勝利を挙げたボッタスがパルクフェルメに戻ってきました。ベッテルもその健闘を称えます。

これから表彰式が始まりますが、お別れの時間です。

過去数年とは違った展開を期待させる2017年シーズンの序盤に組まれたフライアウェイ戦を終えたF1一行は2週間後にヨーロッパラウンド開幕戦となるスペインで再集結します。バルセロナのカタロニア・サーキットで行われるシーズン第5戦スペインGPは5月12日(金)に開幕し、初回セッションは日本時間17時にスタート予定です。それではまた次回スペインGPでお会いしましょう!

皆さま、楽しいゴールデンウイークをお過ごしください。