ヨーロッパGP 2016

/ Commentary

フリー走行1

2016年F1世界選手権第8戦ヨーロッパGP金曜フリー走行1回目のセッションはこの後、日本時間18時よりスタート予定です。『ESPNF1』日本語版ではグランプリ週末中、全セッションのコメントライブを配信しております。順位や周回数などのセッション情報と併せてお楽しみください。ただし、タイム情報に関してはセッション終了後に正式なリザルトとして各ドライバーの順位と共に配信致します。セッション中はLiveでのタイム情報をお届けできずご不便をおかけ致しますが何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。なお、時間はすべて日本時間を表示しております。

これより2016年F1世界選手権第8戦ヨーロッパGP金曜フリー走行1回目の模様をお届けいたします。北米カナダの激闘が幕を閉じてからわずか5日、ヨーロッパへと戻ったF1サーカスが再び集結したのは初上陸の地、アゼルバイジャン・バクーです。

今年、初めてF1カレンダー入りしたバクーは"ヨーロッパGP"の冠でグランプリを開催します。バクー市街地を用いた全長6.006kmのコースは、おなじみ、F1サーキットデザイナーのヘルマン・ティルケが手がけました。

ロングストレートや90度コーナーが含まれるレイアウトで、旧市街周辺にはドライビングの精度と度胸が試されるタイトな上り坂のセクションも設けられています。

誰にとっても初挑戦となるバクー市街地サーキット。ドライバーたちの中には今週末はコースマーシャルが大忙しになるのではないかと予想する声も聞こえていますが、まずはこれから始まる初日のフリー走行でコースの学習からスタートします。

雲が多いものの青空も見えるバクーの気温は27度、路面温度44度、湿度49%のコンディションです。間もなくフリー走行1回目のセッションがスタートします。

ピットレーン出口のシグナルが緑に変わり、セッションが始まりました。

まずはハースF1のエステバン・グティエレスがコースイン。相棒のロマン・グロージャン、マノーの2台、ルノーのケビン・マグヌッセンなど、続々とコースに入っていきます。

お? 開始早々、セクター1で黄旗が振られています。

ルノーの1台がスロー走行でしたが、どうやらスタート練習がしたかった様子。その後は走行を続けています。

インストレーションラップを終えた各車がピットに戻ってきました。

メルセデスの2台が最後にガレージを出発。

ウィリアムズのフェリペ・マッサとバルテリ・ボッタスは2周を走ってピットへ。

レッドブルのダニエル・リカルドはいったんピットに戻ったものの、すぐにコースに向かいました。メルセデスのニコ・ロズベルグは2周目に入るも、ハミルトンは1周のみでピットに引き上げました。

ハミルトンはピットレーンを通って再度コースへ。

ロズベルグが早速タイムを刻んできました。1分57秒306。タイヤはソフトコンパウンドを履いています。

ロズベルグ以外ではウィリアムズのボッタス、レッドブルのリカルド、ハミルトンが周回中。

ペースを上げたロズベルグが1分53秒台にのせてきました。

上空、青空が少なくなってきた様子。セッション開始時に44度あった路面温度は40度に下がっています。

ロズベルグが1分51秒台をマークし、ハミルトンは1分55秒710を記録。

メルセデス勢以外でタイムを残したドライバーはいません。

6周を走ったロズベルグが1分50秒100を刻みました。ボッタスが1分52秒台で2番手に飛び込み、ハミルトンは3番手に後退。

スピードに乗ってきたハミルトンが1分50秒950を記録。ロズベルグには0.850秒遅いものの、2番手にあがります。

ハミルトンが1分49秒台に入れてきました。ウィリアムズのマッサが1分53秒台をマークして4番手に入ります。

マクラーレンのジェンソン・バトンもタイム計測を開始。

メルセデス勢をはじめ、多くがソフトコンパウンドを履いてのプログラムに専念。

マノーはウェーレインがソフト、ハリアントがミディアムを装着して周回を重ねています。

フェラーリのセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンもコースに出てきました。

レッドブルはリカルドにコースとピットの往復をさせており、まだノータイムながら5周を走行。

現在のオーダーは1分49秒174をマークしたハミルトンをトップにロズベルグが2番手、ボッタス、マッサ、バトンが5番手に並んでいます。

フェラーリのベッテルはひとまず1分56秒台のタイムを残しました。

ハミルトンがさらにペースアップ! 1分48秒214を刻みました!

さらにボッタスも1分48秒台をマーク。ハミルトンには0.709秒届きません。

おっと・・・。ハースF1のグティエレスがコーナーを曲がりきれずにエスケープゾーンへ・・・。

ターン15のブレーキングを誤ってしまった様子のグティエレス。なんとか体勢を立て直してコースへと戻ります。

その直前にはベッテルがターン16でスピンを喫していました・・・!

2人とも走行を再開させており、黄旗は解除されています。

初めてのサーキットである上に市街地コースとあって難しさはピカイチ。ベテランも若手も条件は同じです。

現在はハミルトンに次ぐ2番手にロズベルグが並び、トップと0.259秒差のタイムを残しています。

メルセデス同様に1分48秒台に乗せているボッタスが3番手、4番手にはトップと2.211秒差ながらマクラーレンのバトンがつけています。5番手はレッドブルのマックス・フェルスタッペン。

マクラーレンのアロンソは先ほどタイム計測を開始。まずは1分59秒台を刻みました。

まだハースF1のグロージャンだけがノータイム。とはいえ、グロージャンもアウトラップを終えてタイム計測をスタートさせています。

今度はトロ・ロッソのクビアトがターン15で直進・・・。幸い、エスケープゾーンを生かしてコースに戻っています。ここが鬼門となりそうです・・・!

13周を走ったロズベルグがピットに帰還。レッドブルのフェルスタッペンも7周を走行してピットに戻ります。

ハミルトンはチームメイトと同じ周回数に伸ばしてピットイン。

90度にターンインするコーナーが複数含まれたコース。ドライバーたちの集中力が問われます。

セッションが始まって30分が経過。

初のサーキットだけに、どの陣営も精力的に周回しています。最も多くを走っているのはウィリアムズのボッタス。15周に達しています。

タイヤをロックアップさせたり、コーナーを曲がれずにエスケープゾーンに逃げ込んだり・・・コース攻略に手こずりながらも、ドライバーたちは学習を続けていきます。

マクラーレンのバトンは10周を走ってピットに戻りました。

お! ボッタスが1分47秒707をマーク! ハミルトンのタイムを0.507秒上回ってトップに立ちます!

ハミルトンが2番手、ロズベルグが3番手に下がり、4番手にはフォース・インディアのセルジオ・ペレスがつけています。トップから1.420秒差の5番手に名を連ねているのはマクラーレンのアロンソ。ペレスとは0.2秒差です。

少しずつピットに戻るドライバーが増えてきました。初回セッションでは序盤40分で使用したタイヤの1セットをピレリに返却しなければなりません。

レッドブルのガレージではフェルスタッペンのマシンがジャッキアップされ、ノーズも外された状態でメカニックたちが慌ただしく作業しています。

ザウバーのナッサーはボディワークにダメージがある模様。ナッサーはすでにガレージにマシンを入れています。

序盤の作業を終えたドライバーたちが相次いでピットに帰還します。

最後にフェラーリのベッテルがピットレーンに入り、コース上は無人となりました。

曇り空のバクーは路面温度が37度に下がりました。

お、メルセデスのガレージからマシンが出てきます。ロズベルグです。タイヤはスーパーソフトを装着。

ロズベルグに少し遅れてハミルトンもコースイン。同じくスーパーソフトタイヤを履いています。

まだメルセデス以外の陣営はガレージで次の走行準備中。

レッドブルによると、フェルスタッペンのマシンには問題が生じており、リアのトラブルを確認するためにギアボックスを取り外して調査しているとのこと。

マクラーレンは2台ともセットアップを変えて次の走行に臨むようです。

90分のセッションは半分の45分が終了しました。

ロズベルグが1分46秒812を刻んでトップに!

さらにそれよりも速くラップをまとめたのがハミルトン! 1分46秒489をマークしました。ロズベルグは0.323秒差。

フェラーリのガレージではフロント部分、右側のブレーキ周りの作業中。ノーズが外されています。

先ほど自己ベストをマークしたロズベルグもトラブルを訴えており、「シートの後ろが変な感じ」だと報告。

メルセデス勢以外ではウィリアムズのボッタス、マクラーレンのアロンソ、マノーの2台がコースに出ています。

ボッタスは新しいソフトタイヤを装着。アロンソもソフトのニューセットを履いています。

一方、マノーの2人はウェーレインがユーズドのミディアムタイヤ、ハリアントは一度使ったソフトタイヤのセットを履いて周回しています。

アロンソが1分47秒989を刻んで4番手に浮上。上位2台はスーパーソフトのタイムですが、3番手につけるボッタスはアロンソと同じソフトタイヤのベストタイム。ボッタスとアロンソのタイム差は0.282秒です。

ウェーレインにピットインの指示が出ています。どうやらコックピット周りに不具合がある様子。

マノーメカニックがピットボックスに入ったウェーレインのヘッドレストを調整。浮いてしまっているようです。

なんとかはまったものの、ウェーレインはそのままピットボックスに停車中。

フォース・インディアのペレスとヒュルケンベルグはミディアムタイヤの作業に切り替えた様子。

マクラーレンのバトンはソフトタイヤを履いてガレージを離れています。

今のところスーパーソフトを試したのはメルセデスのみ。

おっとっと・・・ターン1でハミルトンがコースオフ! コーナーを直進してしまいました。事なきを得て、すでにコースに戻っています。

トラブルを抱えていた様子のライコネンが修正を終えてコースに向かいます。

ハミルトンはターン3でもコースを飛び出しています・・・。現在のタイヤは9周を走ったスーパーソフト。メルセデスによると、若干、ウオールにキスしてしまったようです。

ハミルトンはそのままピットを目指します。

ボッタスが自己ベストを更新。1分47秒096をマークしました。ポジションは3番手のままです。

今度はルノーのパーマーがターン4でコースオフ。エスケープゾーンに逃げ込んだ後、コースに戻りました。

今のところ大きな事故は発生しておらず、黄旗は何度も振られていますが、セッションに大きく影響するほどのアクシデントもありません。

ソフトタイヤのプログラムに集中するフェラーリはベッテルが1分49秒463で現在9番手、ライコネンはそこから0.172秒差の11番手につけています。

おっと! リカルドがウオールに接触!

マシン右側にダメージを負っています。

セッションは赤旗が振られて中断に。

リカルドは「ターン15でぶつかってしまった」と報告。

リプレイ映像を見ると、ターン15でブレーキングが遅れてしまったのか、大回りしたリカルドはテックプロバリアに激突。リアをぶつけた後、フロントから側面もぶつけてしまい、少し進んだ先のコース上にマシンを止めました。

コース上にはデブリが散らばっており、まだ数台が残っていたため、レッドブルはリカルドにコックピットにとどまるよう指示していました。

現在は全車がピットに戻ってきています。

現場ではコースマーシャルが大急ぎで路面の清掃を進めており、まだレッドブルマシンはコース上に置かれたまま。

レッドブルマシンの撤去には少し時間を要しそうです。

路面には多少のオイルもまけているようで、その対応も急がれています。

リカルドのインシデントはそれほど激しい衝突ではなかったものの、勢いがついていたこともあり、特にマシン後部のダメージがひどそうです。

レッドブルマシンの撤去が完了しました。セッションは日本時間19時17分に再開されるとの通達です。

残り13分、セッションが再開されました。

トロ・ロッソのサインツ、マノーのハリアントがコースイン。さらに続々とドライバーたちがガレージを離れます。

メルセデスのロズベルグも再度コースに向かいました。先ほど履いていたスーパーソフトを装着。

バクーの空に太陽が顔を出しています。日陰の部分もあるため、タイヤの状態をキープするのが難しそうです。

トロ・ロッソのサインツがターン15を曲がりきれずにストップ。ギリギリのところでコースオフとウオールへの接触は免れたようですが・・・後続の通過を待って走行を再開します。

サインツはどうやらフロントをぶつけてしまったようで、多少のダメージを抱えながらピットを目指します。

その間、ロズベルグやエリクソンなど、他のドライバーたちもコースオフを喫しています。現在までにすべての黄旗が解除されました。

エリクソンはグロージャンとサイド・バイ・サイドの状態でターン1にさしかかり、どちらも譲らなかったためにエリクソンがコースオフを喫する形で接触を回避したようです。

ハミルトンやボッタス、ペレスなど半数近いドライバーはピットに入ったまま出てきていません。

マクラーレンはアロンソとバトンがソフトタイヤを履いてさらに周回を重ねています。

トロ・ロッソはサインツとクビアトがスーパーソフトを投入したものの、クイックラップに入ろうとしたところで赤旗中断に見舞われ、理想的なラップを走れずにセッション終盤を迎えています。

先ほどノーズにダメージを負ったサイツは新しいパーツと交換して走行を再開しました。

ターン3でバトンが直進! 方向転換の末にコースに戻り、走行再開です。

メルセデスとトロ・ロッソ以外の陣営でスーパーソフトタイヤを試したところはなく、この後のフリー走行2回目で投入する陣営が多そうです。

サインツが自己ベストを更新するペースで周回中。1分49秒267を刻みました。

チェッカーが振られてセッション終了です。

トップタイムはハミルトンが記録した1分46秒435。ロズベルグが0.377秒差で2番手に続き、ボッタスが0.661秒遅れの3番手、マクラーレンのアロンソが4番手に並び、最後にフェラーリのベッテルが自己ベストを更新して5番手に飛び込みました。

フリー走行2回目はこの後、日本時間22時より開始されます。それではまた後ほどお会いしましょう!