ロバート・クビサ  ポーランド

  • 氏名 ロバート・クビサ
  • 生年月日 1984年12月7日
  • 出身地 ポーランド・クラコウ
  • 年齢 29歳134日
  • 身長 1.83 m
  • 体重 72 kg
  • チーム BMWザウバー, ルノー
driver portrait
F1キャリア / 戦績
Year Car Race Start Won Pod Class Best Pole Front Best Lap Hat Pts Pos
2006 BMW Sauber 6 6 0 1 5 3 0 0 6 0 0 6 16
2007 BMW Sauber 16 16 0 0 13 4 0 0 4 0 0 39 6
2008 BMW Sauber 18 18 1 7 16 1 1 3 1 0 0 75 4
2009 BMW Sauber 17 17 0 1 14 2 0 0 4 0 0 17 14
2010 Renault 19 19 0 3 16 2 0 1 2 1 0 136 8
Total 76 76 1 12 64 1 1 4 1 1 0 273
グランプリ サーキット 開催日
デビュー戦 ハンガリーGP ハンガロリンク 2006年8月6日 レース結果
ラストレース アブダビGP ヤス・マリーナ 2010年11月14日 レース結果
プロフィール
© Getty Images

F1に昇格して数年、まだ勝利数は1にとどまっているにもかかわらず、ロバート・クビサはF1で最も優れたドライバーの一人として考えられている。2010年はやや競争力に劣ったルノーを駆ってしばしば予選の上位に食い込む走りを披露し、上位勢の番狂わせにも一役買った。2011年シーズンはコンペティティブなマシンでの活躍が期待されていたものの、プレシーズンテスト開始からほどなく、イタリアで開催されたラリーに参戦中、事故に遭い負傷、少なくとも前半戦への出走は絶望となった。

カートで活躍していたクビサがフォーミュラ・ルノー2000ユーロカップでデビューしたのは2001年。翌年にはF3ユーロシリーズにステップアップした一方で、2005年に挑戦したワールドシリーズbyルノーでチャンピオンに輝くまでは、タイトルとは無縁のドライバーだった。それでも、その活躍によってF1チームの注目を集め、タイトル獲得のご褒美としてルノーのチャンピオンマシンをドライブするチャンスを得る。

2006年にはBMWザウバーとテスト兼リザーブドライバー契約を結び、ジャック・ビルヌーブの離脱により、同年ハンガリーGPでレースデビュー。F1初戦をポイント圏内でゴールしたものの、マシン重量がわずかに軽かったことで失格となる。しかしデビュー3戦目のイタリアGPでは最高の走りを見せ、見事3位表彰台に上った。

初めてのF1フルシーズンとなった2007年はランキング6位。最も注目を集めたのはカナダGPでの大クラッシュと言えよう。幸運にも、クビサは次戦アメリカGPを欠場するだけでレースに復帰できており、近代F1の安全性の高さを立証することとなった。

2008年のクビサはチームメイトのニック・ハイドフェルドよりも圧倒的な輝きを放ち、1年前に大クラッシュを味わったカナダGPでBMWザウバーと自身のF1初勝利をマークする。タイトル争いに加わったクビサだが、シーズン終盤になってチームは2009年のマシン開発(特にKERS開発)に重点的に取り組むようになる。これもあって、クビサはランキング4位でシーズンを終えた。

2009年はタイトル争いに加わると予想されたBMWザウバーだが、F1.09は先頭争いをするほどのパフォーマンスを発揮できず、シーズン中盤になると、BMWが2009年限りでのF1活動終了を宣言し、スイス・ヒンウィルに本拠を置くチームが売却に出されてしまった。

クビサに残された選択肢は少なく、最終的にはルノー移籍を決断。チームは過去数年、苦戦を強いられていたものの、クビサは加入してすぐにチームに溶け込み、フェルナンド・アロンソの後任としての能力を証明してみせる。フェラーリ移籍が絶えず取り沙汰されるも、シーズン半ばには新たにルノーと2年契約を締結した。大ケガからの完全復帰が期待される。

【長所と短所】

ドライバーの腕が試されるモナコやスパ・フランコルシャンのようなサーキットで、クビサはその力を大いに発揮する。以前はマシンが速さを発揮できない時は低調な結果に終わり、チームメイトよりもポテンシャルを示せないことが多かったが、ルノーに加入してからはそれが見られなくなった。

【キャリア最高の瞬間】

今のところF1唯一の勝利を挙げたのは2008年カナダGP。ピットレーン出口が赤信号だったのを見落としたルイス・ハミルトン(マクラーレン)が、停止していたキミ・ライコネン(当時フェラーリ)に追突し、両者リタイア。適切なタイミングで適切なポジションにつけていたクビサは、運を味方につけてBMWザウバーを1-2フィニッシュに導いた。

【キャリア最低の瞬間】

2011年シーズン開幕直前、イタリアのラリーイベントでクラッシュを喫して大ケガを負い、開幕参戦がかなわなくなったこと。

【注目のコメント】

ロバート・クビサ

「F1における政治的な動きの中では、今年の問題が最悪だったし、僕たち自身にどのぐらいダメージを与えたか見当もつかないよ。僕がしたいのは、僕が愛しているドライビングに100%集中することさ。だけど、それさえ可能じゃなかったんだ」

「僕の仕事では、たくさんの動き、高速走行、そして激しい騒音に囲まれるのが常だ。だけどポーカーとボウリングは、もっと落ち着いているんだよね」

【トリビア】

レースから離れたクビサは、スヌーカー、ポーカー、ボウリングを趣味としている。クビサのヒーローは、スヌーカーの伝説的プレイヤーであるロニー・オサリバンだ。

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