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ベッテルが2戦連続ポールポジション!

M.S.
2012年6月23日 « グロック、体調不良で予選不参加 | ハミルトン、セットアップを明かされるも多くを語らず »
最後にポールポジションをもぎ取ったベッテル © Press Association
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ヨーロッパに戻ったF1一行はバルセロナに続くスペイン第二の開催地であるバレンシアに集結し、23日(土)日本時間21時からバレンシア市街地サーキットにて2012年FIA F1世界選手権第8戦ヨーロッパGP予選が行われた。

タイム差が非常に小さいものとなった3回のフリー走行では、初日の金曜日に行われた1回目のセッションで1分40秒890を記録したウィリアムズのパストール・マルドナドが、2回目のセッションでは1分39秒334のセバスチャン・ベッテル(レッドブル)がそれぞれ最速タイムを記録。

2日目の土曜フリー走行では激しいタイム更新が見られた終盤にマクラーレンのジェンソン・バトンが1分38秒562でトップに立ち、ロータスのロマン・グロージャンとキミ・ライコネンが2番手と3番手、バレンシアで速さが目立つフォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグとポール・ディ・レスタが4番手と5番手に続いている。

過去2戦のカナダGPやモナコGPと同様に常設サーキットではないものの、全体的な速度が高い今週末の舞台にはピレリのソフトコンパウンドとミディアムコンパウンドが用意された。

セッション開始前にマルシャは胃の不調に悩まされていたティモ・グロックが予選に参加しないことを発表。レース参加については後ほど決定するとしている。

セッションスタート時の天候は晴れ、気温25度、路面温度43度のドライコンディションだった。20分で争われるQ1が始まるとトロ・ロッソのダニエル・リカルドが最初にコースへと向かっている。

序盤にトップに立ったのは1分29秒577を記録したミハエル・シューマッハで、フェリペ・マッサ(フェラーリ)、小林可夢偉(ザウバー)、ライコネンが上位に並ぶ。

遅れて始動したハミルトンがトップタイムを塗り替えた一方、土曜フリー走行ではブレーキの問題によってオプションタイヤでの走行ができなかったウェバーはQ1から早々にオプションを投入するも、タイムが伸びない。

同じくオプションのソフトタイヤを履いたディ・レスタが最速タイムを更新するも、ウェバーはペースを上げられないまま予選を終えた。ウェバーにはDRSのトラブルが発生していた模様だ。

Q1の上位メンバーはチェッカーフラッグまでにマルドナド、ディ・レスタ、ヒュルケンベルグ、ロズベルグ、ハミルトンへと変わっている。マルドナドがマークしたQ1ベストタイムは1分38秒825だった。

18番手のジャン-エリック・ベルヌ(トロ・ロッソ)以下、ウェバー、ヴィタリー・ペトロフ(ケータハム)、ペドロ・デ・ラ・ロサ、ナレイン・カーティケヤン(共にHRT)、シャルル・ピック(マルシャ)がここでノックアウトされている。

Q2が始まるとフェラーリがミディアムを装着した両ドライバーを真っ先にコースへと送り込み、ライバルたちも順次それに続く。バトンとハミルトンのマクラーレンコンビとグロージャンもミディアムを選んでいた。

ガレージにとどまったままのコバライネンを除く16名がタイムを計測したところでロズベルグとライコネンがタイムシートの上方に名を連ね、ソフトに履き替えたバトンとハミルトンが3番手と4番手。可夢偉がそれに次ぐ5番手に入っている。

その後はいったんガレージに戻るマシンが多かったが、アロンソがソフトタイヤでのアタックを開始したのに続いてコース上は再び賑わいを見せ始めた。コバライネンもピットレーンを後にし、暫定トップのロズベルグと2番手ライコネンが見守る中でQ3進出を懸けたタイム争いが続く。

ディ・レスタがロズベルグとライコネンの間に割って入ると、今度はグロージャンが全体のトップタイムを更新。タイム差はなお一層小さいものになり、可夢偉はトップから0.214のギャップで何とかQ3への切符をもぎ取った。

それに対し、アロンソは11番手で惜しくも母国での予選トップ10入りを逃している。アロンソと可夢偉の明暗を分けたのはわずか0.004秒だった。

Q3にコマを進めたのは1分38秒489をマークしたグロージャン以下、ロズベルグ、ディ・レスタ、ベッテル、ライコネン、バトン、マルドナド、ハミルトン、ヒュルケンベルグ、可夢偉の10名。

11番手アロンソからシューマッハ、マッサ、ブルーノ・セナ(ウィリアムズ)、ペレス、コバライネン、リカルドまでがQ2で予選を終えている。

ポールポジション争いの最後の関門となるQ3では、10分のセッション前半にまずはロズベルグ、バトン、ハミルトン、ライコネンの4名がタイムを残す。フォース・インディア勢はミディアムタイヤで1周してタイムアタックに入らずピットへと帰還した。

後半に入るとグロージャンが1分38秒505を叩き出してロズベルグから最速の座を奪い取るも、マルドナドがそれ以上の速さで暫定トップに飛び込んだ。さらにはディ・レスタがマルドナドに迫るペースを刻んだものの、セクター3でタイムを落として7番手に。

バトルの行方は最後まで決まらず、チェッカーフラッグの直前にラストアタックを開始したベッテルが圧倒的な速さを見せて今季3度目のポールポジションをもぎ取っている。

ベッテルが記録した予選最速タイムは1分38秒086で、ベッテルの後に2番手に飛び込んだハミルトンに0.324秒の差をつけた。前戦カナダGPと同じ2人がヨーロッパGPでもグリッドの最前列に並ぶ。

3番手以降はマルドナド、グロージャン、ライコネン、ロズベルグ、可夢偉、ヒュルケンベルグ、バトン、ディ・レスタという予選トップ10となった。

ヨーロッパGP決勝は24日(日)日本時間21時スタート予定。決勝レースもお楽しみに!

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