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バレンシアに消滅の可能性

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2012年6月21日 « アロンソは報酬を除けば"シューマッハと同等" | タイヤ解読に前進したマクラーレン »
2008年に始まったバレンシア市街地でのレースだが、周辺住民が廃止を訴えている © Sutton Images
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バレンシア市街地でのレースが今週末で最後になったとしても、失望の叫びはほとんど聞こえてきそうにない。

それどころか、今年の準備期間中にもレース反対を唱える声が上がっている。

"Circuit Urba No(シルクイート・ウルバーノ)"と名乗る住民グループがフェルナンド・アロンソへの公開状を発表し、スペインの財政危機を考えればレースを廃止すべきだと強い不満をぶつけた。

「グランプリは極めて少数の人々しかアクセスできない、ファンタジーの錯覚を作り出す」とフェラーリドライバーにあてた手紙は訴えている。

来年のスケジュールからバレンシアが消滅する可能性は高い。これまでいわれているようにスペインの2カ所でレースが交互開催されることになれば、2013年にはメキシコがカレンダー入りすると考えられる。

バレンシアのストリートレースが初めて開催されたのは2008年。初年度は11万人以上を集客したが、主催者は今年の収容人数を4万5,000人と大幅に減らした。だがそれを満たすのにも苦労している。

さらに、一部の消防士が"ボランティア"として週末の任務に就くことを拒否しているというニュースもイベントに影を落とす。

町が"F1に背を向けた"という見出しが『El Pais(エル・パイス)』紙を飾った。同紙は日曜日の実際の入場者数が3万人を下回るだろうと予想している。

"シルクイート・ウルバーノ"はアロンソに"ヘルメットを脱ぎ"、サーキット周辺住民の"屈辱、迷惑や苦痛"に目を向けるよう促した。

さらに、別の反対グループのスポークスマンは、バレンシアのアルベルト・ファブラ会長に対し、"目を背けるのをやめ"、F1が"バレンシア住民にとって災難"であることを自覚せよと述べた。

© ESPN Sports Media Ltd.