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ベッテル&ウェバーがフロントロー独占!

M.S.
2011年6月25日
ポールポジション獲得数を伸ばしたベッテル © Getty Images
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青空に輝く地中海を臨むスペイン東部の港町で開催中のFIA F1世界選手権第8戦ヨーロッパGPが2日目を迎え、25日(土)日本時間21時からバレンシア市街地サーキットにて予選が行われた。

2010年のコンストラクターズ選手権を制した王者レッドブルがこの週末も速さを見せ、金曜フリー走行1回目でトップタイムを記録したマーク・ウェバーに続き、予選前最後のセッションでは今季5勝を誇るセバスチャン・ベッテルが週末最速となる1分37秒258をたたき出している。

レッドブルに迫るのは地元スペインの英雄フェルナンド・アロンソを擁するフェラーリ。アロンソは初日2回目のセッションでトップに立ったのを含め、すべてのフリー走行でトップ3に入っている。土曜フリー走行ではアロンソとフェリペ・マッサがベッテルに次ぐ2番手と3番手につけた。

次戦イギリスGPから施行されるブロウンディフューザー規制を前に、今回から予選と決勝間のエンジンマップ変更が禁じられる。

予選開始時の空模様は晴れ、気温27度、路面温度44度のドライコンディション。20分のQ1がスタートするとルノーのニック・ハイドフェルドとフォース・インディアのポール・ディ・レスタが先頭でコースへと出て行った。

ハイドフェルドが最初に記録した1分41秒台のタイムをウェバーが上回ると、僚友ベッテルが1分39秒台に乗せてトップに立つ。アロンソが好ペースを見せるもベッテルにはわずかに届かない。

レッドブルとフェラーリがしのぎを削る中、遅れて始動したマクラーレンからジェンソン・バトンがタイムシートの頂上に踊り出る。セッションの折り返し地点でベッテルがバトンのタイムを塗り替え、ベッテル、バトン、マッサ、アロンソ、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)がトップ5に並んだ。

この時点でウィリアムズのパストール・マルドナドはトップから107%以内のタイムが残せず、ザウバーのセルジオ・ペレスとトロ・ロッソのセバスチャン・ブエミとハイメ・アルグエルスアリがコースに姿を見せていなかったものの、後半に入りコース上のマシンが減ったタイミングで4人ともガレージを後にする。

上位ではハミルトンがベッテルのタイムを上回ったが、自己ベストを更新したベッテルがトップの座をキープ。いち早くオプションタイヤに切り替えたペレスが4番手に入った。トロ・ロッソ勢は最初からソフトタイヤを投入し、ブエミが4番手、アルグエルスアリが9番手につける。マルドナドも大きくタイムを更新してトップ10圏内へ浮上した。

再びコースが混み合ったラスト数分では激しくオーダーが入れ替わり、ウェバーやマッサらトップチームの面々も一時後方に落ちるという接戦に。ザウバーの小林可夢偉は土壇場で自己ベストを更新し、ぎりぎりの17番手でQ2進出を果たしている。

ここでノックアウトされたのは18番手のアルグエルスアリ以下、ヘイキ・コバライネン、ヤルノ・トゥルーリ(共にロータス)、ティモ・グロック(ヴァージン)、ビタントニオ・リウッツィ(HRT)、ジェローム・ダンブロジオ(ヴァージン)、ナレイン・カーティケヤン(HRT)の7名。トップタイムはマッサがソフトタイヤに履き替えて記録した1分38秒413だった。

Q2ではマッサが先陣を切ってコースへ向かい、ブエミとルノーのヴィタリー・ペトロフ以外の15名が順次それに続く。まずは1分38秒台でマッサがトップに立つも、ライバルたちが次々と好パフォーマンスを披露。ひと通りタイムが出た時点でベッテル、ハミルトン、バトン、アロンソ、ウェバーが上位に名を連ねた。

マッサはその後自己ベストを更新する勢いを見せていたが、マルドナドがコース上でストップしたために残り8分でセッションは赤旗中断に。4分の中断を経てセッションが再開されてすぐはどの陣営も動かなかったが、ややあって暫定15番手の可夢偉やノータイムだったペトロフ、ブエミらがガレージを後にしている。

6番手のニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)を含む上位6名がガレージから戦況を見守る一方で、マシンを降りたマルドナドを除く面々が最後までタイムアタックを続けた。

最終的に11番手のペトロフ以下、ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)、ルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)、可夢偉、マルドナド、ペレス、ブエミがここで予選を終えている。

Q3にコマを進めたのは1分37秒305を刻んだベッテル、ハミルトン、バトン、アロンソ、ウェバー、ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)、ロズベルグ、マッサ、ハイドフェルド、スーティルの10名。

予選最終決戦はアロンソのタイムアタックから始まる。ウェバー、バトン、マッサはアロンソのタイムに届かなかったものの、ハミルトンが最速タイムを更新。それをさらに上回ったのがベッテルで、この週末初めての1分36秒台をたたき出した。

6人のタイムが出揃ったところで遅めの始動を選んだロズベルグが出陣。残り時間3分でハイドフェルド、シューマッハもピットを離れるが、ハイドフェルドはタイム計測を行わないままコースを後にする。一度もガレージを出ることがなかったスーティルはQ3で走行しない戦略を選んだようだ。

ほどなくして、すでにタイムを残す上位勢も全員がコースイン。最後のタイムアタックでは先にウェバーが2番手に浮上する。それまで3番手につけていたアロンソは途中でタイムアタックを中止し、ライバルたちにこれ以上のタイム更新がないと見たベッテルもコントロールラインを通過せずに引き上げている。

8戦にして7回目のポールポジションを手にしたベッテルのタイムは1分36秒975だった。ウェバーが2番手に入り、レッドブルコンビがフロントローからレースをスタートする。

3番手ハミルトン以降は、アロンソ、マッサ、バトン、ロズベルグ、シューマッハ、ハイドフェルド、スーティルというオーダーとなった。

ヨーロッパGP決勝は26日(日)日本時間21時スタート予定。決勝レースもお楽しみに!

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