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FOPAの声明は「誤った形で伝わった」とバクー

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2019年2月7日 « F1とeスポーツの収束は「時間の問題」 | ハースF1、2019年の新たな装いを発表! »
© Mark Sutton/Sutton Images
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フォーミュラ・ワン・プロモーターズ・アソシエーション(FOPA)は、自分たちが発表したF1代表者宛ての公開状により、メディア上で大きな騒ぎが巻き起こったことを教訓にすべきだとアゼルバイジャンGPのプロモーターは考えている。

アゼルバイジャンを含めたF1全21戦のプロモーターを代表する立場であるFOPAは先週、スポーツの現在の運営方法について彼らが抱く懸念をリストアップしたとおぼしき声明を発表した。声明はFOPAの会議の後でプレスに配布されたもので、その翌日にはF1側がプロモーター向けに実施する年次プレゼンテーションが開かれる予定だった。

バクー市街地サーキットのエグゼクティブディレクターを務めるアリフ・ラヒモフは両会議に出席していたが、FOPAの公開状を巡る報道のされ方は、彼が望んだものとは違う形のメッセージとなって広がってしまったという。また騒ぎが起こったのは、アゼルバイジャンGPが2023年までカレンダーに残るための新契約にサインする1週間前という時期でもあった。

「われわれはFOPAのメンバーであり、私はそのミーティングに出席していた。だが、F1を攻撃しようなどという考えは毛頭なかったし、彼らがしていないような何かを無理強いしようなどという発想もなかった」とラヒモフは『ESPN』に打ち明けている。「FOPAの思いは、全プロモーターが一致団結して、契約の中に含まれない物事、自分たちの業界で変化していることについて1つの声を上げようというもので、スポーツの改善のためにF1を助けられればという思いだった」

「それがプレスを通じてF1への不満だと受け止められてしまった――そもそもこれはプレスリリースにするつもりではなく、F1へのわれわれの懸念と改善できるものについて、われわれの共通見解を伝えるためのものだったのだ」

「それがどうも間違った方向に進んでしまったように思う。(プレスによって)やや誤って受け取られてしまい、明らかにF1側はその対応に満足しなかった。私はこれが教訓になったと考えており、将来的なFOPAとF1の協力はより生産的で破壊的でないものになると考えている」

ラヒモフによるとFOPAのミーティングで挙げられた主な懸念は、スポーツの長期的方向性よりも、グリッドガールの禁止といったレースに影響する運営的変更の可視性を巡るものだったという。

「繰り返すが、攻撃するつもりなどなかった。われわれの懸念をF1に伝え、解決するための方法を見つけたかっただけだ。だから、プレスが報じたようなF1への攻撃でも何でもなかったのだよ。あのようなことが起こるべきではなく、本来はとてもポジティブでオープンな見解になるはずだったものが、正反対の方向に行ってしまった」

「もっとささいな話だったのだ。過去のグリッドガールの問題など――多くのプロモーターはそうした変更があることを知らされておらず、突然そのことを知った。報道で流れる前に承知しておけるよう、助言レベルでプロモーターたちも知っておきたいと思う細かなものについての話だ」

「総じて、われわれが懸念や問題を抱えた時に行き止まりに突き当たり、解決方法が分からないといった状況になることはまれだ。われわれはF1との全般的、そして直接的関係に大変満足している。だからこそ契約にサインし、延長したのだ」

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