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ファインダー越しのF1 - 2016年カナダGP&ヨーロッパGP

Mark Sutton / Jim
2016年6月28日

F1フォトグラファーのマーク・サットンが各グランプリで撮影した特選画像を紹介する『ESPN』独占コラム。2016年シーズン第7戦カナダGP編と第8戦ヨーロッパGP編!

【マーク・サットン 2016年6月27日】

勝利のジャンプ

© Mark Sutton/Sutton Images
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最高の一枚が撮れた。この時はポディウムタワーに立っていて、ちょうど半ばの良いスポットに入り込めた。なぜなら、そこまで死ぬ気で走ったからね。FOMがボックスを用意したりカメラの位置取りを決めたり、かなりたくさんのスペースを取ってしまうので、良いポジションを手に入れられるかどうかはその時まで分からない。コーナーを回ってきた彼がマシンを止め、降りてきたところを500mmで激写。モハメド・アリを思いながら、ボクシングの動きを真似て喜ぶ姿だ。この写真を見ていただければ、ジャンプして宙に浮いている間も、すでに彼が喜んでいるのが分かるだろう。500mmレンズで撮影して正解だった。おかげでそれほどクロップ(トリミング)も必要ない。最高のお祝い画像がカナダGPの様子を物語っている。

ビニール袋

© Mark Sutton/Sutton Images
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ものすごく奇妙だった。実はメディアセンターに戻ってきて詳しく見てみるまで何が彼のマシンにまとわりついているのか分からなかった。何か大きなバッグだろうと思ったのだが、確信はない。バクーは風の街と呼ばれていて、確かにその名の通りだと思う。そのため、コース上にいくつもデブリが入り込んでおり、毎夜、キレイに清掃されてはいるものの、レース中にコース内に入ってしまってはどうしようもない。この画像を見ると、大きな青色のゴミ袋がセバスチャン・ベッテルのフェラーリマシンのサスペンションアームに引っかかっているのが分かる。直線に入ってきてバンプにヒットすると、袋が浮いて裂けてしまったのだが、かなり奇妙な光景であり、他のマシンに影響がなかったのは幸運だったと思う。

追い抜け追い越せ

© Mark Sutton/Sutton Images
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バクーのピットストレートはとても長く、遠くの方からマシンがやって来るのを確認できるので、スリップストリームに入ったりDRSを使う彼らの姿をしっかりとカメラに収められる。ここでは3台がサイド・バイ・サイドに並んでいる。3台ともが違うチームというのがまた良い。この週末で一番のオーバーテイク作戦だったのではないだろうか。コーナーに向かってバトルを繰り広げる彼らの姿は本当に素晴らしく、この場所はコースがとてもワイドなのでそれも良かった点だ。このコーナーを過ぎると狭くなっており、マックス・フェルスタッペンが他の2台に封じ込められてしまった。

グリッドに向かう華やかな一行

© Keith Sutton/Sutton Images
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グリッドガールたちはヒルトンホテルに設けられたメディアセンターからグリッドまで、このセントラルプラザを徒歩で抜けて行かなければならない。この画像を撮ったのはGP2レースの前。バクー中心街を取り囲む美しい建物を背景に、F1に華やかさを添える彼女たちの姿を撮るに素晴らしいチャンスだった。彼女たちの行進は軍隊っぽくもあったが、いつもと違ったスタイリッシュな画像になった。

勝利のポーズ

© Mark Sutton/Sutton Images
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バクーで優勝したニコ・ロズベルグは美しいトロフィーを手に入れた。アゼルバイジャンは火の国として知られており、トロフィーは火の玉に見えるように作られている。国旗のカラーとも近く、美しい仕上がりだ。ドライバーたちはタイプの異なるトロフィーを好むが、今回のトロフィーは聖火のようにも見える気がする。ニコは観衆に向かってトロフィーを掲げて見せる前に、聖火を持ったような仕草を見せた。レースが終わり、他のドライバーたちと一緒にモナコに戻る飛行機で、このトロフィーが最も優れた場所に飾られている様子を目にした(訳注:ロズベルグの『Instagram(インスタグラム)』より)。

Sutton Images | Twitter

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