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ボッタスが最速、アルボンがクラッシュも目立ったケガなし

Jim
2019年4月13日
© Mark Thompson/Getty Images
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上海インターナショナル・サーキットにて13日(土)、2019年FIA F1世界選手権第3戦中国GP土曜フリー走行が実施され、メルセデスのバルテリ・ボッタスがトップタイムを記録した。

初日に実施されたフリー走行では初回セッションこそ優勝候補筆頭と言われるフェラーリのセバスチャン・ベッテルがタイムシートトップに立ったものの、後半はボッタスがベッテルを0.027秒上回る最速タイムを刻んでいる。

土曜日の上海は太陽の光を感じつつも全体的には曇り空。気温19度、路面温度39度、湿度48%のドライコンディションで最後のフリー走行が始まると、ハースF1のケビン・マグヌッセンが真っ先にコースイン。半数ほどのドライバーがシステムチェックを完了する一方、メルセデスやフェラーリ、レッドブルらはしばらくガレージから出てこなかった。

ソフトタイヤ(C4)を履いて早々にプログラムに取り掛かったのはウィリアムズ。今季はプレシーズンの始動が遅れ、他の9チームとのギャップを埋められないままシーズン第3戦を迎えているが、初日のセッションを終えて、ロバート・クビサはマシンの感触が徐々に良くなっているとコメントしている。

セッションが始まって15分、フェラーリがソフトタイヤを履かせたシャルル・ルクレールとベッテルをコースに送り出し、一気にペースをつかんだ2人はベッテルが1分33秒台、ルクレールが1分34秒台のタイムを刻んで1-2態勢を築く。しかし、5分ほど遅れてガレージを出発したメルセデスコンビがフェラーリ勢の間に割って入り、ルイス・ハミルトンが2番手、ボッタスが3番手に飛び込んだ。メルセデスはフェラーリよりもひとつ硬いC3、ミディアムタイヤでプログラムをスタートさせている。

レッドブルはさらに5分以上もガレージにとどまっていたが、先にピエール・ガスリーがミディアムタイヤを装着してコースに向かった。マックス・フェルスタッペンはセッションがちょうど折り返し地点を過ぎた頃にようやく動き出し、ソフトタイヤの走行プランを進めている。フェルスタッペンはトップから1.2秒差ながら5番手に飛び込んだものの、ガスリーはコンパウンドが違うとはいえチームメイトに0.8秒以上遅れて12番手の位置だ。

セッション終了まで15分を切って最後の予選シミュレーションがスタートし、新しいソフトタイヤを投入したドライバーたちが次々に自己ベストを更新していくも、ベッテルは最初のクイックラップのラストコーナーでわずかにコースを飛び出してタイムロス。タイム更新はかなわなかった。ルクレールはペースアップに成功したが、ベッテルには0.026秒届かず。

先に1分32秒台に入れたのはメルセデスを駆るボッタスだ。ハミルトンも好ペースを見せていたが、若干のコースオフでリズムを崩してしまう。それでもベストタイムは記録したものの、ポジションは4番手のまま変わらない。

残り時間が少なくなる中、懸命にプッシュしていたトロ・ロッソのアレキサンダー・アルボンが最終コーナーの立ち上がりでコントロールを失い、グラベルに足を取られてスピンを喫した後、高速状態のままアウト側のウオールに激突するインシデントが発生した。マシンは大きくダメージを受けたものの、アルボンはピットウオールからの問いかけに「僕は大丈夫。ごめん」と返答しており、ケガはない様子。その後、自力でコックピットを脱出し、検査のためメディカルセンターに向かっている。

セッションは赤旗中断となり、そのまま終了のチェッカーフラッグが振られた。

土曜フリー走行をトップで終えたのは1分32秒830をマークしたボッタス。0.4秒差でベッテルが2番手に入り、ルクレールが3番手、ハミルトンは4番手となった。

レッドブル・ホンダはフェルスタッペンが7番手、ガスリーは15番手で最後のフリー走行を締めくくった。クラッシュを喫したアルボンはそれまでの自己ベストが9番手につけたものの、予選までにマシン修復が完了する可能性は低そうだ。もう1台のトロ・ロッソを駆るダニール・クビアトは10番手タイムを残している。

全体的に接戦の展開を見せる中国GP週末、注目の予選は日本時間15時に開始される予定だ。

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