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レース中止を阻止すべく対策を講じたFIA

Jim
2017年4月9日 « レッドブルのペースは見た通りとリカルド | ルノー、ペースはあれど得点は得られず »
© Mark Sutton/Sutton Images
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FIAは9日(日)に開催される中国GP決勝レースが初日と同様の理由でキャンセルされる可能性を排除すべく準備を整えた。

金曜フリー走行はメディカルヘリコプターが上海市内のFIA指定病院まで飛行できるコンディションにないとして、1回目は2度の赤旗中断、2回目のセッションは実施すらされなかった。FIAはF1協議規定により、神経外科治療が可能な直近の病院まで約20分で移動できることが保証されない限り、セッションを実施することができない。

中国・上海で条件に該当するのは上海華山病院でサーキットからは38kmの位置にあるため、陸路での搬送は時間がかかりすぎる。悪コンディションでの開催が見込まれる中国GP決勝レースを前に、FIAはサーキットから5kmのところにある瑞金病院に神経外科チームをスタンバイさせることでレース開催に備えた。

FIAは声明の中で次のように説明している。

「金曜日に説明した通り、フリー走行1回目およびフリー走行2回目は雲が低く、華山病院にランディングできる状態になかったため、メディカルヘリコプターの飛行が不可能だった。近隣の病院で神経外科に対応できるのは同病院しかないが、サーキットから38km離れているため、陸路での搬送は重症患者が発生した場合に推奨される搬送時間の20分よりも長くかかる」

「そのため、FIAはメディカルヘリコプターが飛行できない場合でもレースが開催できるように、利用可能な選択肢を健闘した。FIA医療責任者のアライン・シャントグレト、FIA副医療責任者であるイアン・ロバーツ医師が瑞金病院の施設に関してさらなる評価を行った」

「瑞金病院はサーキットから5kmしか離れておらず、車でも約10分の距離だが、大半の医療には適しているものの、神経外科治療は行っていない。しかしながら、特別措置として日曜日は華山病院から神経外科チームの全員が瑞金病院に向かい、待機することになった」

「昨日午後にFIAメディカルチームによる調査も完了しており、FIAは瑞金病院がいかなる天候でも容易にアクセス可能であるだけでなく、必要な治療も提供できると納得している」

シーズン第2戦中国GP決勝レースは現地時間15時、日本時間16時にスタートすることになっている。

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