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2014年第4戦ドライバーコメント決勝

Jim / Me / M.S.
2014年4月20日 « 中国GPはチェッカーのエラーで54周に短縮 | ベッテルが指示を拒んだ理由は「勘違い」 »
健闘を称え合うハミルトンとアロンソ © Getty Images
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上海インターナショナル・サーキットで20日(日)、2014年シーズン第4戦中国GP決勝レースが開催された。

土曜日の予選は雨に見舞われたものの日曜日はドライコンディションに恵まれ、ポールシッターのルイス・ハミルトン(メルセデス)が安定したパフォーマンスを披露。そのままトップでチェッカーを受けた。オープニングラップで順位を下げたチームメイトのニコ・ロズベルグはテレメトリーに問題を抱えながらも徐々にポジションを取り戻し、最終的にはハミルトンに次ぐ2位でゴールしている。

レッドブル勢の猛攻を逃げ切ったフェラーリのフェルナンド・アロンソが3位表彰台に上った。

ケータハムの小林可夢偉はファイナルラップで直接のライバルであるマルシャのジュール・ビアンキをオーバーテイクしたものの、ハミルトンが55周目を終えた段階でチェッカーフラッグが振られてしまったため、レースの周回数が予定の56周から54周に短縮された結果、54周目が終わった時点のポジションが最終リザルトとなり、可夢偉は18位でレースを終えている。

レースを終えたドライバーやチーム関係者のコメントは以下の通り。

レッドブル

セバスチャン・ベッテル(5位)

「僕たちの戦略が違うと分かり、ダニエルに道を譲った。最初に言われたときはバーレーンとは違って同じタイヤだったから理解できなくてもう一回確認したんだ。チームから異なる戦略だと言われて、僕は道を譲ったし、そこからはレースが進むにつれて自分にはペースがないんだと分かっていった。ダン(リカルド)を抑え続けることに意味はなかったと思っている。まだマシンを自分好みにできていない。でも進めてはいる。できればこの先の数レースで、適切な方向性に進んでさらに前進できるといいな。僕たちの弱点はコーナーじゃなく、ストレート。今日の第1スティントは大丈夫だったけど、その後は何が起きたか分からない」

ダニエル・リカルド(4位)

「スタートは汚れている方のグリッドからだったから、出だしがかなりまずかった。ラインでちょっと長くスピンアップしすぎちゃって、2つもポジションを失った。でもそこからのレースは良かったんじゃないかな! セブ(ベッテル)とのことは、レースをしているんだし、そりゃ自分のポジションは守りたいと思うものだけど、チームが無線で連絡したら彼は先に行かせてくれた。それぞれのストップ後はやれることをやったし、僕たちはマシンを改善できていると思う。最後はアロンソに追いつけるように全力を尽くした。コントロールラインを通過したときはほんのコンマ数秒差だったはず。チームとは順調。ここでは落ち着いていられるし、今日は精いっぱいがんばった。本気で表彰台がほしい。徐々に近づいているしね!」

クリスチャン・ホーナー(チーム代表)

「昨日の予選はウエットコンディションが上位グリッド確保を助けてくれたと思っている。今日のドライレースでは結局のところ今週末のわれわれにとって4位と5位が現実的なポジションだったと思う。今回もメルセデスがとりわけ強く、フェラーリは金曜日から今日のドライレースにパフォーマンスをつなげている。セバスチャンは最高のスタートを切ったものの、2回目のストップを終えた後はタイヤがダニエルよりも速く、セブのデグラデーションがダニエルよりも際立って悪かったことが分かり、彼を3ストップに切り替えたので、あのタイミングで2ストップを狙っていたダニエルを先に行かせるようにした。そこからダニエルはアロンソとの差を縮められているが、残念ながら今日は表彰台に届くだけの力はなかった。4位と5位はそれでも堅実な結果であり、きっちりとポイントも獲得できている。ヨーロッパに戻るにあたり、自分たちにやるべきことが多いのは分かっている」

メルセデス

ルイス・ハミルトン(1位)

「チームはとてもよくやってくれているし、必死にがんばってくれている現場やファクトリーの皆の仕事が本当に報われる。このマシンはとにかくすごい。終盤のラップはタイヤの温度をキープしておくために少しだけプッシュしていたんだけど、ドライブしていて最高の気分だった。今日は本当にとってもうれしい。P2(金曜フリー走行2回目)の後はマシンセットアップをかなり変更しなきゃいけなかったけど、土曜日に雨が降ってからは今日がどんな風になるのかまったく分からなかった。たくさんの作業に取り組んだ。エンジニアとじっくり話し合ってきたから、今日は何も予測することなく、とにかく適切なステップを踏めるようにした。昨年、僕を受け入れてくれたブラックリーとブリックスワースのチームは心からお礼を言いたい。こんなに素晴らしいマシンとエンジンを作ってくれたおかげで、2014年はとてつもなくポジティブな力でプッシュし続けられている。今の僕たちは本当にうまくいっていると思う。僕も必死にがんばり、チームも懸命に取り組んでいる。ヨーロッパに戻ったらさらに改善していきたい」

ニコ・ロズベルグ(2位)

「僕にとっては完ぺきな週末じゃなかった。いろいろとうまくいかず、テクニカルトラブルに始まり、予選では自分がきっちりと仕事を果たせていない。今日はテレメトリーがまったくダメだったから、マシンとピットのコミュニケーションが皆無だった。僕のエンジニアたちはマシンで何が起きているのか把握できず、だからスタートのクラッチをセットアップできなかったんだ。クラッチが完全に間違ったところに設定されていて、それで最悪のスタートさ。ターン1ではボッタスと接触もしたし、まあでもしょうがない。幸い、マシンにダメージはなく、その後のラップもマシンのペースは良さそうだったからポジションを上げられた。ダメージを最小限に抑えることになった週末に、最終的に2位でゴールできたのは最高でしょ。また重要なポイントを勝ち取れたから、それもうれしい。チャンピオンシップをリードしてヨーロッパに戻れるなんて最高だよ。バルセロナでは普段通りの週末を過ごしてトップに返り咲けるよう願っている。今回も素晴らしいチームリザルトだったと思うし、チーム全体が誇りに思っていいはずだ。ファンタスティックな週末を過ごしたルイスにはおめでとうと言いたい」

クリスチャン・トト・ウォルフ(エグザクティブディレクター)

「今日のリザルトは実際よりも容易に見えているだろう。ニコのマシンのテレメトリーが失われたせいで難しいレースであり、この大きな制限を考えれば彼がいかに比類ないレースをしたかが分かる。ルイスは最初から別の惑星の住人であり、他の誰よりも速く、われわれが想定していたよりも長くタイヤを保たせている。3戦連続で1-2フィニッシュとは、チームにとって素晴らしいリザルトではないだろうか? われわれを今日のこのパフォーマンスレベルに押し上げるためにきわめて熱心に仕事に取り組んできたすべてのメンバーに祝福の言葉を伝えたい。われわれはこの好調を欧州でも継続することを狙っている」

パディ・ロウ(テクニカルエグゼクティブディレクター)

「今日の結果に満足している。素晴らしいチームパフォーマンスだった。レースが始まる前の段階から、グリッドにつくまでのラップはマシンのバランスを完全なものにするためにとても重要だった。すぐにニコのマシンにテレメトリーがないことが分かり、楽なスタートではなかった。この問題のせいで状況が難しくなることは分かっていた。ルイスは快調に逃げたものの、ニコはラインを外れて苦戦し、最初のコーナーでは接触もあった。彼はダメージなしでこれを乗り切り、ピット戦略とマシンのペースを活用したファンタスティックな走りで6番手から巻き返している。レース前にはフロントタイヤのグレイニングが懸念されたものの、両ドライバーともとてもうまく状況に対応し、それがわれわれのレースリザルトにとって重要な要素となった。キャリア初の3連勝を決めたルイスにお祝いを伝えよう」

フェラーリ

フェルナンド・アロンソ(3位)

「難しいシーズンスタートだったから、今日の表彰台はチーム全体の自信につながるし、トップとのギャップを縮めようと全力を尽くしてがんばっている全員にとってさらなるモチベーションを与えてくれる。それと、この表彰台はステファノ(ドメニカリ/元チーム代表)に捧げるべきだと思っている。7月までは彼の努力の成果でもあるんだから。僕たちは間違いなく前進している。2週間前に比べてリーダーたちとの差をかなり縮められていると思う。ただ、まだ道のりが長いってこともよく分かっているし、地に足を着けておかなきゃいけない。基本的に僕にとってはいい週末だった。雨のせいで予選が予想していたより複雑になってしまったけれど、金曜日からすべて順調だったしね。レース中はずっと限界を攻めていた。これ以上は無理だったと思う。ここはとても特殊なコース。今から次のレースまで長い休みがあるから状況がどうあれ、しっかりと準備していくためにもその時間を最大に生かしていかなきゃいけない」

キミ・ライコネン(8位)

「本当に厳しい週末だった。金曜日の朝から完全には解決できないトラブルに悩まされ、今日のレースでは望んでいたようなリザルトに手が届かなかったんだ。スタートは良くて2つポジションを上げたけれど、ペースがなかった上にフロントもリアもグリップがなくて、それ以上は前に出られなかった。ニュータイヤを履いた最後のスティントではマシンのハンドリングが良くなったけれど、タイヤがデグラデーションを起こしてまた状況が難しくなってしまった。ここで僕が直面した困難は、僕のドライビングスタイルが気温の低さやコース特性とあいまって、さまざまな要素から生じたものだと思う。今日はチーム全体の懸命な努力で貴重なポイントを持ち帰ることができたね。僕らはこれから休むことなく仕事を続けていく。フェルナンドのリザルトはすごく励みになるし、僕らが正しい方向に進んでいることを証明している」

パット・フライ(シャシーディレクター)

「今日の結果はチーム全体があらゆるエリアにもたらした努力の褒美だ。両ドライバーは順調にスタートし、すぐにポジションを2つ上げた。フェルナンドとフェリペ・マッサのウィリアムズが接触したものの、幸い、F14 Tにダメージはなかった。第1スティントはキミがグロージャンの後ろで若干タイムロスしたため、今回のレースはタイヤのデグラデーションとグレイニングが重要な役割を果たしたこともあり、その後のポジションアップが妨げられてしまったと思う。フェルナンドの最初のピットストップで判断した選択により2番手になれたので、そこからはレッドブルとのギャップを管理することに集中しながら、できるだけ長くロズベルグを抑えられるように努めた。今週末はかなり進歩できたと思う。コーナーやストレートも、全体的にマシンのスピードが増している。ただ、今のポテンシャルについては現実的になる必要があり、メルセデスとのギャップはまだ大きいので引き続き作業をがんばらなければならない。チームの誰一人としてあきらめるつもりはない」

ロータス

ロマン・グロージャン(リタイア)

「最初は4速を失ったんだけど、それが悪化し、結局全てのギアを失った。こんな問題が起きたのは初めてだから、何が起きたのか理解しないと。いいレースができていた。9番手を争い、ポイント圏内だった。前と比べたらいい進歩だよ。今日は完走できなかったけど、バルセロナではポイントフィニッシュができることを願おう」

パストール・マルドナド(14位)

「今日は僕のベストレースではなかったけどフィニッシュできた。ペースも素晴らしくはなかったけど、少なくとも前進はしている。僕は懸命にプッシュしたよ。ストレートでペースが悪くてオーバーテイクが難しかったし、守るのも難しかったからデータを調べたい。なんのトラブルもないレース週末が過ごせたらうれしい。ヨーロッパではそうしようとみんな努力している」

フェデリコ・ガスタルディ(副チーム代表)

「ロマンにとっては今日もフラストレーションのたまる一日だった。しかし、彼は予選でトップ10に入り、レースでもポイント圏内を走っていたので明らかな進歩だ。パストールにとってはタフな一日だった。昨日のトラブルで最後尾スタートを強いられたが、レースを通して優れたラップタイムを出し、われわれの期待に応えてくれた。ここではペース面でまた一歩前進できた。バルセロナでは次の一歩を進むためにプッシュしている」

アラン・パーメイン(トラックサイドオペレーションディレクター)

「ロマンはギアボックストラブルに見舞われ、最初は4速、そして他のギアも失ってレース続行が不可能になった。もちろんこれは理想的ではなく、原因を調査している。ロマンはかなり順調にポイント圏内を走行し、ライバルとレースをしていた。ポイントフィニッシュが現実的だっただけに残念だよ。パストールはグリッド最後尾から14位でフィニッシュする素晴らしい仕事をしてくれた。バルセロナではシャシーとエンジンにさらなるアップグレードがあるので、もっとコンペティティブになれるはずだ」

マクラーレン

ジェンソン・バトン(11位)

「今日はかなり難しかった。昨日の予選みたいな感じもあった。フロントタイヤをとにかく機能させられない。グレイニングしてしまうんだ。次のバルセロナのグランプリにはいくつかアップグレードが投入されるけど、最速マシンとのパフォーマンス差を縮めるほどではないだろう。それでも、皆はベストを尽くしてくれているし、今日みたいな結果だと誰にとってもがっかりだ。特にメカニックやファクトリーの皆は誰も彼も本当に必死にがんばってくれているからね」

ケビン・マグヌッセン(13位)

「今日はあまりできることがなくて長いレースに感じた。僕たちのマシンはダウンフォースが不足している。それが一番の問題だ。セットアップのやり方や感触はいつもポジティブなんだ。とにかくグリップが低い。それがすべてさ。だから足りないダウンフォースを生み出せるように必死にがんばらないといけないのは間違いない。ウォーキングの皆が全力を尽くしてくれているのは分かっているし、彼らならそれほど長くかからずダウンフォースをもたらしてくれると信じている」

エリック・ブーリエ(レーシングディレクター)

「マシンの競争力が足りず、そのことは分かっていたし、その不足の大半は不十分なダウンフォースの影響だ。加えて、上海のサーキットはフロントに厳しく、言い換えればフロントエンドのグリップ不足につながる。実際にそうなった上に、今週末は肌寒い天候が続いた影響でフロントタイヤの熱を十分に入れることができず、さらにパフォーマンスに妥協を強いられた。これからスペインGPまでは3週間あるので、それまで全力で仕事に打ち込み、マシンの欠点を克服できるように努力する。やるべきことは分かっている。昼夜問わず必死に取り組んでいくつもりだ」

フォース・インディア

ニコ・ヒュルケンベルグ(6位)

「6位でフィニッシュし、2台ともホームにポイントを持ち帰れたことはチームにとって今回もすごくポジティブなリザルトだ。マッサの前に出てからはかなり単純なレースだった。僕はタイヤ、ペースを管理しながらミスをしないように気をつけた。トリッキーだったのは最後、ボッタスが少し近づいてきた時だけかな。今の僕らのライバルである他のメルセデスカスタマーたちには全て勝った。でもほかにも調子を上げてきているチームがいるからプッシュを続けないとね」

セルジオ・ペレス(9位)

「昨日の難しい予選セッションの後、16番手からスタートして9位フィニッシュなら、いいリカバリーだったといえる。いいスタートができて、その後は2ストップ作戦を成功させることだけに集中した。タイヤグレイニングにはみんな苦しんだと思うし、何度かフラットスポットを作ってしまったけど、それでも成功させることができた。戦略が違っていても今日はオーバーテイクが簡単じゃなかった。だから9位はベストだったと思う。これで僕は4戦中3戦でポイントを獲得したことになる。でも、バーレーンの後だったから本当はもっといいものを期待していたんだ。周りのチームもペースを上げてきていることは明らかだから、バルセロナに備えてハードワークを続ける必要がある」

ロバート・ファーンリー(副チーム代表)

「10ポイントをポケットに収め、チームランキング3番手で中国を後にできるのは素晴らしい成果だ。上海は決してわれわれに最適なコースとは思っていなかったので、週末全体のパフォーマンスにはおおむね満足している。ニコのレースは比較的単純で、最終スティントでボッタスを抑えるために正しいタイヤ戦略を選べた。セルジオはポイント圏内まで巻き返す力強い走りを見せた。この週末、カーバランスにあまり満足していなかったことを思えばよく頑張ってくれたと思う。第4戦を終えて54ポイントというのは素晴らしい成果であり、ここまでバラエティーあふれるサーキットで見せてきたわれわれの一貫性に満足している」

ザウバー

エイドリアン・スーティル(リタイア)

「残念ながら僕にとってはすごく短いレースになってしまった。フォーメーションラップ中から問題があったんだ。すごく遅いフォーメーションラップで、何が問題か特定できなかった。ただエンジンが正しく機能していないことだけは分かった。スタートではパワーが全然なかった。1コーナーに入っていく時にエンジンの問題に気づいた。1周目に大きくポジションを失い、最後尾まで落ちてしまった。数周は走ったけど、結局ピットに戻った。チームは問題を解決しようとしてくれたけど、すぐにはできなかった。リタイアするしかなかったんだ。それでも僕はポジティブだし、前を向いている」

エステバン・グティエレス(16位)

「タイヤマネジメントの部分ですごく複雑なレースだった。こういう気温だと僕らはミディアムタイヤを使いこなせないんだ。3ストップ作戦を強いられたから、不利になってしまった。今のペースではリザルト的にこれ以上は期待できなかっただろう。チームのことはとても信頼していて、みんな全てにおいて最善の努力をしてくれている。バルセロナは僕らがリカバーできる場所だと信じているよ。前に進んでもっといいポジションやポイントのために戦いたい」

モニーシャ・カルテンボーン(チーム代表)

「エイドリアンがわずか数ラップラップでエンジントラブルに見舞われ、一度もきちんとレースに参加できなかったのは残念です。エステバンについては全てを分析し、なぜリアタイヤが突然あんなにグリップを失ってしまったのか理解しなければなりません。われわれはこのようなパフォーマンスに満足してはいません。厳しい時を過ごしていますが、現実から目を背けるわけにはいかないのです。引き続き集中して仕事に取り組み、次のレースのバルセロナでは開発パッケージから最大限を引き出さなければなりません」

ジャンパオロ・ダラーラ(トラックエンジニアリング責任者)

「これは明らかにわれわれの欲しかった結果ではない。エイドリアンにとっては、スタートする前からレースが終わってしまっていた。彼のマシンには重大なエンジントラブルが起きており、フェラーリに調査してもらわねばならない。エステバンはレースの始まりはとても良かった。彼はソフトタイヤでスタートし、グレイニングはわれわれの予想通りだった。ミディアムタイヤでは初めのうちは全て順調だったのだが、25周目以降、リアタイヤが大幅にグリップを失い、予定の2ストップから3ストップ作戦に変更しなければならなかった。何が問題だったのか正確に突き止めなければならない。われわれの唯一のチャンスは新品タイヤからベストを引き出すことだった。しかし、今日は単純にパフォーマンスが十分ではなかった」

トロ・ロッソ

ジャン-エリック・ベルヌ(12位)

「まずはいいレースをしてまたポイントを獲得したダニールとチームに、おめでとう。僕のレースについてはスタートと最初の1周が良くなかった。この面で改善するために何が起こったか正確に理解しなければ。その後はバトン(マクラーレン)の後ろにひっかかってオプションタイヤを活用することができなかった。だから、ギャップを築いて引き離すことはできなかったんだ。間違いなくタフなレースだったけれど、いくつかいい部分があったのも忘れちゃいけない。昨日の予選は本当に良かったし、全体的なペースも悪くなかった。それに前進するためにどの方向へ進むべきか、僕たちにははっきりと分かっている。だからこそ僕はこれから数週間後のバルセロナでもっと強くなれると確信しているんだ」

ダニール・クビアト(10位)

「今日は素晴らしい日だったし、自分のパフォーマンスにすごく満足。いいスタートを切って、オープニングラップのうちにいくつかポジションを上げられた。僕らのペースはとても強かったし、レースを通してジェンソンとのバトルをすごく楽しんだよ。タイヤマネジメントですごくいい仕事をして、長くコースにとどまることができた。今日はすべてがすごくうまくいったけれど、マシンからはもっと引き出せるものがあると思うから、ヨーロッパラウンドが始まるのを本当に楽しみにしている。そこでポイントを増やせるといいな」

フランツ・トスト(チーム代表)

「ダニールは再びファンタスティックなレースをして、ラップタイムは常にきわめてコンペティティブだった。13番グリッドからスタートして1ポイントを持ち帰ったのは間違いなく優れたパフォーマンスを示している。ジャン-エリックはスタートがまずく、そのせいでレースが阻害されてより良いリザルトでフィニッシュできなかった。次戦バルセロナに向けてより準備を整えるために、その理由を突き止めなくてはならない。バルセロナにはいくつかの新パーツを持ち込む予定であり、それが全体的なパフォーマンス向上に役立つことを願っている」

ウィリアムズ

フェリペ・マッサ(15位)

「今日も最高のスタートを切って、トップでバトルしていた。フェルナンド(アロンソ/フェラーリ)とちょっと接触したのを感じたけれど、幸運なことにマシンにはダメージがなかったから続けることができたんだ。最初のピットストップでミスがあって一番後ろでコースに戻ることになったから、レースはそこで終わったようなもの。フラストレーションのたまる状況だし、こんなことが二度と起こらないように作業しないと。この後は時間があるからスペインに向けて改善できるよう必死にがんばる」

バルテリ・ボッタス(7位)

「スタートで何度かハードな接触があり、それでいくつかポジションを失ってしまったとは言え、僕にとってはいいレースだった。レース中ずっとテレメトリーなしで走らなきゃいけなくて、その部分でも余裕とはいかなかったね。週末を通して進歩できたのが良かったし、3週間後のスペインでも同じことをしたい」

ロブ・スメドリー(車両パフォーマンス責任者)

「マシンは速く、本当に悲喜こもごもというところだ。われわれの戦略は優れており、チームはうまく協調していた。例のピットストップについてはフェリペにとってもチーム全体にとっても実に残念。このせいでポイントを失っており、繰り返すことのないように調査する必要がある。1台がトップ10に入ったのはわれわれにペースがあることを示しており、引き続き楽観的な要素だ。ポジティブな部分をスペインにつなげたい」

マルシャ

ジュール・ビアンキ(18位)

「レースを通してコバヤシ(可夢偉)といいバトルができたと思う。彼の前でゴールして中国を出発できることに本当に満足している。今シーズンこれまでのところだと今日が初めてシンプルなレースだったし、正直、とてもホッとしたと言わざるを得ない。スタートは良かったと思う。発進で可夢偉の前に出られたんだけど、すぐに彼がポジションを取り戻した。僕たちの間にはマルドナドがいたから少し後退してしまって第2スティントまでは彼の後ろにいたけど、その後はまた追いつけたし、そこからずっといいバトルを繰り広げられたと思っている。彼がオプションタイヤに履き替えるため3回目のピットストップに向かったとき、僕たちはタイヤを管理しながらステイアウトすれば前をキープできるチャンスがあると思った。新しいオプションタイヤを履いた彼はあっという間に迫ってきて、ポジションを失わずに前をキープするには本当に必死にやるしかなかった。ラストから2つ目のコーナーでつかまってしまったのは残念だったけど、最終的にはポジションを維持できたからうれしいし、こういう形でシーズン最初のロングホールを締めくくれて最高の気分だ」

マックス・チルトン(19位)

「タフなレースだったけど、エリクソンを追い抜いて抑え切れたことには満足しているし、もちろん、23戦連続完走を記録できたこともうれしい。スタートはうまくいったんだ。実際、数台を追い抜いている。最初のスティント序盤はマシンの感触が良かった。ミディアムタイヤを履くとバランスに少し苦戦したから戦略を変えたんだけど、終盤にフレッシュなラバーを履いたエリクソンがチャージしてくる可能性が低くなったから、3回目のピットストップに入ったときに元に戻した。良いレースだったし、最高の形でヨーロッパシーズンを始められる」

ジョン・ブース(チーム代表)

「ジュールがコバヤシの前でゴールし、マックスもエリクソンの前でフィニッシュできたので今日はいい結果だったと言える。実のところ今日のわれわれにはコバヤシに匹敵するペースがなかったが、見事な戦略により彼の前を維持することができた。ピットウオールでは少々勇気が必要だったし、優れたタイヤマネジメントやジュールの技量もカギを握っていた。ミディアムタイヤを履いた際、マックスはジュールよりも左フロントタイヤの摩耗に苦悩していたものの、エリクソンの前を維持できるだけのことをやってくれていた。終盤にもう一度ピットストップを実施しても先行できるチャンスがあったので、マックスを3ストップ戦略にすることにした。10位を維持してフライアウェイ戦を締めくくることができたのはうれしい。今回のシーズン序盤戦は本当に優れた信頼性を発揮できたと思っている。バルセロナとモナコに向けては新しいアップグレードの投入に集中しながら、パフォーマンスに焦点をあて始めていきたい」

ケータハム

小林可夢偉(17位)

「18位フィニッシュというのは僕らが欲しかった最終ポジションではありませんが、ジュールとすごくいいバトルができたので、今日のレースにはまずまず満足しています。でも、チェッカーフラッグのミスで最終ラップの僕のパスが無効になってしまったのは残念でなりません。僕らにはなんの責任もないことです。最後の数ラップはすごくいいバトルをしていて、最終ラップで彼を抜きました。ところが、チェッカーフラッグが間違って1周早く振られていたことが判明しました。レース後にそれを聞かされるまでは、すごくタフな2014年の最初の4戦でしたが、そんなわずかな勝利がチームのみんなを高揚させたのを見てすごくいい気分でした。スタートはそれほど良くなかったんですが、それでも1周目にいくつかポジションを上げ、18周目に抜かれるまではマルドナドといい戦いをしていました。11周目、新しいミディアムに交換するために入った最初のピットストップで、チームはとてもいい仕事をしてくれました。そのおかげで第2スティントの半ばまで彼の前にいられたんです。でも、僕らのクルマはソフトタイヤで彼を抑えられるほどコンペティティブではなく、いったん抜かれてしまうと反撃は無理でした。なので、そこからはマルシャを倒すことに集中しました。予定していた3ストップ作戦を変えなかったことが面白い瞬間を生み出しました。特にベッテルに対しては彼がオールドタイヤで燃料をセーブしていて、僕は第3スティントの新品ソフトを履いていたので彼をパスするよう指示されたんです。彼はあまり喜んでいなかったそうですが、僕はすぐに彼を引き離すことができたので、自分たちの計画を損なわずにやり通すことができました。もちろん、僕らの本当の相手はマルシャです。最後のピットストップを終えて新品ソフトでコースに戻ると、すぐにチルトンを抜いて数周でビアンキとのギャップを縮められました。あの時点でのトラフィックはいつも僕たち自身のレースをするのをすごく難しくします。ジュールとはクリーンなレースですごくいいバトルができました。バックストレートエンドのヘアピンで彼の守りを突破するために少しフェイントをかけてパスしました。さっきも言ったように、それがリザルトにカウントされないのは僕たちには何の非もないことです。スペインではもっと努力して反撃しなければなりません。レースの3分の1まではマルドナドといいレースができましたが、僕らが純粋なペースでロータスやザウバーにかなわないのは明らかです。それでもスペインではいいパッケージが来ることになっているので、ギャップを縮められるように頑張ります。ハードな4レースでした。でも、今日2台ともフィニッシュできたのは僕らとルノーが信頼性の面で進歩したことを表しています。これを基に、次の2週間は自分たちを再チャージして、バルセロナではもっと強くなりたいです」

マーカス・エリクソン(20位)

「レースを通してずっとアンダーステアに支配されていた。ソフトタイヤのすべてのセットでとにかくバランスが取れず、そのせいで全然プッシュできなかった。レースの終わりまで辿り着いたのはいいことだけど、あのアンダーステアがなければもっと速かったはず。スタートはパーフェクトとはいかなくて、1周目の終わりにマルシャの2台の後ろにいた。最初のスティントにはソフトを選んでいたけど、すぐにグレインニングが起き始め、次のスティントのために10周目にミディアムタイヤに交換した。アンダーステアを少しでも和らげようと少しフロントウイングを強めたんだけど、まったく役に立たなくてそれまで以上にプッシュすることはできなかった。ソフトを履いていた3番目と4番目のスティントでも同じだったけど、そのときは一人きりだったからレースの最後まで行くことだけに集中した。これがシーズン序盤のフライアウェイ戦の最後で、スペインでヨーロッパラウンドが始まればよく知っているサーキットに戻ることになる。ルーキーの僕にとってはもちろんいいことだ。今からスペインまでの間にファクトリーにいったりシミュレーターに乗ったりする予定だし、バルセロナには新しいパーツも持ち込まれるから僕らはもっと強くなると確信しているし、次とそれ以降で進歩していく準備は整っているはずさ」

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