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トゥルーリ脱落を嘆くイタリア

M.S.
2012年2月20日 « いまだ新車準備が整わないHRT | ブルーノ、ケガのうわさも"セナ"違い »
イタリア最後の砦が崩れる © Getty Images
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ヤルノ・トゥルーリがF1のシートを失った原因はヴィタリー・ペトロフが持つ"ロシアの資金"にあるとイタリアメディアが指摘した。

HRTではビタントニオ・リウッツィがナレイン・カーティケヤンと交代になり、さらにベテランのトゥルーリがペトロフの起用によってケータハムを追われたことで、F1はそのグリッドからイタリア人ドライバーが消えるという新時代に突入している。

イタリア出身で元グランプリウイナーでもあるリカルド・パトレーゼは『La Stampa(ラ・スタンパ)』に「見てみれば、今はドライバーらは中央アメリカや東方からやってくるんだ」とコメントした。

スポンサーの後ろ盾を持たない37歳のトゥルーリは今でもレースを望んでいるものの、ワインやホテル業といったビジネスを手がけているため、暇を持て余すことはなさそうだ。

「リザルトを別にすれば、僕は何よりもF1でレースするという夢を長年にわたって実現し、自分自身の力で、誰からの手助けもなくグリッドにとどまったことを誇りに思う」とトゥルーリは『La Gazzetta dello Sport(ラ・ガゼッタ・デロ・スポルト)』に語る。

また、スイス『Blick(ブリック)』紙は81人ものイタリア人ドライバーが近代F1でドライブしたと指摘。さらにブラジルのリビオ・オリッキオ記者は1989年には16人のイタリアドライバーがいたと振り返った。

イタリアファンの間では、何年もフルタイムのイタリア人レースドライバーを雇ってこなかったフェラーリを憂慮する声も。

しかし、なぜフェリペ・マッサなのかとの問いにチームはスペイン『Marca(マルカ)』紙で「われわれが彼を信じているからだ」と答え、「フェラーリでドライブするには、イタリアのパスポートを持っているだけでは足りない」と続けた。

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