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ペトロフがケータハムに加入

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2012年2月17日 « ニューイ、栄誉の殿堂入り | "誇りを胸に"とトゥルーリ »
2011年開幕戦ではルノーで表彰台に上がったペトロフ © Sutton Images
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ヴィタリー・ペトロフがヤルノ・トゥルーリに代わって2012年ケータハムのレースドライバーを務めることになった。トゥルーリはチームを離脱する。

昨年12月にロータス(前ルノー)との契約を打ち切られて以来、行き先の決まっていなかったペトロフ。以前からケータハム入りのうわさはささやかれており、マネジャーのオクサナ・コサチェンコもチームとの交渉を認めつつ、"スポンサーの確約が得られない"ために結論が遅れていると述べていた。だがそうした問題が解消され、ペトロフがヘイキ・コバライネンのチームメイトに指名された。

「僕にとってとても素晴らしい1日だ」と彼はコメント。「トニー、カマルディン・メラヌンとSMナサルディンに感謝したい。彼らがチャンスを与えてくれたおかげで、僕と同じ時にF1デビューしたこのチームの一員になることができた。彼らは新しいチームでありながら、将来有望な勢力となるまでに成長した。前進し続けるというトニーとチームが持つ、情熱と精神が伝わってくるようだ。彼らの仲間として僕の力を貸し、2012年とこれから多くのシーズンを一緒に戦っていけることを光栄に思う」

「この冬はずっとハードなトレーニングを続けてきたから、すぐにでもコックピットに戻って仕事を始めることができる。これまで見た限り、僕らの新車は2011年からさらに進歩しているようだ。バルセロナでその感触を確かめるのが待ち切れない。また、この機会を利用して、支援と忍耐を示してくれたすべてのファンとパートナーへ感謝の言葉を伝えたい」

チーム代表のトニー・フェルナンデスは、ペトロフがチームの"ビジョン"を共有していると語った。

「ヴィタリーをわれわれチームの一員に迎えられて皆喜んでいる。2012年とそれ以降も、彼がわれわれの進む次なるステップにおいて果たす役割にとても期待を寄せている」とフェルナンデス。「初めて会った時から、ヴィタリーがわれわれのビジョンを理解し、どのような成長を望んでいるかについて共通認識を持っていることが分かった。F1初のロシア人ドライバーとして彼は巨大な国家の期待を背負いながらやってきた。彼の才能、われわれのライバルチームの1つで得た経験、コース内外での見識は、既存チームたちの仲間入りを果たすべく戦い続けるわれわれの開発において重要な役割を演ずるに違いない」

昨シーズン、コバライネン相手に苦戦したトゥルーリは、ドイツGPでカルン・チャンドックにマシンを譲るなど、将来が危ぶまれていた。だがフェルナンデスはチームのデビュー以来貢献したトゥルーリの働きに感謝を捧げた。

「私はこの機会を得て、2009年12月にわれわれの一員となって以来、チームの形成と発展に重要な役割を果たしてくれたヤルノに感謝の言葉を述べたい。ここに来た時からヤルノには、以前いた環境とはまったく異なることが分かっていた。われわれが彼の望むパッケージを与えた時には素晴らしい輝きをみせた。そのため、ヤルノの代わりにヴィタリーを入れるというのは簡単な決断ではなかった。だが、チーム全体に刺激を与えるためにも、また現実的に世界的な経済マーケットを見据えた時にこれは必要な判断だった」

「ヤルノにはドライバーとして驚くべき天賦の才能がある。彼の優勝経験とスポーツでの長い経歴は、F1の記録の中で永遠に残るだろう。だが、今はチームが新たな章を開く時。そこにはヴィタリーが必要だった」

「ヤルノとはパートナーシップを終了することで合意した。だが、彼はいつまでもわれわれファミリーの一員だ。ヴィタリーにはできるだけ早くチームになじんでもらいたいし、彼を迎え入れ、技術を示せるようなマシンを与えたい。何もないファクトリーから、たった5人の従業員でスタートし、この2年で立派なF1チームに成長した発展速度をこれからも維持していきたい」

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