2012年のシーズン開幕を前に、イタリアファンは地元出身のドライバーにかかわるささやかなニュースに希望を託している。
かつてはイタリア人ドライバーがリッドの大部分を占めたものだが、今のイタリア出身のF1ドライバーはヤルノ・トゥルーリ(ケータハム)ただ一人だ。
そして、先週ヘレスのパドックでささやかれたうわさによれば、トゥルーリのシートが土壇場になってヴィタリー・ペトロフ(元ルノー)に奪われる可能性があり、ペトロフは母国ロシアのスポンサーからのゴーサインを待っている状態だという。
しかし、イタリアの『La Gazzetta dello Sport(ラ・ガゼッタ・デロ・スポルト)』がトゥルーリについてのわずかながらの吉報を伝えている。
10日(金)の走行を終えて引き上げた大部分のチームとは対照的に、ケータハムは撮影のためにもう一日ヘレスに残ってサーキットを独占使用した。このとき撮影されたものは2012年を通してケータハムのマーケティングやプロモーションに使われる見込みだが、ガゼッタ紙によればその撮影の場にトゥルーリもいたのだという。
「このニュースはペスカーラ出身のドライバー(トゥルーリ)のシートは安泰であり、したがって少なくとも一人のイタリア出身ドライバーが選手権にとどまることを意味する吉報だ」と同紙は伝えた。
ヘレステストではチームメイトのヘイキ・コバライネンが新車CT01で2日間走行したのに対し、トゥルーリは最終日のみの走行にとどまっている。トゥルーリはこの日のマシンの印象を昨年型より"確実に進歩"していると語っていた。


