Caterham

/ News

  • 2011年チームレビュー

中団に届かずもランキング10位を守ったロータス

Kay Tanaka
2011年12月25日 « 新車に興奮するベッテル | 大きく後退してしまった名門ウィリアムズ »
2012年シーズンはチーム名をケータハムに変更 © Sutton Images
拡大
関連リンク

F1参戦2年目のシーズンを戦ったチーム・ロータスは初年度同様にコンストラクターズ選手権10位の座を維持した。

2010年はロータス・レーシングとして活動した同チームは新たにチーム・ロータスの名を冠して2011年シーズンに挑んでいる。ドライバーは変わらずヘイキ・コバライネンとヤルノ・トゥルーリが務め、テスト兼リザーブドライバーには元HRTのカルン・チャンドックが起用された。

初めてのシーズンでは信頼性を重視してややコンサバなデザインのマシンを準備したマイク・ガスコイン(CTO/最高技術責任者)率いる技術部門だが、2011年型のT128はそれなりに攻めた設計を採用している。メルセデスGPが2010年に使用したブレード型ロールフープや絞り込んだリアエンド、さまざまな形状のフロントウイングフラップなどが注目を集めた。

開幕戦では"いつもの"予選位置から発進し、コバライネンはリタイアに終わるもトゥルーリが13位フィニッシュを果たす。マレーシアGPではトゥルーリにトラブルが発生したが、昨年と比べるとトラブルの深刻度は低いものだった。スペインGPではコバライネンがQ2に進出し、イギリスGPとベルギーGPでもQ1を突破。もちろん、天候変化や他チームのミスに助けられたとはいえ、レースでも上位および中団チームに何かあればチャンスをもぎ取る位置を走ることができた。さらにモナコGPでトゥルーリが13位、コバライネンが14位と好位置でダブル完走を果たしたほか、コース特性が大きく異なるイタリアGPでも13位と14位を獲得できたことは大きな自信となったことだろう。

一方、キャリアを通じて予選で高いパフォーマンスを発揮してきたトゥルーリだが、今シーズンの予選バトルはコバライネンの17勝2敗という圧倒的な結果に終わってしまった。トゥルーリは新しいパワーステアリングに自身の好むダイレクト感が得られず不満を感じていたようだ。

今シーズンは"ロータス"の名をめぐって権利問題が法廷での争いに発展するなど、サーキット外でも話題を振りまいたロータス。2012年からはチーム名をケータハムに変更するが、チーム体制やドライバーラインアップは不変だ。確実にステップアップを遂げているものの、実力でのQ2進出とポイント獲得が次なる目標と言えるだろう。

© ESPN Sports Media Ltd.