Caterham

/ News

  • ケータハム

ケータハムには助けが必要と可夢偉

M.S.
2014年6月30日 « ソチ、"99%"準備完了 | "違法テスト"の疑惑が晴れる »
うわさに揺れるケータハム © Sutton Images
拡大
関連リンク

小林可夢偉は『Twitter(ツイッター)』上での一件を頭から閉めだし、低迷するケータハムを上向かせるという仕事に集中している。

先週、ケータハムのチーム創設者であるトニー・フェルナンデスは「F1はうまくいかなかった」との一言を残してツイッターのアカウントを削除した。

今年はコックピットからケータハムの進撃をリードすべくF1復帰を果たした可夢偉だが、チームの生き残り自体に疑いがかかる今、うわさから目をそむけるようにしているという。

「本当に、それについては見ていないんです」と可夢偉はイギリス『Sky(スカイ)』に話した。

一方で、完全に無視することも難しいようだ。

「こういった話を僕が望んでいないのはもちろんです。僕はドライブするためにここに来ています。僕には何も変えられませんよね? 僕には資金などといったものを持ち込むことはできません」

まさにそれが問題の模様だ。マレーシアの航空会社を興したフェルナンデスはこの冬に、ケータハムが輝きを見せるには1シーズンしか残されていないと警告していた。今季8レースを終えてライバルのマルシャがついに初ポイントを手にしたのと引き換え、ケータハムはいまだノーポイントで自由になる資金のあてもない。

かつてケータハムでドライブしていたカルン・チャンドックは、週末に実施されたグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにて「彼のF1への愛がなぜ冷めてしまったのかは理解できるだろう。5年間ポイントを挙げられなかったのだから」と語っていた。

「トニーは彼のビジネスパートナーである"Kamarudin(カマルディン)"と共に途方もない額を費やしてきた。(それなのに、マルシャが)ワールドチャンピオンシップで2得点を挙げて、彼らを破ることができる可能性はかなり低い。だから、シーズンの終わりには彼がさらに3,000万ドル(約30億4,000万円)を費やさなければならないかもしれない。それはF1への気持ちが冷める十分に大きな理由だと思う」

「彼が獲得したサッカーチームはプレミアリーグに復帰した。オートバイのチームはMoto2ですごくうまくやっているし、コストはF1チームの10分の1。(F1は)彼の望む見返りを与えているだろうか? 多分、ノーだね」

フェルナンデスの不吉なツイートがあったにもかかわらず、チャンドックは差し迫ったチーム売却や閉鎖といった報道は"ただのうわさ"だと言う。

ただし、可夢偉はケータハムの資金問題は単なる推測にとどまらないと述べた。

「財政的に僕らはとても厳しい状況にいると思います。ですが、僕には何もできない以上、とにかく自分の仕事に集中します。誰かがこのチームを助けられることを願うのみ。僕に言えるのはそれだけです」

© ESPN Sports Media Ltd.