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見返りなしで戦う可夢偉

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2014年1月22日 « 進歩がなければ撤退するとフェルナンデス | シロトキンの立場に疑問符 »
「これが僕の決断です」と言い切った可夢偉 © Sutton Images
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2014年のランキングアップを至上命題に掲げるケータハムは、土壇場で資金潤沢な数人の"ペイドライバーたち"をあえて見逃す決断をした。

果敢な走りで人気を集める小林可夢偉には、彼のF1復帰を望むファンから集まった募金があるとはいえ、その額――200万ドル(約2億円)弱――はトニー・フェルナンデス率いるチームの予算に大きく貢献するものではない。

「それだけでシートを手に入れられるものではありません」と可夢偉は『Sky(スカイ)』に語った。「でもこれがトニー・フェルナンデスへのいい指標とメッセージになればと思っています」

さらに可夢偉は、2014年のシート争いで一番のライバルだったヘイキ・コバライネンが報酬を必要としたのとは対照的に、1年間無償でドライブすることを明らかにした。

実は、フェラーリのチーム代表、ステファノ・ドメニカリからは2014年にGTスポーツカーでレースをしないかという新契約をオファーされていたという。こちらはもちろん報酬付きだ。

「ステファノは断られて心外かもしれませんね」と可夢偉は笑った。「でも、それ(ただでレースをすること)が僕の決断で、僕のアプローチです。そうしてトニーに訴えかけました。これが僕からトニーへのメッセージなんです」

実際にフェルナンデスはファンからの募金はありがたいとしながらも、その金額は膨大なF1の予算の中では"大きな違いを生むものではない"と述べている。

ケータハムの意欲を示すもう一つの例として、彼らは今年の風洞プログラムをケルンにあるトヨタの最新鋭施設に移って行うことになった。この施設はフェラーリもたびたび利用しているものだ。

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