カナダGP

/ News

  • カナダGP

2011年第7戦ドライバーコメント決勝

Kay Tanaka / Jim / Me
2011年6月13日 « 審議の結果、バトンにペナルティなし | カナダGP決勝後の記者会見パート1 »

カナダGP決勝レースはセーフティカー先導でのスタートとなり、約2時間の赤旗中断も含まれた波乱の展開になった。

レースを制したのはジェンソン・バトン(マクラーレン)で、今シーズン初勝利。セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が常に先行する展開だったが、ファイナルラップでベッテルがミスを犯し、バトンが2010年中国GP以来となる勝利を手にした。

小林可夢偉(ザウバー)は一時2位を走る好走を見せたが、路面が乾いていくとレッドブルやマクラーレン、フェラーリといったトップチーム勢にマシンパフォーマンスで対抗できず、7位にポジションを落とした。それでも、6戦連続入賞を達成している。

開幕戦を終えたドライバーたちのコメントは以下のとおり。

【レッドブル】

セバスチャン・ベッテル(2位)

「もちろんガッカリしている。スタートからゴールまで本当に難しいレースだったと思う。すべてのラップでリードしていた。最後以外、というより最後の一部以外はね。最後のセーフティカー導入後、先頭を走っているからってコンサバ過ぎたんだと思う。十分なギャップを築かずに後方とのギャップを維持しようとしていた。そうしたらジェンソン(バトン/マクラーレン)がやって来るのが見えて、プッシュしていたし、ゴールまでは十分だろうと思っていたんだけど、そうじゃなかったのは間違いない。ミスを犯してしまったからね。僕の責任。ちょっとリアをロックさせてしまったから、そういう時はマシンの速度を上げて少し真っ直ぐ気味にいかなきゃいけないけれど、ラインは1本しかなくて、自分はウエットの上に乗ってしまったから、彼に楽に追い抜かれてしまった。でも、今日はいい日だったとも言える。ミスをするのは本当に簡単な状況だったし、フィニッシュできなかったマシンも多い。だからポイントを獲得できたことは良かったってこと。(勝利を)手中に収める寸前だったのにそれを逃してしまって、今はとびきりいい気分ってわけじゃない。それでも、全体的には僕たちにとって今日は良いレースだったと思う」

マーク・ウェバー(3位)

「何て波乱のレースなんだ! 中断の後は数人を追い抜いたんだけど、レーシングラインにドライラインが現れてオフラインが滑りやすくなるまではそれほど難しくなかった。(ドライラインが出てきてからは)数人を料理するのがかなりきつくて、というのも誰かの内側と言ったってすごく狭いんだ。マイケル(シューマッハ/メルセデスGP)やニック(ハイドフェルド/ルノー)のように経験豊富なドライバーを追い抜こうと思えば、彼らだって自分が何をやっているのか分かっているわけだから、さらにトリッキーになる。僕は運に任せることにしてスリックタイヤに履き替えようと決めた。すぐに皆が真似してこなかったのはうれしかったかな。だから、2周を得た僕が表彰台争いに返り咲くには十分だった。その後はマイケルとなかなかいいバトルだったね。シケインに向けてのブレーキングは僕たち2人ともが同じようにしたがったけど、確実に速いJB(バトン)の登場だ。今日の結果はチームに大量点をもたらしたし、いい結果だと思うからそれについてはとても満足している」

クリスチャン・ホーナー(チーム代表)

「レースのほぼすべての周回をリードしていた長い午後を終えて、チェッカーフラッグ目前でグランプリを落としたことはもちろんフラストレーションを感じている。ジェンソンはレース終盤に本当に速く、セバスチャンも彼をDRSゾーンに入れまいと必死に戦っていた。その凄まじさは見ていたとおりだ。残念ながら、セバスチャンは多くのドライバーが多数のミスを犯していた今日、ひとつのレースミスを犯した。彼はその対価を払ったが、2位はそれでもとてもいい結果であり、最悪の事態とは程遠い。大量点を稼げたし、セバスチャンは7レースを終えて獲得できる最大得点のうち14点しか失っていない。これ自体は本当に素晴らしい偉業だ。今日の午後はF1がものすごいエンターテインメントを提供したと思う。マークは自分のポジションを上げていくにあたってバトルを展開し、マイケルとの決闘は素晴らしかった。見事なドライブでセバスチャンと共に表彰台に上ったので、チームの観点からは、フェルナンド(アロンソ/フェラーリ)とルイス(ハミルトン/マクラーレン)がノーポイントだったレースで自分たちが2位と3位でフィニッシュしたことは、本当に素晴らしい仕事だったと思っている。長時間に渡り、雨が降る中でリスタートの時を待ってくれた皆さんに敬意を表する。明日の朝、風邪を引いていないことを願っている」

【マクラーレン】

ルイス・ハミルトン(リタイア)

「はじめに、ジェンソンを心から祝福したい。彼は本当に素晴らしいレースをしたし、勝利にふさわしいよ。本当にファンタスティックなパフォーマンスを発揮した素晴らしいドライバーだ。チームには謝罪したい。彼らは今週、本当に一生懸命働いてくれていた。2台そろってポイントを獲得することも可能だったんだ。コンディションはスタートから難しかったとはいえ、僕にはいいグリップがあったし、コース上にマシンをとどめておくためにベストを尽くしたよ。すごくいいレースペースを持っていると思っていたし、特に問題は見当たらなかったんだ。第1コーナーでマーク(ウェバー/レッドブル)が少し早くブレーキを踏んだことで、彼に接触してしまった。彼は僕に十分なスペースを開けてくれていたけど、僕はイン側の縁石に乗ってしまい、アンダーステアが発生して彼に当たっちゃったんだ。その後は巻き返したよ。ジェンソンの後ろになってしまったときは、彼が最終コーナーへのブレーキングを遅らせたことで立ち上がりでミスしたんだ。だから僕は彼についていくことができた。ホームストレートでは彼が僕に半分ほど道を開けてくれているようだったんだけど、彼は僕に気づいていなかったみたいで、そのままレーシングラインを走ったんだ。それで僕にはスペースがなくなり、ウオールに当たってしまった。もちろん、彼がわざとやったなんて思っていないよ。彼のことは十分よく知っているから、そんなことするわけないってわかっているんだ。これからは次戦とその後のシーズンに集中する。バレンシア市街地ではトラブルを避けるために、もう少し上のグリッドからスタートできたらいいよね。僕たちのレースペースはいいし、次こそは本当にうまくやりたいんだ」

ジェンソン・バトン(優勝)

「僕のキャリアでも最高の勝利だ。だから、今日は僕にとって特別な1日になるよ。とにかくレースでは勝利を懸けて戦っていたし、コース上で前にいるマシン勢をオーバーテイクしたんだ。ライバルを強力なオーバーテイク方法で1台ずつ抜いていってグランプリを制覇するという方がいいよね。コンディションが変わるレースというのはすごく難しいけど、前もってわかっているよりは路面のグリップ力を探しながら走る方が好きなんだ。信じられないような勝利だよ。特にモンテカルロでは勝利を手にできそうだったのにそれがかなわず落胆したわけだから、これ以上うまくはいかないと思うんだ。今日はセバスチャン(ベッテル/レッドブル)が最終周にミスを犯すということもあって僕には少し幸運だったけど、僕はその運を得るに値すると思うんだ! ルイスとの事故については、(ミラーでは)ボーダフォンのロケットレッド以外何も見えなかったんだけど、それは僕のリアウイングだと思っていたんだ。もちろん、ルイスも同じカラーリングなんだけどね。僕はレーシングラインを走って左側に寄ったらバンっていう衝撃を感じたから、僕たち二人ともゲームオーバーになったのかなって心配した。僕がわざとやったわけじゃないってことはルイスも分かっているし、彼も故意にやったわけじゃないさ。レースがリスタートする前に彼と話したよ。僕の担当レースエンジニアのデイブ(ロブソン)を祝福したいんだ。僕たちがコンビを組んでからまだ勝ってなかったから、彼にとっても僕にとっても最高の結果になった。この瞬間を楽しみたいね。これ以上いいものにはならないはずだ」

マーティン・ウィットマーシュ(チーム代表)

「2011年カナダGPはF1史上、最もイベントフルかつエキサイティングでサスペンスあふれるレースとして記憶されることになるであろう。激しい雨が降ったことでサーキットはドライブ不能となり赤旗中断となった。レースがリスタートされた際、ジェンソンは21番手につけていたのだが、彼のマシンがいい状態であることはすぐに判明した。事実、今日の午後はわれわれのスタッフが"信じられない"と言っているのを100回は聞いただろう。実際、ジェンソンのドライブはそれほど優れていたのだ。他にも"勇敢"、"堂々とした"、"優秀な"、そして"素晴らしい"という言葉が飛んでいた! チームスタッフたちもいい仕事をしてくれたよ。彼らはジェンソンだけで6回ものピットストップを行ったが、それぞれ異なった状況下でプレッシャーもあった。この劇的な勝利は素晴らしいチーム精神がボーダフォン・マクラーレン・メルセデスにあることを証明している」

「モントリオールでのわれわれのマシンのレースペースは、2週間前のモンテカルロ同様に力強かったし、その前のバルセロナでも同様だった。次のバレンシア市街地でもこの勝利を基礎として安定した競争力を発揮したい。ルイスは短くフラストレーションのたまるレースを過ごしたが、ホームストレート前半でジェンソンと接触したことでそのレースを終えてしまった。彼にはマシンを止めるように指示を出したが、レース後に検査した結果、それが正しい判断だったことが分かった。サスペンションはダメージを受けており、走行は不可能だったのだ。われわれの見方ではあれはレーシングインシデントであり、ルイスもジェンソンも同様だと考えている。この難しい状況の中でFIAのスチュワード団は素晴らしい仕事をしてくれた。アクシデントが誰のせいでもない時はあるもので、今回はそうだったのだ。ジェンソンのように、ルイスもバレンシア市街地のレースを楽しみにしている。そこではMP4-26を2台のマシンが駆り、再び勝利することを期待している。かかってこい!」

【フェラーリ】

フェルナンド・アロンソ(リタイア)

「今朝、雨が降っているのを見た時から、すべてがうまくいかなかったんだ。僕らは今シーズン最高の予選を過ごしたけど、セーフティカーの後ろでスタートした時、僕自身はインターミディエイトタイヤが最適なタイヤだと思った。僕がそのタイヤを履いた時に雨が激しくなって赤旗が提示されたことで、タイヤ交換を実施しなかった人たちも替えることができるようになってしまった。最後はバトン(マクラーレン)と接触してしまい、僕のマシンは縁石の上で動けなくなってしまった。今日はいいレースペースを持っていたから本当に残念だけど、僕らは不運だったんだ。いい感触を持っていなかったのは事実さ。ポイントを獲得できなかった場合はすぐに忘れて次のレースを見据えるもの。バレンシア市街地ではうまくやれるだろう。あのサーキットもここ同様、僕たちのマシンに適しているからね。チャンピオンシップはまだ終わってないけど、今となってはライバルたちのミスに期待しなければならない。今回の戦いにおける僕たちのパフォーマンスレベルはよかったし、特にサーキット特性がそうさせてくれた。それでも、今回持ち込んだアップデートにも感謝している。これからも前を向き、僕たちの能力に自信を持って一生懸命働かなきゃいけないね」

フェリペ・マッサ(6位)

「僕たちのポテンシャルを考えれば6位という結果に満足することはできない。表彰台に上ったり勝利を争ったりするチャンスが失われてしまったのはカーティケヤン(HRT)を抜いた時さ。彼は乾いたレコードラインをすごく遅く走っていたけど、僕が濡れた側の路面を通って彼を抜いた時に彼がアクセルを踏んだことで僕もコントロールを失い、ウオールに当たってしまったんだ。その後のセーフティカー導入で集団に追いつけたことには感謝したい。最後には数台を抜いて6位でゴールできた。怒りを感じていることは否定できないよ。うまく予選を戦ったし、赤旗まではトップ3につけていたんだ。その後に発生したことで終わってしまった。ウエットタイヤを履いた時もドライタイヤを履いた時も、マシンのパフォーマンスには満足できた。でもインターミディエイトタイヤを履いた時は苦労した。これからバレンシア市街地に向かうけど、このサーキットとコース特性がかなり似ていることを考えれば、そこでも僕たちは競争力を発揮できるだろう。金曜日に試したミディアムコンパウンドを使うわけだけど、そのタイヤがどのぐらいのグリップを与えてくれるか注目している」

ステファノ・ドメニカリ(チーム代表)

「混沌としたカナダGPを終えた今、われわれは後悔の念を抱えている。今日は勝利を争うポテンシャルがあったが、すべてがうまくいかなかったのだ。最後にフェリペが6位という結果を手にしたが、それで納得するのは難しい。特に2つの出来事、フェルナンドとバトンが当たってしまった件とカーティケヤンを抜こうとしたフェリペがコースを外れてしまったことが苦い感情につながっている。この日曜日の結果を忘れ、2週間後のモナコ同様、われわれのパフォーマンスレベルが状況に対応できていたという事実を理解しようではないか。バレンシア市街地でも同様のことをしなければならないし、その後のレースに向けても改善したい。空力効率が重要になるシルバーストーンのことを言っているわけだが、そこではエキゾーストに関係した新しいレギュレーションも施行されるので、争いの序列が変わる可能性もある」

パット・フライ(シャシー部門ディレクター)

「本当に混沌としたレースだったと言えるだろうが、われわれは能力を発揮することができなかった。今回のレースはわれわれの望みどおりに進んでくれなかったが、天候からしてそうだった。予選で見ることができたように、ドライコンディションであれば勝利を争うことができただろう。しかしレース序盤の時点でドライバーたちは異なった感触をマシンに抱いていた。フェルナンドはインターミディエイトタイヤのほうが速かったため、彼にそのタイヤを装着させるという決断をした。しかし、その後に雨が強くなり始め、赤旗が提示されてしまった。まるで宝くじのようなものだが、われわれの番号は当たってくれなかったというのが正直なところだ。これからは前を向き、今日のレースはできる限り早く忘れようではないか。チームは本当に難しいコンディションの中でいい仕事をした。パフォーマンスの観点から言えば、今週末は最速チームとの差が縮まっていたのだ。不運にもそれを今日の結果に反映することはできなかったが。今後も今のやり方でマシンの開発を行わなければならない。遅かれ早かれ結果はついてくるだろう」

【メルセデスGP】

ミハエル・シューマッハ(4位)

「半分笑顔、半分泣き顔でここを離れることになりそうだ。喜ぶべきか、悲しむべきか、自分でもまだよく分からない。終盤2番手を走り続けていて、そのままフィニッシュできたら最高にうれしかったし、もう一度表彰台に上がりたかった。最後の最後でそれはかなわなかったけど、結果は満足できるものだし、素晴らしいバトルができた。赤旗の後の戦略のおかげだ。チームにとって良かったと思う。あのひどいコンディションの中長時間残り、励ましまで送ってくれた観客には心から感謝したい。とても感動したし、彼らを楽しませることに一役買えたことをうれしく思っている」

ニコ・ロズベルグ(11位)

「とても大変なレースだった。クルマは全て問題なかったし、最後はポイント圏内にいたんだけど、66周目のヘアピンでミスしてしまった。小林をオーバーテイクしようとしていて、ターン10ですごく接近していたんだ。僕の予想していない時に彼がスローダウンし、追突して傷めたフロントウイングが最終ラップで取れてしまった。スーティルに当てられた時と同じことが今度は反対の立場で起きてしまったんだ。今日はもう少し早めにピットに入るというアグレッシブな戦略も採れたかもしれない。でもリスクを判断するのは難しいものだ。僕の結果は良くなかったものの、テレビの前のファンにとってはエキサイティングなレースだったはず。今週末のいい面に目を向け、次回のバレンシアでは強いパフォーマンスを見せたいね」

ロス・ブラウン(チーム代表)

「レース第1部で採ったインターミディエイトタイヤの戦略がうまくいかず、赤旗が出た時には11番手12番手で足止めされた感じだった。だがよく巻き返したと思う。34周目にセーフティカーが入った時にマイケル(シューマッハ)はピットインでインターミディエイトに交換し、いくつかポジションを上げた。ニコも2周後に同じことをした。スリリングなレースの第2部でマイケルは魅力的なドライビングを見せた。インターミディエイトとオプションタイヤでいい仕事をしていたが、速いマシンに乗ったジェンソン(バトン)とマーク(ウェバー)にDRSを使われてはこらえきれなかった。それでも、8つポジションを上げての4位フィニッシュは見事だ。ニコはもう少し苦戦した。スーティルに当てられながらもそこから挽回し、ポイントフィニッシュ確実だと思われたのだが、傷めたフロントウイングを最終ラップで失い、11位に終わった。全体としてはエキサイティングであり、非常にチャレンジングだが、チームにとっては非常にポジティブなレースだった」

ノルベルト・ハウグ(メルセデス・ベンツ・モータースポーツ副社長)

「ただのグランプリではなく――まるでアクション映画のようだった。まずは最後尾から優勝を果たしたジェンソンとマクラーレン・メルセデスに祝福を述べたい。1997年にメルボルンで最初の勝利を飾ってから、メルセデス・エンジンによる75勝目を達成した。今日のマイケルは最高のドライビングを見せた。ずっと2番手を走り続け、インターミディエイトでは彼が最速だった。表彰台までわずか0.3秒の4位でフィニッシュしたのはとても立派なリザルトだ。チームは週末懸命に働き、マイケルはマシンの全てを引き出してくれた。彼に心から賛辞を贈りたい。ニコは赤旗からの再スタート後、追突されてややダメージを負ったマシンでポイント圏内まで戻していたが、最終ラップで接触によりフロントウイングを失ってしまった。マイケルの結果はこの数週間のチームのハードワークに報いるものであり、ここからもっと積み重ねていきたい。この素晴らしいレースには彼のドライビングが大いに貢献しており、再スタートを待ちわびたモントリオールの観衆と、世界中の視聴者にファンタスティックなエンターテインメントを提供した。最高のモーターレースだったよ」

【ルノー】

ニック・ハイドフェルド(リタイア)

「当然のことだけど、落胆している主な要因はレースを完走できなかったことだ。僕は可夢偉(ザウバー)の後ろを走っていたんだけど、その時に何かが起きた。彼が突然スローダウンしたことで、僕は彼のマシン後部に追突してしまい、結果としてフロントウイングが壊れてコースを外れてしまったんだ。僕は5番手を走行していたし大量ポイントを手にできそうだったから、いい予選セッションをすごした昨日の後、結果を得られなかったことには不満を感じている。今日は予想できないレースになったけど、僕はその状況下でいいドライブをしなければならなかった。次戦が行われるバレンシア市街地ではチームのためにポイントを獲得したいし、楽しみにしている」

ヴィタリー・ペトロフ(5位)

「今日は数周を走っただけでコンディションがすごく困難なものになったから、レースを中断したのは正しい決断だよ。グリップがなかったし、マシンはどこでもアクアプレーニングを起こしていた。リスタートされてからはポジションを最大限に生かしたよ。僕は赤旗の前にタイヤを交換しなかったから4番手につけていたんだ。その後はいいポジション争いができた。10番手からスタートして5位というのはいい結果だけど、今日は表彰台に上れたような感じもしているんだ。それでも今回のポイント獲得を歓迎しているし、難しいレースをいくつか過ごした後、ようやくコースに戻ってくることができた感じだ。今週末の作業については、チームに大きな感謝を捧げたい」

エリック・ブーリエ(チーム代表&マネージングディレクター)

「再びチームがポイントを獲得することができ、これでシーズン開幕から少なくともどちらかのドライバーがトップ10に入り続けている。また、最近抱えたいくつかの問題も理解することができており、今回のペースが明らかに改善されていたことを見れば、モントリオールに持ち込んだ解決策が機能したことが分かるだろう。こういったポジティブな面はあるが、われわれは複雑な気持ちでモントリオールを去らなければならない。今日のわれわれは2台がポイントを獲得することが可能だったためだ。残念ながらニックはコーナー出口で通常よりもスピードが遅かった小林可夢偉に追突してしまったが、それまでの彼のレースは完ぺきだった。もう少し運があれば、ヴィタリーはさらに上位でフィニッシュできていただろう」

【ウィリアムズ】

ルーベンス・バリチェロ(9位)

「16番手スタートだったわけだし、チームのためにポイント獲得を果たせてうれしいよ。最後のセーフティカーランが終わった時に小林(可夢偉/ザウバー)がラインを外したことで彼を避けなければならなかったけど、それがなければ6位か7位も可能だったはずだから残念だ。彼は周回遅れのマシンをかわす際にラインを外してしまい、僕がいるのに気づかずコースに戻ってきたんだよ。それで僕がオフラインを走ることになってしまい、かなりポジションを落としてしまった。不運だったけど、それでも再びポイント獲得ができたことはいい報いだ」

パストール・マルドナド(リタイア)

「僕にとっては難しいレースになった。序盤にはオーバーステアに悩まされてしまい、マシンをマネジメントするのが難しかったんだ。レースがリスタートされた時、マシンはインターミディエイトタイヤを履いた際にいい感触だったけど、ドライタイヤに替えたらさらに良くなったよ。その後、またセーフティカーが導入されたんだ。そのセーフティカーがコースを離れるとき、小林がターン1でミスを犯し、ロズベルグ(メルセデスGP)が僕の目の前でブレーキングしたから、僕は彼と接触してしまった。それによってフロントウイングが壊れ、ピットストップを余儀なくされたんだ。その後はウエット状態でスピンしてしまったよ」

サム・マイケル(テクニカルディレクター)

「事故が多発したレースだったが、数ポイントを獲得できたのはいいことだ。最初のセーフティカー導入によって両ドライバーにインターミディエイトタイヤを履かせるという決断に影響が出てしまった。長い中団の後、インターミディエイトへの交換とドライタイヤへの交換タイミングによって2台がポイント圏内に浮上した。その後、リスタート時に問題があったことで、少しポジションを落としてしまったのだ」

【フォース・インディア】

エイドリアン・スーティル(リタイア)

「レーススタート時は視界が非常に悪く、グリップもすごく乏しかった。フルウエットでは問題があったため、かなり早くインターミディエイトに交換し、その後数ラップは良かったんだけど、雨が強くなりすぎた。再スタート後はいい感じだったが、セーフティカーが出た時にロズベルグに近づきすぎた。前にいた人たちがみんなヘアピンで大幅にスローダウンしていて、不意を突かれたんだ。フロントウイングを傷めてしまったよ。でもクルマの感触はまだ良かったし、タイムもそれほどロスしなかった。ドライブスルーの後、ドライタイヤへの交換を試す価値があるんじゃないかと考えた。でも数ラップ速すぎたかもしれないね。アウトラップでミスしてウオールにタッチしてしまい、左リアサスペンションを壊してしまった」

ポール・ディ・レスタ(18位完走扱い)

「今日は気象条件が非常に悪く、あれだけ雨が強かったのだからレースを中断したのは間違いなく正しい判断だった。コース上に多くの川ができていて、セーフティカーコンディションでも足を取られる人たちがたくさんいた。再スタート後、シケインでニック(ハイドフェルド)が僕の前を横切り、フロントウイングを失うまでは順調だった。ドライブスルーペナルティを科されたのには驚いたよ。僕の方が被害を被ったのにね。その後もう一度ポジションを取り戻していて、最後の数周はルーベンス(バリチェロ)を抜こうとプッシュしていたんだ。でも残念ながらハードプッシュしすぎて壁に触れてしまい、パンクしてしまった。そのためクルマを止めなければいかなかったんだ。クルマは強かったし、今日は貴重なポイントを持ち帰れたかもしれないから悔しいよ」

ビジェイ・マルヤ(チーム代表)

「非常に長くイベントフルなレースだったが、われわれのポテンシャルは見せられなかった。マシンは速く、両ドライバーともコンペティティブだったが、レースはわれわれに向いてきてはくれなかった。2人ともフロントウイングにダメージを負ってしまったが、それがなければダブル入賞が可能だったはずだ。ピットウオールの戦略はとても優秀だった。バレンシアではもっと強くなれるよう、これからレースへ向けたアプローチを分析することになる」

【ザウバー】

小林可夢偉(7位)

「僕たちはポイントを獲得しましたが、これが最も重要なことなんです。今日の僕たちはウエットコンディションで優れていることを証明できましたが、路面が乾いていくとポジションを守るために十分な速さを発揮できませんでした。13番手スタートなので7位入賞は悪くない結果ですが、長い赤旗中断の後に2番手でレースを再開したわけですし、そう考えると残念な結果です。より良いポジションでマシンを最後まで走らせようと努力したのですが、うまくいきませんでした」

ペドロ・デ・ラ・ロサ(12位)

「まずはFIAに感謝したい。すごく危険な状態になった時にレースを中断してくれたし、セーフティカー導入もすべてが正しい判断だったと思う。赤旗の前はドライブするのが不可能になっていたんだ。何も見えなかったし、どのギアに入れてもアクアプレーニングが発生した。それでも17番手スタートの僕はセーフティカー先導で再開される際、9番手だったよ。だけどリスタートの直前にジェンソン(バトン/マクラーレン)と僕は接触してしまい、フロントウイングがダメージを受けたからピットストップを余儀なくされたんだ。それで僕のレースは影響を受けてしまった。たくさんポジションを失ったけど、その後1速ギアから抜けなくなったこともあってさらに遅れた。それに、周回遅れをかわす際も時間をロスしたね。可能な限り挽回しようとしたけど、ポイント獲得を狙うことはできなかった。もっとうまくいくこともできただろうけど、チームはすごくいいタイミングでピットストップに呼んでくれたから、このことについて感謝したい。本当にいろいろな出来事があるレースだったけど、いきなりマシンに乗ったドライバーにとっては特にそうだった。この数日間を忘れることはないだろう」

ペーター・ザウバー(チーム代表)

「今週末はセルジオ(ペレス)が健康的な理由により欠場するという悪いニュースで幕を開けた。それえも13番手と17番手でスタートして6ポイントを稼げたのは成功だし、誇りを持っている。リスタート後はさらに多くを望んだわけだから、わずかに落胆はしているが。それでも、状況がわれわれの味方になってくれなかった。素晴らしいレースをした可夢偉を祝福したいし、ペドロにはすべての努力に大きな感謝をささげたい」

ジェームズ・キー(テクニカルディレクター)

「全体的には複雑な運に見舞われたタフな週末となった。難しいフリー走行を過ごした後、レースでは改善されることを期待したし、全体的にはそうなった。両ドライバーはレース序盤に成果を残してうまく戦ってくれた。ドライバーたちとチームからいい(ピットストップの)指示があったし、いくつかポジションを得ることができた。可夢偉はリスタート後にうまくポジションを保ち、ウエットタイヤを履いていい状態だった。インターミディエイトタイヤへの交換もうまくいったが、セーフティカー導入とドライタイヤへの交換がわれわれにとって不利に働いてしまったと思う。速いマシンが後ろから挽回することになり、可夢偉は彼らに対抗することができなかった。残念ながら7位で終えることになったのだ。さらなる好結果を手にする可能性はあったが、後方からのスタートだったことを考えれば不満は言えない。可夢偉はプレッシャー下で最高の仕事をした。最後の最後でほんのわずかな差で抜かれてしまったのは残念だったが、それでも6ポイントを稼いでいる。ペドロもよかったが、フロントウイングにダメージを負ってしまったことで後退し、ポイント圏外となってしまった。それでも堅実にレースを戦ってくれたし、いきなりマシンに乗ることになったにもかかわらずいいレースをしてくれたことを感謝したい」

【トロ・ロッソ】

セバスチャン・ブエミ(10位)

「もちろん、ポイントを手にするのはいつだって重要なことだから、1ポイントを獲得できてうれしい。それでも、僕自身はもう少しうまくやれたと思っているから少し落胆しているんだ。あれほど早くスリックタイヤに交換したことが機能したのかはわからない。でも、全体的な結果を考えると、ハイメの8位も含め、いい仕事をしてくれたチームに対してすごく満足している。ここでのレースでは普通ではないことが起きることがあるし、今日は予想していたよりもいくらか長かったね。でもマシンがアクアプレーニングを起こしたり視界が最悪だったことを考えれば、レース中断は正しい決断だった。観客や視聴者にとっては、今日の午後すべてがスペクタクルだっただろうね! これからバレンシア市街地に向けて一生懸命に作業していかなければ」

ハイメ・アルグエルスアリ(8位)

「ピットレーンスタートからの8位入賞は僕たちにとって本当にいい結果だから、最高にうれしいよ。特に予選において僕自身が改善するべき余地はあるけれど、シーズン初ポイントを獲得できたわけだから満足しているんだ。今日はチームがいい仕事をしてくれたし、僕たちはすべてのチャンスを大いに生かすことができ、ライバルチームの不運にも助けられた。タイヤ変更のタイミングについては、完ぺきな戦略だったよ。この結果は今後も一生懸命働くために、全員にたくさんのモチベーションを与えてくれるものだ。これから第2の母国レースが行われるバレンシア市街地に向かうから、まさに"翼を授かった"感じだね! 寒くて雨が降っているにもかかわらず観客たちは長時間座っていてくれたけど、彼らはいいレースを見ることができたと思う」

フランツ・トスト(チーム代表)

「再びエキサイティングなF1レースを目の当たりにした。モナコが最高潮だと思っていたが今日もファンタスティックなグランプリだったし、F1というスポーツがエンターテインメントになるためには重要なことだろう。スクーデリア・トロ・ロッソにとってはシーズン最高の結果になり、初めて2台がポイントを獲得した。8位でフィニッシュし今シーズン初ポイントを挙げたハイメについては大満足している。彼は最近のレースでいくらか苦しんでいたので、自信を得ることができただろう。バレンシア市街地から始まる今後のレースではさらに改善できると期待する。セバスチャンもいい仕事をして10位に入った。われわれの戦略は機能し、早めにスリックに交換するというギャンブルも正しい決断であったし、報われた。事実、今日はチーム全体が祝福されるに値する。レース中盤に長い中断があったことを考えれば、この状況に対処するのは決して楽なことではない。それでも素晴らしい仕事をしたのだ。バレンシア市街地で行われる次のレースを楽しみにしているが、そこにはマシンにいくつかの新パーツを投入し、パフォーマンス改善を期待している」

【ロータス】

ヘイキ・コバライネン(リタイア)

「残念なことに僕のレースはドライブシャフトが壊れて終わってしまった。再スタート後、ほとんどすぐにドライブを失ってしまい、リタイアしなければならなかった。残念な週末の終わり方だよ。仕方のないことだし、僕にはどうしようもなかったから、バレンシアではもう少し運が向いてくることを願ってプッシュを続けるだけさ」

ヤルノ・トゥルーリ(17位)

「とてもイベントフルなレースだった。スタートは良かったけど、午後はずっとブレーキに問題を抱えていた。温度は十分に上がっていたのに、最初のセーフティカー後も調子が悪くて、改善しなかった。レース再開後も同じブレーキの問題があったけど、コースが乾き始めると良くなってきた。おかげで直接のライバルを引き離すことができたよ。ドライタイヤに変えたピットストップ後、コックピット内で何かが動き回っていたので、もう一度ピットに戻ってチームに調べてもらわなければいけなかった。でも直せないままコースに戻り、最後までマシンを持ち帰ろうと最善を尽くした」

マイク・ガスコイン(CTO/最高技術責任者)

「非常に順調な週末だったのに、われわれが望んだようなレースではなかった。最初のピットストップでいくつかトラブルがあってポジションを失い、レース再開後はヘイキのドライブシャフトが壊れてしまった。ヤルノはこの週末ずっと強く、レースでも優れたドライビングを見せた。彼は最初のピットストップで落としたポジションを取り戻しており、いいフィニッシュが期待できたのだが、2回目のピットストップの際にフロントのイナーターが外れてコックピット内の足下に転がってしまった。リタイアさせることも考えたが、ヤルノはマシンを最後まで走らせるだけでなく、前のマシンに追い付いてくれた。ラスト数周は大きなハンディキャップを抱えながらももう少しでパスできそうなほどだった。非常に困難な状況で慎重な走りを続けてくれた彼に、心から感謝したい。そういう状況にもかかわらず、マシンのパフォーマンス面では非常に良い週末だった。決してベストレースではなかったものの、これもまたチームの発展の足掛かりとなるだろう」

トニー・フェルナンデス(チーム代表)

「正直に言って、やや残念な1日だった。最初のピットストップで少々混乱があり、その後のレースではなかなか浮上できなかった。エキサイティングな機会をもたらしたかもしれないレースだったのに残念だよ。これもまた開発の一部ととらえ、今週末の経験から学ぶことが重要だ。しかしながらポジティブな面も多くあった――予選でのパフォーマンスはエクセレントだったし、ヤルノはレースと週末を通して素晴らしい走りを見せてくれた。このレースを乗り越え、バレンシアで前進し続けることができるはずだ」

【HRT】

ナレイン・カーティケヤン(17位)

「僕たちにとっては本当におもしろいレースで、ベストポジションを達成している。今日はウエットでもドライのコンディションでもうまく走れた。最後に履いたインターミディエイトでもう少し走りたかった。そのインターミディエイトでトニオ(リウッツィ)をパスしたから、もう1周走っていればもう少しポジションを得られたかも。理由はどうあれ、僕はスリックを履きたいなんて要求はしていないから、僕的にはまだインターミディエイトを履いているつもりだったんだけど、ピットを出てきたら自分のタイヤがスリックだって気づいた。でも、ウエットラインを走ってマシンがかなりスライドしてしまい、ポジションをたくさん失ったからもう遅い。でもそれを除けば楽しいレースだったし、ダンブロジオやグロック(共にヴァージン)など何台かオーバーテイクできた。レースを完走できてとてもうれしい」

ビタントニオ・リウッツィ(13位)

「ものすごいレースだった。クレイジーであればあるほど僕たちはいいんだけどね。予選で最高の結果を残せた土曜日からすべてを適切に行えたから、僕たち、チームの全員にとって最高の結果。こういう状況だと常にギャンブルに出なきゃいけないし、適切なタイミングで適切な場所にいないといけない。僕たちは正しい判断を下し、チームはピットストップ中も完ぺきに仕事をこなした。目の前にはたくさんの仕事があるけど、今後に向けては最高のスタートポイントだ。アップデートは役に立った。でもこういうコンディションでは(アップデート云々よりも)適切なタイミングで正しいタイヤを履けるかどうかがもっと重要。ピットストップはよかったと思う。すべて問題なくうまくいった。すべてのアップデートが機能したことはポジティブだし、これからはこの先のレースに向けてもっといい結果を出せるようにプッシュしないと。他のマシンをオーバーテイクするのはいい気分だね。直近のライバルに挑むことに集中し続けているけど、それよりもっと速いマシンをオーバーテイクすることもできたから、とにかく今回のレースはクレイジーだった。必要だったのはスムーズにきちんとコントロールすることだけ。きちんとレースができていると本当に最高の気分なんだ。シーズンベストの結果を達成できたから、チームにとっては最高だね。これが今季の最高位にならないことを願っている。この先はもっと上位でフィニッシュしたいし、そのためにプッシュするつもりだ」

コリン・コレス(チーム代表)

「今日はヒスパニア・レーシング(HRT)史上、最高の結果を達成できた。チームにとってはポジティブなエンディングで素晴らしいレース。パフォーマンスの点でもチャンピオンシップのランキングにおいても前進を遂げている。チームは本当に必死に働いており、それにふさわしい結果だ。ドライバーたちは路面が乾き始めて以降、さらにアグレッシブにドライブしてくれた。もっと改善しなければならない。そしてチャンピオンシップ10位を目指す。チームが前進できるよう本当に一生懸命がんばってくれているすべてのチームメンバーに本当に感謝している。われわれを支援してくれるサプライヤーにも感謝したい」

【ヴァージン】

ティモ・グロック(15位)

「いつもと違う難しいレースだった。自分が戦った中でも最長のレースだったんじゃないかな! レースの最後はとてもいいペースで、トゥルーリ(ロータス)に追いついてパスできそうだったからちょっと残念。フロントタイヤを両方共、激しくロックしてしまって最後はそれが響いた。バイブレーションがひどくて直線を全開で走れなかったんだ。だからカーティケヤン(HRT)が僕の背後に来たときも、前を死守しようとしたけれど、最終コーナーで彼が動いて僕はコースの外に押し出されてしまった。僕をオーバーテイクしたときは彼がシケインをショートカットしていたし、ジェローム(ダンブロジオ)もその時のインシデントに巻き込まれてしまった。最終ラップはタイヤが完全にダメになっていたから自分にできることは何もなかった」

ジェローム・ダンブロジオ(14位)

「とにかく信じられないレースだった。4時間もレースの状態が続いたんだ。こんなのは経験したことがない。本当にスペシャルな感じだ。いろいろとあった。赤旗の前に2回ストップして、その後、リスタートしたら突然ティモ(グロック)と争うことになって、僕はもう、何が起きているんだ? すげーや! と思ったね。そして、最後のリスタートは青旗が振られたせいで彼らを先に行かせるためにラインを外れてウエット路面を走らなきゃいけなかったからタイムを大きく失ったし、ウエットのセットアップだったから同じトップスピードがなくてポジションを争うことができなかった。でも、本当にすごいレースだったし、僕にとってはとてもいい経験になった」

ジョン・ブース(チーム代表)

「控えめに言っても波乱のレースだ。最初は自分たちの選んだダウンフォースレベルを考えるとわれわれの有利な形に思えた。ティモについては、レーダーに雨が来ると表示されていたので、インターミディエイトタイヤに交換するべくストップするのはリスクが高いと思ったように、レース序盤は勇気を持っていった。これが功を奏してリスタートでティモは15番手につくことができている。ティモのレースの第2パートはインターミディエイトに交換するためにストップした影響でポジションを失い、当初はあまりうまくいっていなかったが、スリックに交換した後はトゥルーリを追い抜くことに成功した。残念ながら、最後のセーフティカーピリオド中、タイヤにフラットスポットができたとのデータがあり、ティモにはそう伝えはしたものの、彼のポジションを踏まえるとピットストップを行うことで最後尾に下がってしまうことになるので、そのまま最後までレースを続ける必要があった。ダンブロジオはかなり波乱万丈のレースで、最後尾からスタートして14位フィニッシュ。今週末の出来事を考えれば素晴らしい仕事をしたと思う。彼にはインターミディエイトを履かせる戦略を試したが、それでもいい結果を達成することができた。すべては彼の手柄だ」

© ESPN Sports Media Ltd.