カナダGP

/ News

  • カナダGP

審議の結果、バトンにペナルティなし

Me
2011年6月13日 « 劇的な展開を制したのはバトン! | 2011年第7戦ドライバーコメント決勝 »
2度のアクシデントに巻き込まれながら優勝したバトン © Sutton Images
拡大

38周目に起きたジェンソン・バトンとフェラーリのフェルナンド・アロンソとの接触について、カナダGPのスチュワードは処分の必要なしと結論づけた。

これによりバトンの今季初勝利が確定している。バトンはターン4でアロンソをパスしようとしたが、コーナーのエイペックスで両者は接触。アロンソはそのままレースを終え、バトンは左フロントタイヤをパンクさせて一時は最後尾まで脱落した。

「スチュワードは映像を見直し、カーナンバー5(アロンソ)とカーナンバー4(バトン)の両ドライバーとチームの代表者に聞き取りを行った」と発表には記されている。

「カー5はピットイン後のアウトラップだった。カー4はコーナー進入手前でイン側のラインを確保しており、外側のカー5を避けるために縁石に乗り上げた。状況と両ドライバー、チームの代表者から話を聞いた結果、スチュワードはこれを"レーシングインシデント"と結論づけ、処分は下さないことにした」

バトンはまた、序盤にチームメイトのルイス・ハミルトンとの接触にも関わっている。レースをリタイアしたハミルトンは、ピットストレート手前の最終シケイン出口でバトンよりうまく立ち上がり、彼のマシンとピットウオールの間からオーバーテイクを試みた。しかしそのすき間が狭まった結果両者は接触、ハミルトンは左リアホイールにダメージを負った。

アクシデントのデータを見直したスチュワードは、3つの点を列挙してどちらのドライバーにも責任がないことを説明した。

ホイール・トゥ・ホイールの状態になったバトンとハミルトン © Sutton Images
拡大

"1)ターン13出口でルイス・ハミルトンの速度はジェンソン・バトンより速く、ハミルトンは合法的にオーバーテイクすることが可能だった"

"2)両ドライバーは他の多くのドライバーと類似したラインを取っており、前にいたドライバー、ミハエル・シューマッハと比べても左に寄ってはいたわけではない。ハミルトンがパスしようと左に動いた瞬間、バトンはミラーを見ている。その時のハミルトンの位置から考えて(また2人もそれを認めている)バトンにハミルトンが見えなかった可能性は高い"

"3)接触があった地点で、バトンはその前の周回時と比べて左に寄ってはおらず、同一周回のシューマッハと比べても寄ってはいない。スチュワードは、ハミルトンがバトンに認識されていると考え、パッシング可能と判断したことは妥当であると結論づけた。さらにスチュワードは、左側にハミルトンがいることをバトンが気付いていなかったというのも妥当であると結論づけた。したがって、スチュワードはこれが"レーシングインシデント"であると判断し、処分は不要と判断した"

© ESPN Sports Media Ltd.