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2011年第7戦ドライバーコメント初日

Kay Tanaka / Me / Jim
2011年6月11日 « カナダGP欠場のペレス「本当に悔しい」 | 直前までバーレーンGP開催を画策したエクレストン »

10日(金)に行われたカナダGPの初日セッションでは、ウオールやタイヤバリアにクラッシュするマシンが数多く見られた。

午前のセッションではセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が"チャンピオンズウオール"と呼ばれる最終シケインアウト側のバリアにヒット。午後には小林可夢偉(ザウバー)やエイドリアン・スーティル(フォース・インディア)、ジェローム・ダンブロジオ(ヴァージン)などもウオールの餌食になった。

一方、モナコでクラッシュを喫してレースを欠場したセルジオ・ペレス(ザウバー)は、フリー走行1回目を終えたところで体調不良を訴え、今週末も欠場することに。チームはマクラーレンでテスト&リザーブドライバーを務めているペドロ・デ・ラ・ロサを急きょ起用することになり、午後のフリー走行からステアリングを握った。ヘルメットのスポンサーロゴはそれなりにザウバー仕様となったが、レーシングスーツはマクラーレンのものを着用している。ペレスは午後のセッション中にサーキットを後にした。

初日の作業を終えたドライバーとチーム関係者のコメントは以下のとおり。

【レッドブル】

セバスチャン・ベッテル
フリー走行1回目:16番手
フリー走行2回目:2番手

「午前中にクラッシュを喫してしまったよ。リア(のコントロール)を失っちゃったんだけど、ウオールに当たった際の速度が低速だったから、衝撃はマイルドなものだった。あまりダメージはなかったから、マシンを直して午後のセッションで走ることができたよ。マクラーレンとフェラーリは力強そうだけど、今日のフリー走行ではすべてが見えたわけじゃない。僕としてはマシンバランスに満足しているから、様子を見てみようじゃないか。ここは縁石とシケインがあってすごくラフという特別なサーキットだけど、僕は好きさ。目標は勝利だけど、週末は長いし、いろいろなことが起こり得る。完走してベストを尽くすことが重要だ」

マーク・ウェバー
フリー走行1回目:12番手
フリー走行2回目:7番手

「フリー走行2回目終盤の赤旗によって妥協を強いられてしまったから、スムーズに最後のセッションを終えることはできなかったけど、そんなに悪くはないよ。今日はさまざまな燃料搭載量で走行したけど、もう少し改善してマシンを速くしないとね。このサーキットはトリッキーだし、これからの24時間で天候がいくらか異なったものになりそうだ」

【マクラーレン】

ルイス・ハミルトン
フリー走行1回目:6番手
フリー走行2回目:4番手

「すごくいいセッションだったし、僕にとってポジティブな1日だった。2回目のフリー走行のパンクは、どれかのインシデントのデブリを踏んでしまったためだと思う。まだピットを出たばかりで急にリアがスライドし始めたんだ。それでも多くのテストパーツを試せた。まだ理想のバランスは見つかっていないし、どの方向性がいいのか確信が持てずにいる。だから今晩はエンジニアたちとじっくりデータを分析したい。ロングランのペースはなかなかいいよ。速さはある。今回もレッドブル、フェラーリと僕らの差は小さそうだ。クルマをいい方向に持っていって予選をうまくやりたい。後は祈るだけさ。これほど多くのインシデントが起きるのは驚きだけど、ここはすごく要求度の高いスリッピーなサーキットだから、何人かの人たちは足を取られてしまったんだろう。みんなマシンの限界を探っているんだ。挑戦を責めることはできない。こういう場所では一切ミスが許されず、不運にも今日は何人かが犠牲を払った――でも明日は彼らも挽回してくるはずさ」

ジェンソン・バトン
フリー走行1回目:5番手
フリー走行2回目:5番手

「これだけ赤旗中断が多いと、効果的なセットアップ変更がとても難しい。ここはすごくタフなサーキット――ちょっと間違って縁石にヒットしただけでウオールに一直線だ。でも僕らは燃料を積んだままオプションタイヤで走ってみた。スーパーソフトでのラップを少しでもこなすのが鍵だった。有益な情報だし、軽い状態でのマシンバランスはもっと改善できるはずだ。2回の赤旗があったから、スーパーソフトで燃料を減らした走行はしていない。午後はただ燃料を入れて、出ていっただけだ。積んだ状態でクルマの感触が良かったことに満足している。レッドブルは速いし、フェラーリ、メルセデスGP、僕らも速い――ここ数戦よりもその差は縮まっていると思う」

マーティン・ウィットマーシュ(チーム代表)

「このサーキットがいかに過酷かを今日のセッションは物語っている。ほんの少しラインを外しただけで、あるいは誤った角度で縁石に当たっただけで壁の餌食となる。どのドライバーも無事だったのは幸いだし、マーシャルたちは非常に素早くコースをクリアにし、デブリを掃き出してくれた。中断が目立って多かったものの、タイヤ比較もこなしながら、このレースに投入したマイナーモディフィケーションの評価を終えて前向きな進化を遂げることができた――赤旗による多少の混乱はあったけれどね。ルイスとジェンソンはマシンバランスに満足しているが、セットアップ改善のためにもう少し仕事が残っている。いつも通りコンペティションは拮抗している――今週末は特に顕著だ――しかし天候の変わりやすさや容赦ないサーキットの特性によって、また接戦のレースが見られそうだ」

【フェラーリ】

フェルナンド・アロンソ
フリー走行1回目:2番手
フリー走行2回目:1番手

「金曜日はいつもそうだけど、今日のタイムにそれほど意味はない。ほかの人たちがどんなプログラムか分からないし、今回の場合、日曜日は雨の予報だからね。今日集めたデータがそれほど役に立たない可能性もある。僕らは自分たちのプログラムに従い、違うタイプのタイヤとさまざまな空力ソリューションを試した。僕らにとっては金曜日の中でもベストに数えられる1日だった――トップ5に入る機会はそれほど多くない――でも、モナコでは木曜と土曜の午前中に最速だったにもかかわらず、予選ではレッドブルに0.9秒も差をつけられてしまった。彼らはその時まで真のポテンシャルを見せないんだ。だから僕らのメインライバルはやはり彼らだよ。それからマクラーレンとメルセデスGPもここではかなり強そうだね。今日はいろいろなアクシデントを目にしたけど、たぶん彼らはロングラン中だったと思う。このコンディションでのドライブは難しいし、ほんの少しのエラーで壁に衝突してしまう場所が3、4カ所ある。レースでは、セーフティカーが鍵になると思っている。ここでもソフトタイヤは僕らに合っているみたいだし、バレンシアで初めて使うミディアムコンパウンドも良さそうだ。そっちは5周しかしていないけど、いいフィーリングだった。このコースではほかと比べてDRSを多く使えるはずだ。ターン10から12の間、それからピットストレートで使うことができて、レースでは役に立つ。残念ながらスーパーソフトでの走行は赤旗に妨げられてしまって、2台のクルマの燃料搭載量を変えて、可能な限りのデータを集めるようにプログラムを修正しなければいけなかった」

フェリペ・マッサ
フリー走行1回目:4番手
フリー走行2回目:3番手

「いい1日だったし、シーズンが始まってから一番の金曜日だったかもしれない。クルマはコンペティティブだし、初日のプラクティスとしてはバランスも悪くなかった。もちろんまだ金曜なんだから、はっきりした状況は分からないよ。ライバルが違うことを試しているかもしれないからね。でも僕は十分満足している。残念ながら赤旗のためにスーパーソフトを思うような形で使うことができなかった。だから適切な燃料を積んでのロングランに集中したんだ。コース上の2カ所で可動リアウイングを使えるというのは、明らかにオーバーテイクの助けになる。タイヤはよく働いているしデグラデーションも過剰じゃないから、レース中のピットストップはそれほど多くないはずだ。でも日曜日は雨の可能性が高いのを考慮しないとね。ウエットレースになるかもしれない」

パット・フライ(シャシー部門ディレクター)

「この頃は金曜日の2回のフリー走行の間に息をつく暇はほとんどない。通常のレース週末のタスクに加えて、常にマシンの開発プログラムもこなさなくてはいけないからだ。そこにはマシンの最適セットアップを見つけ、用意された2種類のタイヤコンパウンドを比較する作業が含まれている。ここではさらに、ヨーロッパGPに向けてピレリからテスト用に新しいミディアムコンパウンドも提供されており、その上赤旗によってプログラムの予定が遅れてしまった。われわれだけでなく、周りも皆同じだろう。したがって、いつも以上に結果の判断は難しい。誰もスーパーソフトのベストを引き出せていないはずだ。数少ない情報から言えるのは、われわれのマシンはこのコースでかなりコンペティティブだということだ。日曜日は雨が予想されている。それもまた、セットアップの最終決定を下すにあたり、考慮すべき未知の要素となる」

【メルセデスGP】

ミハエル・シューマッハ
フリー走行1回目:3番手
フリー走行2回目:20番手

「今日はかなり多くの作業をカバーした。午後は赤旗によってプログラムが短縮されてしまったため、軽い状態ではタイムを出さずに燃料を多く積んでの走行だけに集中した。タイムシート上、午前中とは反対の端にいるのはそのためなんだ。それほど高い期待を抱いて始まった週末じゃないけど、なかなか良さそうだ。自分たちのパフォーマンスをよく分析して、明日も励みになる1日にしたい」

ニコ・ロズベルグ
フリー走行1回目:1番手
フリー走行2回目:19番手

「ポジティブな週末のスタートで、レースペースの面で進歩したようだ。クルマの感触は良かったし、中断が多かったにもかかわらずたくさんラップをこなせた。タイヤの持ちはいいみたいだから、燃料を減らして比較を始めたら面白くなりそうだ。全体としてかなり満足している」

ロス・ブラウン(チーム代表)

「カナダGPの週末をいい形でスタートできた。今日の走行はさまざまなインシデントによって何度も中断させられたが、われわれは特に午後、レース準備に集中した。時間が足りなかったため、低燃料での走行はしていないが、ロングランでの作業を見る限り、マシンの状態は良さそうだ」

ノルベルト・ハウグ(メルセデス・ベンツ・モータースポーツ副社長)

「イル・ノートルダムのこの素晴らしいコースで、順調に生産的な初日を終えることができた。午後は両タイプのタイヤでレースシミュレーションに集中した。ニコのタイムはどちらも良かったが、マイケル(シューマッハ)の方はもう少しセットアップ作業が必要だ。ニコの午前中のタイムは午後のベストタイムに相当する。ここモントリオールではグリップが改善し、タイムは速くなるのが普通だからだ。今日はわれわれにとっていい金曜日の1つだ。明日の予報では予選開始の13時に降水確率が75%となっている。3回目のフリー走行はドライのままだろうから、これが最初のウエット走行になる可能性が高い。したがって予選はいつも以上に興味深く、チャレンジングになるはずだ。今日のいい形を維持したい」

【ルノー】

ニック・ハイドフェルド
フリー走行1回目:9番手
フリー走行2回目:9番手

「忙しい金曜日だったけど、僕にとって劇的なことはなかったよ。2種類のタイヤコンパウンドを分析し、オプション側のタイヤの履いた際のマシンバランスには改善の余地があるけど、特に驚くようなことはなかった。新しいリアウイングとDRS(ドラッグ減少システム/可変リアウイング)はいいパフォーマンスだ。唯一の悪いニュースは、午後のセッションで赤旗が何度か提示されたことでロングランを行えなかったことだろう。午前中よりはよかったとはいえ、路面は依然として滑りやすかったから数人のドライバーたちは難しいコンディションに手を焼いていたね。これからの2日間は気温が下がりそうだ。雨も予想しているから、週末を通じてフレキシブルに対応したい。金曜日にもかかわらずグランドスタンドにたくさんのファンがいるのはいいことだね。まるでレースの日みたいだよ」

ヴィタリー・ペトロフ
フリー走行1回目:14番手
フリー走行2回目:8番手

「1回目のフリー走行セッションであまり走行できなかったのは不満だ。まず無線システムに修理が必要な状態となってしまい、その後はスロットルペダル交換を強いられた。赤旗が提示されたことで僕の走行時間も限定されてしまったよ。それでも、2回目のセッションでいい走行ができたし、スーパーソフトコンパウンドからグリップ間を見いだせた。フリー走行2回目では予定していたことすべてを達成できたから、満足しているんだ。マシンのいいバランスを見つけられたし、ロングランもできた。だから、今日の作業には満足できる。週末が進むに従って路面コンディションが改善されるということは考えなきゃいけないから、明日や明後日には状況が変わるかもしれないね」

【ウィリアムズ】

ルーベンス・バリチェロ
フリー走行1回目:7番手
フリー走行2回目:10番手

「今日はチームがいい仕事をしてくれた。やらなきゃいけないことが盛りだくさんだったから、僕とパストールのマシンでテストプログラムを分割したんだ。みんながいい仕事ぶりですべての作業を行うことができ、たくさんの情報を手にできたことには満足している。僕たちはこのサーキットでいい状態のようだし、今週末にさらにポジションを上げられるだろう。明日の予選でQ3に進むためにはハードワークが必要だけど、その目標は達成可能だと思う」

パストール・マルドナド
フリー走行1回目:17番手
フリー走行2回目:12番手

「午前中に僕のマシンにトラブルが生じたことでプライムを試すことができず、ミディアムコンパウンドだけの走行になってしまったけど、ポジティブな1日になったよ。午後の方がよかったし、ロングランでのレースペースも強力だった。すべてが機能しているみたいだから、予選で何ができるか期待だ」

サム・マイケル(テクニカルディレクター)

「赤旗提示があったものの、2台共に本当に生産的な作業ができた。フロントウイング、リアウイング、ディフューザーを2回のセッションを通じて評価することができたが、それら新パーツのすべてがうまく機能していたので満足だ。タイヤは1日を通じてかなり改善されたが、レース週末を通じてさらに向上するだろう。これからは予選に注意を向けることになる」

【フォース・インディア】

エイドリアン・スーティル
フリー走行1回目:出走せず
フリー走行2回目:11番手

「午後はかなりたくさんの作業量があったからコース上での時間を大きく失ってしまったのが悔しい。オプションタイヤを履いて必死にプッシュしていたらターン7の出口でウオールに接触してしまった。それでサスペンションにダメージがあったからマシンを止めるしかなかったんだ。でも、バランスはいいと思うし、今週末はとても競争力があるように思う。今日はロングランを走る機会を失ったし、オプションタイヤでそれほど走っていないから明日の朝はたくさんの仕事に取り組まなきゃいけない。だけど、それでもいい週末になると確信している」

ポール・ディ・レスタ
フリー走行1回目:8番手
フリー走行2回目:6番手

「今日はサーキットに慣れて徐々に速さを出していった。最初のセッションはダストが大量にあったから路面のグリップがかなり低かったけど、午後までにコンディションはだいぶ改善されていた。ライドハイトと空力バランスを考えてマシンにいくらか変更を施している。この方向性はとてもポジティブだと感じているんだ。まだ速さはもう少し出せると思うけれど、今日の進歩には満足している」

ニコ・ヒュルケンベルグ
フリー走行1回目:10番手
フリー走行2回目:出走せず

「今日はミディアムコンパウンドを使えて、タイヤのセットが余分にあったから最高だった。とても機能していると思うし、一貫性も優れている。その後は通常のプライムタイヤ(ソフトコンパウンド)を1セット履いた。グレイニングの兆候はなく問題なかったと思う。今日のマシンはきちんとまとまっていた。新しいミディアムダウンフォースのウイングはバランスが良かったし、強力な形で週末をスタートさせられたと思っている」

ドミニク・ハーロウ(サーキットエンジニアリングディレクター)

「今日は通常の金曜プログラムに取り組んだ他、バレンシアで使用する新しいミディアムコンパウンドを試した。FP1(フリー走行1回目)でニコ(ヒュルケンベルグ)とポール(ディ・レスタ)がカナダ仕様の空力パッケージを評価しながら試したが、きちんと機能していた。サーキットが改善されていったFP2(フリー走行2回目)はポールがここで使用するレースタイヤの比較に取り組んでいる。エイドリアン(スーティル)はオプションを履いたアウトラップ中にウオールと接触してしまい、最後まで作業ができなかった。今日の状況から分かるように、カナダでは簡単にこうなる。全体的にはマシンのパフォーマンスはとても良く、明日の予選を楽しみにしている。もちろん、日曜日の天候がどうなるか、判断に努めるつもりだ」

【ザウバー】

小林可夢偉
フリー走行1回目:20番手
フリー走行2回目:15番手

「今日はすごく忙しくプログラムを消化しました。午前中には路面がかなり滑りやすかったので、走行することさえ困難でした。テストのために新たに試したコンパウンドについては、マシンバランスを判断するのが難しかったですね。それでもダウンフォースレベルやセットアップの作業を行いました。午後にはマシンが改善されたのですが、スーパーソフトコンパウンドを履いたアタックラップでミスを犯してしまい、ウオールに当たってしまったんです。完全に僕のミスでした。臨時のチームメイトについては、ペドロのことは昨年からよく知っていますし、今週末は彼をサポートしたいです。セルジオには早く完全な回復を果たしてほしいと願っています」

セルジオ・ペレス
フリー走行1回目:11番手
フリー走行2回目:出走せず

※コメントはありません。

ペドロ・デ・ラ・ロサ
フリー走行1回目:出走せず
フリー走行2回目:18番手

「まずはセルジオがすぐによくなることを願っていると言いたい。僕としては、今日マシンに乗るのは予想外のことだった。準備しなければならないことは山積みだったけど、幸運にも1回の走行はできた。もちろん2011年のマシンについて学習しなきゃいけないけど、最も重要なのはシートとペダルの快適な位置を見出すことだ。それでも準備はできているし、後はマシンに乗る時間がいくらか必要なだけだ」

ジェームズ・キー(テクニカルディレクター)

「セルジオがドライブするのに十分な状態ではなかったのは残念だが、この短い期間の中で代役を務めてくれることになったペドロには感謝したい。もちろん、われわれがペドロをよく知っているということは助けになる。チーム、エンジニア、メカニックたちはいい仕事をしてシートフィッティングを行い、午後のセッションの中でコースに出ることができた。明日のセッションに挑む前にマシンの感覚を味わえたことが重要なのだ。可夢偉は午後、通常のプログラムを行った。その後、スーパーソフトコンパウンドを履いた際に縁石に乗り上げすぎてしまったため、走行を継続できなくなってしまった。そこまでの彼はいい改善を果たしていたのだが。やるべき作業はまだあるが、明日を生産的な1日にすることを楽しみにしている」

【トロ・ロッソ】

セバスチャン・ブエミ
フリー走行1回目:出走せず
フリー走行2回目:13番手

「スペインGPとモナコGPを終えた後、レースをするまでに長く待ったような感じだったから、こうしてマシンに戻ることができてよかった。午前中は走らなかったけど、午後の方が重要度は高いから問題ないさ。(セッションは)うまくいったし、2週間後にバレンシア市街地で用いるミディアムコンパウンドのプロトタイプを含め、タイヤについていい確認ができた。たくさん周回できたのはポジティブなことだけど、数台のマシンがコースオフしてしまったわけだからなおさらそうだ。このサーキットに合わせて低ダウンフォース仕様のウイングを搭載し、それらの機能についていい理解が得られている。低ダウンフォース仕様のマシンを走らせるのは最高だね。トップスピードが速いのがエキサイティングなんだ。このサーキットはブレーキに厳しいことで知られているけど、今日の走行では本当に激しく使ったから、これからデータを確認して適切な冷却ができているか見てみるよ」

ハイメ・アルグエルスアリ
フリー走行1回目:13番手
フリー走行2回目:14番手

「最近のレースと比べると、マシンに対する理解の点で今回は前進できたと感じているから、ポジティブな1日になったよ。今も1周のフライングラップでタイヤを適切に使うことに苦労しているから、この部分の作業をしなきゃいけない。でも、明日の午前中のセッションは雨になりそうだから、難しいだろうね。それでも、レースシミュレーションにおける僕たちのロングランにはすごく感銘を受けた。過去と比べても、より安定感がある感じなんだ。例えばリアタイヤのデグラデーションは問題になっていないよ。ブレーキに関してはモナコよりもいい感触を得られているから、全体的にいい成果を残せていると思う」

ダニエル・リチャード
フリー走行1回目:15番手
フリー走行2回目:出走せず

「去年もこのレースを訪れたけど、コースを走るのは今回が初めてなんだ。素晴らしいコースだよ。歩いたりシミュレーターで走るだけじゃ、この素晴らしい印象をつかむことはできない。期待していた以上にいいね。サーキットに出ることや、アタックして縁石を攻めるのが大好きなんだ。ウオールに近づくことでマシンを操縦しているという印象を得ることができるから面白いよ。最高に楽しいセッションだった。これまでのレースと比べると、ちょっと異なったプログラムを進めたんだ。数周走って基本的なラインを見出すのはいつもどおりだけど、その後は最後までロングランを続けたよ。赤旗提示でちょっと予定を変更しなきゃいけなかったけど。実際、連続で19周を走行したというのは僕にとってF1マシンでの最多周回なんだ。トロ・ロッソのマシンをレース仕様で初めて走らせたのは、楽しい経験になった。最初の2回の走行では路面がすごく汚かったけど、タイヤの特性についていくらか学習することができたよ。プライム(ソフトコンパウンド)だけじゃなくて、バレンシア市街地のレースに向けたテストとしてピレリのミディアムコンパウンドも試すことができた。わずかな周回しかできなかったけど、かなりいい感じだ。バレンシアではそのタイヤでいいレースができそうだね」

【ロータス】

ヘイキ・コバライネン
フリー走行1回目:19番手
フリー走行2回目:17番手

「全体としては結構満足しているけど、ちょっと変わった1日だった。午前中の序盤の走行は、バランスやクルマの全体的パフォーマンスが今までの金曜日で一番厳しいと感じた。でも周回を重ねるにつれて、ブレーキやセットアップをいい方に改善でき、2回目の終わりにはだいたい希望通りの形になっていた」

ヤルノ・トゥルーリ
フリー走行1回目:18番手
フリー走行2回目:16番手

「今日はなかなかいい金曜日だった。問題もなかったし、タイヤ評価プログラムも終えて、両方のコンパウンドで十分なマイレージを走れた。午前中のグリップレベルは予想通りダスティで、徐々に改善していった。でもこの後は雨天になるみたいだから、残りの週末は誰にとっても難しくなるよ」

マイク・ガスコイン(CTO/最高技術責任者)

「チームにとって非常に有益な1日で、この先の週末に向けていい準備ができた。両ドライバーともプログラムをすべてこなし、どちらのマシンもメカニカルトラブルなく1日走ることができた。午前中は開発タイヤを使い、午後はプライムとオプション両方を使った。すべてのコンパウンドの反応に満足している。明らかにセットアップは改善しており、特にヘイキのマシンは良くなっているので、いい1日だったと結論づけられる」

トニー・フェルナンデス(チーム代表)

「両セッションのパフォーマンスは私の初めてのカナダ訪問のいい記念となった。マシンの信頼性において大きな前進を見せており、残りの週末にも期待が持てる。コース上の開発で鍵となる点なので、今日の成果には非常に満足している。カナダGP前にはチーム・ロータスとエア・アジアにとって大変エキサイティングな契約を交わすことができ、コース外でもいい支度ができた。もうじきその全てを明らかにできる。そうなればわれわれがF1チームとしても航空会社としても、いかに順調に成長しているかを証明できるだろう」

【HRT】

ナレイン・カーティケヤン
フリー走行1回目:24番手
フリー走行2回目:23番手

「今日はマシンにたくさんの新パーツを搭載したんだ。ディフューザーとリアウイングはこのサーキットだけじゃなく他のサーキットでも使うことを狙って製作されたから、これをファインチューニングしなきゃいけない。でも、ポジティブな前進を果たせたよ。このサーキットではタイヤをセーブする必要があるから、明日に向けていいバランスとメカニカルグリップを見出せた。リアタイヤに厳しいコースだから、注意深く作業しないとね。明日は天候がどうなるかわからないけど、さらに改善したい」

ビタントニオ・リウッツィ
フリー走行1回目:22番手
フリー走行2回目:22番手

「全体的には悪い1日ではなかったよ。たくさんのパーツをテストしたんだ。空力アップグレードや新しいエキゾースト、新しい"モントリオール用"ウイングなどさ。それらによってバランスが改善されたことを発見できたし、全体的なスピードも増した。今はエキゾーストシステムのファインチューニングが必要だ。直近のライバルとの争いにおいてさらなる前進を果たせたことに満足しているし、明日の予選は面白くなるだろう。今日はいくらかロングランも実施できたし、マシンは予選よりもレースの方が強力みたいだ。全体的には、残りの週末に対してポジティブにとらえている」

コリン・コレス(チーム代表)

「今日はマシンに数多くのアップグレードを投入し、いくらか改善が見られているが、さらなるデータ分析が必要だ。今日はレースに向けたセットアップに従事した。土曜フリー走行でさらなる改善を願っている」

「今週末はモナコよりもポジティブな感触がある。予定していたすべての新パーツを手にしているし、さらなる改善もあるだろうが、それがどれほどかはわからない。予選でその真価が問われるが、間違いなくポジティブなものだろう」

【ヴァージン】

ティモ・グロック
フリー走行1回目:23番手
フリー走行2回目:21番手

「今日はちょっとした"クラッシュ祭り"って感じだったし、特にフリー走行2回目ではプログラムの進行が妨げられてしまったよ。午前中にはダウンフォースの評価作業を行ったから、残りの週末のセットアップに向けて十分なデータを収集できたと思う。フリー走行2回目はロングランでタイヤがどのような特性を示すかを確認することが主だった。残念ながら赤旗が何度も提示されたことで走行を完了することができず、短い時間で最低でもスーパーソフトを履くことしかできなかったよ。天候がカギを握りそうだし、おもしろい週末になるだろう。エキサイティングなレースが期待できるね」

ジェローム・ダンブロジオ
フリー走行1回目:21番手
フリー走行2回目:24番手

「今日はかなりいい1日だった。マシンにはいい感触を得られていたし、ここでのドライブは本当に楽しいよ。だけど、ターン3でミスをしてしまい、ターン4の縁石でふくらみすぎてしまった。ターンインができなかったから、ウオールに激突しちゃったんだよ。こういった形で1日を終えるのは残念だけど、このサーキットにおけるマシンの反応には満足しているから、明日は巻き返せるさ。今晩に作業を行うことになってしまったスタッフたちには本当に申し訳なく思っている」

ジョン・ブース(チーム代表)

「モントリオールでの週末は特にタフなものとなってしまい、メカニックとエンジニアたちはマシンをコースに戻すまでに長い夜を過ごすことになる。残念ながらジェロームのクラッシュによってシャシー交換が必要となった。ノーズに大きなダメージが発生したため、今晩に大仕事を行うことになる。われわれのクラッシュを含め、セッションで赤旗が提示されたこともあって、今晩に分析するべきデータはいくらか少ない。それでも、データを最大限に生かして今晩のマシン改善を努力したい」

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