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ベッテルがポール獲得! 2番手にボッタス

Jim
2018年6月10日
© Charles Coates/Getty Images
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セント・ローレンス川に浮かぶ人工島のノートルダム島に特設されたジル・ビルヌーブ・サーキットで現地9日(土)、2018年FIA F1世界選手権第7戦カナダGP予選が行われ、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがポールポジションを獲得した。

モントリオールにスーパーソフト、ウルトラソフト、ハイパーソフトのドライタイヤ3種類を持ち込んだピレリは予選Q3用としてハイパーソフトタイヤを指定しており、予選トップ10入りを果たしたドライバーたちはQ2でベストタイムをマークしたタイヤをレーススタートで装着することが義務付けられている。

初日を含む3回のフリー走行を通してレッドブルのマックス・フェルスタッペンが最速タイムを記録し、メルセデス勢が今週末初めてハイパーソフトを使った土曜フリー走行はフェラーリのセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネン、メルセデスのルイス・ハミルトンと続くトップ4が0.1秒差で連なった。

すっきりとした青空の下、気温22度、路面温度44度、湿度20%のドライコンディションでQ1がスタートすると同時にハースF1のケビン・マグヌッセンやザウバー勢がコースに向かうが、ハースF1のガレージから出てきたロマン・グロージャンのマシン後方から大きく白煙が上がり、ピットレーンに緊急停止を強いられる。

チームメイトやライバル勢がアウトラップに臨む中、クルーの手を借りてマシンをガレージに戻したグロージャンはしばらくコックピットに座っていたものの、結局、マシンを降りてノータイムのまま予選を終えることになった。

フェラーリコンビがファステストを刻み合いながらペースアップを図る一方、メルセデス勢もハイパーソフトタイヤを履いてアタックラップに臨み、バルテリ・ボッタスが1分11秒台に載せたもののフェラーリには0.2秒届かない。何とかハミルトンがタイムを削って僚友を上回りはしたが、それでもフェラーリ勢には0.1秒遅れだ。

5番手と6番手のタイムを残したレッドブルのフェルスタッペンとダニエル・リカルドは早々にピットに引き上げて次のセッションに備えている。

18分間のバトルを終えて予選Q1敗退となったのはトロ・ロッソのピエール・ガスリー、ウィリアムズのランス・ストロールとセルゲイ・シロトキン、タイヤをウオールにぶつけて思うようにアタックできなかったマーカス・エリクソン(ザウバー)、トラブルでノータイムに終わったグロージャンだった。

グロージャンのレース出走可否はレーススチュワードの判断に委ねられるが、フリー走行のタイムを考えると、トラブルを修復できれば最後尾のグリッドから決戦に挑むことになりそうだ。

Q2ではメルセデスとフェラーリがウルトラソフトタイヤを選んだが、レッドブルは2人ともハイパーソフトタイヤを履いて序盤のアタックに臨み、フェルスタッペンが1分11秒472をマークしてトップに立った。

結局、メルセデスとフェラーリの4人もハイパーソフトに履き替えてコースに出たものの、タイムを更新することはなく、レーススタートにはウルトラソフトを履くことになった。

中団グループのバトルは100分の数秒を争う激戦となり、トップ3チームに次いでルノーとフォース・インディアが予選トップ10入りを決め、11番手以下で予選順位を決したのはマグヌッセン、トロ・ロッソのブレンドン・ハートレー、ザウバーのシャルル・ルクレール、マクラーレンのフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドールンだ。

ポールポジションを争うQ3はメルセデス勢が先陣を切り、フェラーリとルノーが続いてコースに向かった。ボッタスが好ペースを発揮して1分10秒台に入れるも、直後にアタックを完了したベッテルが0.081秒上回ってくる。少し遅れて始動したレッドブル勢は1分11秒台にとどまり、ベッテル、ボッタス、ライコネン、フェルスタッペン、ハミルトン、リカルドのオーダーとなった。

最初の走行を見送ったフォース・インディア勢も加わったラストアタックの勝負はライコネン、ハミルトン、ボッタス、ベッテル、リカルド、フェルスタッペンの順でラップを開始。ただ、ライコネンはターン2でワイドに膨らんでタイムロスを喫し、ペースを緩めてラップを断念している。

ペースアップを成功させたベッテルが1分10秒764のポールタイムをたたき出し、0.093秒差の2番手にボッタスが並び、ラストアタックで自己ベストを更新したフェルスタッペンが3番手に食い込んだ。

ハミルトンは4番手にとどまり、ライコネンとリカルドが3列目に並ぶ。ベスト・オブ・ザ・レストの7番手を確保したのはニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)だ。エステバン・オコン(フォース・インディア)とカルロス・サインツ(ルノー)に次いでセルジオ・ペレス(フォース・インディア)が10番手につけた。

カナダGP決勝は日本時間11日(月)早朝3時10分にスタート時刻を迎える予定だ。

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