2連勝をマークしたルイス・ハミルトン(マクラーレン)が、ドライバーズ選手権の首位に躍り出た。
レッドブル勢の同士討ちによって勝利を得たトルコGPから2週間、モントリオールのジル・ビルヌーブ・サーキットで行われたエキサイティングな接近戦を制したのは、またもハミルトンだった。
ポールポジションからスタートしてトップチェッカーを受けたハミルトンに続いたのはチームメイトのジェンソン・バトンで、3位にフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が続いた。一方、レース直前までチャンピオンシップリーダーだったマーク・ウェバー(レッドブル)は5位に終わり、チームメイトのセバスチャン・ベッテルは4位だった。
それでもハミルトンは、より一般的なサーキットにおいてはレッドブル・ルノーRB6が依然として最速だと認めている。
「そのギャップを縮めるために、僕らはできることすべてを行っているよ」
8戦を終えてハミルトンは109ポイントを稼ぎ、ドライバーズ選手権首位に浮上。3ポイント差でバトンが追い、そのさらに3ポイント後方にウェバーが続いている。コンストラクターズ選手権でも、マクラーレンがレッドブルに対してギャップを広げることとなった。
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Kay Tanaka
