カナダGP

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退屈と評されたカナダGP © Sutton Images
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ニキ・ラウダはメルセデスが圧倒的な支配体制を敷いていることに懸念を抱いていないと述べた。

モナコGPで戦略ミスを犯したメルセデスが潜在的な弱点を露呈させ、続くカナダGPではフェラーリがアップグレードしたエンジンでメルセデスに近づくかと見られていた。

だが、モントリオールではルイス・ハミルトンが余裕のポール・トゥ・ウインを決め、チームメイトのニコ・ロズベルグが2位に入っている。

モナコの戦略ミスと"強烈な批判"を受け、メルセデスを率いるクリスチャン・トト・ウォルフはカナダでチームが"愚者の集団"によって動いているわけではないことを証明できてほっと一息ついていた。

しかし、各国のメディアは安心どころではない。

「F1にチェックメイト。あのドイツチームは強すぎる」とイタリア『Tuttosport(トゥットスポルト)』は宣言した。

「誤解やサプライズがなければ、勝つのはハミルトンだ」

同じくイタリアの『La Stampa(ラ・スタンパ)』もそれに同意し、モントリオールはメルセデスにとって単なる"手続き"だったと主張。スペイン『Diario AS(ディアリオAS)』はハミルトンがカナダでF1に思い出させたのは「タイトルは彼のみが所有するもの」だということだとつづっている。

「最初から最後まで退屈だった」とはイタリア『La Gazzetta dello Sport(ラ・ガゼッタ・デロ・スポルト)』の見解だ。

スイスの日刊紙『Neue Zurcher Zeitung(ノイエ・チュルヒャー・ツァイトゥング)』は"あなたがブレーキや燃料温存に興味がないのであれば"マーモットがコースを横切ったときが"最もエキサイティングな瞬間のひとつ"だったと述べている。

ドイツ『Bild(ビルド)』紙は「F1はまるで映画"グラウンドホッグデー(邦題:恋はデジャ・ブ)"のようだ。同じことが何度も繰り返される。メルセデスが勝利し、また勝ち、また勝つ」とつけ加えた。

メルセデス非常勤会長のラウダに悪びれた様子はない。

「われわれはすべてのレースをやっつけるためにここにいる。それがわれわれの仕事だ」

しかしながら、メルセデス・ベンツ・モータースポーツ責任者のクリスチャン・トト・ウォルフはフェラーリの脅威をいまも懸念しているという。

「彼らを過小評価してはいけない。私は彼らがまだベストを見せていないと思っている。彼らがいかに強いかはプラクティスで見えたので、彼らはオーストリアで戻ってくると確信している」

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