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ハミルトンとバトンでマクラーレン1-2!

M.S.
2012年11月25日
マクラーレンでのラストレースを先頭からスタートするハミルトン © Sutton Images
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2012年の王者を決める週末が2日目を迎えたインテルラゴス・サーキットにて、日本時間25日(日)深夜1時からFIA F1世界選手権第20戦ブラジルGP予選が行われた。

今季のタイトル争いに残ったのは終盤戦に調子を上げたセバスチャン・ベッテル(レッドブル)と夏休み前から強いレースを見せてきたフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)の2名。ベッテルはアロンソに13ポイントのリードを築いており、決勝レースで4位以上に入ればアロンソの結果とは無関係にタイトルが決定する。

これまでに3度行われたフリー走行のすべてでマクラーレン勢がトップタイムをマークしており、前戦で優勝したルイス・ハミルトンが初日の両セッションを、そのチームメイトであるジェンソン・バトンが土曜フリー走行を制した。バトンが記録した今週末の最速タイムは1分13秒188だった。

ピレリはこのサーキットに最も固い組み合わせであるハードコンパウンド(プライム)とミディアムコンパウンド(オプション)を持ち込んでいる。

予選が始まる前にコースには一時的に雨が降っており、Q1スタート時の気温は23度、路面温度は25度。雨は上がったものの、路面の一部が濡れている状態だった。ピットレーン出口ではドライタイヤを履いたヘイキ・コバライネン(ケータハム)を先頭に数台が列をなしてセッション開始を待っている。

セッション中の降雨の可能性が予測されており、コンディションが良いうちにタイムを出そうと次々とドライバーたちがコースへ向かうも、それも中位から下位チームの面々に限られ、上位勢はガレージでじっと成り行きを見守る。

序盤にはザウバーの小林可夢偉がハードタイヤで1分20秒494をマークして暫定トップに立っていたが、Q1中盤にかけてライバルたちのタイム更新が続く。フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグのみがインターミディエイトタイヤをチョイスしていたが、状況を見てタイムアタックに入らずにピットへと戻っていった。

強豪チームがそれぞれのドライバーを送り出したのは開始から10分が過ぎたあたり。コース上ではホームグランプリに意気込むブルーノ・セナとチームメイトのパストール・マルドナドがウィリアムズの1-2態勢を形作っていた。

しかし、ブルーノが刻んだ1分17秒803というタイムは程なくしてハミルトンに破られる。続いてアロンソが2番手に浮上し、マッサが3番手に。ミディアムタイヤで仕切り直したヒュルケンベルグが4番手に飛び込んだ。

最後にタイムアタックを開始したミハエル・シューマッハ(メルセデス)がコントロールラインを横切ったラスト5分頃からタイム更新が激しくなり、トップタイムが次々と塗り替えられた。

ほぼ全員がタイムアタックに挑むという状況でロータスのロマン・グロージャンがHRTのペドロ・デ・ラ・ロサと接触。フロントウイングを失ったグロージャンは急いでウイングを交換してコースに戻るも、納得のいくタイムを出すだけの時間は残されていなかった。

何とか17番手タイムを出したグロージャンはダニエル・リカルド(トロ・ロッソ)のタイム更新によって18番手に後退し、19番手ヴィタリー・ペトロフ(ケータハム)以下、ヘイキ・コバライネン(ケータハム)、ティモ・グロック、シャルル・ピック(共にマルシャ)、ナレイン・カーティケヤン(HRT)、デ・ラ・ロサと共にQ1でノックアウトされた。

Q1のトップタイムはハードタイヤで1分15秒075をマークしたハミルトンで、ミディアムを使ったブルーノに次いでバトンが3番手に入った。グロージャンとデ・ラ・ロサの接触については予選終了後の審議対象となっている。

Q2がスタートするとトロ・ロッソのジャン-エリック・ベルヌが真っ先にコースへ向かい、ライバルたちもそれに続く。レッドブルとマクラーレンの両陣営にマルドナドを加えた5名はタイムアタックに入るタイミングを遅らせた。

開始から5分でマルドナドが始動する。タイムシート上位にはアロンソ、ヒュルケンベルグ、セルジオ・ペレス(ザウバー)、マッサ、シューマッハの名が並んでおり、ほとんどのドライバーがミディアムを選んでいる一方、フェラーリコンビはハードタイヤでタイムを出していた。

マッサはその後2番手に浮上。残り時間が間もなく5分になろうとする頃、一度目のタイムアタックを終えたドライバーたちがピットへ帰還して無人となったコースにハミルトンが登場し、レッドブルの2台がそれに合流した。

なかなか姿を見せなかったバトンもついにガレージを離れ、最後には全員がコース上に出ている状態に。好ペースを刻むベッテルとハミルトンに次いで、エンジントラブルからフリー走行での作業が限られたものになっていたライコネンが3番手にジャンプアップしている。

ベッテルはチェッカーフラッグを見ずに引き上げたものの、セッション終了までさらにタイム更新は続く。アロンソはラストアタックで9番手と厳しい位置にいたものの、何とかQ3進出を決めた。

Q2で予選を終えたのは11番手のポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)以下、ブルーノ、ペレス、シューマッハ、可夢偉、リカルド、ベルヌという面々。

今シーズン最後のポールポジションを競うのは1分13秒209をたたき出したベッテルとハミルトン、バトン、ウェバー、ライコネン、マルドナド、ヒュルケンベルグ、ロズベルグ、アロンソ、マッサの10名となった。

ラスト10分のQ3で先陣を切ったのはロズベルグ。ライバルたちがそれにならい、ロズベルグがゆっくりと1分22秒台で周回したタイミングでベッテルとマルドナドもガレージを後にしたが、ライコネンとヒュルケンベルグはさらにコースインのタイミングを待つ。

まずは1分12秒台を刻んだハミルトンにバトン、ウェバー、マッサ、アロンソと続き、ベッテルが6番手となった。

1回目の走行を終えたドライバーたちが戻ってくるのと入れ替わりにヒュルケンベルグとライコネンがコースイン。タイムアタックに入らずにピットへ帰っていたマルドナドを含め、終盤には全員がコース上でタイムを競う。

ウェバーが最後の1周でトップに踊り出るも、速いペースで飛ばしたハミルトンがそのタイムを塗り替え、シーズン最終戦を先頭でスタートする権利を手にした。

最終的に1分12秒458をたたき出したハミルトンとそれに次ぐ2番手タイムを刻んだバトンのマクラーレン勢がフロントローを独占。2列目にはウェバーとベッテルのレッドブルコンビが並ぶ。

5番手以降はマッサ、マルドナド、ヒュルケンベルグと続き、アロンソは8番手。ライコネンとロズベルグまでが予選トップ10に入った。

ブラジルGP決勝は日本時間26日(月)深夜1時スタート予定。決勝レースもお楽しみに!

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