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2011年第19戦ドライバーコメント決勝

Kay Tanaka / Jim / Me
2011年11月28日 « ウェバーがシーズン初勝利! 可夢偉は9位 | レッドブルの1-2で終わった2011年 »

シーズン最終戦となったブラジルGP決勝は雨も予想されたが、終始ドライレースとして行われた。レースを制したのはマーク・ウェバー(レッドブル)で、今シーズン初勝利。チームメイトのセバスチャン・ベッテルにギアボックストラブルが発生したこともあり、19戦目にしてようやく表彰台の中央に立った。

レースを終えたドライバーたちのコメントは以下のとおり。

【レッドブル】

セバスチャン・ベッテル(2位)

「素晴らしいレースのスタートだったのに、問題があるという連絡を受けたのは残念だった。その後はショートシフトでギアボックスをセーブする必要があった。回復を願ってプッシュし続けたけど願いは届かず、チェッカーを目指すことしかできなかった。マークは素晴らしいレースをしたし、優勝にふさわしかったよ。僕は2位のトロフィーで満足さ。最高のシーズンエンドだ。2台そろっての1-2フィニッシュなんてすごいことだよ。レースに勝ちたい思いはあったけど、今年はとてもいいシーズンを過ごせた。本当に信じられない――シーズン前からクルマの競争力は感じていたし、何勝かできるだろうとは思っていたけど、それ以上だった。チームはほとんど完全無欠で、過去2年に比べて大幅にレベルアップした。僕らは自分たちの仕事を楽しんでいて、毎日ガレージでみんなの笑顔を見るのが楽しみだった。それがなによりも大事――仕事を愛し、情熱を持つことがね」

マーク・ウェバー(1位)

「すごくいい気分だ。勝つのはいつだってうれしいね。セバスチャンとのバトルは彼が問題を抱えていたからそれほど本格的なものじゃなかった。それでも僕のペースは良かったし、クルマの感触も最高だった。いい形で1年を終えられたよ。すごく乗れていたから最後にファステストラップを更新するのはやりがいがあった。振り返れば僕にとっては最高のシーズンではなかったけど、決して最悪でもなかった。1年のスタートでつまずいてしまい、他の人の不運に乗じたり、正々堂々と勝てる状況に身を置くことができなかった。でもモータースポーツでの勝利は勝つべき時に巡ってくるもの。今日は僕とチームにとってすごく重要な勝利だったし、こういう形でフィニッシュできたのは素晴らしい。ラスト数周を心からエンジョイした。ここはチームにとって験のいいコースで、3年連続勝っている」

クリスチャン・ホーナー(チーム代表)

「素晴らしいレースだった。1-2フィニッシュで1年を締めくくれるとはファンタスティックな結末だ。セバスチャンの問題に対処することにレースの大半を費やした。レースの最後まで走り続けたのが信じられないほどだよ。トラブルが発生したのは5周目で、ギアボックスからオイルが漏れていた。そのため温度が少しずつ上昇していたが、彼はドライビングテクニックで乗り切り、最後までマシンを持たせてくれた。マークとはそれほど差が付いていなかったため、セバスチャンはリードを譲った。マークはその後見事なレースをし、素晴らしい1年にふさわしい勝利を飾ってくれた。12勝して両世界選手権を制したというのは見事な成果であり、今こそチーム一人一人のハードワークに感謝を述べる時だ。また、ルノーとすべてのパートナーたちにも、レッドブルとマテシッツから今年のサポートに対して特別な感謝を申し上げたい。彼らなくしてこうしたリザルトは成し得なかった」

【マクラーレン】

ジェンソン・バトン(3位)

「なかなかソフトタイヤを機能させられなかったんだ。どのセットを履いてもデグラデーションが激しかったからね。それで、今日は後半の2つのスティントでプライムを2セット投入することを決断した。プライムを履いた時のペースは最高だったよ。その2つのセットを履いたことでいいバランスを見出せたし、グリップを得ることができた。レース序盤にはフェルナンド(アロンソ/フェラーリ)にかわされてしまって残念だったね。ターン5の出口にはたくさんのデブリが落ちているのが見えたんだけど、それがなんだったのかはわからなかった。それらを踏みたくなかったから左側に寄れなかったんだけど、そこにフェルナンドが来たから僕はスロットルを緩めなきゃいけなくなり、後退したんだ。フェルナンドにとってはかなり楽なオーバーテイクだったね」

「それでも、プライムは本当によく機能してくれたから、最終スティントのターン3出口でフェルナンドをかわすことができた。本当はDRSを使わないほうが楽しかったからターン1でパスしたかったんだけど、直線を上手く走ってからターン3で抜くことができた。今日はすべてを尽くしたよ。1年を締めくくる上で表彰台はいい結果だね。今シーズンは19戦で12回表彰台に上れたけど、信頼性の問題で2戦を落としてしまった。僕たちとしては安定したいい戦いだった」

「今シーズンにはたくさんのポジティブな事柄があるよ。これから強力な冬を過ごし、開幕戦から戦いたい。もう少し強力な形でシーズンを始めることを狙っているんだ。2012年はレッドブルを激しく追うよ。最後に、チーム全体に最大限の感謝を述べたい。今年は共に成長することができたんだ。ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスの一員になれた感じがしているよ。僕たちの中にはたくさんの情熱があるし、この一部であることを誇りに思っている」

ルイス・ハミルトン(リタイア)

「スタートでは面倒なことを避けたかったから、フェルナンドにポジションを奪われてしまったんだ。その後はいいペースを発揮できたし、ギアボックストラブルに見舞われるまではフェルナンドとジェンソンに接近できた。(トラブルは)かなり早い段階から起きたんだ。1足と2速ギアに問題を抱えてしまい、かなりタイムをロスするようになった。フェルナンドとジェンソンに引き離されてしまったよ。そのトラブルにより、きれいにシフトすることができなくなった。7速を失ってしまい、すべてが終わったんだ」

「もちろん、こういうかたちでシーズンを終えたくはなかったけど、そんなに悪くはなかったよ。最後までレースを楽しめたからね。フェリペ(マッサ)に挑戦できたし、彼を攻略したかったけど、ギアボックストラブルが起きてしまったんだ。長いシーズンだったけど、チームに最大の感謝を述べたい。彼らは決してあきらめなかったし、シーズンを通じて素晴らしい仕事ぶりだった。望んだような結果を得られなかったけど、何度か素晴らしい時を過ごせたよ。来年は攻撃的に行きたい。2012年は僕の年になるさ」

マーティン・ウィットマーシュ(チーム代表)

「特に最高のシーズン後半戦を過ごしていたジェンソンが、再び素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれた。過去9戦で8回目の表彰台フィニッシュとなったが、4位だった韓国GPを含めれば安定した結果と言えるだろう。今日の彼はクリーンで抜け目なく、忍耐的で力強かった。プライムを履いた時の彼のペースは最高だった。彼は最後の2スティントでプライムを履いたが、それによりフェルナンドが駆るフェラーリを終盤に攻略して3位を得られたのだ」

「ルイスも素晴らしいレースを戦ってくれたが、残念ながらギアボックストラブルが発生してしまった。レース序盤から油圧が減っていることには気づいていたが、その後7速ギアを失い駆動力がなくなり、リタイアを強いられたのだ。それでも、彼は賢く、そして決してあきらめずに戦ってきた。さらに、今日の午後は彼の典型的なアプローチを見ることができ、全世界のテレビ視聴者を楽しませたことだろう。今年のルイスは挑戦的な1年を過ごしたが、特にシーズン3勝目を挙げたアブダビGPでは最高のパフォーマンスを発揮してくれたし、彼の雄弁さを再び証明することができている。すでに2012年を見据えている彼は新しいシーズンに向けて勝つための意欲を高め、しっかり準備することだろう」

「同じことはボーダフォン・マクラーレン・メルセデスおよびメルセデス・ベンツ・ハイ・パフォーマンス・エンジンズにも言える。われわれはMP4-27にエネルギーを傾けており、冬季を通じて更なる発展的な努力を注ぎ込むことになる。すべてのことを考えると、2011年は極めて適切な1年になったと言えるだろう。コンストラクターズ選手権で2位を手にしたが、3位よりも122ポイント多く獲得し、4位からは332ポイント多かった。だが、われわれの目標は勝利だ」

「来シーズンこそ、それを叶えたいものだ」

【フェラーリ】

フェルナンド・アロンソ(4位)

「スタートから戦略、チームの作業に至るまで、すべて完ぺきにやれたレースだった。最終的な結果は僕たちのパフォーマンスよりも他の人たちの力によるところが大きかったと思う。僕たちがこれ以上できたとは思わない。今回もまた素晴らしいスタートを決められて、バトンに対する最高の追い抜きを披露できたのに、ミディアムコンパウンドを履いた途端、彼を抑えておく速さがなくなってしまった。DRSのトラブルも抱えていたんだ。DRSが起動せず、他のドライバーと接近戦だったわけじゃないけど、(周回遅れなど)他車を追い抜くときにはコンマ数秒分は間違いなく役立ったはず。このグランプリはシーズンを正確に映し出していると思う。僕たちはいつもほぼ全力投球で、上位2台ほど優れないマシンの1台を表彰台に上らせようと戦ってきた。チームワークの点では2011年に大きく成長できたと思うし、これを今年とは確実に違う2012年の出発点にしないといけない。もし自分たちのパフォーマンスに点数をつけなきゃいけないとしたら、モンテゼモーロ社長の言葉と同じかな。5点と6点の間くらい。でもチームが達成できたことについては心から誇りに思っている。僕たちには0.5秒から0.6秒速いマシンが必要。それを達成するのは簡単じゃない。でも、この10年に渡ってF1を支配し、あらゆる可能性のある記録を保持してきたエンジニアやチームがいる。彼らのことは心から信頼しているんだ。10回の表彰台に加えて、昨年よりも多くのポイントを手に入れられたことを忘れちゃいけない。ドライバーズ選手権3位は大した問題じゃないよ。本当に重要なのは首位だけだ」

フェリペ・マッサ(5位)

「難しいレースで、技術的な観点からは最高とは言えない。適切なバランスを見いだせず、昨日パンクが見つかってレース用のソフトタイヤを1セット失ったから、2回のピットストップしかできなくなったんだ。つまり、直近のライバルと比較した場合、ソフトよりも大きくパフォーマンスが落ちるミディアムを履いて多くの周回を走らなきゃいけなくなるってことだから、これが影響することは分かっていた。もちろん、自分のフェラーリ100戦目をもっと違う結果で祝いたかったけれど、これを受け入れるしかない。実際、レースはこのシーズンを要約したような感じだったしね。ソフトではとてもいいのに、硬いコンパウンドを履くと苦戦しちゃう。週末を通して最初から最後まで僕を応援してくれたファンの思いを感じて本当にうれしかった。僕にとってもチームにとっても難しい一年だったけど、今はページをめくるとき。マシン改善に努めなきゃ。もうこんなガッカリなシーズンを二度と経験することがないように、やれることはすべてやる。それと、僕がジャーナリストと話しているときにルイス(ハミルトン)が話しに来てくれたことはうれしかったと言いたい。彼からのとてもいいジェスチャーだったと思う。サンタクロースにお願いしたいもの? フェリピーニョ(マッサの息子)と一緒に、2012年は開幕から最終戦まで最高のマシンを持てるようにお願いしようと思っているんだ」

ステファノ・ドメニカリ(チーム代表)

「予選を終えて前にいるライバルのクオリティを考えると非常に難しいとは知りつつも、少なくとも1台は表彰台に上ってシーズンを締めくくりたかった。フェルナンド(アロンソ)がわれわれの願いをかなえるところにあと一歩まで近づいたものの、最終的には表彰台を見上げるしかなくなった。またウェバーが優勝したため、ドライバーズ選手権上位3名が呼ばれるFIAの表彰式に参加するべくインドに向かわなくてすむ、ということだ。今年の彼のパフォーマンスを考えると残念でならない。彼は2010年よりも多くのポイントを獲得しているのだ。間違いなく彼はもっと上位がふさわしい。フェリペは紙面上では遅く見える戦略を採用せざるを得なかった。それでも、彼はいいレースを戦い、マクラーレンの一台がリタイアするのを待たずしても5位でフィニッシュできたと思う。この後はわれわれの基準ではパフォーマンスが不十分だった一年を整理し、来年のことだけを考えられる。もう一度、私たちよりも優秀な仕事を成し遂げた人々を祝福する。われわれが最高を目指す来年もまた彼らと競い合うことを楽しみにしている。それが目標であり、それを隠すつもりはない。これからは激務の数週間が続く。再びエンジンを稼働させる2月にはその労力の成果を見始めるつもりだ。最後に、フェリペのメディア対応中にルイスが訪れたと聞いてうれしく思う。これですべての誤解に終止符が打たれた」

パット・フライ(シャシー部門ディレクター)

「あまりエキサイティングなレースではなく、論理的な結果を得ることになった。われわれは雨を予想しており、サーキット上空には雨の予報もあったが、実際に降ることはなかった。サプライズはもう1つあったが、これはネガティブなものだった。昨日の予選を終えたフェリペの右リアタイヤにパンクチャーが見つかったのだ。これにより、われわれは2ストップ作戦を展開することを余儀なくされたため、3ストップ作戦を展開したドライバーと比べると全体的なレースタイムにおいては妥協を強いられてしまった。両ドライバーは素晴らしいスタートを決め、いずれもさらにもう1つポジションを上げられそうだったのだが、そこにはスペースがなかったのだ! フェルナンドは素晴らしいレース前半を過ごし、最高の動きを見せてバトンをかわし、ギャップを築いた。その後ミディアムに交換したのだが、われわれは硬い側のタイヤに苦労するのが常であるため、マクラーレンのバトンの巻き返しを抑えることはできなかった。表彰台に上ることができれば最高だったのだが、これまでに何度もトップ3を手にしたことを考えると、フェルナンドは素晴らしい2011年シーズンを過ごしたと言えよう。彼とフェリペに競争力のあるマシンを与えられるかどうかはわれわれに懸かっている。それこそわれわれの狙いであり、日夜考えていることでできる限りプッシュしているのだ。今シーズンの戦いにおいて作業を行ってくれたチーム全体を祝福したい。際立った前進を果たすことができたが、この流れを来年も維持しなければならないのだ。これから忙しい月日を過ごしことになるだろうが、その期間でさらに改善するためのチャンスは無数に残されていることだろう」

【メルセデスGP】

ミハエル・シューマッハ(15位)

「今日はブルーノ(ルノー)とのインシデントがあってちょっとガッカリしている。きっと経験不足によるものだと思うけれど、こういうことは起きるもの。これがなければいいレースを戦ってポイントを獲得できたはずだけどね。接触の後、自分にできるのはできるだけ必死に戦うことだけだった。雨を願ってもみたけど来なかったね。インシデント後の第1スティントはオーバーステアがひどくてマシンのバランスがあまり良くなかった。残念ながら、ピットストップでは変更できず、それが第2スティントのハンデになったけれど、最後のスティントのバランスは良かったと思う。今は来シーズンを本当に楽しみにしている。マシン開発に捧げられているすべての努力を考えると、メルセデスGPがいるべきトップ争いのポジションに前進できると確信している」

ニコ・ロズベルグ(7位)

「今日はポイントを獲得できはしたけど理想的なシーズン終わりとはいかなかった。7位より上を期待していたからね。スタートが良くなくて、路面温度がかなり高かった影響でタイヤにオーバーヒートの問題が発生していたんだ。だからレースを通して慎重にタイヤをマネジメントしながら走ったからペースに影響が出てしまった。今は前を向いて、2012年にもっとうまくやれるよう願っている。冬のエキサイティングな時間が楽しみだ。来年に向けてさらに優れたマシンの開発に全力を尽くす」

ロス・ブラウン(チーム代表)

「今日のニコ(ロズベルグ)はマシンバランスが良くなく、オーバーステアに苦しみ、非常に慎重にタイヤをケアしなければならなかった。ハイレベルのデグラデーションを抱え、タイヤがとりわけセンシティブな状況の中でバランスをマネジメントするフラストレーションのたまる午後を過ごしている。マイケル(シューマッハ)は序盤に(ブルーノ)セナといいバトルを展開し、10周目のスタートで見せた彼の追い抜きは明白なものだった。しかしながら、すでにポジションを失っているにもかかわらず、セナが露呈した経験不足による防御で接触し、マイケルのレースが台無しにされてしまった。パンクしたタイヤを交換するため予定外のピットストップを行った後、マイケルは優れたマシンバランスの効果でマシンが持つ本来のペースを発揮してくれている。彼のラップタイムはコンペティティブだったと思う。ブラックリー、ブリックスワース、シュトゥットガルトにいるチームの皆に感謝したい。彼らの努力は長いシーズンの中でも衰えることがなかった。一貫したピットストップなど、今シーズンは誇れる成果もある。来年はすべてをうまくまとめなければならないことも分かっている。最後に、2011年にわれわれを支えてくれた全パートナーの素晴らしい支援を強調しておきたい。F1は真のチームスポーツだ。パートナーたちはこの先、さらなる成功を収めていく上でわれわれを支える重要な役割を果たしている」

ノルベルト・ハウグ(メルセデス・ベンツ・モータースポーツ副社長)

「シーズンの締めくくりには完ぺきとはいかず、ブラジルでの最終戦で成し遂げたかった結果でもない。レースの大部分におけるニコのスピードについては調査が必要だ。最適なマシンバランスに劣り、マイケルのバランスとかなり違っていた。マイケルはレース中に披露した2度目の追い抜きで不運に見舞われ、パンクした左リアタイヤで1周を走らなければならなくなった結果、かなり後退してしまったが、以降のペースはまったく悪くなかったと思う。今シーズン最終戦というこの機会に、厳しくも献身的な努力を重ねてくれたブラックリー、ブリックスワース、シュトゥットガルト、フェルバックの全チームメンバーに感謝を伝えたい。加えて、すべてのパートナー、そしてチームメンバーの家族にもお礼を言いたい。彼らの素晴らしいサポートなしでは、誰もこの要求の厳しい仕事を成し遂げられなかっただろう。クリスマス前後にはチームのほぼ全員が短くも、そのがんばりにふさわしい休暇を得る。その後は来年により優れたテクニカルパッケージを持ち込み、上位勢とのギャップを縮めるという明白な目標を達成すべく力を注いでいく」

【ルノー】

ブルーノ・セナ(17位)

「何て言えばいいんだろう。今日は本当に難しい1日で、気持ちとしては残念な思いが強い。まずまずのグリッドポジションからスタートしたから、それを結果に反映させたかった。僕たちがいいレースを戦うのを阻むいろんな困難があった。マイケル(シューマッハ)とのインシデントとギアボックストラブルだ。母国のファンの皆が笑顔になれるような結果を残したかったけれど、残念ながらできなかった」

ヴィタリー・ペトロフ(10位)

「1ポイントを手にフィニッシュできることは間違いなくいいことだし、昨日の予選ポジションに対してはいい結果だと思う。僕のレーススタートは良かったし、速さも悪くなかったからマシンにはとても満足している。かなり早めにピットに入ったけど、トロ・ロッソの2台はオーバーテイクするのが本当に難しくて、彼らの後ろでタイムをロスしてしまったと思う。それがなければ小林可夢偉(ザウバー)の前でフィニッシュできたかもしれないし、10位より9位の方がいいに決まっている。ピットストップは良くなっていた。1回は最高だったしね。クルーたちはシーズンの最後までいい仕事をしてくれた。今年はもっと多くのポイントを獲得したかった。最高のシーズンではなかったけれど、僕を支え、信じてくれたチームに感謝したい。来年はまた別のシーズン。力を合わせてもっといい仕事をし、さらにいい結果を残せるよう願っている」

エリック・ブーリエ(チーム代表)

「今日のレースにはポジティブな点がいくつかある。表面的には10位と17位で十分とは言えないが、シーズンの最終戦で1ポイントを手に入れられた。後方の15番手スタートだったヴィタリー(ペトロフ)がもたらしてくれた結果だ。コメントするとすれば、彼はまずまずいいレースを走ったと思う。ブルーノは残念なことに彼の地元ファンの前であまりいい時間を過ごすことができなかった。チームは今週末もハードワークに励んだ。チームの皆に心から感謝する」

アラン・パーメイン(チーフエンジニア)

「トリッキーなレースだった。われわれが競争している相手が2ストップで走れているのに対し、われわれのタイヤ摩耗は3ストップを強いた。ヴィタリーは15番手から10位フィニッシュと力強い走りを見せたが、ブルーノのレースは4速が使えなくなるギアボックストラブルで完全に妥協を強いられている。マイケルのマシンと接触したことでウイングにダメージを負ったが、その影響はなく、ウイングを交換するとなれば利益を得るよりも、その作業に時間を要しただろう。ブルーノのマイケルとの接触はレーシングインシデントのように思えたので、ペナルティにはビックリしたが、もちろん私たちはスチュワードの判断を尊重する。全体的にも骨の折れるシーズンだったので、来年が待ち切れない」

【ウィリアムズ】

ルーベンス・バリチェロ(14位)

「今日は雨が降ると考えていたから、1速ギアを長めに設定したんだ。僕は(ホームストレートにある)丘のふもとからスタートすることになり、ドライコンディションだったから遅れてしまった。楽しいレースだったけど、今日はポイント圏内でゴールできるマシンを持っていなかったよ。今シーズンのハードワークに対して、チームに感謝したい。タフなシーズンだったけど、共にプッシュしたんだ。週末にはたくさんの話があったけど、来年も戻って来られると信じているよ」

パストール・マルドナド(リタイア)

「いいスタートを決めたんだけど、コースのスペースでポジション争いをして後退してしまったんだ。それでも、全体的なレースペースは良かった。ただ、リアウイングの設定によって直線で少し後退してしまった。26周目にセナ(ルノー)をかわした後でリタイアを喫してしまったよ。マシンはとにかくオーバーステアが激しくて、コントロールを失ってしまったんだ」

マーク・ジラン(チーフオペレーションエンジニア)

「ルーベンスは難しいスタートを強いられ、いくつもポジションを落とした。予想よりもタイヤの摩耗が激しかったため、2ストップ作戦から3ストップ作戦に戦略を変更した。ルーベンスは激しくプッシュして14位を手に入れたが、最後の数周はミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)を抑えている。パストールは26周目のターン6&7でふくらんでしまい、マシンにダメージを負ってリタイアを余儀なくされた。ルーベンスとパストールは激しく戦ったが、今日はポイント圏内でフィニッシュするほどの速さを持ち合わせていなかったのだ。今シーズンにチームが注いだすべての努力に感謝したい」

【フォース・インディア】

エイドリアン・スーティル(6位)

「今日の結果には本当に満足しているよ。すべてが予定どおりに進んだ素晴らしい週末を終えることができた。すべてのセッションでいい感触を抱けたし、チームは輝かしい仕事ぶりで今日、僕に対して素晴らしいマシンを与えてくれたんだ。メルセデスGPを倒すチャンスがあると分かっていたけど、適切な戦略でそれを達成できた。6位には大満足さ。シーズンを終える最高の方法だし、これで狙い通りにドライバーズ選手権9位に浮上できた」

ポール・ディ・レスタ(8位)

「今日の8位という結果は、タフなレースにおける素晴らしい結果だ。レース中盤になるとギアボックスに懸念を抱くようになったから、チームからは何とかマシンをゴールまで運ぶようにと言われた。最後のスティントでは迫ってくるコバヤシ(可夢偉/ザウバー)とのギャップをマネジメントすることができて、最後には十分な差があったので楽になった。これで僕のF1初年度が終わったわけだけど、コンストラクターズ選手権6位を手にして素晴らしい1年になったよ。チーム全体にふさわしい結果だし、この素晴らしいシーズンを通じて助けと支援を与えてくれたチーム全員に感謝したい」

ロバート・ファーンリー(副チーム代表)

「今日の結果はサハラ・フォース・インディアの素晴らしいシーズンを締めくくるのに完ぺきなものだった。エイドリアンとポールは素晴らしいレースで12ポイントを加算し、コンストラクターズ選手権6位を安泰なものにした。この順位はチームにとって過去最高のものだ。また、エイドリアンをドライバーズ選手権9位に押し上げることができたのもうれしい。チームとしては今シーズン、大きく前進することができ、それに貢献した全員を祝福したい。これからいい精神と意欲を持って冬に突入するが、来年はさらに強力になりたいものだ」

【ザウバー】

小林可夢偉(9位)

「予選は最悪でしたが、チームがいい仕事をしてくれたので挽回することができました。いいスタートを決めてレースペースも優れていましたね。レースペースの改善のためにたくさん作業してきましたので、シーズン最後の2戦でポイントを獲得できたことには満足しています。トロ・ロッソの前でゴールすることが重要だったので、それを達成できてうれしいですね。戦略もマシンも良かったですし、スタッフたちに感謝したいです。シーズン後半はいくらか苦労してしまいましたが、冬季にやるべき作業も盛りだくさんです。再び同じチーム、同じドライバーで戦えるのはいいことだと思いますが、もっと強くなりたいと願っています」

セルジオ・ペレス(13位)

「今日チームが掲げた主な目標は、シーズンをコンストラクターズ選手権7位で終えることだった。今日の僕は貢献できなかったけど、目標を達成できたから大満足さ。チームとして、来シーズンを楽しみにすることができると思う。僕のルーキーシーズンについては満足しているよ。たくさん学ぶことができたから、この経験を生かして2012年にいい仕事をしたい。でも、今日の僕のレースは望んでいたほどは良くなかったんだ。スタートは悪くなかったけど、ウエットコンディションを予想していたからリアタイヤがオーバーヒートしやすくなってしまった。ドライブするのが難しいマシンになってしまっていて、レースの中盤にはスピンを喫してしまい残念だった」

ペーター・ザウバー(チーム代表)

「今日の結果は重要だ。昨年と比べると、コンストラクターズ選手権で1つ順位を上げることができたので、これはチームの士気を高めるためにいいことだろう。可夢偉は素晴らしいレースを戦った。序盤からポジションを上げ、速く安定したレース運びで2ポイントを手にしたのだ。サーキットに来ているチームとヒンウィルのチーム、そしてパートナーのフェラーリに感謝したい」

ジャンパオロ・ダラーラ(トラックエンジニアリング責任者)

「今日はすべてが予定どおりに進んでくれた。両ドライバーはレース序盤にポジションを上げることができたのだ。可夢偉がすぐにセバスチャン・ブエミ(トロ・ロッソ)の前に出て、セルジオがハイメ・アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)の前を抑えられたことが重要だった。それこそ、われわれが望んでいたことなのだ。その後はレースをコントロールすることができた。戦略としては雨を予想していたのだが、実際に雨が降ることはなかった。そのため、両ドライバーはソフト、ソフト、ミディアムというタイヤ選択となっている。今シーズンの多くのレース同様、われわれのレースペースは優れたものだった。チーム全体を祝福したい」

【トロ・ロッソ】

セバスチャン・ブエミ(12位)

「もちろん、今日はポイント獲得を願っていたけれど、競争力があまりなくて11位と12位。いいスタートを決めてハイメ(アルグエルスアリ)とバリチェロ(ウィリアムズ)を追い抜いたんだ。でも、僕たちはこのコンディションに最適なセットアップにはしていなかったから、その後すぐにタイヤのデグラデーションが発生してしまった。それでも自分自身のパフォーマンスについてはベストを尽くせたと思っている。ザウバーを上回れなかったことは悔しいけど、それもレースだ。全体的にはそれほど悪いシーズンじゃなかったと思うし、何度かいいレースもできた。だけど、度重なる不運やトラブルでポイントを失ってしまってもいる。チームはとてもうまくやってくれたけれど、これ以上を望むなら来年はもっともっと改善しないといけない」

ハイメ・アルグエルスアリ(11位)

「スタート直後から難しいレースで、柔らかい方のタイヤを履いた第1スティントはグリップが低く、特にスローコーナーの出口のトラクションがなくて、ブエミやペレス(ザウバー)についていくのに苦労した。硬い方のタイヤを履いた第2スティントははるかに良かったけど、なぜこの2戦のようなパフォーマンスを失ってしまったのか理解するのは難しい。昨年は5点しか取れなかったから、26ポイントを獲得してシーズンを終えられることには満足している。来年はもっとがんばってこの成長を続けていきたい」

フランツ・トスト(チーム代表)

「シーズン開幕時に少なくともコンストラクターズ選手権8位でフィニッシュするとの目標を定め、9位のチームより36ポイント多く手にしてその位置でシーズンを終えた。とはいえ、韓国とインドで大量点を獲得し、7位にこれだけ近づけたことを考えると、最後の2レースでノーポイントに終わり目の前のチームを追い越せなかったことに満足することはできない。今日のレースについてはセバスチャンがいいスタートを決めた一方で、ハイメはいくつかポジションを落としてしまい、ソフト側のタイヤだとザウバーのペースに匹敵できずスタートで前に出られた結果、可夢偉に少し引き離されることになった。ミディアムコンパウンドに履き替えると、ハイメもギャップを縮められたが、追い抜くには不十分だった。ただ今日のブエミはペースがなく、その要因の一部はウエットレースに合うようなセットアップを施していたから。来年のマシンの作業はすでに順調に進んでいる。明日からは全チームが2012年の作業に切り替えて集中していく」

【ロータス】

ヘイキ・コバライネン(16位)

「今週も素晴らしい週末を過ごさせてくれたチームのみんなに感謝したい。このパッケージからこれ以上のものは出せなかっただろう。クルマは午後の間ずっといい感触で、昨日の予選のパフォーマンスを最大限活用できた。今日もこのところずっと好調なスタートがうまくいき、レースを通してすぐにリズムに乗れた。終盤は次から次へと速いクルマがやってくるからブルーフラッグの問題で少し自分のレースを乱されたけど、それは対処しなければいけないことだ。僕らは一年中進歩を続け、10位という位置でフィニッシュできた。来年の準備は完ぺきだよ。そこからまた一歩、このチームは発展していく」

ヤルノ・トゥルーリ(18位)

「僕にとっては比較的標準的なレースだった。スタートは最高ではなかったけど、今日倒さなければならない人たちの前には楽に出られたし、今日はチャンピオンシップの順位を確定できるよう、最後までクルマを壊さずに持ち帰ることが最優先だった。この週末と1年を通したチーム全体の働きに感謝している。僕らは進歩を続けている。将来の見通しが明るいこの場所にいられて、とてもうれしいよ」

マイク・ガスコイン(CTO/最高技術責任者)

「コンストラクター10位を確保する素晴らしいシーズンの締めくくりだった。天候が変わる可能性があり、緊張を強いられた午後だったが、コンディションは持ちこたえ、今年の大部分で見せてきたのと同様のレースをすることができた。ドライバーたちは2人ともプッシュを続けた――ヤルノは2ストップだったため、タイヤをケアしてもらわねばならなかった。それがいくらかタイムロスにつながったかもしれない。ヘイキの方は3ストップで、われわれの期待通りの位置でマシンを持ち帰ってくれた。しかし今日はなんといっても、株主やパートナーたちのための1日だった。とりわけルノー・スポールF1とレッドブル・テクノロジーは今日の成功において非常に大きな役割を果たしてくれた。2シーズン連続で10位を獲得し、株主の皆さんには祝福を申し上げたい。彼らの日々のサポートはこの成功にふさわしいものであり、彼らに誇りに思ってもらえるよう、これからも努力する」

トニー・フェルナンデス(チーム代表)

「つい泣きそうになってしまったよ! 本当にうれしい限りだ。2年間のハードワークが報われ、2台が無事に完走して10位獲得に貢献してくれた。さらなる喜びはルノーの1台に勝ったことだ――いつも言い続けてきたように、善人が勝つのだということが証明され、私にとっては大きかった。素晴らしいチームであり、また『GE(ゼネラル・エレクトリック)』、『Dell(デル)』、『Intel(インテル)』、『APC』、『CNN』という素晴らしいパートナーたちがいる。関連するすべての人々にとって、われわれが希望通りの位置でシーズンを終えられたことがいかに意味のあることかはよく理解している。これからわれわれはチーム・ロータスに別れを告げ、ケータハムF1チームとしての新たな人生を楽しみにしている。コーリン(チャップマン)――あなたは誇りに感じてくれただろうか。どうかこれからはケータハムF1チームを見守っていてほしい。われわれはそこでもきっと、あなたを満足させるはずだ」

【HRT】

ダニエル・リカルド(20位)

「ペースが安定せず、アップダウンのあるレースだった。第1スティント序盤はトニオ(リウッツィ)とグロックより良かったんだけど、数周後には引き離されてしまった。だから自分が速かったのかどうかはっきりしない。第2スティントもオプションタイヤでペースは悪くなかったけど、少しタイヤを酷使してしまったようで、予定より早くプライムタイヤへの交換のためピットインすることになった。完全にタイヤが終わってしまっていたんだ。プライムが機能し始めるまで数ラップ必要だったけど、タイムが出るようになってからは今まで以上にいいペースだった。その段階でもうダンブロジオには逃げられてしまっていたけど、僕にとってポジティブだったのはレース終盤にいいラップタイムを出し続けられたことだ。本当に楽しい6カ月だった。シーズンの展開には満足だよ。やり残しもあるけど、現実的にはすごく良かったし、とても勉強になった。ここでパフォーマンスする機会を与えてくれたHRTとレッドブルに感謝している」

ビタントニオ・リウッツィ(リタイア)

「スタートでアンチストールが作動してしまい、クラッチを離したらクルマが止まってしまってみんなに抜かれてしまった。そのため1コーナーは最後尾だったけど、1周目になんとか取り戻したよ。予選もレースもすべて順調でペースが良く、ヴァージンと戦っていたからオルタネーターの故障でリタイアを強いられたのはすごく残念だ。きちんとした結果を出してシーズンを終えたかったのについていなかった。達成できたはずだから悔しいよ。これから来年に向けて努力し、この問題を乗り越えて将来の糧にしなければいけない。どのレースでも強くコンペティティになる必要がある」

コリン・コレス(チーム代表)

「昨日のパフォーマンスから、もっと良いレースを期待していた。トニオもダニエルもスタートが思わしくなくヴァージンにポジションを失ってしまったが、そこからは2人ともレースを通して良いペースを発揮してくれた。ピットストップも順調だったが、終盤、トニオのマシンにオルタネーターのトラブルが発生してしまい、2台そろってのフィニッシュはできなかった。険しく難しいシーズンだったが、トニオとナレイン、ダニエルに感謝したい。同様にチームのために力を注いでくれたすべてのメカニックとチーム関係者にも感謝している。皆を誇りに思うよ」

【ヴァージン】

ティモ・グロック(リタイア)

「シーズンの最後としては本当にガッカリだ。最初のピットストップ直後に左リアタイヤが外れてリタイアするしかないなんて本当に悔しい。でも、残念だけどこういうことは起きるもの。だから自分が望んだシーズンの締めくくりではなかったけれど、シーズンを通して全力を尽くしてくれたチームに感謝したい。一緒に仕事ができて最高だ」

ジェローム・ダンブロジオ(19位)

「僕にとって今日は最高のレースだったし、最高のシーズンの締めくくりになったと思う。昨日の予選でもいい仕事ができたし、今日はこれまでで最高のレースだった。ブラジルでの結果は満足している。サーキットも大好きだ。HRTの前でフィニッシュできたこともうれしい。間違いなくシーズンの最後としてはとてもポジティブ。懸命に取り組んでくれたチームの皆にありがとうと言いたい。今年、彼らと一緒に仕事ができて本当にうれしかった」

ジョン・ブース(チーム代表)

「両ドライバーとも素晴らしいスタートで、ティモ(グロック)がターン1にかけて左に出なければ2人ともHRT勢の前に出られたのではないかと思う。ジェローム(ダンブロジオ)は今日も力強いレースを走り、昨日の予選ポジションが今季のわれわれにとって本当に例外だったことを示してくれた。ティモには謝罪する。ピットストップのインシデントにより、一年を通した彼の貢献を反映するような好結果を残すチャンスを犠牲にしてしまった。この機会に、長く挑戦的なシーズンだった今年、最後の最後までしっかりと激務に励んでくれたチームに祝辞を述べたい。今日はここで最後の失望を味わったかもしれないが、今後さらに成功するべく重要な基盤を築く意味では素晴らしい成果を成し遂げられたと思っている。また、変わることのないサポートを提供してくれたパートナーたちに感謝したい。この先、とてもポジティブな時間を過ごせるよう作業に取り組んでいるので、彼らの信頼に報いることを楽しみにしている。そして、今シーズン、ポジティブな関係を築いてきたコスワースとピレリにも感謝する」

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