ブラジルGP

/ News

  • ブラジルGP - 予選

ベッテル、シーズン15回目のポール!

Kay Tanaka
2011年11月27日 « ベッテルが最速、0.2秒以内にトップ4 | 2011年第19戦ドライバーコメント予選 »
シーズン最多ポールポジション記録を樹立したベッテル © Sutton Images
拡大
関連リンク

27日(日)日本時間1時から2011年F1世界選手権第19戦ブラジルGPの公式予選がサンパウロのインテルラゴス・サーキットで行われた。

現地時間26日午前に行われた土曜フリー走行では、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が1分12秒460というトップタイムをマーク。レッドブルとマクラーレンが接近した戦いを演じた。小林可夢偉(ザウバー)は14番手につけ、トロ・ロッソらと競る状況となった。

ピレリは今週末のレースにソフトコンパウンド(オプション)とミディアムコンパウンド(プライム)を投入。いつも同様に各ドライバーは予選と決勝でオプションとプライムを3セット使用することができる。予選でオプションを投入しすぎてしまうとレースで新品オプションを履くことができなくなってしまうため、しっかりとした状況判断が必要だ。しかし、レースでは雨が降る可能性が高いと考えられているため、予選でタイヤを温存することが好結果につながるかどうかは分からない。

セッション開始時刻の現地時間14時は気温27℃、路面温度43℃というドライコンディション。通常どおり下位チームの面々からコースに入り、タイム計測を実施。最初の10分ほどを終えたところではジェンソン・バトン(マクラーレン)が1分13秒281というトップタイムをマークし、マーク・ウェバー、セバスチャン・ベッテル(共にレッドブル)、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)までがトップ。ここまでが1分13秒台となり、残り5分を切ると4番手のハミルトン以下がコースに入ってタイム更新のためにアタックを始めた。

可夢偉は17番手に落ち、最後のタイムアタックでも更新を果たせなかったが、パストール・マルドナド(ウィリアムズ)やロータス勢がタイムを削ることができなかったため、なんとか17番手でQ2進出を果たした。

Q1でトップタイムをマークしたのはバトンだが、Q1の終盤にはガレージでメカニックたちがサスペンション周辺を確認する場面があった。2番手にハミルトンがつけてマクラーレン勢が1-2を果たし、3番手にウェバー、4番手にエイドリアン・スーティル(フォース・インディア)、5番手にベッテルとなっている。Q1敗退を喫したのは18番手のマルドナド以下、ヘイキ・コバライネン、ヤルノ・トゥルーリ(共にロータス)、ビタントニオ・リウッツィ、ダニエル・リカルド(共にHRT)、ジェローム・ダンブロジオ、ティモ・グロック(共にヴァージン)という7名だった。

気温25℃、路面温度38℃といずれも数値が低くなった状態でQ2がスタート。天候変化を恐れて上位勢も最初からタイム計測を行い、ベッテルが1分12秒446という最速タイムをマーク。ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)、ウェバー、ハミルトン、バトン、アロンソ、スーティル、フェリペ・マッサ(フェラーリ)、ブルーノ・セナ(ルノー)、ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)がトップ10につけた。

残り時間7分30秒というところで、いったん全車がピットに帰還。この時点でQ2敗退の危機にあるのは11番手のミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)以下、ハイメ・アルグエルスアリ、セバスチャン・ブエミ(共にトロ・ロッソ)、可夢偉、ヴィタリー・ペトロフ(ルノー)、ルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)、セルジオ・ペレス(ザウバー)だ。

残り3分ほどとなるとQ2敗退のボーダーラインにいるドライバーたちが最後のアタックに挑んだ。シューマッハがタイムを更新したことでディ・レスタが11番手に落ちてしまったが、それ以外にポジション変更はなし。セッションが終了となり、ディ・レスタ、バリチェロ、アルグエルスアリ、ブエミ、ペトロフ、可夢偉、ペレスがQ2敗退となった。Q2で最速タイムを刻んだのはベッテルで、1分12秒446をマーク。レッドブル、マクラーレン、フェラーリ、メルセデスGPの各2台、そしてスーティルとブルーノがQ3に進出している。ブルーノはチームメイトに0.7秒差をつけてトップ10進出を果たした。

Q3開始時の気温は24℃、路面温度は40℃。最初にタイム計測を行ったのはロズベルグでまずは1分16秒581を記録し、2周目に1分13秒159を刻んだ。しかし、それを上回ってきたのはベッテルで、1分12秒268をマーク。セクター1の最速タイムをたたき出したアロンソが1分12秒821で2番手につけたが、すぐにウェバーとバトンが上回ってみせた。

ベッテルは最後のアタックで1分11秒918をたたき出してトップタイムを更新! アロンソもタイムを更新したが、1分12秒591がようやくだった。バトンが2番手に飛び込むも、すぐにウェバーが2番手タイムをマーク。レッドブルがフロントローを独占した。

最終結果はベッテルが今シーズン15回目のポールポジションを獲得し、1992年にナイジェル・マンセルが樹立したシーズン最多ポールポジション記録(14回)を更新。2番手にウェバー、3番手にバトンが入り、ハミルトン、アロンソ、ロズベルグ、マッサ、スーティル、ブルーノ、シューマッハまでがトップ10だ。

2011年F1世界選手権最終戦の決勝レースは日本時間28日の1時開始予定。シーズンを締めくくるレースがどのような展開になるのか注目だ!

© ESPN Sports Media Ltd.