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2010年第18戦ドライバーコメント決勝

Kay Tanaka / Me / Jim
2010年11月8日 « ベッテル4勝目でレッドブルが1-2! | ブラジルGP決勝後の記者会見パート1 »

予選とは違いドライコンディションに恵まれたブラジルGP決勝を制したのは、セバスチャン・ベッテルだった。マーク・ウェバーが2位に入ったことでレッドブルは1-2フィニッシュを達成、同時に、2010年のコンストラクターズ選手権を制覇した。

一方、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)がきっちり3位に入ったことで、ドライバーズ選手権は最終戦アブダビGPで決することに。ジェンソン・バトン(マクラーレン)がふるい落とされ、アロンソ、ウェバー、ベッテル、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)の4人で最終決戦に挑むことになる。

小林可夢偉(BMWザウバー)は第1スティントを長くするという作戦で上位進出を狙い、セーフティカー導入にも助けられて10位入賞。しかし、終盤にきっちりとオーバーテイクを決めてポイントを獲得したのは称賛に値する。

レースを終えたドライバーたちのコメントは以下のとおり。

【マクラーレン】

ジェンソン・バトン(5位)

「今日は素晴らしいレースを戦えたし、コース上で楽しい争いがたくさんできた。僕らはレースに向けてマシンを合わせこむことができ、レースペースはかなりよかったよ。何度も最高のオーバーテイクができたし、チームも戦略面で完ぺきな判断を何度も決めてくれた。僕のスタート位置から考えればこれ以上の結果は無理だっただろうから、5位完走にはいい感触を持っている。ルイス(ハミルトン)は今でもドライバーズ選手権獲得が可能だけど、そのためにはトップ3のドライバーたちに何かが起きなきゃいけない。だから、彼にとっては難しいものになると予想している。僕はもう不可能な状況だから、最終戦は楽しみたいね。昨年はここブラジルでワールドチャンピオンシップを制したんだけど、今年はここで失うことになった。だけど、いいシーズンだったよ。今年は学習の年で、来年に向けていい練習ができた。2011年シーズンはしっかりと構築することができると信じている。ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスは本当に強力なチームさ。実際、僕らよりも強いチームなんてないと思っている」

ルイス・ハミルトン(4位)

「今日はすべての周でできる限りプッシュしたけど、僕にとってはタフなレースになった。今日の順位が得られたことには、かなりラッキーだと感じているのが実際のところだよ。マシンはフリー走行の時と同じような感触がなかった。直線で周回遅れのマシンを追い抜くのでさえ苦労したんだ。フェルナンド(アロンソ/フェラーリ)にスタート直後に抜かれてしまったしね。おそらく、僕のFダクトが完ぺきに機能していなかったんだろう。まだドライバーズ選手権を制する可能性は残っているけど、24ポイント差だ。だから、もう失うものはないってこと。アブダビでは可能なことをすべてやるし、必要な勝利を狙っていく。そして、ライバルたちに問題が発生することを期待するしかない。いつもと同じように、僕らはギブアップしないしプッシュし続けるよ。シーズン最終戦では何が起きても不思議じゃないってことは、前に何度も見てきたからね。奇跡が必要だけど、奇跡は起きるかもしれないじゃないか!」

マーティン・ウィットマーシュ(チーム代表)

「2010年ブラジルGPは緊張感があり、夢中になってしまうようなレースだった。ルイスはファイターとして序盤にニコ(ヒュルケンベルグ/ウィリアムズ)をパスしようと努力したし、何度も達成するところまでこぎつけた。しかし、その段階で上位勢に対してかなりのタイムロスを喫してしまったのだ。その結果、最終的に彼はスタート位置である4番手からポジションを上げることができなかった。一方でジェンソン(バトン)は抜け目ないレース展開を見せ、11番グリッドから5位でチェッカーを受けている。ビタントニオ(リウッツィ/フォース・インディア)のクラッシュによってセーフティカーが導入されたが、われわれは2台のマシンにニュータイヤを装着することにした。後方のミハエル(シューマッハ/メルセデスGP)以下に対して十分なギャップを築いていたため、ルイスとジェンソンは4番手と5番手というポジションを失うことなくコースに復帰することが可能だったので、リスクのない判断だったのだ。上位勢の古いプライムタイヤは終盤にデグラデーションが始まっていたのだが、われわれのドライバーたちはそのデグラデーションにうまく対応することができていた。デグラデーションがかなり少なかったために、われわれのドライバーたちがニュータイヤから明確な利益を得ることはなかった。しかし、不利になったとしても苦しむことはなかったため、試す価値があった。ジェンソンは今日の午後、ドライバーズ選手権を獲得する可能性を逸した。しかし彼はシーズンを通じて素晴らしいチームプレーヤーだったし、ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスの一員として素晴らしいスタートを切ることができた。彼はすでに2011年により良い仕事をすることを楽しみにしている。対照的にルイスはドライバーズ選手権争いを演じる4人のうちの1人だ。彼は非常に難しい課題を背負っているものの、アブダビでキャリア2回目のワールドチャンピオンシップ制覇を果たすために、すべてを捧げて努力するだろう。幸運が役割を果たすことになるだろうし、勝利だけでは十分ではないが、不可能という意味ではない。それに、今日はコンストラクターズ選手権争いも終わりとなった。勝者はレッドブル・レーシングだ。われわれボーダフォン・マクラーレン・メルセデスの信念は勝利することであるが、今回は新しいコンストラクターズチャンピオンの名前が有名なトロフィーに刻まれることになる。ウォーキング(マクラーレンの本拠地)で働く全員を代表し、ミルトンキーンズ(レッドブルの本拠地)の全員に祝福を述べたい」

【メルセデスGP】

ミハエル・シューマッハ(7位)

「スタートを成功させて2つポジションを上げたものの、直後にロバートとのバトルで芝生に飛び出し、すぐに抜き返されてしまった。その後のペースは良かったが、今から思えばピットストップが少し早すぎたかもしれない。エイドリアンに引っかかってしまった。終盤はフレッシュタイヤだったニコの方が、前にいたジェンソンに追いつくチャンスがありそうだったから彼をパスさせた。アブダビに期待しているよ。次もいいレースがしたい」

ニコ・ロズベルグ(6位)

「今日はいいスタートで、僕の前でマイケル(シューマッハ)がピットインしてからは、クリーンなエアでポジションを上げることができた。戦略のおかげだよ。その後はちょっとカオティックだったけど、チームはセーフティカーが出たちょうどいいタイミングでタイヤ交換に呼んでくれた。ただ不運なことにジェンソンも同じことをして、周回遅れで混乱した状況だったから、それ以上のポジションアップはできなかった。マイケルはユーズドタイヤ、僕はニュータイヤだったから、彼は僕を先に行かせてくれた」

ロス・ブラウン(チーム代表)

「ニコとマイケルの優れた走りで堅実なダブルポイントフィニッシュができて満足だ。序盤のストップでジェンソンに先を行かれてしまったのが悔しいね。彼はトラフィックで遅れると思ったのだが、うまく切り抜けたようだ。今日はすべて正しい戦略を選び、いくつかポジションを上げることができた。ニコの2度目のストップでは無線トラブルがあって混乱し、再び呼び入れることになったが、ポジションのロスはなかった。2台ともポイントを取れたのは良かったが、決して望むような結果ではない。われわれからコンストラクターズタイトルを奪っていったレッドブルに祝福を。来年はもう一度挑戦する」

【レッドブル】

セバスチャン・ベッテル(優勝)

「僕たちは2010年のコンストラクターズチャンピオンなんだ! サーキットにいるみんなとミルトンキーンズのみんなの成功さ。僕らは1つのチームで、今日達成したことにはすごく誇りを持てるね。ここまで、このマシンをドライブできて楽しいよ。僕らにはアップダウンがあったし難しい時もたくさんあった。正しい時もそうじゃない時もね。だけど、僕たちはいつもギリギリのところでトライしてマシンを速くしようとしているから、すごくいいよ。僕らはいつもアップデートをプッシュしてつぎ込んでいるし、それが少しの改善だったとしても同様なんだ。誰もがこのチームで重要だし、僕は彼らを誇りに思う。それに、今日は自分自身についてもそうさ。今日は真っ当なレースができて何の問題もなかったし、コントロールできたんだ。次戦までの数日は忙しいけど、ミルトンキーンズとここブラジルでは、今晩は少しお酒を飲むことになるだろうね」

マーク・ウェバー(2位)

「今日はチームにとってセンセーショナルな1日だ。ミルトンキーンズの全員を含めたレッドブル、そして僕たちのサプライヤーにとってだけど、数え上げればきりがないよ。韓国GPでは難しい週末を過ごしたけど、今回の1-2フィニッシュによって僕たちはコンストラクターズ選手権を制したんだ。このためにたくさんの人々が一所懸命に働いてくれた。エイドリアン・ニューイ、クリスチャン・ホーナー、ピーター・プロドロモウ、ロブ・マーシャル、レース舞台のクルーたちなど、名前を挙げるときりがないけど、彼らは僕たちが何者なのか知っているし、みんなにとっての報いさ。今年はいろいろなことがあった。ライドハイトシステムやフレキシブルウイングについて言われたりしたけど、最終的に駆ったというのが重要な成功なんだ。ドライバーズ選手権については、今日はフェルナンド(アロンソ/フェラーリ)に対して数ポイント得ることができたから、あとはアブダビGPに懸かることになったね。チームの哲学は僕らにレースをさせることだから、僕もそれにならうよ。今日はセブが優勝に値した。接近した戦いだったね。僕たちはアブダビGPでフェルナンドの前でゴールしなきゃいけない。何が起きるか見てみようじゃないか」

クリスチャン・ホーナー(チーム代表)

「信じられないような結果だ。この6年、チームは誰もが深刻に考えないような立場から立ち上がった。誰もがパーティー的なチームだと思っていたことだろう。それが2010年コンストラクターズチャンピオンになったのだ。われわれ以上に経験と伝統をもったチームの前でゴールし、勝利することができた。チームメンバー1人1人に感謝したいし、レッドブル社のサポート、マテシッツ氏のビジョンと努力に感謝する。チーム全員にとって誇れる1日になったし、今シーズン4回目の1-2フィニッシュという支配的な数字をもってレッドブルが2010年コンストラクターズ選手権を制した。これは特別なことだ。われわれの努力がこの結果を生んだと言えよう。6年半前にマテシッツはビジョンを見出していたが、今日、それが達成された。信じられないような感情を持っている」

【フェラーリ】

フェリペ・マッサ(15位)

「今日はすべてのことが僕に起きてしまい、昨日の予選結果にも関わらずうまくゴールできそうだったから、手にしていた結果をつかみきれなかったことは本当に残念だ。1回目のピットストップ後にコースに戻ってからすぐに、右フロントタイヤがおかしいことを感じてピットに戻り、タイヤを再び交換したんだ。その時点で僕のレースはほぼ終わってしまったよ。終盤にはセーフティカーが導入されて僕にチャンスがあったし、実際にいくつかポジションを上げることができた。その後ブエミ(トロ・ロッソ)と接触があったことで再び交代してしまい、ポジション争いの最中に周回遅れになる状況となった。目の前が開けた状態であれば競争力のあるラップタイムを刻めるということは、ポテンシャルがあったってことさ。ここでしっかり戦いたかったけど、それは不可能だったんだ。最終戦のアブダビGPではトライしたいね。重要な目標を今でも掲げているし、それを成功させるためにベストを尽くす」

フェルナンド・アロンソ(3位)

「すべてのことを考慮すれば、この結果には満足できる。直近のライバルに対して3ポイントしか失っていないわけだし、昨日の予選で何が起きたかを考えれば、よかったよ。今朝の段階でこのような結果になるって教えられたとしたら、喜んでサインしただろうね! コンストラクターズ選手権を手にしたレッドブル・ルノーを祝福したい。わずか数年でトップの位置を手にするというのは素晴らしい成功さ。僕は第1コーナーにかなり注意深かったんだけど、それは誰もがかなりアグレッシブだったのと、僕は誰かと接触するリスクを負いたくなかったからだ。その後はベッテルとウェバー(共にレッドブル)にかなり差をつけられた。ヒュルケンベルグ(ウィリアムズ)をかわすのに数周かかってしまったし、ハミルトンをかわすのだって決して簡単じゃなかったからね。僕のレースペースはよかったけど、これは金曜日に見たとおりだった。セーフティカーが来たときは攻撃するチャンスだと思ったけど、僕とマーク(ウェバー)の間にたくさん周回遅れのマシンがいて、彼らをかわすのにかなりかかってしまったんだ。その時点のマシンは本当にコンペティティブだったから、残念だよ。これからアブダビに向かう。僕らがすべきことは分かっているし、タイトルを手にするかどうかは僕らにかかっているんだ」

ステファノ・ドメニカリ(チーム代表)

「最初に、コンストラクターズ選手権のタイトルを手にしたことについてレッドブル・レーシングとルノーを祝福したい。とても重要な成功だった。ドライバーズ選手権は最終戦にもつれ込むと話したが、フェルナンドはランキング首位の状態でアブダビに向かうことになる。タイトルを持ち帰るのは難しいタスクだと理解しているが、それは直近のライバルたちがとても強力であり、今日の午後にそれを再び証明して見せたからだ。これから8日間の重要な戦いに向かうことになる。われわれがするべきことは理解しているし、最大限の注意を払ってすべてを準備する。われわれ全員が100%の力で特別なタスクに挑む必要があるし、もしかしたらそれ以上が必要かもしれない。レースに対しては、フェルナンドは昨日の予選後に多くのことをやってのけたと思う。彼のオープニングラップは際立っていたし、ハミルトンとヒュルケンベルグをかわしたのはリスクを冒し過ぎなかったことも含めて素晴らしかった。その後は彼のレースをマネジメントしたが、それはセーフティカー導入後も同様だ。非常に難しい状況になると考えた。フェリペはピットストップで不運だったが、右フロントタイヤの装着に問題があったことで再びタイヤ交換を行う必要があったのだ。いいポジションでゴールできそうだっただけに残念である。最後に、継続的に支援してくれているブラジルの観客に感謝したい。レースに臨む際、フェラーリに対するいい雰囲気があった。素晴らしい情熱があることは否定できないし、この国におけるファンのスポーツ精神も同様だ」

【ウィリアムズ】

ルーベンス・バリチェロ(16位)

「今日はピットストップで問題があったが、これについては調査する必要がある。それでも、今日のレースペースには満足だ。残念ながらアルグエルスアリ(トロ・ロッソ)をオーバーテイクした後に彼が僕のほうに向かってきてフロントタイヤを壊してしまい、再びピットストップが必要になった。ポイントを獲得するにはピットインの回数が多すぎた。異なった結果を求めてきてくれたブラジルのファンには申し訳ないよ。僕に言えることは、最後の最後まですべてを尽くすってことさ」

ニコ・ヒュルケンベルグ(8位)

「今日はやりきったから、この結果には満足している。これ以上僕にできることはなかったよ! マシンにはかなり苦労したんだ。本当にドライブが楽じゃなかったんだけど、常にクビサ(ルノー)を後ろに置いておくことができた。チームは最高のピットストップを決めてくれて正しい戦略を実行してくれたよ。後は速さのあるマシンが必要だっただけさ。ポールからスタートしたけど僕らの予想は5位から10位でゴールすることだったから、8位という結果は悪くない。これで、僕らはコンストラクターズ選手権で6位に浮上することができたんだ」

パトリック・ヘッド(エンジニアリングディレクター)

「われわれのグリッド位置を考えれば今日の結果は素晴らしいとは言えないだろう。しかしニコはバイブレーションに悩まされながらもうまくドライブしたし、マシンの速さを生かしてドライブした。セーフティカーのタイミングは不運だった。われわれはそれによって後方に沈み、メルセデスGPに挑戦できなかったからだ。ルーベンスのドライブはピットストップの問題によって破壊されてしまったが、問題があったのは右リアタイヤのナットだ。その後はアルグエルスアリと接触してパンクチャーに見舞われてしまい、再びピットストップを余儀なくされた。これにより、彼はポイント争いができなかったのだ。コンストラクターズ選手権を獲得したレッドブルを祝福したい」

【ルノー】

ロバート・クビサ(9位)

「タフなレースだった。すべてのラップをトラフィックの中で過ごしたよ。でもヒュルケンベルグを抜けるようなパフォーマンスアドバンテージはなかった。低速コーナーでタイムを失っていて、メインストレートではレブリミッターのためにトップスピードアドバンテージを生かせず、彼にアタックできなかった。もう1つ、レースで重要だったのはピットストップ直後だ。ヒュルケンベルグと僕はチームメイトの後ろを何周も走ることになって、フレッシュタイヤのいいところを使えず、シューマッハにポジションを失ってしまった」

ヴィタリー・ペトロフ(16位)

「スタートに失敗して、1コーナーでは大集団の真ん中になってしまった。みんなにスペースを与えようと努力し、ターン2では通常のラインを取ったんだけど、アルグエルスアリにぶつからないように回避しなければならなかった。その時に縁石に乗ってしまい、ターン3を抜けた時には集団の後ろになっていた。その後はひたすらプッシュして、少しでもポジションを上げる普通のレースをしようと努力するしかなかったよ」

エリック・ブーリエ(チーム代表)

「今日は、周囲のマシンと激しいバトルになるのは覚悟していたが、十分にチャンスを生かせなかったと思う。ロバートは終始トラフィックに巻き込まれており、戦略でそこから脱出させることもできなかった。ヴィタリーのレースは事実上、ラップ1で終わっていた。週末のさまざまなポイントで良いパフォーマンスを見せていただけに残念だ。だがわれわれは次の最終戦アブダビに焦点を合わせ、より良い形でシーズンを締めくくるつもりだ」

【フォース・インディア】

エイドリアン・スーティル(12位)

「今日はエキサイティングなレースだったし、本当に楽しかった。まずまずのスタートが切れて、僕はレースの前半をハードタイヤでスタートしたから、それがうまくいったんだと思う。グレイニングに手を焼くかなと思ったんだけど、20周走ったらマシンがどんどん良くなっていったからコンペティティブなラップタイムを刻めたんだ。セーフティカーが導入された時に柔らかい方のコンパウンドに履き替えた。そこからポジションを上げようとがんばったけど、トロ・ロッソは直線で信じられないくらいに速くて追い抜くはかなり難しかった。何とかブエミだけはパスして、ひとつだけど順位を上げられたけどね。22番グリッドから12位ならとてもポジティブだと思うし、結果にもパフォーマンスにも満足している」

ビタントニオ・リウッツィ(リタイア)

「アクシデントまではいいレースだった。たくさんのマシンと戦えたからね。オプションタイヤを履いたスタートはきつかったけど、レースの中盤は一貫性のある速いラップタイムを記録できた。残念なことに、レースを通してブレーキに悩まされていて、2コーナーのところで何かがおかしくなったんだと思う。曲がれなかった。マシンは直進するのみで、バリアに衝突さ。原因はこれから見ていくけど、理由は確実に理解しないといけない。事故の後も僕は大丈夫。今はアブダビを楽しみにしている。ウィリアムズに反撃できることを願う」

オトマー・サフナウアー(COO/最高執行責任者)

「まず先に、コンストラクターズ選手権初制覇を成し遂げたレッドブルに祝辞を述べたい。われわれにとっては今回のレースは難しいだろうと分かっていたので、12位という結果はスターティンググリッドを考えると十分な努力と言えるだろう。エイドリアンは今回も強力なレースペースを発揮し、トニオ(リウッツィの愛称)もリタイアするまではトップ10のマシンに匹敵するラップタイムを刻んでいた。事故に遭ったにもかかわらず、彼にケガがなくてよかった。今回のアクシデントの理由はこれから調べる。またすぐに次のレースがやって来るので、移動的にはかなり厳しい週になるが、最後まで戦い続けるつもりだ」

【トロ・ロッソ】

セバスチャン・ブエミ(13位)

「13位フィニッシュだったら満足なんてできないものだけど、今日はいい仕事をしたとも思っているんだ。最高のスタートを決めて3台のマシンをかわしたよ。2周目には小林(可夢偉/BMWザウバー)をオーバーテイクできたんだ。僕はいいペースで走れていたと思うし、後ろにいるドライバーたちとも戦うことができた。1ストップ戦略だったから(スティントの)終盤にはタイヤがすごく消耗していた。だから、ポジションを守れたことには満足している。悪くない午後だったよ」

ハイメ・アルグエルスアリ(11位)

「今日のパフォーマンスにはかなり満足できると思う。直線でのトップスピードが劣っていたから、ドライのレースでは11位以上は無理だって考えていたんだ。それに、いいバトルも何度かできたしね。僕らの前を走っていたマシンがリタイアしなかったことを考えると、スタート位置から3つポジションを上げてゴールしたというのは予想していた中でも最高さ。アブダビで行われる最終戦を楽しみにしているよ。(アブダビに向かうまで)数日しか待たなくていいっていうのは、悪くないね!」

フランツ・トスト(チーム代表)

「われわれは14番手と19番手からレースをスタートし、11位と13位という結果になった。1台を除いた全車がレースを完走したのだからポイント獲得は困難だった。今日は直接的なライバル勢の大多数よりも前でゴールできたのだから、これについて満足することができる。レースの大部分で11番手を走行していたが、セーフティカーが導入された際にわれわれは2台をコースに残すことを決断した。ドライバーには、新しいタイヤを履いた数台のドライバーたちからポジションを守る使命を課したのだ。ハイメとセバスチャンは終盤にいい仕事をしたが、71周のレース全体でも同様だった。コンストラクターズ選手権を制したレッドブル・レーシングを祝福したい」

【ロータス】

ヤルノ・トゥルーリ(19位)

「チームにとって再びポジティブな結果を終えられたし、僕自身も完走できて本当にうれしいよ! 再び小さなハイドロリック系トラブルがあったんだけど、ガレージでクルーたちがいい仕事をしてくれたんだ。レース終盤にはヘイキ(コバライネン)をプッシュして、彼の真後ろでゴールすることができた。スタートはよくなくてホイールスピンしすぎてしまったんだけど、すぐにティモ(グロック/ヴァージン)に攻撃することができ、彼がピットに入ったところで前に出て、僕のピットストップ後も前にとどまることができた。その後はヘイキに追いつき、レースの最後までかなり快適なドライブができたんだ」

ヘイキ・コバライネン(18位)

「いいレースだったし、このコンディションで期待した最高のレースだったと思う。いいスタートを決めてティモをすぐにかわしたことで、今日の午後のレースでいいポジションを得ることができた。ヤルノやティモとたくさんバトルを楽しめたし、終盤にはヤルノがかなり接近してきたから僕はミスを犯さないようにし、2台が完走することができた。重要なのは残り1レースっていうことだから、アブダビでの目標は(ランキング)10位さ」

マイク・ガスコイン(CTO/最高技術責任者)

「われわれにとって素晴らしいレースになり、いい週末を過ごすことができた。初のコンストラクターズ選手権制覇を成し遂げたレッドブルを祝福したい。われわれにとっては教科書のようなレースだった。ヘイキは素晴らしいスタートを決めてティモをかわし、ヤルノも数周後に彼に続いた。その後は直近のライバルたちとのギャップを開くことができ、最後までそのポジションを守り抜いた。チーム全体によるとてもプロフェッショナルなレースになり、再び(ランキング)10位に近づくことができた。アブダビでもこのパフォーマンスを狙っているし、最終戦でリピートしたい」

【HRT】

クリスチャン・クリエン(22位)

「残念ながら燃圧の問題が発生して、グリッドに向かう途中(のレコノサンスラップ)でマシンが止まってしまったんだ。だけどメカニックたちがいい仕事をしてマシンを修理してくれたから、4周遅れでレースをスタートできた。今回のレースは距離を走破するためのテストになったよ。ラップタイムはよかったし、ライバルたちに対するペースを維持していきたいね。序盤に抱えた問題のせいで、マシンにはいつもより多く燃料を積んだんだ。だけど、コンスタントなラップタイムを刻んでゴールできた。シンガポールGPに続いてレースを完走できたことに満足しているし、このチャンスをくれたチームに感謝している。週末を通じていい仕事をしてくれたよ」

ブルーノ・セナ(21位)

「今日は力強いレースができ、ライバルの新チーム勢のすぐ後ろでゴールできた。僕にとって初めて母国ブラジルで戦ったレースでこの結果を得ることができ、満足している。レース前はファンたちが歌ってくれていたし、71周を通じてたくさんのエネルギーをもらうことができたからいい気分だった。アブダビで行われるシーズン最終戦を楽しみにしているし、再びいいパフォーマンスを見せたいね」

コリン・コレス(チーム代表)

「われわれのレースパフォーマンスはとてもよく、予想以上だった。別の新チーム勢のペースに簡単についていくことができたのだ。クリスチャン・クリエンにはスターティンググリッドに向かう途中に燃料プレッシャーに問題が生じてしまい、ピットレーン出口でマシンを止めなければならないという不運が発生した。マシンを直して4周後にコースに出ることができたことについては、修理をしてくれたメカニックたちに感謝したい。ブルーノ・セナは母国グランプリでいいパフォーマンスを見せ、他の新チーム勢に近い位置で完走できた。今はアブダビで行われるシーズン最終戦に集中しているが、再びいい結果を手にしたいものだ」

【BMWザウバー】

ニック・ハイドフェルド(17位)

「17位でのフィニッシュはもちろん残念だ。レースはかなりいい感じで始まり、僕は1周目にアウト側から数台をオーバーテイクできた。その後はエイドリアン・スーティル(フォース・インディア)の後ろで走る大勢の中の1台になったわけだけど、オーバーテイクするのに必要な直線スピードを持っていなかったんだ。セーフティカーが入った時はポイント圏内に近いところにいたから、チームは僕に新品タイヤを履かせるギャンブルに打って出た。だけど、ドライブスルーペナルティを受けたことがレースを台無しにしたよ。ペナルティは完全に正当なものだったけどね。ニコ(ロスベルグ/メルセデスGP)が僕を周回遅れにしようとしていたことを知らなかっただけなんだ。彼がまだ後ろにいるときに青旗を提示されたけど、それが彼に対してのものだということが分からなかった。僕には情報がなかったんだけど、もしかしたらチームも情報を有していなかったのかもしれない。レース後にニコに謝罪したんだ」

小林可夢偉(10位)

「僕の結果は最高とは言えませんが、今日なら1ポイントでOKでしょう。スタートは悪くなかったんですが、ハードタイヤで長いスティントを戦うことにしていたので(序盤は)グリップが不足し、ポジションを落としてしまいました。プライムタイヤが古くなっていくと、かなりのアンダーステアを経験しました。新品タイヤを履いた時にトロ・ロッソの2台をオーバーテイクできたんですが、その時点で抜くのは簡単ではありませんでしたよ。第1コーナーでオーバーテイクするには直線の速さが必要なんですが、僕には十分な速さがありませんでしたから」

ペーター・ザウバー(チーム代表)

「1ポイントは多いとは言えないが、可夢偉は10位のために激しく戦った。力強いパフォーマンスだった。ニックは不運だった。レースの大半でトラフィックに抑えられてしまったからね。そして2回目のピットストップ直後、ドライブスルーペナルティを受けたのだ」

【ヴァージン】

ティモ・グロック(20位)

「あまりエキサイティングなレースじゃなかった。スタートはなかなか良かったけど、ペトロフがターン2でミスしてふくらみ、僕もスローダウンを強いられ、外側からコバライネンにパスされてしまった。コバライネンに付いていこうとしたけど、彼の方が速く、ペースではかなわなかった。ここでは速さが足りなかったよ。彼らより後ろの20位フィニッシュにはガッカリだ。かなり早い段階でオプションからプライムに替えたため、プライムで53周走り続けなければいけなかった。これからアブダビに直行するけど、いい形でシーズンを終えられるよう、もう少し運が向いてくることを願おう」

ルーカス・ディ・グラッシ(リタイア/完走できず)

「今日のインテルラゴスで、素晴らしい雰囲気を味わうことができた。ブラジルのファンは素晴らしかったよ。グランドスタンドは満員で、最高の経験だった。ただ残念なことにレースは計画通りにはいかなかった。序盤からメカニカルトラブルが発生して、それがどんどん悪化してしまった。ドライブするのも難しくなっていって、クルマを止めて調べなきゃならないほどだったんだ。でも、直せる問題だと分かったからすぐにそうしたんだけど、僕のレースは終わってしまっていて、ただクルマをフィニッシュさせることしかできなかった。アブダビではいいシーズンの終わり方ができるよう、思い切りプッシュするつもりだから、いいレースになってほしいよ」

ジョン・ブース(チーム代表)

「実に残念な1日だった。昨日のウエットコンディションにマシンを合わせすぎたのかもしれないが、単純に今日は直接のライバルたちに対して速さがなかった。ルーカスは、リアサスペンションの問題を抱えており、修理できたのだが、時間がかかりすぎた。彼のホームレースだったのに残念だよ。ティモは最高の走りを見せ、マシンの力を最大限引き出してくれたが、今日はわれわれの1日ではなかったようだ。来週末のアブダビでもっといいレースに期待しよう」

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