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2010年第18戦ドライバーコメント予選

Kay Tanaka / Me / Jim / M.S.
2010年11月7日 « ルノーとコスワース、2013年エンジンにもの申す | ブラジルGP予選後の記者会見パート1 »

6日(土)に行われたブラジルGP公式予選は、ルーキードライバーのニコ・ヒュルケンベルグ(ウィリアムズ)がポールポジションを獲得するという衝撃的な結果になった。ウィリアムズがポールポジションを獲得するのは2005年ヨーロッパGP(ニュルブルクリンク)のニック・ハイドフェルド以来。2004年のブラジルGPでファン-パブロ・モントーヤによって今のところF1最後の勝利を記録しているウィリアムズが、再びインテルラゴスで輝きを放った。

ヒュルケンベルグのポールはウエットコンディションに見舞われたことが大いに影響したが、トップチームもそれなりに着実な結果を残した。レッドブル勢は2番手と3番手につけ、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)は5番手、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)は4番手。一方、フェリペ・マッサ(フェラーリ)とジェンソン・バトン(マクラーレン)は中団グリッドに埋もれている。

小林可夢偉(BMWザウバー)はQ3進出に近づいたが、最終的には12番手。決勝レースはドライコンディションが予想されており、タイトル争いなどを含めて興味深い展開になるはずだ。

予選を終えたドライバーたちのコメントは以下のとおり。

【マクラーレン】

ジェンソン・バトン
土曜フリー走行:9番手
予選:11番手

「かなりタフな週末だ。なかなかバランスが見つけられないんだ。フロントホイールが(ブレーキングで)すぐロックしてしまって、クルマを減速させるのが難しい。僕にとってはそれが最大の問題で、予選も例外ではなかった。それでも、その前のプラクティスより、予選でのクルマの状態は良かった。Q2の終わりにインターミディエイトを履き、最初のラップはOKだったんだけど、タイムは十分じゃなかった。セカンドラップではタイヤを傷めてしまい、その後はいいタイムが出なくなってしまった。最後の最後でQ3からはじき出されてしまったよ。スターティンググリッドでルイスからずいぶん離れてしまったのは残念だ。これではレースで彼をサポートするのが難しい。トップ10入りできなかったのにはガッカリさ――でも、インテルラゴスでは過去、11番手よりもっと後ろからスタートしたこともあり、それでもいいレースができたから、やってみるよ。こう考えることにしたんだ、明日は楽しもう! ってね」

ルイス・ハミルトン
土曜フリー走行:3番手
予選:4番手

「ここでは前にも(2008年)4番グリッドからスタートしたことがある。一番好きな場所ではないけど、今日は文句を言えないよ。でも一方で、最後のラップの最終コーナーで前の誰かが遅くて邪魔されたのにはムカついた。クルマの感触はそれほど悪くない――ウエットで素晴らしくいいわけではなかったけど、Q3最後の乾き始めた状態ではかなり良かった。明日は、レースペースはいいと思うし、ストレートエンドのスピードもある。だから、いいポジションだと思うよ。僕らはまだタイトル争いの中にいる。トップ勢はみんな接近しているから、4番グリッドから前を狙いたい。(お互いに)バトルするよ。ニコ(ヒュルケンベルグ)が先頭ってのもクールだ――おめでとう! でも、僕は前にいる全員を抜くつもりだからね!」

マーティン・ウィットマーシュ(チーム代表)

「最初に、5年ぶりのポールポジションを獲得したウィリアムズと、初めてのポールポジションを取ったニコに祝福を述べたい。驚きの結果だよ――ウィリアムズとニコもびっくりしただろうね! 今日の予選で経験したようなトリッキーなコンディションはしばしば思いがけない結果をもたらすが、今日もそうだった。思いがけない予選は、イベントフルなレースの予兆でもあることが多い。ニコのポールはスポーツにとって良いことだよ。ルイスは明日のレースを2列目からスタートする。今日はセッション最後の最後でレッドブルの2人に抜かれてしまって少々アンラッキーだった。あの段階ではコースがどんどん乾いてきていて――グリップがコンスタントに向上する中、彼は列の先頭にいたため、後になるほどタイムは速くなっていた。だが4番手からのスタートならば、勝利を狙える。ジェンソンはほんのわずかな差でQ3入りを逃してしまい、彼もまたアンラッキーだった――だが、繰り返すがこうした変わりやすい気象条件ではそういう予想外のことが起きるものなんだ。それに彼は非常に戦闘的なレーシングドライバーだ――過去何度も見てきているし、ちょうど1年前にも優れた走りを見せている――ルイスと同様、彼もコントロールされた攻撃性でインテルラゴスに挑むはずだ。可能な限り多くのチャンピオンシップポイントを取ってくれるだろう」

【メルセデスGP】

ミハエル・シューマッハ
土曜フリー走行:12番手
予選:8番手

「今日は自分が望んでいた通りの状況だったのに、ちょっとガッカリだ。予選ではもっと期待していたけれど、僕たちにはうまくはまらなかった。あれ以上速くは走れなくて、でも問題はなかったから、唯一説明がつくとすれば最初に(レッドブルの)セバスチャン(ベッテル)とマーク(ウェバー)にレーシングラインを譲らなきゃいけなかったから、そこでタイヤが冷えちゃったんだろう。今日は状況がうまく自分たちにはまらず残念だった。ファンタスティックなラップを走ったニコ・ヒュルケンベルグ(ウィリアムズ)におめでとうと言いたい」

ニコ・ロズベルグ
土曜フリー走行:8番手
予選:13番手

「今日は予選の結果に期待していたのに、徐々に乾いていく路面だとインターミディエイトタイヤでは一発しか良いラップを走れなくて、しかもQ2のアタックラップでブエミ(トロ・ロッソ)にブロックされてしまった。だからそれでおしまい。コンディションのアドバンテージを生かせる時にこんなに後ろになっちゃうなんてガッカリだ」

ロス・ブラウン(チーム代表)

「とてもエキサイティングな予選セッションだった。的確な判断を下したにもかかわらず、今日は自分たちの思うようには進まなかった。ニコ(ロズベルグ)は重要なラップで妨害を受け、その影響でQ3を逃している。セクタータイムを見れば楽に進出できるはずだったのだ。マイケル(シューマッハ)については、Q3終盤にドライタイヤを適切に機能するところまで持って行けなかった。後ろからは他のマシンに追いつかれていたので、ラインを外れてまだ濡れた路面を走らなければならなくなり、プッシュせねばならぬ時に(タイヤの)温度が足りなかった。なので、今日は予定通りには行かなかったが、明日はそれでも十分立て直せると思っている。チャンピオンシップ決定戦のリングサイドにいい席を取れたので、そこで自分たちにできるアドバンテージを生かしていきたい」

【レッドブル】

セバスチャン・ベッテル
土曜フリー走行:2番手
予選:2番手

「トリッキーなセッションだったよ。Q3の最初にインターミディエイトで走ったときにはサーキットはドライのようだったけど最終セクターが厄介で、その後の判断が難しかった。結局は、みんなドライタイヤにしたと思う。路面はどんどん良くなっていたけど、まだ滑りやすかったね。最初はわずか0.1秒でポールを逃したかと思ったのに、まだもう一桁あって、ニコ(ヒュルケンベルグ/ウィリアムズ)が僕らより1秒も上だった! 彼におめでとうと言いたい。あんな状況ではミスするのは簡単だからね。僕らは今日ポールを狙っていたけど、厳しいコンディションでもっと悪い結果もあり得たから、2番手からスタートできるのが満足だよ」

マーク・ウェバー
土曜フリー走行:11番手
予選:3番手

「僕ら全員にとってチャレンジングなセッションだった。楽しんだよ。こういうコンディションでは間違いを犯して脱落しがちだから、フロントに近い位置につけられてすごく満足だ。Q3でクリーンラップをとるのは本当に難しかったけど、ベストを尽くしたんだ。セバスチャンと僕の差はとても小さく、2人とも上位につけている。チームパフォーマンスが良くて、セブも僕もコンストラクターズチャンピオンシップへのいい土台を築いたから、今日の結果にはたくさんの前向きな要素があるね。明日に向けていい位置につけているよ。ニコ(ヒュルケンベルグ)はすごくうまくマシンを走らせた。彼は自信にあふれ、重要なときにマシンを最大限に生かした。ポールポジションおめでとう、まるで彼は別のサーキットで走っているかのようだったよ!」

クリスチャン・ホーナー(チーム代表)

「今日はチームが本当にとても強いパフォーマンスを発揮し、両ドライバーはわれわれのメインのライバルより前の2番グリッドと3番グリッドを得た。ニコ・ヒュルケンベルグのラップは驚異的だった。彼とウィリアムズに祝辞を送りたい。明日はおもしろいレースになりそうだ」

【フェラーリ】

フェリペ・マッサ
土曜フリー走行:4番手
予選:9番手

「今日のコンディションは決して簡単じゃなかったし、路面は常に変化していたよ。インターミディエイトタイヤを履いたウエットコンディションではかなりいいタイムを刻めだけど、路面がまだダンプ状態だった時にソフトのスリックタイヤを履くとグリップ不足をすぐに感じてしまい、パフォーマンスに影響したんだ。実際、今シーズンを通じて僕はタイヤに熱を入れることに苦労していたし、ダンプ状態だからなおさらさ。ブラジルのファンにいい結果を届けたいと思っていたけど、先頭争いができなかったのは残念だね。最高の観客の前でレースをするというのは、いつだってエキサイティングなことなんだ。レースはドライコンディションで行われるだろうけど、そうなると今日の午後とは全く異なった路面状態になる。昨日はフェルナンドがロングランですごく速かったし、僕たちはいくつかポジションを上げられると思うよ。初めてポールを獲ったニコ(ヒュルケンベルグ/ウィリアムズ)を祝福したい。至福の時を迎えていることだろう」

フェルナンド・アロンソ
土曜フリー走行:5番手
予選:5番手

「5番手だからといって、世界が終わるわけじゃないよ。今年はレッドブルの2台が前に収まって、ハミルトンが駆るマクラーレンと僕らが3番手を争うシーンが多かったからね。だけど今日のサプライズは、ヒュルケンベルグが(先頭に)来たことさ。僕を含めてみんながよくなかったけど、Q3で唯一クリーンなラップを刻めたんだね。ドライのレーシングラインはすごく狭かったし、タイヤを10cmだけ外側に外してしまうと、かなりタイムをロスするものなんだ。こういったコンディションでは多くのものを失ってしまうけど、予選の最後の部分に挑む前に1つ間違った選択が必要だったのかもしれない。明日のレースでは、僕たちが持っている強み、特にレースペースを大いに生かさなきゃいけないだろう。タイヤのマネジメントをうまくできれば、最後までいい状態になると思う。スタートも重要だよ。いくつかポジションを上げたいし、ライバルたちが何をするのか見ておきたい。だって、彼らにとっても重要な局面になるわけだからね。戦略の面から言えば、ヒュルケンベルグがポールの位置にいるということが予想しなかった点だ。今週末の主な目的はウェバー(レッドブル)に対してポイント獲得数でリードを広げ、アブダビに向かうこと。それが不可能だったとしたら、ダメージを最小限に抑えるよ」

クリス・ダイヤー(チーフトラックエンジニア)

「われわれにはさらにうまくやるポテンシャルがあったのだから、この結果は少し苦いものになった。それでも、こういったコンディションではどんなことでも起こるということはわかっている。このようなことは昨日から想像していた。ウエット路面になれば、ドライで圧倒的に速かったレッドブル勢に近付けるチャンスがあった。しかし、後方グリッドからのスタートを迫られる可能性もあり、リスクもあったのだ。最終的には全員がスリックタイヤを履いたのだが、完ぺきなラップを刻むのは非常に難しい状況だった。唯一、ヒュルケンベルグだけが成功した。明日のレースはドライになるだろうし、昨日のロングランではいいペースを発揮している。われわれの主なライバルたちは前方グリッドからのスタートだが、リスクを冒し過ぎることなくフェリペとフェルナンドはポジションを上げることを狙うことになる」

【ウィリアムズ】

ルーベンス・バリチェロ
土曜フリー走行:10番手
予選:6番手

「チームの結果に本当に満足している。僕たちにとって素晴らしい午後になった。ポールポジションを獲得したけど、ただそれが僕じゃなかっただけだからね! ニコ(ヒュルケンベルグ)には興奮させられたよ。こういったコンディションではタイヤの温度を保っておかなきゃいけないんだけど、僕の前には少し遅いマシンがいたからタイヤの温度が下がってしまい、へたったんだ。6番手には満足している。レースをスタートするために強力なポジションだからね」

ニコ・ヒュルケンベルグ
土曜フリー走行:14番手
予選:ポールポジション

「今日ポールを獲れるなんて予想していなかったけど、チームが僕に与えてくれたマシンはこういったコンディションで本当にうまく機能してくれて、僕はうまくラップをまとめることができたんだ。エンジニアから無線を通じてポールになったって教えてもらったんだけど、信じられなかった。最高の気分だよ。レースについては現実的でいなきゃいけない。僕の後ろにいるドライバーたちがチャンピオンシップを争っていること走っているけど、僕はポジションを守りたいし、いい結果を残すためにすべてをやるさ。最高のマシンを与えてくれたAT&Tウィリアムズに感謝するよ。すごくハッピーだし、チームとこの瞬間を楽しみたいな!」

パトリック・ヘッド(エンジニアリングディレクター)

「チームにとって最高の予選になった。ニコと彼のエンジニアたちにとっては特にそうだろう。今日の彼からは何か特別なものを見出すことができたように思う。彼はドライタイヤで3回のアタックを行ったが、ポールタイムは他のドライバーより1秒も速いものだった。ルーベンスもいいドライブをして6番手だったが、レースを開始するにはいいポジションだ」

【ルノー】

ロバート・クビサ
土曜フリー走行:1番手
予選:7番手

「すごく難しい予選だった。最後のセッションでは正しいタイヤ選択をしたとは言え、コース上にマシンをとどめておくのに苦労したから、スリックでの一番速いラップを終えたときにはミスなく1周できただけで満足だったよ。タイヤに十分な熱を入れるのが難しく、ドライのダウンフォースレベルがその点で役に立たなかったということだろうけど、セッションの後により良くできたはずだと考えるのは簡単なことだからね。僕たちは今日正しい判断をし、それがそこまで良くはなかったけれど、明日はいいレースができると期待しているよ」

ヴィタリー・ペトロフ
土曜フリー走行:6番手
予選:10番手

「昨日は本当に厳しい一日で、僕のメカニックとエンジニアは夜を徹して問題を解決するために素晴らしい仕事をし、今日のウエットコンディションで快適なクルマを用意してくれた。サーキットが常に変化してかなりトリッキーな予選セッションだったし、終わりに向かってどんどんドライになっていったよ。実際のところ、セッションの序盤に雨を予想していたのにそうならなかったから、1つのタイヤセットでずっと走って16番手に終わり、Q1で脱落しかけたんだ。全体としてはトップ10に戻ってこられてとてもうれしいけど、ドライタイヤではもっとパフォーマンスを発揮できたはずで、より高い位置につけられたかもしれない。ともかく、明日は強いレースができる自信がある。素晴らしい走りでポールポジションを獲得したニコ・ヒュルケンベルグ(ウィリアムズ)を祝いたい」

エリック・ブーリエ(チーム代表)

「午前のフリー走行では似たようなコンディションでトップと6番手だったのでグリッドの7番手と10番手に終わったことがかなり悔しいが、前向きな面に焦点を向ける必要がある。何より、昨日のクラッシュは彼のせいではなかったのだから、ヴィタリーの走りに喜んでいる。彼がハンガリー以来、初めてQ3に進出し、難しいコンディションの中で自信を取り戻せてよかった。両ドライバーがトップ10からスタートする明日のレースには、多くのポイントを期待できる」

【フォース・インディア】

エイドリアン・スーティル
土曜フリー走行:17番手
予選:18番手

「ひどいQ1を過ごしてしまったよ。最初のアタックはおそらく路面が最適な時にできたんだけど、コースオフして戻ってきたトニオ(リウッツィの愛称)の真後ろになってしまってロスしたんだ。その後の周ではグリップがなかった。終盤に路面は少しよくなったけど、雨が降り始めてしまったし、その時点の僕のタイヤはかなりグレイニングを抱えていて、適切なラップタイムを刻めなかったよ。(前戦韓国GPに関連した5グリッド降格の)ペナルティがあるからかなり後方からスタートしなければいけなくなるけど、僕は絶対にあきらめない。僕らのレースペースはすごく強力だし、変化する天候に対応したピットインの判断も今年はうまくいっているしね。今年は最後の最後で浮上するということをたくさん実現しているから、すべてを尽くすことにすごくモチベーションが高まっているんだ」

ビタントニオ・リウッツィ
土曜フリー走行:16番手
予選:17番手

「午前はマシンのすべてがとてもよく機能したことで本当にポジティブだったけど、おかしなセッションだったね。マシンはバランスが取れていたし、フリー走行から予選にかけてはあまり変更を加えなかった。Q3にかなり接近できるって自信を持っていたんだ。だけど午後になるとマシンがグリップを失い、ブレーキング、特にセクター2で苦しみ、マシンはコースのすべてでスライドしてしまった。努力したけど最終的には17番手以上のポジションを得ることができなかったよ。だけど僕たちはファイターだし、難しい状況になると力強さを増すんだ」

オットマー・サフナウアー(COO/最高執行責任者)

「望んでいたようなセッションではないし、予想していたものでもなかった。しかし、レースが予想不可能なものになり得るということは分かっている。昨年はこのサーキットで3番グリッドを得たが、完走することができなかった。前戦ではトニオが17番手スタートだったが、6位を得ている。まだ、何が起きるかはわからないだろう。今晩は集中し直して可能性のあるすべてのシナリオを確認する。明日のレースに対して、十分に準備することができるだろう。それこそ、うまくやるためのカギだ」

【トロ・ロッソ】

セバスチャン・ブエミ
土曜フリー走行:7番手 予選:15番手

「特に午前のセッションで速く走れていただけに予選の流れには本当にがっかりしている。路面は乾いていっていたけど、Q2でインターミディエイト(タイヤ)に履き替えるのがちょっと早すぎたのかもしれない。路面がさらに乾いた頃には僕のタイヤはベストの状態じゃなくなっていたから、ドライ路面をうまく生かすことができなかった」

ハイメ・アルグエルスアリ 土曜フリー走行:15番手
予選:14番手

「難しいコンディションの中で自分たちのパッケージから最大に近い力を引き出せたと思うから、今日の予選パフォーマンスにはわりと満足している。路面コンディションはかなり変化が激しかったけど、午前にウエットで走ったときに抱えていた問題の解決策を見いだせたんだ。予選はウエットだったけど、レースはドライになるみたいだから、その中間のセットアップにしている。明日はそれがうまく生きてくれることを願うよ。このオーダーになるとは思っていなかったから、タイヤの摩耗にもよるけど、いい戦略を採れれば明日はポイントを獲得できるかもしれない」

ローレント・メキース(チーフエンジニア)

「(予選で)全体の14番手と15番手なら、われわれにとっては問題ない。コンディションがトリッキーになればドライバーにとってもクルーにとっても難しい状況になるので、誰にとっても興味深くなる。フォース・インディアの2台とBMWザウバーの1台を上回った結果には満足していいと思う。しかしながら、今日、ウィリアムズとヒュルケンベルグが素晴らしい仕事を成し遂げたことは、われわれ全員にもっと多くのポテンシャルがあったことを示している。彼らにはおめでとうと言いたい。明日はドライレースが予想されているので、ポイント獲得を目指して必死にプッシュしていく」

【ロータス】

ヤルノ・トゥルーリ
土曜フリー走行:19番手
予選:20番手

「天候によってトラフィックがすごかったから、ベストラップを決めることができなかったんだ。最終的にはいいタイムを刻んだけど、最後のほうがスタート時よりも路面が濡れていた感じだったし、ティモ(グロック/ヴァージン)を上回ることができなかったね。マシンの感触は週末を通じ、ウエットでもドライでもいいよ。明日も僕たちは強力だと思う。今日はマシンにドライ用のセットアップを施していたから、明日のレースではいいポジションを得られそうだ」

ヘイキ・コバライネン
土曜フリー走行:21番手
予選:21番手

「僕にとっては残念なセッションだった。アタックする周はいつもトラフィックに悩まされたし、マシンの能力を引き出せなかったよ。それでも、明日はOKだと思っている。このサーキットは全長が短いから、トラフィックが予選で役割を演じることが普通だ。だけど昨日はレースに向けたいいセットアップが組めていたし、明日のマシンはよくなるだろう。僕らが何をできるか見せたいね」

マイク・ガスコイン(CTO/最高技術責任者)

「素晴らしい予選セッションだったが、残念な部分も少しあった。両ドライバーは最速ラップ中にトラフィックを抱えてしまい、特にヘイキはハイドフェルド(BMWザウバー)に何度か抑えられた。それでも、明日は晴れという天気予報であるし、われわれのマシンはドライコンディションで力強いパフォーマンスを発揮するだろう。レースでは2台がフィニッシュラインを越えることを狙っている」

【HRT】

クリスチャン・クリエン
土曜フリー走行:24番手
予選:23番手

「こういった難しい状況下で、このような予選結果を得られたことにすごく満足しているよ。午前にはこのマシンで初めて雨の中を走ったんだけど、特に予選ではミスをしないことが重要だった。だけど、僕はなんとかコースにとどまり、終盤にラップタイムを改善できたんだ。明日のレースではポジション争いをしたいけど、その準備はしっかりできているよ」

ブルーノ・セナ
土曜フリー走行:23番手
予選:24番手

「セッション中にタイヤを交換していれば、今日はもっとよかったはずだよ。予選の終盤には路面がよくなっていたけど、僕らはそれを生かせなかった。明日は再びドライになりそうだけど、もっと運があることを願う。長くてタフなレースになるだろうし、母国ブラジルでF1マシンを駆って戦うのが楽しみだ」

コリン・コレス(チーム代表)

「このような難しいコンディションの中で得た予選結果に、かなり満足している。われわれのライバルとのギャップはかなり小さいし、今日は堅実的なパフォーマンスを見せることができた。他の新チーム勢からは0.5秒差だが、残念ながらクリスチャン・クリエンは最後に雨が降ってきたことによって最終アタックでロスがあった。クリスチャンにとっては、われわれのマシンで走る初めてのウエットコンディションだったが、よくやってくれた。彼はエイドリアン・スーティル(フォース・インディア)の5グリッド降格ペナルティにより、22番グリッドからスタートする。明日のレースでいい戦いができることを期待しているが、このレースは初めて母国ブラジルで戦うことになるブルーノ・セナにとっては特別なものになるだろう」

【BMWザウバー】

ニック・ハイドフェルド
土曜フリー走行:18番手
予選:16番手

「すこし困っていたことを認めなきゃいけない。僕らのマシンはドライコンディションに適していたはずだけど、それ(天候)は僕らがコントロールできるものじゃないからね。Q2でのタイミングについては、もっとうまくできたはずだ。僕のタイヤ変更が2周ほど速すぎてしまい、履いていたタイヤにとって路面が最適な状態の時にコースにいることができなかった。それでも、さっきも言ったように僕らはドライコンディションで強いだろう。明日の天候はドライになるという予報だしね」

小林可夢偉
土曜フリー走行:13番手
予選:12番手

「Q3進出にかなり接近したんですが、最後の周にタイヤ(のおいしいところ)が終わってしまった感じでした。タイヤ変更のタイミングは悪くなかったですよ。路面コンディションを考えればおそらくあと1周遅らせてもよかったでしょうが、イエローフラッグが振られた時の場合などを考えて安全に行くほうがよかったんです。Q1では路面がより濡れていて、マシンとタイヤにとってのコンディションはかなりよかったですね。同じセットを履いて終盤には5番手をたたき出したんですが、もちろんQ2の結果が大切なわけですから。明日はドライコンディションを予想していますし、僕らにとってはいいはずだと信じています」

ペーター・ザウバー(チーム代表)

「今週末は典型的なインテルラゴスらしく、予想しえないグリッドになった。ウィリアムズ、特に素晴らしい仕事をしてポールポジションを獲得したニコ・ヒュルケンベルグを祝福する」

ジェームズ・キー(テクニカルディレクター)

「予想されたように、今日は雨が降った。午前には異なったコンディションを理解するためにプログラムを進め、特にエクストラウエット(ウエットタイヤ)とインターミディエイトタイヤの切り替えるポイントを確認した。昨日と比べると、われわれはウエットコンディションで競争力を失う感じだ。主な問題はタイヤのウオームアップだろう。予選に向けて変更をいくつか加えたが、適切な時に路面とタイヤのコンディションが重なるのが重要なのだ。可夢偉は午前中に困難をいくつか抱えたものの、いい仕事をしてQ3に近づいた。ニックは少し満足できていなかったようで、トラフィックの影響も受けてしまった。Q3に進めなかったのは残念だが、明日はドライになるだろうから競争力を増すことができるはずだし、一所懸命に戦う。最後に、ポールポジションを獲得したウィリアムズとニコ・ヒュルケンベルグを祝福したい」

【ヴァージン】

ティモ・グロック
土曜フリー走行:20番手
予選:19番手

「僕らにとって今日はかなりいい予選になった。最初のアタックがよくて、ロータス勢の前に留まるには十分だったんだ。2セット目のタイヤには少し問題があり、3セット目への変更を余儀なくされた。その作業で時間をロスしてしまい、その後のアタックは1周しかできなかったよ。さらに改善できたけど、タイヤがいい温度になっていなかった。新規参入チームのベストグリッドにつけられてよかったし、明日のレースが楽しみだ」

ルーカス・ディ・グラッシ
土曜フリー走行:22番手
予選:22番手

「土曜日のインテルラゴスはすごいウエットコンディションだった。全体的に今日はうまく行ったけど、常に変化する予選のコンディションだけは別さ。路面がベストな状態の時に、コースにいることができなかったんだ。だから予選結果には満足していないし、もっと改善できたはずだ。それでも明日はまた別の日。ドライコンディションでのパフォーマンスには楽観的だし、インテルラゴスで戦う初めてのブラジルGPにすごく興奮することになるだろう」

ジョン・ブース(チーム代表)

「両ドライバーは午前のウエットコンディションにおけるマシンの反応にかなり満足していた。予選ではティモが2セット目のインターミディエイトタイヤにバランスの問題を抱えていたが、最初のセットのタイヤでいいラップを刻めたことが新チームで最速ドライバーになれた要因だ。ルーカスは雨の中で早くコースに出るという賭けに出たが、それによって今日の彼のパッケージを存分に生かすことができなかった。それでも、彼は明日予想されるドライコンディションにおけるパフォーマンスに自信を持っている。エンジンパートナーであるコスワースが素晴らしいポールポジションに輝いたことを祝福したい」

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