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ブラジルGP金曜日の記者会見パート1

Jim
2010年11月6日 « 2010年第18戦ドライバーコメント初日 | ブラジルGP金曜日の記者会見パート2 »
来年は"新"チームではなくなるロータス、ヴァージン、HRT © Sutton Images
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ブラジルGP初日セッションを終えて、メルセデスGPからロス・ブラウンとニコ・ロズベルグ、ロータスからマイク・ガスコインとヤルノ・トゥルーリ、ヴァージンからジョン・ブースとティモ・グロックが記者会見に出席した。

Q: ジョン(ブース)、ここまでのシーズンを要約してください。初めてのシーズンはいかがですか。

ジョン・ブース: 前回その質問に答えた時と同じだ。前半は最悪だったが、モナコ以降は安定して進歩し続けられている。

Q: 来年についてはどのようにお考えですか? チームは巨額の資金が投じられなければならないように思いますが。

ブース: そうだね、うちの予算は準備してあるし、3年から5年の計画なので予算計画はまったく変更なしだ。

Q: つまりきちんとした財政プログラムがあると?

ブース: その通り。

Q: 何か付け加えることはありませんか?

ブース: ない。

Q: 新規チームのうち2チームは新しいトランスミッションに切り替えますが、あなたのところはどうですか? トランスミッションの問題はありますか? 変更を予定されているのでしょうか?

ブース: シーズンのとても初期の頃はトランスミッションのトラブルがあった。われわれのトランスミッションは他の新チームと少し違って、自社製造のギアボックスを使っているので、われわれの状況は若干異なる。今年自分たちが成し遂げた開発にはとても満足している。来年のギアボックスはもっと信頼性が向上するはずなので、それについてもかなり満足だ。

Q: あなた方には当てはまらないと?

ブース: そうだ。

Q: ティモ(グロック)、今シーズンはケガからの復帰で始まったわけですが、シーズンを総括していただけますか?

ティモ・グロック: そうだね、ジョンも言ったように僕たちのシーズンはかなり厳しいスタートだったし、序盤戦はちょっと難しかった。僕的にはシルバーストーン以降かな、マシンにいい開発を投入できたし、レースごとに改善していけたから。学習することでチーム自体が正しい方向に進んでいくようになって、一緒に成長した感じだよ。僕は毎週末ベストを尽くしている。予選で何度かロータスを上回ったことは僕にとってのハイライト。シンガポールや韓国ではウエットコンディションでなかなか良いタイムを記録できた。だけど、13番手とか12番手を走っているときに不運に見舞われたレースもあった。でも、それがレースだ。自分たちのミスから学び、今後に生かしていかないといけない。

Q: 何を求められていると思われますか? 来年はロータスと戦えるでしょうか?

グロック: 今は皆が必死に開発している時だから、まだ早過ぎる。今まではどうだろう。そのうち分かるさ。僕たちは改善しなきゃいけない。ミスから学んでとにかく必死に成長しないといけないんだ。

Q: ですが、来年は良いシーズンにしたいですよね?

グロック: うん。

Q: 来年も間違いなく今のチームにとどまるのですか?

グロック: 現時点ではそうみたい、だからイエス。

Q: ロス(ブラウン)、開発をストップされて以降のマシンは調子が良さそうですね。侮辱しているわけではないのですが。なぜそうなのかご説明いただけますか?

ロス・ブラウン: 親切にありがとう、ボブ(質問者)。まさに強化だね。特にテストがない状態で新しいものをたくさん導入することが多ければ金曜日や土曜日のフリー走行はとりわけ難しくなる。今シーズンはマシンに大量の新パーツを持ち込んだ時にやや低迷気味だったし、適切に機能させられなかったが、そこからそれらの開発パーツを強化してきた。私は自分たちが最大の力を引き出していないと思っているので、いい勉強になっている。この先、パッケージを持ってそれぞれのサーキットに行く際にはそのことを念頭に置いておくつもりだし、そうすればサーキットで試す前にしっかりと準備ができると考えている。それでも、これは今年ほとんどのチームにも言えることだと思うし、テストがないので2歩進んで一歩下がるという具合だ。テストができていた時代はパーツの評価に何日か使えたし、その中で期待通りに機能しないものもあった。理解できることではあるが、そこから多くのことを学んでいると思う。

Q: もしあなたがFIAの帽子をかぶってシーズンを見ていたとして、上位でこれだけ多くのチームが接戦を繰り広げていますし、表向きは完ぺきなシーズンだと言えるのではありませんか?

ブラウン: 今説明したように、さまざまな理由から今年は素晴らしいシーズンになっていると思う。どのチームもテストで開発パーツを試すことができない。給油がなくなったことでまた別の側面をもたらしている。今年はタイヤもかなり変更されたので、本当に素晴らしいシーズンになっていると思う。物事を安定させる時に、レースに何かしらのスパイスを与えるために来年に向けて新しいリアウイングの選択肢を入れるべきかどうかはまだ懸念がある。私は今でも十分F1は素晴らしいと考えている。レースは最高だと言わざるを得ない。全体的なスペクタクルもとてもいい。改善の道は常に探す必要があるとはいえ、それほどダメなショーだとも思わない。

Q: ニコ(ロズベルグ)、残る2つのサーキットにおけるマシンのパフォーマンスはどうなると思われますか? ロスが言うように、徐々に良くなっているのでしょうか?

ニコ・ロズベルグ: もちろん韓国は僕たちにとってものすごいチャンスだったし、それまでのレースよりは少し前進できたと思うけど、進歩するだろうと語るには慎重になるかな。僕たちがやろうとしていることはとにかく自分たちのポジションを守ること。今のところ今週末はちょっと難しくなりそうだけど、明日が雨だとして、雨が降れば僕たちにはいいチャンスになるはず。実際、明日雨が降ればもう少し上のグリッドを狙うチャンスが得られると思っている。

Q: チャンピオンシップには絡んでいけそうですか? 誰の邪魔もしたくはないと思いますが、同時に、上位勢の中にご自身のポジションを見いだせれば、その状況を利用できるはずです。

ロズベルグ: もちろん、状況はいつだって彼らがもう少し慎重にならなきゃいけないと思う。そういうものだし、時々はそれを利用できることもある。もし自分がチャンピオンシップ争いの中に絡んでいければとてもうれしいよ。つまり上位に行ければってことだけど、まあ、簡単じゃないよね。

Q: 韓国の直線ではマシンが好調でしたよね。ここもそうですし、特にアブダビのストレートを考えると役に立ちそうですか?

ロズベルグ: そうだね、韓国ではFダクトが本当にうまく機能したんだ。だからパフォーマンスの面で正しい方向に少しだけ進めたし、ラストの2戦でもきっと僕たちの助けになるだろう。でも、大幅な一歩を踏み出せるかどうかとなると、慎重になる。

Q: マイク(ガスコイン)、ルノーのエンジンとトランスミッションを使うことで契約されましたね。これはあなたにとってどれほど重要なことですか?

マイク・ガスコイン: われわれはルノーエンジンとレッドブル・テクノロジーのトランスミッションを使うことになっている。チームにとっては明らかに大幅な前進だし、自社風洞の建設やファクトリーの建設を含め、最近われわれが行った多くの発表はチームの明るい未来を照らし出していると思う。F1での初年度が難しくなるのはいつものこと。進展にはとても満足している。現時点で新チームの中では最上位、このポジションを守りたい。だが、今年はずっとチームの体制を整えること、それから来年に向けた開発がすべてだった。新たなパートナーの獲得、チームの拡大、すべてを考えるにチームの未来はとてもポジティブだと思っている。

Q: つまり今年はチームの構築がすべてだったということですか?

ガスコイン: そうだ、われわれが初戦に間に合わせなければならなかったのは明らかだったはずだ。あれだけ遅くに始めたのだから、とてつもなく難しいタスクになることは明白だった。しかし、重要なのは新チームと名乗れるのは一度きりだということ。来年には今年やっていたことと同じようなことはできなくなる。それだけじゃない。大いに前進しなければならないのだ。(イギリスの)ヒンガムにあるファクトリーや新たなパートナーなど、すべてと共に、中団グループに入り込めるよう、それらの基礎的要素を適所に配置した。今は2つのパートに分けられると思う。新チームは自分たちだけのグループで走っている。新チームはしっかりやるべきだとバーニー・エクレストンが言っていたが、ある意味、われわれもそういった発言に同意できると思う。もちろん、あなた方もそうだろう。われわれは中団で競い、既存チームの後方集団にいる必要がある。2年目は現実的なことだけを言うと、1年前より大きく成長していなければならない。われわれはこの1年をそのために費やした。そのためのプログラムなのだと自信を持って言える。

Q: ヤルノ(トゥルーリ)、ハイドロリック系のトラブルについてうかがいます。それが起きる理由は何でしょう? なぜあなたに起こってヘイキ・コバライネンには起こらないのですか?

ガスコイン: ボブ、それはヤルノじゃなく私に聞くべきだよ。

ヤルノ・トゥルーリ: 単に不運だったのさ。メカニックたちはやれる限りベストを尽くしてくれているけど、どうもトラブる時は僕のマシンに起こるみたい。来年じゃなくて今年に起きる分にはかまわないよ。今年はレースがおかしくならない限り僕たちがポイントを手にすることはないだろうしね。でも、来年は今の状況を考えると絶対にポイント獲得を狙い始められると確信しているし、そういうトラブルは起きてほしくない。(今は)ただ受け入れる。シーズンの最初から難しくなることは分かっていた。でも、そうあるべきよりも少しだけフラストレーションがたまる状況だ。

Q: 今後について考えると、来年はどんな可能性があると思いますか?

トゥルーリ: 水晶を持っているわけじゃないし、将来のことを話すのはいつもかなり慎重になる。でも、マイクとトニー(フェルナンデス)のことは信じているし、彼らは本当に素晴らしい仕事をしていると言わざるを得ない。彼らは優れたパッケージを用意するために一体になって働いている。本当に、本当に有望だよ。来年の現実的な目標はポイント獲得を考え始めることだと思っている。今みたいなパフォーマンスを見せることはできない。上位にいる人たちに追いつかなきゃいけないし、来年は常に中団で戦えるようにしないと。でも、現時点では誰も正確に情報を持たない変更がある。新しいタイヤになることは新チームにとって大きな影響を及ぼすと思うし、それは経験のあるチームも同じだと思う。結局、誰が正しくて誰が完全に間違っているかはシーズン序盤に分かるはず。自分たちが正解者の方にいることを願うよ。マイクがいるしね。彼は経験豊富だし、トニーは力もあって努力家だ。彼はいつも皆をプッシュしているんだよ。実現させたいという思いがあるから、本当にいい雰囲気だし、チームは今後に向けてうまくやっている。だから、今僕に言えるのは本当に、本当に有望だということだ。

Q: ハイドロリック系の問題についてマイクに話を戻します。ご説明いただけますか?

ガスコイン: 正直いうと、ハイドロリック系は同じグループのスタッフが組み立てている。なので、マシンには完全にランダムに載せられるので、理由は特にない。ただのクジ運だ。チームとして非常に失望している。以前には経験したことのない異なる問題がいくつもあったが、その中のひとつだと思っているし、ヤルノはただ本当に不運だったのだと思う。

Q: 彼の使い方が問題というわけではないのですね?

ガスコイン: とんでもない、まったく違う。システムはシステム、ドライバーはドライバーだ。彼はとにかく全力でドライブしているだけ。システムはそれに対応できるようにデザインされている。われわれはチームとしてヤルノ(のマシンに)十分な仕事ができていなかったということだ。

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