ブラジルGP

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サンパウロ市長はブラジルGPの舞台であるインテルラゴス・サーキットを元F1最高権威のバーニー・エクレストンが競り落とすと予想しているようだ。

ブラジルの人気コースであるインテルラゴスは長らく将来が危ぶまれており、F1カレンダー残留を確保すべく競売にかけられている。ブラジルは100年に一度と言われる不況に見舞われているが、ブラジルGPも含まれる27億ポンド(約)の民営化パッケージについて、サンパウロ市は市の財源強化につながることを願い、また、インテルラゴスに投資する意向のある新たなオーナーが見つかることを願っている。

その候補の一人が、妻ファビアナさんと共にブラジルに居を構えるエクレストンだ。86歳のエクレストンはF1の新オーナーが『Liberty Media(リバティ・メディア)に代わった後、名誉会長に退いた。サンパウロのジョアン・ドリア市長はエクレストンが入札者の一人になるだろうとの見解を明かしている。

「サーキットの民営化によってF1の継続が保証されるのです」と『Reuters(ロイター通信)』に語ったドリア市長は「F1が大切なのは理解していますが、公的資金ではなく民間資金で行われるべきです。民間サーキットとして民間資金で開催を継続することは完全に可能だと思います」と続けた。

また、エクレストンの関心度について具体的に問われたドリア市長は「関心を寄せてくれています。サーキットのオークションには参加するでしょう」とも話している。

ここ数年、エクレストンはインテルラゴスの施設を批判する中心人物であり、窮屈なピットとパドックエリアをとりわけ非難していた。ただ、実際には財政的な制限によりサーキットの改修が行える状況ではない。

エクレストンは憶測に関するコメントを拒みながらも、ロイター通信に「彼らは売りたがっている。助成金の支給はありそうにない。少しの資金も投じないだろう。それでも、なんとかしたいと思っているのだ。私は"では私が買おう"とも"いや、私は買わない"とも言っていない。静観している」と述べた。

また、エクレストンはF1の新CEOであるチェイス・ケアリーとリバティ・メディアがインテルラゴス救済に向けて「おそらく何かしら考えているだろう」とも付け加えている。

昨年末に公開された暫定カレンダーではブラジルGPに"承認待ち"の印がついていたものの、インテルラゴスの一戦は2017年シーズンのラストから2戦目として開催されることになっている。

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