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ペナルティを科されたのは3名のみ

M.S.
2016年11月15日 « 確かな将来のないブラジルGP | インテルラゴスで新PUは使用されず »
© Mark Sutton/Sutton Images
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ウエットコンディションで荒れた展開となったシーズン第20戦ブラジルGP決勝だが、週末を通してペナルティを科されたのは3名のみだった。

グランプリ初日にはキミ・ライコネン(フェラーリ)とカルロス・サインツ(トロ・ロッソ)がピットレーン入り口で接近した件が調査されたものの、サインツの方が遅れていたことや、両ドライバーに回避行動の必要がなかったことが認められ、おとがめなしと結論付けられている。

また、初日から2日目の間にフェラーリが今季最初の"消灯令"違反を犯したものの、1シーズンにつき各チーム2回までは例外として認められているため、罰則は科されていない。

12日(土)に取り沙汰されたのは予選でマノーのエステバン・オコンがジョリオン・パーマー(ルノー)の進路を妨げた件で、オコンには3グリッド降格のペナルティが発令された。

オコンはチームからパーマーの接近を知らされておらず、当時の状況を「もう1周できるか話し合っていたから、チームはそれをチェックするのに忙しくて、パーマーが来ていることを確認していなかった」と説明している。

何度もセーフティカー出動や赤旗中断のあった決勝レースでは、セーフティカーラインを越える前に他車をオーバーテイクした地元出身のフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)と、マシン撤去のためピットレーンクローズが宣言されている状態でピットに入ってしまったダニエル・リカルド(レッドブル)に5秒のタイムペナルティが科された。

ブラジルGPの週末を通してスチュワードが審議・裁定したインシデントおよびペナルティは以下の通り。

ブラジルGP初日:11月11日(金)

(フリー走行1回目とフリー走行2回目はペナルティなし)

【金曜フリー走行2回目】

◆カルロス・サインツ(トロ・ロッソ)
審議内容:ターン11、12、13、14、15で低速かつ不規則、あるいは危険性をはらむ走行をした疑い、FIA F1スポーティングレギュレーション第27条5項に違反容疑
裁定:おとがめなし
裁定理由:映像、テレメトリー、チームによる無線を確認し、関係するチームとドライバーの話を聞いた結果、スチュワードはこれ以上の措置は必要ないと判断した。問題のラップでは両ドライバーがターン9周辺でそれぞれのラップをアボートした。その後、両ドライバーはお互いがしていることを把握せずに自分たちが次にやることに向けて準備していたと同意している。ピットエントリー前の上り坂でサインツのマシンは当初ライコネンと同様のスピードであり、その後ハーベスティングモードに入ったため、ライコネンと同じレートでは加速しなかった。ライコネンはピットに入るためにサインツを迂回しなければならず、ライコネンのスピードの方が速かったために安全にそれを行なうことが可能だった。彼は白線が始まるより前の段階でピットレーンに入っている。両ドライバーは回避行動が必要なかったことに合意している。スチュワードはいずれのドライバーも不必要に低速な走行、もしくは、不規則あるいは危険性をはらむ走行をしなかったということで納得するものである。

◆キミ・ライコネン(フェラーリ)
審議内容:ターン11、12、13、14、15で低速かつ不規則、あるいは危険性をはらむ走行をした疑い、FIA F1スポーティングレギュレーション第27条5項に違反容疑
裁定:おとがめなし
裁定理由:映像、テレメトリー、チームによる無線を確認し、関係するチームとドライバーの話を聞いた結果、スチュワードはこれ以上の措置は必要ないと判断した。問題のラップでは両ドライバーがターン9周辺でそれぞれのラップをアボートした。その後、両ドライバーはお互いがしていることを把握せずに自分たちが次にやることに向けて準備していたと同意している。ピットエントリー前の上り坂でサインツのマシンは当初ライコネンと同様のスピードであり、その後ハーベスティングモードに入ったため、ライコネンと同じレートでは加速しなかった。ライコネンはピットに入るためにサインツを迂回しなければならず、ライコネンのスピードの方が速かったために安全にそれを行なうことが可能だった。彼は白線が始まるより前の段階でピットレーンに入っている。両ドライバーは回避行動が必要なかったことに合意している。スチュワードはいずれのドライバーも不必要に低速な走行、もしくは、不規則あるいは危険性をはらむ走行をしなかったということで納得するものである。

ブラジルGP2日目:11月12日(土)

◆フェラーリ
昨晩、スクーデリア・フェラーリのマシンオペレーションに携わるメンバーが、土曜フリー走行開始予定時刻の11時間前である11月12日0時に開始し、同3時間前にあたる11月12日8時(いずれも現地時間)に終了する8時間のピリオド中にサーキット範囲内に立ち入った。

スクーデリア・フェラーリにとってこれが2016年F1選手権シーズンに2回許容される例外のうち1回目にあたるため、本件に対する措置は取られない。

(土曜フリー走行はペナルティなし)

【予選】

◆エステバン・オコン(マノー)
違反内容:ターン4でカーナンバー30(ジョリオン・パーマー/ルノー)の走行を妨害、FIA F1スポーティングレギュレーション第31条6項に違反
裁定:3グリッド降格、およびペナルティポイント2点(12カ月有効)
裁定理由:Q1セッションの終わり、事前にラップをアボートしていたカーナンバー31のドライバー(オコン)はスローラップ中だった一方、カーナンバー30のドライバー(パーマー)はファストラップだった。ターン4のブレーキングゾーンに入る際、オコンはレーシングライン上にとどまっており、その時に接近していたパーマーにレーシングラインを外れることを強いた。当時、オコンはチームと無線通信中であり、パーマーの接近について知らされていなかった。オコンがパーマーを視認した際、オコンは危険な状況を避けるべく可能な限り右に寄っている。しかし、スチュワードはペナルティを軽減すべき事由がないこと、およびオコンが明らかにパーマーの進路を妨害したとの判断に至った。

オコンの累積ペナルティポイント:4ポイント(2016年11月13日時点)

ブラジルGP決勝:11月13日(日)

【決勝】

◆フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)
違反内容:セーフティカーライン1を越える前にカーナンバー21(エステバン・グティエレス/ハースF1)をオーバーテイク、FIA F1スポーティングレギュレーション第39条8項に違反
裁定:5秒のタイムペナルティ、およびペナルティポイント2点(12カ月有効)
裁定理由:セーフティカーピリオド終了時、カーナンバー19(マッサ)がセーフティカーライン1に到達する前にカーナンバー21をオーバーテイクしたため。スチュワードは視界が限られていたことを考慮した。

マッサの累積ペナルティポイント:2ポイント(2016年11月13日時点)

◆ダニエル・リカルド(レッドブル)
違反内容:クローズされたピットエントリーに進入、FIA F1スポーティングレギュレーション第28条14項に違反
裁定:5秒のタイムペナルティ
裁定:セーフティカーピリオド終了時、カーナンバー19(マッサ)がセーフティカーライン1に到達する前にカーナンバー21をオーバーテイクしたため。スチュワードは視界が限られていたことを考慮した。

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