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マルドナドのペナルティポイントが6に

M.S.
2015年11月17日 « ロズベルグの好転を喜ぶラウダ | 3台のみがエンジンコンポーネントを交換 »
© Sutton Images
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シーズン第18戦ブラジルGPではウィリアムズのバルテリ・ボッタス、ザウバーのフェリペ・ナッサー、ロータスのパストール・マルドナドにペナルティポイントが与えられた。

金曜フリー走行2回目で赤旗中に他車を追い越したことを咎められたボッタスは、赤旗が掲示されたときにはすでにオーバーテイクの動きに入っていたと主張し、この措置に不服を述べていた。ペナルティポイントに加え、3グリッドダウンの処分を受けて7番手からレースをスタートしたボッタスは、最終的には降格分を取り戻して4位フィニッシュを遂げている。

ホームレースを迎えていたナッサーに科されたペナルティは、予選Q1で同郷のフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)の走行を妨害したことに対するもの。マルドナドは決勝レースでナッサーのチームメイトであるマーカス・エリクソンに接触したのを取り沙汰され、1ポイントのペナルティポイントを科された。マルドナドの累積ペナルティポイントは今季のマレーシアGP、ハンガリーGPで与えられたものを合わせて6ポイントにおよんでいる。

また、決勝前のグリッド上では、マッサのタイヤに問題があることが確認された。マッサのタイヤがピレリの規定温度を27度超過したというFIAテクニカル部門代表ジョー・バウアーの報告を受けて審議が行われた結果、マッサには結果からの除外という措置が取られている。

なお、この件についてウィリアムズはFIAの測定が不正確だったと反論し、控訴の意向を示している。

ブラジルGPの週末を通してスチュワードが審議・裁定したインシデントおよびペナルティは以下の通り。

ブラジルGP初日:11月13日(金)

【フリー走行1回目】

◆ダニエル・リカルド(レッドブル)
違反内容:8基目の内燃機関(エンジン/ICE)を使用、FIA F1スポーティングレギュレーション第28条4項(a)に違反
裁定:10グリッド降格
裁定理由:FIA F1スポーティングレギュレーション第28条4項(c)に則り、初めての8基目コンポーネント搭載に10グリッド降格のペナルティが適用された。チームは11月3日(火)18時31分にICEの交換を技術委員に通知した。

◆ジョリオン・パーマー(ロータス)
違反内容:ガレージからの危険なリリース、FIA F1スポーティングレギュレーション第23上12項(a)に違反
裁定:ロータスに罰金1,000ユーロ(約13万2,000円)
裁定理由:チームはカーナンバー30(パーマー)を危険な状況でガレージからリリースした。スチュワードはガレージを離れる指示がなされた直後にカーナンバー22(ジェンソン・バトン/マクラーレン)がリリースされたことに留意し、ペナルティを軽減する。

【フリー走行2回目】

◆バルテリ・ボッタス
違反内容:赤旗掲示中にターン5からターン6の間でカーナンバー12(フェリペ・ナッサー/ザウバー)をオーバーテイク、FIA国際スポーティングコード付属書H第2項4条4.1に違反
裁定:3グリッド降格、およびペナルティポイント2点(12カ月有効)
裁定理由:カーナンバー77(ボッタス)は赤旗中にカーナンバー12(ナッサー)をオーバーテイクしたと認めた。マシン間の速度差が相当あったとはいえ、スチュワードはカーナンバー77のドライバーが赤旗中のオーバーテイクを回避することは可能だったと判断し、処分を下す。

ボッタスの累積ペナルティポイント:2ポイント(2015年11月13日時点)

ブラジルGP2日目:11月14日(土)

【土曜フリー走行】

◆バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)
違反内容:ピットレーンを時速83.2kmで走行、FIA F1スポーティングレギュレーション第30条12項に違反
裁定:ウィリアムズに罰金400ユーロ(約5万3,000円)

【予選】

◆フェリペ・ナッサー(ザウバー)
違反内容:ターン11でカーナンバー19(フェリペ・マッサ/ウィリアムズ)の走行を妨害、FIA F1スポーティングレギュレーション第31条7項に違反
裁定:3グリッド降格、およびペナルティポイント2点(12カ月有効)

ナッサーの累積ペナルティポイント:2ポイント(2015年11月14日時点)

◆フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)
スチュワードは予選でタイムを計測しなかったカーナンバー14がレースでスタートする許可をマクラーレン・ホンダから求められた。FIA F1スポーティングレギュレーション第36条1項に基づき、当該ドライバーがこのイベントのフリー走行で十分なタイムを記録しているため、スチュワードはカーナンバー14フェルナンド・アロンソにレーススタートの許可を与える。

ブラジルGP決勝:11月15日(日)

◆フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)
違反内容:12基目の内燃機関(エンジン/ICE)、11基目のターボチャージャー(TC)、11基目のMGU-H、8基目のMGU-Kを使用、FIA F1スポーティングレギュレーション第28条4項(a)に違反
裁定:25グリッド降格、内訳は次の通り
1)12基目のICE搭載による10グリッド降格
2)11基目のTC搭載による5グリッド降格
3)11基目のMGU-H搭載による5グリッド降格
4)8基目のMGU-K搭載による5グリッド降格
裁定理由:FIA F1スポーティングレギュレーション第28条4項(c)に則り、初めての12基目コンポーネント搭載に10グリッド降格のペナルティが適用された。初回以外の11基目コンポーネント搭載であるTC、MGU-Hの交換には5グリッド降格ペナルティが科される。また、初回以外の8基目コンポーネント搭載であるMGU-Kの交換にも5グリッド降格のペナルティが科された。チームは11月14日(土)16時19分にICE、TC、MGU-H、MGU-Kの交換を技術委員に通知した。

◆ダニエル・リカルド(レッドブル)
違反内容:5基目のエネルギー貯蔵装置(ES)、5基目のコントールエレクトロニクス(CE)を使用、FIA F1スポーティングレギュレーション第28条4項(a)に違反
裁定:10グリッド降格、内訳は次の通り
1)5基目のES搭載による5グリッド降格
2)5基目のCE搭載による5グリッド降格
裁定理由:FIA F1スポーティングレギュレーション第28条4項(f)に従い、初回以外の5基目コンポーネント搭載であるES、CEの交換にそれぞれ5グリッド降格ペナルティが科される。チームは11月15日(日)09時28分にES、CEの交換を技術委員に通知した。

【決勝】

◆パストール・マルドナド(ロータス)
違反内容:ターン1でカーナンバー9(マーカス・エリクソン/ザウバー)に接触、FIA F1スポーティングレギュレーション第16条1項に定義されているインシデントに関与
裁定:5秒のタイムペナルティ、およびペナルティポイント1点(12カ月有効)

マルドナドの累積ペナルティポイント:6ポイント(2015年11月15日時点)

◆フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)
違反内容:右リアタイヤがタイヤサプライヤーによって規定される最大トレッド温度を超過、FIA F1テクニカルレギュレーション第12条5項1号、および、FIA F1スポーティングレギュレーション第3条2項、FIA国際スポーティングコード第12条1項1号(i)に違反
裁定:レース結果から除外
裁定理由: FIA技術指南書TD/029-15に従って右リアタイヤの温度を測定した。当該チームはFIA F1テクニカルおよびスポーティングレギュレーション、FIA国際スポーティングコード、イベントプレビューに記載されたオフィシャルタイヤサプライヤーの指示を順守していなかった。

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