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2012年第12戦ドライバーコメント予選

Jim / Me / M.S.
2012年9月1日 « スパでのクラッシュを思い出すブルティ | メルセデス、"トリプルDRS"に進化!? »
ポールポジションを獲得したバトン、2番手につけた可夢偉、3番手タイムだったマルドナド © Sutton Images
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初日の悪天候から一転して晴天に恵まれたスパ・フランコルシャンで1日(土)、2012年シーズン第12戦ベルギーGPの土曜フリー走行と予選が行われた。

ドライバーのみならず関係者やファンからの人気も高いスパでポールシッターに輝いたのはマクラーレンのジェンソン・バトン。0.3秒差の2番手タイムを残したのはザウバーの小林可夢偉だった。ウィリアムズのパストール・マルドナドが3番手に入ったものの、他車の走行を妨害したとしてセッション後に3グリッド降格ペナルティが科されている。

また、レッドブルのマーク・ウェバーとメルセデスのニコ・ロズベルグは予定外のギアボックス交換により5グリッド降格ペナルティを受ける。

予選を終えたドライバーやチーム関係者のコメントは以下の通り。

レッドブル

セバスチャン・ベッテル
土曜フリー走行:9番手
予選:11番手

「午前はすごくいい感じだった。ラップはうまくまとまらなかったけど、マシンの感触が良かったんだ。午後も取り立てておかしなところはなかった。クリーンだったし、僕のラップにはとても満足していたのに、ただ速さが足りなかった。こんなにもわずかな差でQ3行きを逃したのは残念だけど、それがレースだよね。ここ数戦では僕らのマシンがレースでとても良かったから、何ができるか見てみよう」

マーク・ウェバー
土曜フリー走行:7番手
予選:7番手

「ガッカリだ。ペナルティを和らげるためにも上位のグリッドに行きたかったけれど、明日何ができるか考えていかないと。十分な速さがなかったし、今日はフロントローに挑めなかった。自分のラップにはとても満足しているし、今日の僕たちにとってはきっと5番手がベストだったんだと思う。明日は長いレースになるし、ポジションを上げるチャンスも必ずあるはずだ。ちょっと圏外になってしまったのは明らかだし、やらなきゃいけないこともあるけど、このチームのオペレーションは質が高く、ハードワークがモノを言うことも皆分かっている。とにかくプッシュし続けるのみだ」

クリスチャン・ホーナー(チーム代表)

「明日はいつもと違った感じのグリッドになる。残念ながらマークはハンガリーで分かっていた通り5グリッド降格のペナルティが科されるが、あそこでレースを完走したのは正しかった。戦略的にはブダペストでポイントを犠牲にするより、ここでのペナルティの方が良いと考えた。セバスチャンは第2セクターで非常に苦戦したようで、あいにくあとわずかのところで届かなかった。ポールポジションのジェンソン(バトン/マクラーレン)、おめでとう。明日はポジションを上げるべく、ハードに戦う」

マクラーレン

ジェンソン・バトン
土曜フリー走行:5番手
予選:1番手

「最後のポールポジションからあまりにも時間が経ちすぎて、まるで勝ったような気分だ! 実のところ2009年のモナコ――僕が勝利したレース――以来のポールなんだ。予選での僕の強さを見せることができた。チーム全体におめでとうって言いたいよ。僕にとって今週末はボーダフォン・マクラーレン・メルセデスでの50戦目のグランプリ。ここでポールポジションが取れて、ウォーキング(マクラーレン本部)、ブリックスワース(メルセデスAMGハイパフォーマンス・パワートレインズ本部)そしてもちろん、ここスパにいるみんなのために本当にうれしい。新しいリアウイングの効果がこんなに大きいなんてびっくりしている。でもエンジニアたちもバランス面で最高の仕事をしてくれた。何よりも、3つの予選セッションすべてで一貫性があったことが良かった。でも、ロングランは誰もできていないから、明日の展開を静観しないとめ。まだドライバー選手権に勝てるかって? イエスさ。1日1日取り組んでいくけど、明日はたくさんのポイントを取りたい」

ルイス・ハミルトン
土曜フリー走行:12番手
予選:8番手

「ジェンソン、おめでとう! 彼は素晴らしい仕事をしたよ。明日はマックスのポイントを取ってほしい。僕の方はちょっとガッカリだ。それでもまだトップ10にいるから明日は最善を尽くす。セットアップは完璧じゃなかったけど、それは単純に間違ったリアウイングを選んだからだ。ハンガリーで使ったバージョンのままいくことにしたんだ。午前中のFP3で使っていたウイングはあまり良くなかったから、古いウイングに戻した。その方が安全策だと考えたんだ。総合的なチョイスだった。古いウイングの方が予選で速いと思ったんだけど、ニューウイングの方が圧倒的に速いことはジェンソンが証明している。僕はちょっとアンラッキーだったけど、明日は与えられたものの中でできることをする」

マーティン・ウィットマーシュ(チーム代表)

「ジェンソンのポールラップは実に素晴らしかった。ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスでの彼の初ポールであり、明日のレースに向けて大いに期待が持てる位置だ。だが、今朝のFP3ではジェンソンもルイスもマシンのバランスや感触に完全に満足してはいなかった。昨日まったくドライ走行ができなかったことに関係しているかもしれない。FP3で直面した問題に対処するため、午後の完全ドライのコースでは多少の変更が必要だった。ドライバーたちと十分に話し合って決めた結果、最終的に2人のうちジェンソンのマシンに施した変更が正解だったことになる。ポールを手にしたジェンソンが勝利を狙うのはもちろんのこと、7番グリッドスタートとなるルイスも多くのポイントを取ろうとハングリーだ。以前の発言の繰り返しであり、断言させてもらうが、ジェンソンとルイスはF1最高のドライバーラインアップだ。明日もまた2人がそれを証明してくれるだろう」

フェラーリ

フェルナンド・アロンソ
土曜フリー走行:1番手
予選:6番手

「予選6番手というのは今年の僕らの予選平均値とマッチしている。正確には6.08だ。だからこの結果にはそれほど驚いていない。僕らはだいたい土曜日よりも日曜日の方が良くなるので、レースにはそこそこ自信を持っている。特に、一番近いライバルたちの多くが後ろにいるし、キミともそれほど離れていないからね。明日、この結果が再現されるとしたら、今すぐ喜んでサインするよ! 僕らの狙いは表彰台だけど、優勝も不可能じゃない。レースがすごくオープンなのは本当さ。ここではオーバーテイクが比較的楽だというのもある。タイヤライフについてのデータがないのはみんな同じ状況なんだから、別に不利な要素じゃない。とにかく僕らはどちらのコンパウンドのこともよく知っているから、その点では何の問題もないはずだよ。それよりも、昨日あまり走れなかったということはクルマのさまざまな面を最適化できなかったということを意味する。ただしこれもみんなと同じ。同じチームでもドライバー間にパフォーマンスの差があったことについてもそれで説明がつく。僕らのアップデートはトップスピードの向上につながった。数日後にレースをするモンツァに向けてもプラスになる。チャンピオンシップは接戦だ。すべてをパーフェクトにこなさないと後退してしまう。だからこそ、どんな小さな事柄も大事なんだ。僕らはいつも最大限集中して細心のことに注意を払っている」

フェリペ・マッサ
土曜フリー走行:6番手
予選:14番手

「午前中からセクター2ですごく苦しんでいて、3回目のフリー走行後にクルマの構成を少し変えたんだ。でも残念ながら状況はあまり変わらなかった。どうしてもその部分ではいいドライビングができない。空力ダウンフォースが足りなくてクルマがコーナーでスライドしているのが分かる。フェルナンドもコースの一部で苦労していたようだけど、僕よりは明らかに少なかった。でも、セクター1と3ではコンペティティブだった。どちらも純粋にチームメイトと比べても良かったんだ。昨日の悪天候でロングランについてのデータがなかったから、セクター2の問題のせいでタイヤデグラデーションにも少し気を取られてしまった。今日の結果に満足はできないけど、今大事なのはレースに集中すること。まだ可能性は十分にある。ここはオーバーテイクが可能なコースだ。それに加えてクルマの挙動に関しても未知数がたっぷりあるから、どんなサプライズだってあり得るよ」

ステファノ・ドメニカリ(チーム代表)

「今日の午後はこれまで以上に予選結果の評価にきわめて注意深くなる必要がある。3つのセッションで多くのサプライズが飛び出し、明らかに例のないグリッドになった。フェルナンドの6番手は明日の午後に同じくらい良いレースをするのに向けた好ましい基盤だ。7列目からスタートするフェリペにとっては、日曜日はよりタフなものになるだろう。しかし、彼がすべてを失ったわけでは決してなく、トップ10のポジションはその手が届くところにあり、コンストラクターズチャンピオンシップの面で重要なポイントになるだろう。土曜日に確立したヒエラルキーをひっくり返すのにここほど適したサーキットはなく、したがっていかなる予測も立てがたい。われわれはこれまでと同様のアプローチでこのレースに取り組まなければならない。すなわち、われわれが有するパッケージとわれわれの前に現れるあらゆる機会を最大に活用していく。通常行われるロングランでのタイヤ比較が昨日できなかったことを考えればレースペースについて確信できる者などいないのは明らかで、これがレースでさらなる不確定要素となり、予測は非常に困難だ」

パット・フライ(テクニカルディレクター)

「金曜日に用意されている3時間のほとんどを走行しないまま予選に挑むのは決して楽ではない。今朝になって天気が良くなったのは事実だが、1時間では短すぎる。これだけ多くの新しいエレメントをテストするような場合は特にそうだ。われわれは開き直って、集めていたデータやシミュレーションによって得たデータに基いてある程度の決断を下したものの、パッケージ全体を最適化出来なかったことは明らか。このコースは、来週レースするモンツァ同様に、特殊な空力ダウンフォースレベルを要求される。これはカレンダーに記載されている他の主要なサーキットでは必要とされないものだ。したがって、とりわけ予選では比較的用意にオーダーに変化が見られることがあり、今日もそれが立証されたと思っている。昨年はブリスターの問題があったが、今年のピレリの選択は私たちの予想に完ぺきにマッチしており、ピレリが実に素晴らしい仕事を果たしたことを証明していると思う。明日は予測不能でおもしろいレースを目にすることになるだろう。結果を予測するのは非常に難しい。われわれはいつも通りベストを尽くす。もしミスを犯すことがなければいい結果を切望することができるだろう」

メルセデス

ミハエル・シューマッハ
土曜フリー走行:13番手
予選:13番手

「今日は本当に残念。ファンには心から申し訳なく思っているけれど、今日は自分たちにできる精いっぱいをやったと言わざるを得ない。マシンは十分な速さがなく、特に中盤セクターが遅すぎる。今日は今日として、明日のレースでベストを尽くせるようにしないとね。もうすぐさらなる前進を遂げられるはずだから、とにかくがんばるよ」

ニコ・ロズベルグ
土曜フリー走行:24番手
予選:18番手

「今のところ今週末はまったく予定通りに進んでいない。今朝はギアボックストラブルがあったからマシンを準備する機会がまったくなかったとはいえ、明日のレースを後方グリッドからスタートするなんて本当にガッカリ。(問題を抱えた結果)予選で適切なセットアップを見いだすのに少し時間がかかってしまい、結局うまく機能しなかった。レースではいくつかポジションを上げられればと願っているけど、僕らのマシンはこのコースで最速なわけじゃないから、あまり楽観してもいない。それでも、もちろん必死にプッシュするけどね」

ロス・ブラウン(チーム代表)

「われわれにとっては失望の一日だった。予選は厳しく、適切な作動域にタイヤを持っていくのが非常に厄介だということが判明している。ニコ(ロズベルグ)に公正を期して言うならば、彼は今朝のP3(土曜フリー走行)の時間をほぼ失ってしまい、ドライ路面での走行がかなり少なかったためチャンスはほとんどなかった。マイケル(シューマッハ)はそれなりに走れていたので、現時点でわれわれに成し得るベストがこれだ。不十分であることは明白であり、改善できるよう必死に取り組み続ける」

ノルベルト・ハウグ(メルセデス・ベンツ・モータースポーツ副社長)

「今日のマイケルは可能な限りマシンの力をすべて引き出してくれたと思う。昨日の雨が役に立つことはなく、今日に向けてまったく準備ができなかったが、無論、それは誰にとっても同じこと。それを念頭に、ニコは唯一のドライセッションだった今朝の走行でギアボックストラブルに見舞われ、ほとんど走れなかった。このトラブルによりニコは5グリッド降格ペナルティを受ける。もちろん、夏休み明けのスタートとして望んでいた結果ではない。われわれの目標は明日もっといい仕事をすることだ」

ロータス

キミ・ライコネン
土曜フリー走行:2番手
予選:4番手

「簡単な予選セッションではなかった。マシンに問題はなかったけど、他の人たちのような速さがあったとは思わない。今日の僕たちにポールを狙うだけの速さがなかったことは明らかだ。でもレースはまた別。グリッドはチャンピオンシップで自分たちより上位にいるドライバーよりも前だから、彼らよりも多くポイントを獲得できるようがんばる」

ロマン・グロージャン
土曜フリー走行:8番手
予選:9番手

「ベストな予選じゃなかったし、ちょっと苦戦した。Q1ではトラフィックに引っかかり、マシン自体も自分が思うような自信を得られなかったんだ。トップ10の接戦ぶりは見ての通り。特に柔らかい方のコンパウンドを履いたときは自分が望む通りにすべてをまとめることに苦労した。天候の影響で昨日のフリー走行を逃したこともまったく役に立たなかったし、マシンで過ごす時間はいつだって有益なんだ。スパのようにラップが長ければ特にね。レースでは素晴らしいマシンになると確信しているし、戦略もいいはずだ」

フォース・インディア

ポール・ディ・レスタ
土曜フリー走行:10番手
予選:10番手

「今日の僕らのパフォーマンスにとても満足している。午前のプラクティスではマシンにペースがあったし、かなりのダウンフォースと効率が必要なこのサーキットでうまく機能していた。Q2での僕のラップはすごく感じが良くて、可能な限りのベストに近かったと思う。実際、Q3でそのタイムを再現することはできず、0.1秒遅くなってしまった。だから、あれが今日僕らのマシンにあったスピードだった。マーク(ウェバー/レッドブル)のグリッド降格ペナルティで僕は多分9番手からスタートすることになる。明日ポイントを持ち帰るには絶好の位置だね」

ニコ・ヒュルケンベルグ
土曜フリー走行:14番手
予選:12番手

「トップ10も可能だと感じていたから今日の結果には少しガッカリ。ドライでの準備時間が思うように取れなかったけど、今朝は悪くない形だったし、セットアップでいくらか前進があった。Q2のファイナルラップで真ん中のセクターがうまくいかずにタイムをロスし、Q3に行けなかったんだ。一周がこんなに長いのにタイムがすごく接近していたし、0.1秒や0.2秒あれば十分グリッドが上がったはず」

オットマー・サフナウアー(チーフオペレーティングエンジニア)

「ドライの走行時間が限られていた中、今朝われわれはマシンをうまくサーキットに合わせ、予選に向けて良いセットアップを見つけた。ポールはQ2でとてもコンペティティブで、Q3に進出することができた。しかし、ニコはQ2を走行中に第2セクターで犯した小さなミスで残念ながらトップ10に入れなかった。明日のレースはドライになると見ており、マシンでポイント獲得を狙う」

ザウバー

小林可夢偉
土曜フリー走行:4番手
予選:2番手

「チームにとっても自分にとっても本当にうれしいです。ここに来る以前にかなりポジティブな感触はあったんですが、予選で2番手と5番手になれるとは予想していなかったと言っていいと思います。今年は何度か強力なレースを戦えていますが、予選が弱点だったので皆が改善しようと本当にがんばってくれました。彼らに心からお礼を言いたいです。金曜日はどちらのセッションも雨の影響であまり学ぶことが多くなかったですし、他の皆と同様に今朝のセッションが僕たちにとって初めてのドライ走行でした。3回のフリー走行を終えて、自分たちの調子がいいことは分かっていたんです。明日はフロントローに着くのでそのこと自体はとてもうれしいですが、まだポイントを取ったわけではありません。表彰台が目標なのは当然ですし、そこに到達するにはまだまだ先は長いと思っています。タイヤの管理をしっかりやって、適切な戦略で臨まなければなりませんし、小さなミスであれ許されるとは思っていません」

セルジオ・ペレス
土曜フリー走行:3番手
予選:5番手

「チームにとって2番手と5番手の予選結果は本当に素晴らしい。皆を思うと僕もうれしいよ。個人的にはあまり満足していないんだ。Q3のラストラップが完ぺきにいかなかったからね。マシンのパフォーマンスが今朝とは違っているように感じた。いずれにしても、一番大事なのは明日。要求の厳しいサーキットだし、ものすごくチャレンジングなレースになるだろう。スタートをしっかり決めて、自分より前にいる人たちと争えるようにしたい。マシンはそれを可能にしてくれると分かっているからね。もちろん、もう一度表彰台に上ることが目標だ」

モニーシャ・カルテンボーン(CEO)

「チームにとっては最高の結果です。これまでの最高位ですから。夏休み後に、これだけ強力な形で戻ってこられたことはとても重要だと思います。ポテンシャルがあることは分かっていましたし、常々、グリッドを上げられるだけで今以上のパフォーマンスを披露できると言ってきました。今、私たちはそのポジションにいます。明日もこの流れを続けられるかどうかはわれわれ次第。ここのスパに素晴らしいマシンを用意するためにがんばってくれた拠点の皆、そしてスパで見事な仕事を果たしてくれているチームの全員に脱帽です」

ジャンパオロ・ダラーラ(トラックエンジニアリング責任者)

「もしかすると、すべてのレースでウエットな金曜日の方がいいのかもしれない! 昨日はほぼすべての時間を失ったようなものだったので、今朝の3回目のフリー走行はかなりタフだった。1時間で大量の作業に取り組まなければならなかったが、とてもうまくいったと思う。パフォーマンスもいくらか見いだせたし、予選ではすべてが計画通りに進んだ。とにかく今はレースに集中し続けよう」

トロ・ロッソ

ダニエル・リカルド
土曜フリー走行:16番手
予選:16番手

「Q2ではQ1と同じタイムだったからベストのラップを走れたとは思わない。いつもならQ2の方が速いし、もっとタイムを伸ばしたかったけどできなかった。16番手より上位を狙っていたのに。それでもレースに向けてはポジティブな気持ちでいる。今日のタイムを見て明日の午後はもっとうまくやれると思っているし、僕らのペースは有望な兆候を見せている」

ジャン-エリック・ベルヌ
土曜フリー走行:15番手
予選:15番手

「僕にとってもチームにとっても今日は堅実なパフォーマンスだったと思う。他チームと比較しての自分たちのポジションは分かっているから、長期休暇の後とはいえ、突然Q3に進めるなんて期待していなかった。個人的にはうまくやれたと思うしね。シーズン開幕時から予選に少し苦戦していたけれど、レースごとに成長して、今日はチームメイトよりも上位で終えられたからどんどん良くなっていることを証明していると思う。だけど、最速ラップでいくつかミスしてしまったから、本当ならもうちょっと速く走れたかもしれない。明日はアグレッシブに攻める計画だから、コース上でめぐってくるチャンスをつかんでいきたい。ポイントを獲得できれば最高だけど、ちょっと難しいかもしれないね」

ローレン・メキース(チーフエンジニア)

「2台とも余裕を持ってQ2に進めたことは励みになる。今朝のフリー走行で2人のドライバーがしっかりと取り組んでくれたおかげで、Q1ですぐにペースをつかめたのだと思っている。もしかするとコンマ数秒を稼げたかもしれないが、15番手のポジションは自分たちに期待できる中では現実的だと思うし、今のパフォーマンスレベルを公正に反映した場所とも言える。直接のライバルたちとのギャップはわずかに近づいたように思えるものの、レースを戦ってみないと分からない。今朝は多数の作業に取り組んだが、他の皆と同じように今週末はドライでの走行がほとんどできていないので、非常に興味深いレースになると予想される。スパではいつものことではあるが、タイヤ関連の知識が不足していることもあって、いくらかのサプライズが待っているかもしれない」

ウィリアムズ

パストール・マルドナド
土曜フリー走行:11番手
予選:3番手

「午前中は期待したほど思い通りじゃなかったけど、予選中はクルマや改善し続ける路面コンディションの変化に対応できた。Q1を終えてポテンシャルを感じたから、後は残りの予選ですべてをまとめ上げるだけだった。ペナルティで6番手に後退してしまってガッカリだけど、それでもいいリザルトだからチームにとっては良かったと思う。これからレースに向けて準備を整えたい。明日はいいリザルトを手に入れるためにプッシュする。すごく楽しみだよ」

ブルーノ・セナ
土曜フリー走行:17番手
予選:17番手

「今日はとにかくかみ合わず、フラストレーションのたまる予選だった。不運なスピンを喫し、それによるダメージが少しマシンにあったみたいだ。本来いるべき位置より後ろというのはもどかしいけど、今までそうしたポジションからでもポイントを取っているから、下を向かずにもう一度やり遂げないとね」

マーク・ジラン(チーフオペレーションエンジニア)

「昨日はフルウエットのコンディションだったが、ドライの走行で一日を終えることができて良かった。FP3(土曜フリー走行3回目)は3回のテストセッションを1回に圧縮しようとしたために非常に忙しかった。好リザルトを期待して予選に向かい、パストールが素晴らしい走りを見せてQ3で比類ないラップを決め、3番手に入っている。しかし、残念なことにパストールにはその後ヒュルケンベルグを妨害したとのスチュワードの裁定が下され、3グリッド降格となった。だが6番手からなら明日はいいレースが期待できるだろう。ブルーノはフロントウイングのダメージから大きな影響を受け、遺憾にも予選17番手に終わった」

ケータハム

ヘイキ・コバライネン
土曜フリー走行:18番手
予選:19番手

「今日はちょっとトリッキーだった。FP3(土曜フリー走行)は序盤にマシンのアンダーステアがひどかったんだけど、セッションの終盤には解決できていたんだ。だからFP3が終わる頃にはマシンの感触も良くなっていたのに、DRSにトラブルが起きてしまい、これがラップタイムに響いたのは間違いない。予選では最初のアタックでトラフィックに引っかかり、アウトラップで自分の思うような速さを出せなかった。タイヤの熱入れがうまくいかず、タイムをきちんと出すのにもう1周かかってしまったし、タイヤが思ったような状態じゃなかったから速いタイムを残せなかったんだ。2回目のアタックはだいぶうまくアウトラップを走れたけれど、DRSの問題が再発した。皆が必死に修復作業に励んでくれたけど、それでも(DRSを)開くのに苦労していて、それはマシンに乗っていても感じる。ボタンを押しても完全に起動している感じがしないんだ。スパのようなサーキットではタイムにかなり影響する。結局、最後のアタックでいつものポジションにつけた。今自分たちがいる場所を考えると、自分たちが望める限り良いパフォーマンスができるかどうかがすべてだ」

ヴィタリー・ペトロフ
土曜フリー走行:21番手
予選:20番手

「僕はかなりいい予選セッションを戦えたから満足している。セッションの最後にクリアラップを走れた。予選の最初の走行はトラフィックがひどく、ちょっとタイムに響いていたかもしれないけど、今日は自分にできる限りマシンの力を引き出せたと思っているからよかったと思う。明日のレースはドライになりそうだけど、路面がクリアな状態でもスパではいつもサプライズがある。だからしっかりとレースを戦い、前方で何か起きたときはチャンスをものにできるように準備しておきたい」

マーク・スミス(テクニカルディレクター)

「FP3はとても忙しいセッションで、昨日から持ち越したプログラムを可能な限り進めた。ヘイキのマシンはDRSトラブルが発生していたので予選までに解決しようと努めたが、完ぺきには終わらせられず、彼はDRSのメリットを完全に得られない状態でQ1に臨むことになってしまった。予選ではミディアムタイヤを履かせて2度のアタックを行うことに決め、最終的には今週末の自分たちのパフォーマンスを反映するポジションにつけたと思っている。それでも、明日はいいレースを戦えると思うし、モンツァやシンガポールなど残りのシーズンに向けてさらにペースを見いだせるよう努力を重ねていくつもりだ」

リアド・アスマット(CEO)

「明白なペースという点では今週末の自分たちのポジションに満足していないと言って差し支えないだろう。チームの誰もが進歩し続けるために必死にがんばっているものの、自分たちがいるべき立ち位置に着くにはまだまだやらなければならないことがたくさんある。前のチームを肩越しに見ているわけではないので、彼らに挑むのはチャレンジングだ。両ドライバーもチームも明日のレースをポジティブなレースにするために全力を尽くしてくれると分かっているが、前方のマシンとのギャップを縮めるまで満足するつもりはない」

HRT

ペドロ・デ・ラ・ロサ
土曜フリー走行:22番手
予選:22番手

「文句のつけようもないラップができたから、今日の予選にはとても満足。ギリギリのタイミングで出ていって、一周のうちに3セクターともベストタイムを揃えた。リスクを冒したかいがあったね。午前のP3(土曜フリー走行)でいろいろと問題があったけど、適切に変更してそれがうまくいった。予選で他のマシンの前につけることもできた。しかもこんなに難しいサーキットでのことだから、その分余計に満足している。僕らにとってタイムは重要ではなく、進歩していて最後尾じゃないことが大事。後ろにはアップグレードを投入したマシンがいたから、それがポジティブだ」

ナレイン・カーティケヤン
土曜フリー走行:23番手
予選:24番手

「午前のセッションを最大限に活用したけれど、トラフィックにつかまってばかりでいい予選はできなかった。セッションの終了間際にタイムアタックをしていたのに、ターン15で別のマシンに邪魔されたせいでやり遂げることができなかったんだ。でも、それはもう過ぎたこと。今日のことは忘れて、明日のレースのことを考えなければ。いつもどおり、ベストの結果が達成できるように戦うつもりだ」

トニ・クケレラ(テクニカルディレクター)

「昨日は雨だったので基本的には一から作業をスタートし、午前にはレースと予選に向けてあらゆるテストに集中しなければならなかった。路面は一周ごとに改善しており、走り続けることが重要だった。そして、それこそわれわれが行ったことだ。ペドロはファンタスティックなラップを成し遂げ、今季で3番目の予選パーセンテージ(103.7%)を達成している。F112がミディアムダウンフォースのサーキットにより適している証だ。ナレインがクリーンナップを取れなかったのは残念であり、彼のタイムは真のスピードを反映したものではない。明日の予報はドライでやや気温が高くなる見込みなので、タイヤのデグラデーション具合を予測するのは難しいそうだ。2ストップのレースになるかもしれないが、スパはオーバーテイクが可能でわれわれのマシンの最高速は良いので、その場で戦略を合わせていくことになるだろう」

マルシャ

ティモ・グロック
土曜フリー走行:20番手
予選:21番手

「金曜日は誰にとっても難しく、ドライ走行がまったくできなかったから土曜日は大忙しだった。ここ数戦で抱えていたリアエンドの信頼性に関する問題を修正するために少し変化を加えていたんだけど、今朝のFP3(土曜フリー走行)で初めてアップデートの感触を確認した。まだレースの状態を見てみないといけないけど、状況は改善されたと思うし、チームが本当にたくさんの仕事に取り組んでくれたから、皆にありがとうと言いたい。予選は問題なかった。最初のアタックは良くなかったけれど、1周目にいくつかミスを犯してしまったからもう少しタイムを伸ばせたんじゃないかと思っている。2周目は直線でかなりタイムを失ってしまった。たぶん原因は風だと思う。その後はコーナーからコーナーへとプッシュし続けられた。でもラップの終盤になると、どういうわけか、ターンインでまたリアエンドを失ってタイムロスするんだ。これについては見てみないといけない。今日は隣のチームといい戦いができているようだったから本当に残念だけど、明日のレースで調子を取り戻せると願おう」

シャルル・ピック
土曜フリー走行:19番手
予選:23番手

「最新のアップデートに関してはものすごくいい前進を遂げられたと思うけど、予選での出来にはガッカリしている。最初の走行は問題なかったけど、いくらか改良の余地があったと思う。でも、2回目の走行では一度しかフライングラップを走れず、セクター2でトラフィックにはまってしまい、そこで大きくタイムを失った。ライバルとの競争では僕たちがかなり強そうだったからちょっとイラッとする。でも今はレースに集中して自分たちに何ができるか考えないといけない。今回の新パーツで得られたものを発揮しないとね」

ジョン・ブース(チーム代表)

「金曜日の天候の影響で今週末はチャレンジングなスタートになったものの、とてもポジティブな感触を得られている。走行不足によりFP3の最初から、予選とレースのセットアップに関して正しいバランスを見いだせていないことは明らかだったし、予選のペースに響くとおもわれる明白な不足があった。とはいえ、その反面、レースに向けてはポジティブとも言える。基本的にペースの改善は日曜日に見られることが典型だ。両ドライバーとも素晴らしい仕事を果たしてくれたが、シャルルはトラフィックが影響したため、明日の展開を楽にしておくことができなかった。レースになれば再び強さを発揮できると信じて疑わない。全体的なペースに関してはさらなる前進を遂げたことが証明されている。アップデートは明らかに改善につながっているので、今週末は難しいスタートを強いられたものの、明日はそこから最大限の力を引き出さなければならない」

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