ベルギーGP

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雨のスパで可夢偉がトップ

M.S.
2012年8月31日
おなじみの雨に見舞われたスパ © Sutton Images
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1カ月の夏休みを終えたF1一行はベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットに再集結し、31日(金)日本時間17時から2012年FIA F1世界選手権第12戦ベルギーGP金曜フリー走行1回目が実施された。

2012年の前半11戦が終わった時点ではフェラーリのフェルナンド・アロンソ(164ポイント)がドライバーズチャンピオンシップの首位に立っている。40ポイント差の2位につけるのはレッドブルのマーク・ウェバー(124ポイント)。続く3位にはウェバーのチームメイトであるセバスチャン・ベッテル(122ポイント)が並んだ。

ソフトコンパウンドが使用された昨年はレッドブル陣営がブリスターに悩まされていたが、今季はラインアップが変更され、今週末のスパにはピレリのミディアムコンパウンドとハードコンパウンドが持ち込まれている。

このセッションではウィリアムズのブルーノ・セナに代わってバルテリ・ボッタス、HRTのナレイン・カーティケヤンに代わってダニ・クロがドライブを担当した。

セッションスタート時の天候は雨、気温12度、路面温度13度のウエットコンディション。ピットレーンがオープンになると、まずはトロ・ロッソのジャン-エリック・ベルヌがコースへ向かう。

ライバルたちも順次インストレーションラップを行う中、ザウバーの小林可夢偉がウエットタイヤでこのセッション最初のタイムとなる2分23秒141を記録する。可夢偉は2分17秒台にタイムを縮めてピットへと戻っていった。

開始から20分の時点でアロンソを除く全員が一度はコースへ入ったものの、タイムを残したのは可夢偉のみ。この頃には雨脚が強まり、コース上は無人の状態となった。

静まり返ったサーキットで一人動いたのがアロンソ。しかし、激しい雨を受けながら水しぶきを高く上げながら一周したアロンソもそのままガレージへと帰還している。

以降はセッションの前半部分が終了するまで動きがなく、残り45分を切ってトロ・ロッソ勢が始動したのをきっかけにコース上のマシンの姿が増え始めた。

ラスト30分では10名がタイムを記録し、雨脚が若干弱まったコースで自己ベストを更新した可夢偉が2分12秒015でトップに立つ。上位勢からはウェバーが6番手につけていたものの、フェラーリ、マクラーレン、メルセデス、ロータスの各陣営はまだタイム計測に入っていなかった。

トップは2分11秒台に乗せたパストール・マルドナド(ウィリアムズ)に変わり、ダニエル・リカルド(トロ・ロッソ)、可夢偉、ベルヌ、セルジオ・ペレス(ザウバー)の後ろにウェバーが続く。マクラーレンからはバトンが動いたものの、セッション時間を20分残した段階で11番手。タイミングシートに15名のタイムが並ぶ一方、フェラーリ、メルセデス、ロータスの6台ならびにベッテル、ハミルトン、ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)はノータイムだった。

程なくしてマルドナドに0.552秒差をつけた可夢偉がセッショントップタイムを塗り替える。メルセデスがコースへと送り出したロズベルグは少しずつタイムを削り、残り10分を切って7番手となっている。

同じ頃にベッテルがレッドブルのガレージを後にして9番手に入った。残り5分でシューマッハとハミルトンもコースへ。さらに間を置いてヒュルケンベルグも雨の落ちるコースへと出ていく。

セッション終了時間が迫りつつあるスパで、最後には全員がピットレーンを後にする。マッサのマシンにはエンジントラブルが発生した模様で、白煙と共にコース脇にストップ。マッサ以外の23台がタイムを残した状態でセッションは終了した。

最終的に、可夢偉が記録した2分11秒389が雨に見舞われたこのセッションのトップタイムとなっている。2番手以降はマルドナド、リカルド、ベルヌ、ウェバー、ペレス、ロズベルグ、ボッタス、ベッテル、シューマッハがトップ10に並んだ。

ベルギーGP金曜フリー走行2回目はこのあと日本時間21時からスタート予定。お楽しみに!

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