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ベルギーGP

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2011年第12戦ベルギーGPの見どころ

Kay Tanaka
2011年8月26日
【英語音声/和訳字幕なし。ご了承ください】
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約1カ月の夏休みを楽しんだF1サーカスは今週末から仕事を再開する。14週間で8レースを消化する後半戦の幕開けは伝統のスパ・フランコルシャン・サーキットが舞台のベルギーGP。注目ポイントを押さえてレースをより楽しもう!

【その1 - どんなコース?】

ベルギーGPは現在のF1カレンダーで最も長い全長7.004kmのスパ・フランコルシャン・サーキットで開催され、レースは44周で争われる。さまざまな要素を含んだチャレンジングなコースレイアウトであることから、お気に入りのサーキットに挙げるドライバーが多い。長いスロットル全開区間に加え、低速、中速、高速コーナーが散りばめられているため、マシンの総合力が大いに問われるサーキットだ。"スパウェザー"と呼ばれる不安定な天候もレースを彩る要素の1つで、例えばホームストレート上は晴れているのにコースの反対側では雨が落ちているというような難しい状況も決して珍しくはない。

【その2 - 戦略は?】

ピレリがベルギーGPに持ち込むタイヤコンパウンドは、ミディアムコンパウンド(プライム/ハードタイヤ)とソフトコンパウンド(オプション/ソフトタイヤ)の2種類。中高速コーナーが多いものの、路面温度はあまり上がらない傾向にあり、中程度のスペックが選定された。もちろん天候次第ではインターミディエイトタイヤやウエットタイヤが活躍する可能性も十分にある。コース上でのオーバーテイクチャンスも見込めるスパはピットレーンが比較的短く、ピットストップ回数を増やす戦略で戦うチームもあるだろうが、まずはフリー走行でタイヤのデグラデーションをしっかり把握していかなければならない。

【その3 - 注目の場所は?】

最もオーバーテイクが見られるのは、このサーキット最長のケメルストレートエンドだろう。さらに、バックストレートからスロットル全開で通過するブランシモンを抜け、最終シケインでブレーキング勝負を挑むパターンも多い。また、前車に接近している状況下ではホームストレートからヘアピンのラ・スルスへの飛び込みでポジションを奪うことも可能だ。一番の注目コーナーはやはりターン2とターン3にあたるオー・ルージュ。上ると同時に左右に曲がるこのコーナーでは、マシン性能によって選択するギアが大きく異なる。テレビ観戦する場合は、マシンやドライバー、走行ラインの違いによるさまざまな攻め方を重点的に見るとおもしろいかもしれない。

ベルギーGP週末の天気予報 © ESPNF1
拡大

【その4 - 優勝争いは?】

ドライバーズ選手権を率いるセバスチャン・ベッテル(レッドブル)は6月末のヨーロッパGP以来2カ月も勝利から遠ざかっているが、コース特性を考えれば優勝候補の筆頭に挙げられるだろう。もちろんチームメイトのマーク・ウェバーにもチャンスがあるが、ここ5戦で3勝を手にしているマクラーレン勢も侮れない。フェラーリ勢、特にフェルナンド・アロンソも特筆すべきドライバーだが、路面温度が低い状態だとフェラーリはタイヤをうまく生かせない恐れがある。

【その5 - ポイント争いは?】

1カ月近い夏休みがあったとはいえ、一定期間はファクトリーを閉鎖しなければならない取り決めがあるため、チーム間の争いが大きく変化するとは考えにくい。トップ3チームにメルセデスGPとルノーが続き、ザウバー、フォース・インディア、ウィリアムズ、トロ・ロッソが数ポイントを懸けて争うことになるはずだ。

【その6 - 注目のドライバーたち】

昨年のポールシッターであるウェバー、今シーズンは8度もポールを手にしているベッテル、前戦ウイナーのジェンソン・バトン(マクラーレン)、昨年の勝者であるルイス・ハミルトン(マクラーレン)、そして最近の3レースで最も多くのポイントを獲得したアロンソのランキング上位5名が激しいバトルを展開すると予想される。小林可夢偉(ザウバー)は昨年のレースで大きくポジションを上げて入賞しているだけに期待大。予選トップ10進出にやや苦戦気味ではあるが、オープニングラップを含めレースでポジションアップするアグレッシブな走りから目が離せない。

★2010年ベルギーGPの展開

予選ではウェバーがポールポジションを獲得し、2番手にハミルトン、3番手にロバート・クビサ(ルノー)がつけた。コンディションがドライからウエットに変化したレースはハミルトンが制し、この時点でウェバーを上回ってドライバーズ選手権首位に浮上。スタートでミスして大きく後退したウェバーは何とか2位に入り、クビサが3位だった。可夢偉は19番スタートながら8位入賞を達成している。

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ベルギーGP 2011

ドライバー チーム ポイント
1 S.ベッテル (GER) レッドブル 25
2 M.ウェバー (AUS) レッドブル 18
3 J.バトン (GBR) マクラーレン 15
4 F.アロンソ (ESP) フェラーリ 12
5 M.シューマッハ (GER) メルセデス 10
6 N.ロズベルグ (GER) メルセデス 8
7 A.スーティル (GER) フォース・インディア 6
8 F.マッサ (BRA) フェラーリ 4
9 V.ペトロフ (RUS) ルノー 2
10 P.マルドナド (VEN) ウィリアムズ 1
11 P.ディ・レスタ (GBR) フォース・インディア -
12 小林 可夢偉 (JPN) ザウバー -
13 B.セナ (BRA) ルノー -
14 J.トゥルーリ (ITA) ロータス -
15 H.コバライネン (FIN) ロータス -
16 R.バリチェロ (BRA) ウィリアムズ -
17 J.ダンブロジオ (BEL) ヴァージン -
18 T.グロック (GER) ヴァージン -
19 V.リウッツィ (ITA) HRT -
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