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バトルはおとがめなしで後半戦が幕開け

M.S.
2019年9月4日 « フェラーリのアドバンテージを語るウォルフ | 半数以上のマシンに新エンジン搭載 »
© Mark Thompson/Getty Images
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シーズン第13戦ベルギーGPの週末に言い渡されたペナルティの大半はパワーユニット交換によるものだった。

1カ月ほどの夏休みを終えてスパ・フランコルシャンに集結したF1チームたちの多くがマシンに新たなパワーユニットエレメントを搭載しており、1シーズンに使用できる規定数を越えたためにペナルティを科されたドライバーも多かった。

他にはギアボックス交換やピットレーンの速度違反などがペナルティの対象となったものの、レース中のインシデントに関しては唯一取り上げられたセルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)がアレキサンダー・アルボン(レッドブル)にコースオフを強いた疑いについて、おとがめなしの裁定が下ったのみだった。

ベルギーGPの週末を通してスチュワードが審議し、何らかの処分を下したインシデントおよびペナルティの詳細は以下の通り。

ベルギーGP初日:8月30日(金)

【金曜フリー走行1回目】

◆カルロス・サインツ(マクラーレン)
違反内容:5基目の内燃機関(エンジン/ICE)を使用、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)に違反 裁定:5グリッド降格
裁定理由:FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(b)に則り、上記のペナルティが適用された。

◆アレキサンダー・アルボン(レッドブル)
違反内容:4基目の内燃機関(エンジン/ICE)、4基目のターボチャージャー(TC)、4基目のMGU-H、3基目のMGU-K、3基目のエナジーストア(ES)、3基目のコントロールエレクトロニクス(CE)を使用、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)に違反
裁定:スターティンググリッド後方からのレーススタート
裁定理由:FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(b)に則り、上記のペナルティが適用された。

◆ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)
違反内容:5基目の内燃機関(エンジン/ICE)、5基目のターボチャージャー(TC)、5基目のMGU-H、4基目のMGU-Kを使用、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)に違反
裁定:スターティンググリッド後方からのレーススタート
裁定理由:FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(b)に則り、上記のペナルティが適用された。

◆ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)
違反内容:6基目の内燃機関(エンジン/ICE)を使用、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)に違反 裁定:5グリッド降格
裁定理由:FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(b)に則り、上記のペナルティが適用された。

◆ランス・ストロール(レーシング・ポイント)
違反内容:4基目の内燃機関(エンジン/ICE)、4基目のターボチャージャー(TC)、4基目のMGU-Hを使用、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)に違反
裁定:スターティンググリッド後方からのレーススタート
裁定理由:FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(b)に則り、上記のペナルティが適用された。

◆ダニエル・リカルド(ルノー)
違反内容:5基目の内燃機関(エンジン/ICE)を使用、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)に違反 裁定:5グリッド降格
裁定理由:FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(b)に則り、上記のペナルティが適用された。

◆シャルル・ルクレール(フェラーリ)
違反内容:ピットレーンを時速85.2kmで走行、FIA F1スポーティングレギュレーション第22条10項に違反
裁定:フェラーリに罰金600ユーロ(約7万円)
裁定理由:カーナンバー16(ルクレール)が本イベントで時速80kmに設定されているピットレーンの速度制限を時速5.2km超過したため。

(金曜フリー走行2回目はペナルティなし)

ベルギーGP2日目:8月31日(土)

【土曜フリー走行】

◆ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)
違反内容:ギアボックス交換、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条5項(a)に違反
裁定:5グリッド降格
裁定理由:カーナンバー26(クビアト)のギアボックスが6戦連続の使用期間を満たす前に交換されたため。このペナルティは先立って科された違反によって当該コンペティターがスターティンググリッド後方からレースをスタートするという事実を変えるものではない。

【予選】

◆アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ・レーシング)
違反内容:4基目の内燃機関(エンジン/ICE)、4基目のターボチャージャー(TC)、4基目のMGU-H、4基目のコントロールエレクトロニクス(CE)を使用、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)に違反
裁定:スターティンググリッド後方からのレーススタート
裁定理由:FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(b)に則り、上記のペナルティが適用された。

◆カルロス・サインツ(マクラーレン)
違反内容:4基目の4基目のMGU-K、4基目のエナジーストア(ES)を使用、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)に違反
裁定:10グリッド降格
裁定理由:FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(b)に則り、上記のペナルティが適用された。

◆アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ・レーシング)
違反内容:ギアボックス交換、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条5項(a)に違反
裁定:5グリッド降格
裁定理由:カーナンバー99(ジョビナッツィ)のギアボックスが6戦連続の使用期間を満たす前に交換されたため。このペナルティは先立って科された違反によって当該コンペティターがスターティンググリッド後方からレースをスタートするという事実を変えるものではない。

◆ロバート・クビサ(ウィリアムズ)
違反内容:ギアボックス交換、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条5項(a)に違反
裁定:5グリッド降格
裁定理由:カーナンバー88(ウィリアムズ)のギアボックスが6戦連続の使用期間を満たす前に交換されたため。

◆ロバート・クビサ(ウィリアムズ)
違反内容:バルクフェルメ状態で内燃機関(エンジン/ICE)、ターボチャージャー(TC)、MGU-H、リアウイングアセンブリを変更、FIA F1スポーティングレギュレーション第34条2項に違反
裁定:ピットレーンスタート
裁定理由:変更されたパワーユニットエレメントは異なる仕様のものであり、リアウイングアセンブリは予選で使用したものから変更された。これらのパーツは第34条2項に基づいてFIA技術委員の承認を得て交換されている。マシンがパルクフェルメ状態にある際に上記のパーツが交換され、サスペンションのセットアップが変更されたため、当該コンペティターはFIA F1スポーティングレギュレーション第34条6項に基づいてピットレーンからのレーススタートを義務づけられる。

ベルギーGP決勝:9月1日(日)

(決勝レースはペナルティなし)

オーストラリアGP:開幕戦では3チームに罰金
バーレーンGP:レース中のインシデントは全ておとがめなし
中国GP:レッドブル&トロ・ロッソ勢のみが処罰の対象に
アゼルバイジャンGP:燃料流量違反とウイングのたわみで予選除外処分
スペインGP:ルノー、不適切なウイング交換でペナルティ
モナコGP:苦戦をものがたる大量ペナルティ
カナダGP:物議をかもしたベッテルのペナルティ
フランスGP:コース逸脱と復帰に厳しい判断
オーストリアGP:白熱のレースにおとがめなし、週末には珍しい違反も
イギリスGP:ただ一人ペナルティを科されたベッテル
ドイツGP:大量のタイム抹消、決勝ではトルクのルール違反
ハンガリーGP:予選での走行妨害以外に目立った違反なし

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