ベルギーGP

/ News

  • ニコ・ロズベルグ

「ヘイロー論争はこれにて終結」とロズベルグ

Me
2018年8月27日 « ベッテル、大満足のレース | ハース、新規エントリーなら新チームとして扱われるべき »
© Mark Thompson/Getty Images
拡大

ベルギーGPのターン1で起きたクラッシュでヘイローが果たした役割を見れば、それが命を救うことに疑いの余地はなくなったと元ワールドチャンピオンのニコ・ロズベルグが述べた。

ブレーキングをミスしたニコ・ヒュルケンベルグがフェルナンド・アロンソに追突し、マクラーレンのマシンはザウバーのシャルル・ルクレールを飛び越えるようにして反対側に落下した。マシンはルクレールの頭部を囲むヘイローデバイスにバウンドするように乗り上げている。2018年に装着が義務づけられたヘイローデバイスだが、それを巡ってはドライバーや多数のファンの間で議論が巻き起こり、強い反発もこれまで出ていた。ヘイローはスポーツの統括団体FIAがコックピット保護について数年に及ぶリサーチを実施した末に導入されたものだ。

レース後、ロズベルグはタイヤ痕がくっきりと残ったマシン画像を載せたF1公式アカウントのツイートに返信している。「ヘイロー論争はこれにて終結。それは命を救うものなんだから! #thanksFIA(ありがとうFIA)」

事故後、アロンソはデバイスについて、「それがいいものかどうかを証明する必要はもはやなくなった」とコメントしている。

F1レースディレクターのチャーリー・ホワイティングは、今回ヘイローが果たした正確な役割を述べるのは時期尚早としながらも、それがなかった場合に最悪のシナリオも考えられたことは確かだと認めた。FIAは数日中に詳しい調査を開始すると彼は付け加えている。

深刻なけがが回避されたとの見解に同意するかと聞かれ、ホワイティングは答えた。「少々推論的な考えだとは思うが、あのタイヤ痕がシャルルの頭に付いていたかもしれないと想像するのはそれほど難しいことではないだろう。ヘイローがなかった場合にそうならなかったとしたら、奇跡のなせる業だったかもしれない」

「見て分かる通り、あれほど鮮明なタイヤ痕が残されている。彼の頭部に接触していた可能性に思い至るのは難しくないだろう。だが、これはまだあくまで推論だ」

ハイスピードカメラやザウバーのオンボードカメラを簡単に見直しただけでは、はっきりした結論は出せなかったとホワイティングは述べている。

ルクレール自身は無傷でマシンを降りられたことにただ安堵(あんど)の表情を浮かべていた。

「あれがなかったらどうなっていたかは分からないよ。でも、こうして見てみるとそこにあって良かったと思う」と彼は述べた。「僕は幸運だったね」

© ESPN Sports Media Ltd.