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ヒュルケンベルグに次戦10グリッド降格処分

Jim
2018年8月27日 « フェラーリに完敗したメルセデス | フォース・インディア、W入賞で船出を祝う »
© JOHN THYS / AFP
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ベルギーGP決勝レースのオープニングラップで引き起こしたアクシデントを受けて、ルノーのニコ・ヒュルケンベルグに次戦イタリアGPでの10グリッド降格処分が発表された。

スタート直後、ターン1に向かう道中にヒュルケンベルグがフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)に追突したことで、衝撃を受けたアロンソは前方のシャルル・ルクレール(ザウバー)に突っ込み、さらに宙に浮いたアロンソのマシンがルクレールの頭上を通過する衝撃の展開を見ている。このアクシデントでダニエル・リカルドのレッドブルもダメージを受け、結果、リカルドは前にいたキミ・ライコネンのフェラーリマシンに突進し、ライコネンもパンクチャーを含む損傷を負っている。

レース後、スチュワードと面談したヒュルケンベルグは今回の事故の全責任を受け入れた。

スチュワードの声明には「カーナンバー27のドライバー(ヒュルケンベルグ)は状況を完全に見誤ったと明かしており、自らのミスだったことを完全に認めている」と書かれている。

ヒュルケンベルグは次のようにコメントした。

「あの時、とにかくいろんなことに目が行っていた。基本的にはグリップレベルを見誤ったんだ。周辺にたくさんのマシンがいると、今年の1周目はものすごいことになる。ダウンフォースを失う度合いとか、フロントのアクスルは特にそうだ。僕がブレーキをかけたシーンを見てもらえたら、あっという間にロックアップしているのが分かると思う」

「(コントロールを取り戻そうと)ブレーキを離した。そこからもう一度行こうとしたんだ。悲惨に見えるし、全然良くない。僕の判断ミスだ。僕のせい。僕のミス。全然ダメだね」

また、ヒュルケンベルグにはスーパーライセンスに科せられるペナルティポイントが3点付与され、12カ月有効のペナルティポイントはこれで4点になった。

インシデントでリタイアを喫したアロンソは2012年ベルギーGPでロマン・グロージャンのミスがきっかけで発生したインシデントと比較し、グロージャンにはその後、1レースの出走停止処分が科せられていたことに言及。しかし、スチュワードはグロージャンの事故が起きた当時はグロージャンが相次いでオープニングラップに混乱を招いており、ペナルティシステムが導入される前であったことを説明している。現在のペナルティポイントは12カ月のうちに12点に達すると自動的に1戦の出場が禁じられるシステムだ。

スチュワードは「2014年以降、FIAがペナルティポイントシステムを採用していることに留意しなければならない。ドライバーが犯した過去の罪が考慮され、12カ月以内に12点に達した場合は1レースの出走停止となる。このシステムは今回のインシデントと全く異なるわけでない一件が発生した2012年には導入されていなかった」と説明している。

また、レース出走禁止処分が科せられるべきとの意見がある中、ヒュルケンベルグも自らを擁護して「今回とは違う。彼の場合はそこまでにいろいろあったからだし、僕の場合はそうじゃない。いつもなら僕が事故ることはないんだ。今日は残念なことに、かなり最悪の形になってしまったけれど。こんなことを意図的にやる人なんていないよ。結局、僕らはレースをしているんだし、今日、僕にこれが起きたことは残念だったと思っている。幸い、モンツァまであと3日だ」とコメントした。

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