ベルギーGP

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  • レディオ・ガガ - ベルギーGP

「あいつ、僕を押し出すことにしか興味ないみたいだぞ」

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2016年9月1日
© Gasperotti/Sutton
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マックス・フェルスタッペンとキミ・ライコネンがコース上でも無線上でも激しくやり合ったスパ・フランコルシャン。ベルギーエディションのレディオ・ガガをお楽しみあれ。

「あの***野郎、一体何してるんだ?」

最後のプラクティス中、オー・ルージュの頂点でコースのど真ん中をスロー走行しているエステバン・グティエレスに出くわし、思わずカッとなったパスカル・ウェーレインの言葉。

「何ってあほなんだ。今の見た? これってフリー走行だよね。フリー走行。もう知るか!」

同じく土曜日のフリー走行でケビン・マグヌッセンに高速のブランシモンで邪魔をされ、本音をぶちまけたセバスチャン・ベッテルだった。

【ターン1でトラブル発生】

© Rubio/Sutton
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「よく分からないけど、何か壊れた」

1コーナーでセバスチャン・ベッテルとマックス・フェルスタッペンに挟まれ、パンクチャーとフロントウイングへのダメージを負ったと報告するキミ・ライコネン。

「グリップのチェックをお願い。クルマは大丈夫そうじゃない。何があったの? ダメージだ、ダメージがある」

セバスチャン・ベッテルもターン1の接触後、フェラーリのマシンに異常を感じていた。しかし、彼はライコネンがなぜもっと深くターンインしなかったのか理解できない様子だった。

「あの人たち僕にぶつかってきたんだけど・・・」

そして、ターン1についてのマックス・フェルスタッペンの見解はこうだった。

【禁止用語連発・・・】

© Rubio/Sutton
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「パンクチャー! パンクチャー、パンクチャー、パンクチャー、くっそ、パンクチャーだ」

カルロス・サインツがこれだけ言うからにはパンクチャーなのだろう。

「レッドブルをパスさせなきゃいけないの? あいつ、明らかに僕をサーキットから追い出すことにしか興味ないみたいだけど。僕がまっすぐ行かなければ、横からぶつけられていたよ」

徐々に激しくなるライコネンとフェルスタッペンの攻防。フェラーリドライバーがレ・コームでコースを押し出された後の発言だ。

「おい! いいかげんにしろよ。こんなの***ふざけてる! ひど過ぎるだろう。あの***、僕がフルスピードで右から行こうとした時に方向を変えやがった」
「コピー、コピー(了解した)。ふざけている」

レ・コームで再度ライコネンをブロックし、フェルスタッペンはとうとう一線を越えてしまった。言うまでもなく、ライコネンはお怒りだ。

「事故はオー・ルージュの頂上、右側だ」
「ドライバーは平気?」
「ああ、マグヌッセンだ。ドライバーは大丈夫だ」

オー・ルージュで大クラッシュを起こしたケビン・マグヌッセンの横を通過したルイス・ハミルトンの頭にあったのは1つのことだけだった。

「OK、ジョル(パーマー)。君のフロントとリアはどちらも高温になりすぎているようだ・・・」
「どうすればいいの!? もう!」
「・・・リフト&コースト、リフト&コーストだ」

タイヤマネジメントにうんざりした様子のジョリオン・パーマー。だが、それは彼だけではない。

「またフロントに***パンクチャーを起こしていないかチェックして」
「プレッシャーはOKだ、キミ。プレッシャーはOKだ」

ロマン・グロージャンとホイールを接触させ、レースの状況がさらに悪化したのではないかと疑ういつものライコネン節。

「それ、本当に正しいのかな・・・」
「われわれはそう考えている。いいタイヤだ。状況はいいと思う」

最終スティントでミディアムタイヤを履かせることにしたメルセデスの判断に疑問を呈したルイス・ハミルトンだったが――やはり――ピットウオールは正義だった。

トニー・ロス: 「フーーー! エクセレントな仕事だ。何て素晴らしい走りだ。最初のミディアムのセットはスーパースティントだった。超一流の仕事だよ。全員を突き放してみせた」
パディ・ロウ: 「ファンタスティックなドライブだった。ニコ、よくやったね」
ニコ・ロズベルグ: 「ありがとうパディ。ものすごいリザルトだ。本当にすごいよ」

最後は、ほぼパーフェクトなレースを終えて、チームの称賛を浴びるニコ・ロズベルグで締めくくろう。

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