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ポールはロズベルグ、フェルスタッペンが史上最年少最前列

Jim
2016年8月27日
© Mark Sutton/Sutton Images
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27日(土)、スパ・フランコルシャン・サーキットで2016年FIA F1世界選手権第13戦ベルギーGP予選が実施され、メルセデスのニコ・ロズベルグがポールポジションを獲得した。

ピレリがミディアム、ソフト、スーパーソフトのドライタイヤ3種類を持ち込んだスパではフリー走行を通して最速タイムを刻むドライバーが変わり、同じ土曜日に行われた最後のフリー走行ではフェラーリのキミ・ライコネンが1分47秒974を刻んでタイムシート最上位につけている。今季、各陣営はドライバー1人に供給される全13セットのタイヤのうち10セットを自由に選択してグランプリに臨む。

スパではエンジンコンポーネント交換に伴うペナルティを受けたドライバーが複数おり、中でもメルセデスのルイス・ハミルトンは6基目、7基目、8基目のターボチャージャーとMGU-Hを投入し、さらに、内燃機関(ICE)とMGU-Kも6基目に達したことから合計55グリッド降格処分が科せられる。マクラーレンのフェルナンド・アロンソは合計35グリッド、ザウバーのマーカス・エリクソンは10グリッド降格が決まっている。

加えて、土曜フリー走行のセッション中に他車の走行を妨害したとしてハースF1のエステバン・グティエレスに5グリッド降格ペナルティが下った。

清々しい青空が広がるスパでQ1がスタートした時点の気温は31度、路面温度41度、湿度40%のドライコンディション。ピットレーンの信号が青に変わると、ハースF1勢がスーパーソフトタイヤ、マノーの2台がミディアムタイヤを履いてコースに入り、エリクソンとフェリペ・ナッサーのザウバー勢が続いた。メルセデスはハミルトンにスーパーソフトを履かせる一方、ニコ・ロズベルグのマシンにはソフトタイヤを装着してコースへと送り出す。マノー勢はその後すぐにスーパーソフトに切り替えており、Q1のアタックラップにスーパーソフト以外のコンパウンドで臨んだのはロズベルグだけだった。

ロズベルグが1分48秒フラットを刻んでトップにつけると、直後にコントロールラインを通過したフェラーリ勢がそれを上回り、暫定トップには1分47秒802をマークしたセバスチャン・ベッテルが立っている。ライコネンが0.110秒差で2番手に続き、ロズベルグは3番手の位置。最後列スタートが濃厚のハミルトンは柔らかいコンパウンドながらも、ゆったりとしたペースで周回し、ひとまず1分50秒台のタイムを残してピットに引き上げた。結局、それ以降にコースに出ることはなく、Q1敗退が決まっている。

アロンソはライバルに10分以上遅れて始動したが、オー・ルージュを駆け上ったところでマシンを止めてしまい、タイムを残せぬまま予選を終えた。もともと最後列に並ぶことが確定的だったアロンソのレース出走可否はスチュワードの判断に委ねられるが、107%ルールにより、グリッド位置はハミルトンよりも後方となるため、出走が認められた場合は最後尾のポジションに着く。

Q1でノックアウトされたのは17番手から順にナッサー、マノーのエステバン・オコン、ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)、エリクソン、ハミルトン、アロンソだ。

Q2が始まると同時にマノーのパスカル・ウェーレインがコースに向かい、ここでもソフトタイヤを選んだロズベルグが続くと、他の陣営も次々に動き出し、フェラーリの2台とレッドブルのダニエル・リカルドがロズベルグと同じコンパウンドでガレージを離れた。コンパウンド差を感じさせぬスピードを披露したロズベルグは1分46秒999をたたき出して暫定トップにつけ、同コンパウンドでアタックした他の3人に0.6秒以上のリードを築いている。

Q2序盤のアタックを終えてリカルドのポジションは9番手に下がっていたが、レッドブルは下位とのタイム差を踏まえてガレージで待機させ、最終的にリカルドはソフトタイヤだけでQ3進出を決めた。また、フェラーリは最後にスーパーソフトを投入したものの、ベッテルとライコネンはともにソフトタイヤでQ2の自己ベストタイムを記録しており、レースは同コンパウンドを履いてスタートする。

予選Q2で姿を消したのはロマン・グロージャン(ハースF1)、ケビン・マグヌッセン(ルノー)、グティエレス、ジョリオン・パーマー(ルノー)、カルロス・サインツ(トロ・ロッソ)、ウェーレイン。

ポールシッターが決するQ3は全車がスーパーソフトタイヤで挑み、打倒メルセデスを掲げるレッドブルのマックス・フェルスタッペンが1分46秒台に入れる好パフォーマンスを発揮するも、ロズベルグが0.149秒上回ってトップの座を譲らない。リカルドはペースに苦しんで伸び悩み、ライコネンはコースを飛び出してラップを断念している。ウィリアムズのフェリペ・マッサとマクラーレンのジェンソン・バトンは最初のランに参加せず、最後のアタックにすべてを懸けた。

結局、最速タイムを塗り替えるドライバーはおらず、1分46秒744をマークしていたロズベルグがポールポジションを獲得。0.149秒差の2番手に迫ったフェルスタッペンは史上最年少でのフロントロースタートを決めている。トップに0.166秒差、2番手のフェルスタッペンとはわずか0.017秒差だったライコネンが3番手に並ぶ。

4番手以下はベッテル、リカルド、ペレス、ヒュルケンベルグ、ボッタス、バトン、マッサのオーダーだ。

ベルギーGP決勝レースは28日(日)日本時間21時にスタートすることになっている。

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