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ベッテル優勝! アロンソが2位

M.S.
2013年8月25日
序盤に獲得したリードを守り切ったベッテル © Associated Press
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1カ月の夏休みを終えたF1は2013年FIA F1世界選手権の後半戦に突入し、スパ・フランコルシャン・サーキットにて25日(日)日本時間21時から2013年第11戦ベルギーGP決勝が行われた。

スパ名物の天候で波乱含みの展開となった予選ではメルセデスのルイス・ハミルトンがラストアタックで4戦連続ポールポジションを決め、レッドブルのセバスチャン・ベッテルとマーク・ウェバーが2番手と3番手に続いている。

カレンダーの中でも屈指の高速サーキットであるスパにはピレリのハードコンパウンド(プライム)とミディアムコンパウンド(オプション)が2種類のドライタイヤとして持ち込まれた。

サーキットは1周7.004km、決勝レースは44周で行われる。DRSゾーンはターン4からターン5にかけてのケメルストレートならびに最終コーナーからターン12までの部分の2カ所に設定された。

レース開始時の天候は曇り、気温は19度、路面温度25度のドライコンディション。スタート時のタイヤとしてプライムを選んでいたのは15番グリッドと16番グリッドのジュール・ビアンキ、マックス・チルトン(共にトロ・ロッソ)、19番グリッドのダニエル・リカルド(トロ・ロッソ)、21番グリッドのエステバン・グティエレス(ザウバー)だった。

シグナルオフと同時に先頭のハミルトンをベッテルが追い、4番手スタートのロズベルグが反対側から2人に迫る。ターン1ではハミルトンを先行させたベッテルだが、ストレートでトップの座を奪い、1周目を終えた時点でトップ10のオーダーはハミルトン、ベッテル、ロズベルグ、ジェンソン・バトン(マクラーレン)、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、ウェバー、ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)、ロマン・グロージャン、キミ・ライコネン(共にロータス)となった。

トップに立ったベッテルはライバルたちを圧倒するペースで2番手以下を引き離しにかかる。後方ではライコネンが僚友をかわして9番手、さらにアロンソがバトンをオーバーテイクして次なる狙いをロズベルグに定めた。バトンは続いてウェバーにもポジションを奪われている。

6周目にアロンソがロズベルグをパスして3番手に浮上。ラップリーダーのベッテルは2番手とのギャップを4秒ほどのところで維持していた。8周目にはペレスがグロージャンをオーバーテイクしたものの、その際にグロージャンはコースサイドに押し出されており、後にペレスにドライブスルーペナルティが科されている。

最初のタイヤ交換は10周目に始まり、まずはフェリペ・マッサ(フェラーリ)、ヒュルケンベルグ、ピックがピットへ。ピックはそのままガレージでリタイアを選んでいる。

12周目にハミルトン、13周目にロズベルグがタイヤを交換し、14周目にはアロンソとウェバーが同時にピットイン。15周目にベッテルやライコネンらもピット作業を終え、見た目上はタイヤ交換なしでコースにとどまっているバトンがベッテルに次ぐ2番手、アロンソがハミルトンをパスして3番手に戻り、5番手にロズベルグが続く形となった。

アロンソにかわされたバトンはそのまま18周目に1回目のピットストップを実施し、1ストップ作戦を目指して大勢とは異なるハードコンパウンドでコースに復帰する。6番手を走っていたグロージャンは8番手にポジションを落としながらもスタート時のタイヤで23周目まで引っ張り、ハードタイヤに履き替えて13番手でコース復帰。得点圏内の序列はベッテル、アロンソ、ハミルトン、ロズベルグ、ウェバー、バトン、マッサ、ライコネン、スーティル、ディ・レスタに変わった。

上位勢では26周目にロズベルグが2回目のタイヤ交換を終える。後方ではしばらくマッサを追い続けたライコネンが最終シケインでマッサにしかけるも大きくコースオフし、そのままピットへ向かったもののライコネンレースを続けることはかなわなかった。

その間にも順次各ドライバーのピット作業が進んでいく。28周目にはフォース・インディアの2台とパストール・マルドナド(ウィリアムズ)が混戦を繰り広げ、その中でダメージを負ったディ・レスタはマシンを止めてリタイアを強いられた。また、マルドナドはピットでノーズを交換して戦列に復帰している。

2回目のタイヤ交換が落ち着いた時点で1ストッパーのバトンがベッテルとアロンソに続く3番手に浮上していたものの、35周目に再度ピットへ。これでバトンが6番手に後退し、ハミルトンが表彰台圏内に入る。

終盤を迎えた37周目、マルドナドにフォース・インディア勢との接触に対して10秒のストップ・アンド・ゴーペナルティが科された。また、40周目にはコースオフでアドバンテージがあったとしてエステバン・グティエレス(ザウバー)にドライブスルーペナルティが告げられた。

トップ3にはそれぞれ10秒以上のギャップがあり、あとは無事マシンをゴールへ運ぶばかりの状態が続く。一方、10番手のペレスと11番手のリカルドの間ではラスト1ポイントをかけた接戦が繰り広げられ、41周目にリカルドがペレスのパスに成功している。

予選とは裏腹に最後まで雨粒を見ないままチェッカーフラッグが振られ、ベッテルが今季5勝目を飾った。

2位のアロンソ以下、ハミルトン、ロズベルグ、ウェバー、バトン、マッサ、グロージャン、スーティル、リカルドまでがポイントを獲得。

11位のペレスをはじめジャン-エリック・ベルヌ(トロ・ロッソ)、ヒュルケンベルグ、グティエレス、バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、ギド・ヴァン・デル・ガルデ(ケータハム)、マルドナド、ビアンキ、チルトンが完走を果たした。

次戦はスパと同じく高速サーキットが舞台の第12戦イタリアGP。最初のセッションである金曜フリー走行1回目は9月6日(金)日本時間17時スタート予定だ。次戦もお楽しみに!

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