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2013年第11戦ドライバーコメント予選

Jim / Me / M.S.
2013年8月25日 « ニュージャージーは2014年も開催なし | 暫定ポールに胸踊らせたディ・レスタ »
トリッキーなコンディションを制して4戦連続ポールポジションを獲得したハミルトン © Associated Press
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2013年シーズン後半戦の幕開けとなる第11戦ベルギーGPに挑むF1サーカスは24日(土)、舞台のスパ・フランコルシャンで土曜フリー走行と予選の各セッションに臨んだ。

初日には晴れ間が広がったものの、この日のスパは終始曇り空。にわか雨が降る中で始まった予選は時間の経過とともに路面コンディションが改善、雨も上がる。しかしながらQ3開始直後に再び雨が降り出し、トリッキーなコンディションながら最後までプッシュを続けたメルセデスのルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得した。レッドブルのセバスチャン・ベッテルとマーク・ウェバーが2番手と3番手、ハミルトンの相棒ニコ・ロズベルグが4番手に続いている。

予選を終えたドライバーやチーム関係者のコメントは以下の通り。

レッドブル

セバスチャン・ベッテル
土曜フリー走行:1番手
予選:2番手

「Q3の最初のラップをインターミディエイトタイヤで走るべきかどうか、はっきりしなかったんだ――だから今日は自分たちの位置を知るのが難しかった。初めはスリックで出ていったんだけど、すぐに激しい雨が降り始めて、なかなかエンターテイニングだったよ。それからインターミディエイトに履き替えたけど、どうなるかは分からなかった。まだ雨が来そうだったからみんなタイムを出そうと急いでいた。でも雨はやみ、サーキットが急激に改善し始めた。路面がどんどん乾いていき、最後のラップがファステストになった。どこまで速く走れるかは不明だったよ。ルイスがタイムを上げていて、僕もあちこちでもう少し速く走れたけど、最後のライン上はかなりの接戦だった。こういうコンディションだと何が起きてもおかしくない。僕はハッピーだよ。チームがいい仕事をしてくれたおかげでスリックからインターミディエイトに変えてから1周余計に走ることができた。チームにとってもいい1日だ」

マーク・ウェバー
土曜フリー走行:3番手
予選:3番手

「正しい判断をするのが難しいセッションだったけど、僕らはおおむねうまくやれたと思う。こういうコンディションでバカをやるのはすごく簡単だ。でも僕らは最終的にうまくまとめられた。セッション中にDRSが使えたり使えなかったりでちょっと異様だったけど、それはみんな同じだ。タイヤをセーブするために最終ラップの前の周でゆっくり走るのは度胸がいる。路面が本当に最後のラップで改善するかの確信はないんだからね。でも最終的にはうまくいったし、この位置で明日のレースをスタートできてハッピーだよ」

クリスチャン・ホーナー(チーム代表)

「天候が非常に大きな役目を果たし、3つのセッションすべてがとても緊張感あふれるエキサイティングな予選だった。チームはQ3の大逆転のために2台を急いでコースに戻そうと素晴らしい働きをしてくれた。マークとセバスチャンはそれによって3回ずつアタックが可能となり、最後のラップで彼らは2番手3番手グリッドを手に入れた。一歩間違えればすべてがダメになる可能性もあったが、われわれは大部分を成功させることができた。明日も間違いなく天気が役目を果たすことになり、2番手と3番手からスタートできるのは有利だ」

フェラーリ

フェルナンド・アロンソ
土曜フリー走行:2番手
予選:9番手

「9番手と10番手に終わったら、何かしら間違いがあったのは明らか。最近のレースよりもマシンの競争力が高かっただけに、データを分析してみないと正確には何も分からない。(競争力の向上は)部分的に、ここに持ち込んだアップデートの力。僕たちが明らかに問題を抱えていた7月半ばから取り組んできたものだ。不運に見舞われたことが影響したのも間違いない。Q3で現れた雲がセッション終了前に去らなければ、最後に走っていた人たちがタイムを更新できなかったかもしれないからね。終盤は最初のラップでミスを犯してスピンしちゃって、それが明らかに影響している。その次のラップの同じところ、ターン14ですでに3秒縮まっていたからね。レースについてはわりと自信を持っている。天候が複雑であれば何が起きるか分からないし、スタートの位置でフィニッシュするとは限らない。もちろん、僕たちはポジションをたくさん上げないといけないけど、少なくとも優勝候補とのギャップは縮められていたから、ドライでは競争力を発揮できるはず。Q2や複雑なコンディションだったQ1でもそれを確認できた。ただ雨については大きな疑問。今週末これまでのところラップ全体がウエットの状態で走ったことは一度もない」

フェリペ・マッサ
土曜フリー走行:5番手
予選:10番手

「天候の変化が激しいと適切なタイミングで適切な判断を下すことがどれだけ難しいか、そのことをよく分かっているとしても、今日の予選結果はとてもがっかりしている。Q3の最初の走行はミディアムを履いたけど、雨が降り出したときには2つの選択肢があった。ピットに戻って燃料を積み、新しいインターミディエイトを履くか、タイヤ交換だけにするか。僕は2つ目を選んだ。走れるのは1周だけで、そこで良いタイムを残さなきゃいけないことは分かっていたけど、路面コンディションが最善のタイミングでコース上にいられることを願ってね。でも、残念ながらこのチョイスは報われなかった。その時点で雨が止み、セッション終盤の路面コンディションの方が良くなったから。本当に悔しい。マシンは週末を通してコンペティティブだったから、今日の僕らにツキがなかったのは確かだと思う。明日のレースを良いポジションからスタートできないとしても、レースは長いし、何が起きるか分からない。僕のペースは良いし、たくさんのポイントを持ち帰るためにも、うまく追い抜いていけることを願っている」

パット・フライ(シャシーディレクター)

「今日の予選結果はチームやドライバーの努力に報いるものではない。ただ、今日はフロントロー獲得に向けてすべてが順調に進んでいたので非常に残念だ。昨日と今日のフリー走行は励みになる兆候を示していた。どんなコンディションでも、どのコンパウンドを履いてもマシンは速く、本当にコンペティティブであることを証明したと思う。フェルナンドとフェリペのパフォーマンスを重ね合わせたデータ分析により、このコースに適した空力の妥協点を見いだすことができたので、実際には得られなかった結果を切望していた。その一員は不運にもある。とはいえ、今はとにかく前に進み、再び天候が大きな役割を果たすと思われる長く要求の厳しいレースに備えていかなければならない」

マクラーレン

ジェンソン・バトン
土曜フリー走行:6番手
予選:6番手

「ドライでのペースにはだいたい満足していたし、ウエットでも少しは良くなっていたかな。だから6番手ならOKといえる。でも、まだここで期待していたような状態には少し届いていない。それはたぶんエアロ効率が不足しているからだと思う。モンツァまでにその点をしっかり分析しなければいけない。スパに話を戻すと、Q3の最後はちょっとタイミングを外してしまった。それでトップ3の人たちに僕らより速いタイムを出されてしまったんだ。とはいってもトップ6にイギリス人が3人いるなんてすごいけどね。明日については天気がウエットか、あるいは僕らが予想するように変わりやすい状態だと、みんなインターのセットを使ってしまっているから先頭の人たちにとってはトリッキーだと思う。まあとにかくやってみよう。エキサイティングなレースになるはずだ」

セルジオ・ペレス
土曜フリー走行:16番手
予選:13番手

「今日みたいなトリッキーなコンディションでは、正しい時に正しい場所にいる必要がある。僕らがそのポテンシャルを生かせなかったのは残念だ。ウエットだとクルマはかなりいいし、今日の予選はチャンスだったのにね。少しガッカリだ。出るのが少し遅くて"ウインドー"を外れてしまい、Q3でもっと上にいけるようなラップができなかった。路面は急激に改善していて、大きくラップタイムを上げることが可能だったから残念だよ。でもそれがレース――そして明日はまた別の1日――雨が降れば僕らのクルマはコンペティティブなはずだ。明日はチームのためにたくさんポイントを取って、この失望を忘れられるようにベストを尽くしたい」

マーティン・ウィットマーシュ(チーム代表)

「Q3で路面がウエットだった時に、ジェンソンは一時全体で2番目に速いドライバーだった――そのため、6番手でもスタートには悪い位置ではないが、雨がセッションの最後まで持ってくれていたらもう少しグリッドの先頭に近づけただろう。とはいえ、彼は素晴らしい仕事をしてくれたし、明日のレースで競争力を示せる良い位置につけた。われわれはウエットになると予想している。チェコ(ペレス)はそれ以上に悔しい予選だった。Q2の最後でフラッグを降られずに、もう1周走れていたら、彼も楽にQ3へ進めたはずだ。それでもジェンソンと同様に彼も明日はコンペティティブな走りを見せてくれるだろう。ウエットコンディションを味方に付けてポジションを上げ、われわれに貴重なチャンピオンシップポイントをもたらしてくれるはずだ。今日はいくつか残念な点もあったが、明日予想されるようなウエットコンディションでのペースは良かったので、レースについては慎重ながらも楽観視できると考えている」

ロータス

キミ・ライコネン
土曜フリー走行:10番手
予選:8番手

「ドライだった予選第2セッションは僕たちが最速だったから、明日がもしドライなら、たとえ最高のポジションからのスタートじゃないにせよレースは問題ないだろう。予選の最終セッションはウエットだったし、こういうタイプのコンディションだと僕たちのマシンはベストを尽くせない。セッションの最後に走るラップはどういうものであれ助けになるけど、ドライのままだったらもっとよかったのに。まあでも明日は明日。どうなるか見てみないとね」

ロマン・グロージャン
土曜フリー走行:8番手
予選:7番手

「今日は天候の変化が激しく楽なセッションじゃなかった。トップ10に入れたことは良かったけれど、自分たちが願っていた結果そのものではない。路面の状態を読むのは大きなチャレンジだったし、適切なタイミングで正しい判断を下すのも、天気に合わせてスピードを調整するのも大変だったんだ。予選の最後は適切なタイミングでコース上にいる必要があった。ドライでキミの方が速かった理由やウエットで改善できそうな部分、戦略のオプションについてはあとでエンジニアと調べてみる。明日のレースではベストを尽くす」

アラン・パーメイン(トラックサイドオペレーションディレクター)

「チームにとってはフラストレーションのたまるセッションだった。天候が難しかったとはいえ、それは誰にとっても同じこと。Q2ではキミが最速だったのでドライでは優れたペースがあることを示せたが、残念ながら最終局面で雨が戻ってきてしまった。スタート直後にドライタイヤで1周走ろうとしたものの、セッションが始まると雨足が強まりインターミディエイトに交換せざるを得なかった。7番手と8番手のグリッドはわれわれが望む場所ではないが、少なくともトップ10に入ることができた。予選でインターミディエイトタイヤを履いたので、ドライレースならどちらのドライコンパウンドを履くことも可能。われわれとしてはドライレースの方がうれしいが、天気はどうすることもできない。ウエットレースならオーダーやコンディションが変わる可能性があるので、成し得る最高の結果を目指して戦っていくつもりだ」

メルセデス

ニコ・ロズベルグ
土曜フリー走行:9番手
予選:4番手

「本当に難しい予選セッションだったし、残念ながら今日の僕はあまりついてなかった。チェッカーフラッグを受けたときは僕が最速だったけれど、路面はどんどん速くなっていたし、もう一周走るチャンスを得た人たちが最終的にトップ3のポジションを手に入れたから、4番グリッドに満足すべきだと思う。ここではどんなコンディションでもマシンの調子が良いみたいだから明日の午後は強力なレースパフォーマンスを発揮できるといいな」

ルイス・ハミルトン
土曜フリー走行:12番手
予選:1番手

「4戦連続ポールなんて本当に最高の気分! Q3の最後にタイミングを得るために、チームがまさに完ぺきな仕事をしてくれた。間違いなく、ここ、っていうポジションにいられたからね。ラインを通過して自分が1番手だって聞いたときは本当にびっくりした。第1コーナーでワイドに膨らんでしまい、ステアリングホイールで見る限りタイムが遅れていると思っていた。とにかくプッシュし続けて、中盤セクターは力強くいけたと思う。それから最後はセバスチャン(ベッテル)に追いついていたから最高の気分だった。コンディションが何であれ明日も戦えることを願っている。パフォーマンスに関して言えばまだレッドブルの方が僕たちよりも上だし、自分の力とマシンの力を目いっぱい引き出せたと思うから今回のような結果をより特別に感じる」

ロス・ブラウン(チーム代表)

「今日の午後が誰にとっても非常にトリッキーなセッションだったことは明らかだ。われわれも完ぺきとは程遠かったものの、仕事を成し遂げる上では十分やれたと思っている。Q3の終了間際はコース上のポジショニングが重要で、最後にラストアタックをスタートさせたルイスは自分が手に入れたチャンスを生かす見事な仕事だった。最後のラップはDRSが使えなかったのでそれがどれだけ影響したのか分からないが、彼の第2にセクターのタイムを見て興奮し始めた。ニコ(ロズベルグ)はもう一周走れなかったものの、彼のセッション終了時は彼が最速だったし、あれだけ複雑な予選で2台がトップ4に入ったことは素晴らしいチームリザルトだと思っている。明日も同じようなコンディションを予想しているので、成功を収めるチャンスはあるはずだ。とはいえ、スマートなレースを戦い、目標を達成するために適切な判断を下せるようにしなければならない」

クリスチャン・トト・ウォルフ(エグゼクティブディレクター)

「非常にタフな予選セッションであり、物事をうまくやるよりも間違う方が簡単なセッションだったと思う。Q2のルイスは0.02秒差というぎりぎりのラインで切り抜けており、戦術や戦略面に関して1時間全体がチャレンジングだったことを示している。適切なタイミングでコースにいることが重要だったわけだが、Q3の結果は見事なチームパフォーマンスだ。両ドライバーとも最高のラップを走ってくれた。ニコがチェッカーフラッグを受けたときは彼がタイムシートのトップに立っていたが、ルイスがまたもマジックラップを披露した。中盤セクターは特にすごかった。うちのエンジニアが今日のような複雑なコンディションに合わせていいセットアップを見いだせているのは間違いない。明日の天候も同じようなものだと予想している」

ザウバー

ニコ・ヒュルケンベルグ
土曜フリー走行:17番手
予選:11番手

「予選の天気がこんなコンディションになって、今日もトリッキーな一日だった。今朝はミディアムタイヤで少し苦労したんだ。午後も楽じゃなかったけれど、この天気で常にチャレンジングなのは誰にとっても同じだよね。ウエットのQ1はエキサイティングではあるけれど、僕らは堅実な仕事をしたと思う。Q3行きをわずか0.03秒ほどの差で逃して11番手になってしまったけれど、明日のスタート位置としてはいいところだ。レースペースが良くてポイントが取れるといいね」

エステバン・グティエレス
土曜フリー走行:7番手
予選:21番手

「今日は前よりもかなりマシンに満足だったし、昨日のFP2(金曜フリー走行2回目)で起こった問題を解決できた。Q1終盤まではすべてがいい感じだった。新しいインターミディエイトに替えるのが早すぎて、この選択を間違ったよ。コースは乾きつつあり、1周でタイヤは力尽きてしまったのが一番の問題。決断が下されてしまえば僕らにできることはあまりなかったものの、持てるものでベストを尽くそうと頑張った。こういう天候では正しいタイヤ選択がすべてだね。明日の天気も変わりやすいという予報だから、また賭けになるだろう。戦略によって変わってくるからかなり柔軟である必要がある。すべてに対してオープンで、手際よくないとね。ドライになるにしろウエットになるにしろ、きちんとやり遂げなくちゃ」

モニーシャ・カルテンボーン(チーム代表)

「今日の結果は私たちの真のポテンシャルを表してはいません。今週末に、私たちは直近のライバルたちへ迫り、前進を遂げていました。それ故にこの結果には満足していません。またしてもたった0.03秒でQ3を逃したのですから。それでも明日のレースでポイントを獲得できる可能性はかなり高く、今はそれに集中していきます」

トム・マッカラ(トラックエンジニアリング責任者)

「われわれは夜を徹して行った変更に満足しており、ドライのFP3(土曜フリー走行)ではマシンのパフォーマンスが良かった。予選はスパ・フランコルシャンに典型的なウエットとドライの入り混じった波瀾万丈なセッションだった。エステバンについて言えば、われわれはそれを活用してQ1を通過することができなかった。ニコにとっては際どい接戦になったQ2でQ3行きを果たせなかったのが非常に悔しい。新しいタイヤを使った際の走行は一部のライバルよりややコンサバティブだったかもしれない。しかし、このサーキットのレースではすべてが起こり得るし、明日は戦略を最大に生かすつもりだ」

フォース・インディア

ポール・ディ・レスタ
土曜フリー走行:15番手
予選:5番手

「5番グリッドは最高の結果。Q3が始まったとき、そのままインターミディエイトで行きたかった。他の皆がドライタイヤを選んでいたから覚悟のいる決断だったし、チームが背中を押してくれたんだ。僕たちにとっては上位グリッドに入り込む一番のチャンスだってわかっていたし、それが報われたと思っている。雨の止むのがちょっと早すぎたのは残念。ウエットで僕たちよりも速かったのはほんの数台だったし、彼らだってセッションの最後に上回ってきたからね。一番は明日に向けて強力なポジションにつけたこと。しっかり戦う準備をして明日に挑む」

エイドリアン・スーティル
土曜フリー走行:13番手
予選:12番手

「今日の流れを見ると僕たちがもっと良い結果を残す可能性はあったと思うから悔しい。Q2では最後のフライングラップに挑むのがちょっと早すぎたと思う。路面がどんどん速くなっていたから、もうちょっと待つべきだったのかもしれない。それがトップ10との差を生んだんだと思っている。それに最速ラップではトラフィックに引っかかったから、それもタイムに影響した」

ビジェイ・マルヤ(チーム代表兼マネージングディレクター)

「予選前に雨が降り出してすぐ、予測不能な予選セッションになるだろうということは分かっていた。ウエットだった路面コンディションはどんどんドライへと変わり、適切なタイミングに適切なタイヤを履いてコースにいることが重要だった。ポールについてはほぼ完ぺきな判断を下せたと思っている。しばらくはフロントロースタートも見込めるほどにね。雨が上がったことで5番手に後退したとはいえ、それでも素晴らしい結果だ。Q2のエイドリアンは競争力があるように思えたが、ドライ路面での時間を最大に生かすことができず、Q3進出を逃した。明日の最大の疑問は天候。われわれはドライの方がコンペティティブのようだが、コンディションがどうあれ、強力な結果を得るために必死にプッシュするつもりだ」

ウィリアムズ

パストール・マルドナド
土曜フリー走行:18番手
予選:17番手

「今日は変わりゆく天気のせいで正しいときに正しいタイヤを選ぶのが難しく、インターミディエイトタイヤを履くのが少し早すぎた。ここの1周はすごく長くて、僕が2周目に入る頃までには路面状況が改善し、タイヤを使いきってしまって競争力を発揮できなかったんだ。マシンのレースペースはとてもいいからポジションを上げるために懸命にプッシュするつもりだし、僕らにはまだトップ10フィニッシュをするチャンスがあると思っている」

バルテリ・ボッタス
土曜フリー走行:14番手
予選:20番手

「僕らにはもっと高い位置につける力があったのに路面コンディションの変化に足を取られてしまったから予選はガッカリだった。ライバルたちより早く新しいインターミディエイトタイヤにしたけれど、路面が乾くのが僕らの思ったよりも速かったんだ。多分ドライタイヤで行けたはず。インターミディエイトタイヤでは全体のグリップにも苦戦して、コーナーでかなりスライドしてタイムを失った。今日はうまくやるチャンスが十分だったから残念だけど、明日もこんな天気になれば違った戦略に目を向けるチャンスが出てくるね」

セビ・プヒョラー(チーフレースエンジニア)

「予選がウエットになることは分かっていたし、Q1を通して路面が改善したのでスタートは悪くなかった。このセッションの終わりがすべてを決めたのだろう。われわれは両マシンに新しいセットのインターミディエイトタイヤを選んだ。他の大多数もインターミディエイトだったものの、あえてリスクを冒してドライタイヤに変更したチームはうまくいっていた。列の先頭にいたのでわれわれにはより周回を重ねる時間があったが、最初のラップでタイヤはベストのところに来ていたために路面がさらに良くなる中でタイムを更新することができず、残念ながらQ1から先には進めなかった。スパ・フランコルシャンはオーバーテイクが可能であり、われわれにはレースで強くトップスピードのあるマシンがあるので明日のレースでまだ前進することはできる」

トロ・ロッソ

ジャン-エリック・ベルヌ
土曜フリー走行:4番手
予選:18番手

「今日起こったことは簡単に説明できる。単なるチームのミスさ。起きてはいけないことだけど、誰にでも間違いは時々ある。だけど今週末はウエットでもドライでも、予選ですごくいいところへいけるくらい良かったから、すごくフラストレーションを感じるよ。2度目にピットを出てすぐに、これはマズいと思った。トラフィックにもちょっと問題があって、周囲にスリックを履いたクルマがいた。今日は明らかにチャンスを逃してしまったね。ドライならトップ5に入れた自信があるし、クルマはウエットでも良かったんだ。この落胆から立ち直るには少し時間が必要だけど、怒っても仕方がないし、明日はいいレースをしてポイントを取れるはずだと信じている。この予選を教訓に、二度とこういうミスをしないようにしたい」

ダニエル・リカルド
土曜フリー走行:11番手
予選:19番手

「何よりもタイミングが悪かった。セッションが始まってすぐに出ていったまでは良かったんだ。路面がウエットな状態で、いったん雨が強くなった後は乾いていくはずだった。僕らは2セット目のインターミディエイトを履く前にもう少し長く待つべきだったと思う。2度目の走行に入るのが早すぎたんだ。2周目にはもうタイヤがすり減ってしまっていて、コースコンディションはその時がベストだった。すごくフラストレーションが溜まるよ。でも過去のことだと考えて明日に集中するしかない。ここから学んで、次はうまくやれるようにしないとね」

ジェームズ・キー(テクニカルディレクター)

「Q1までは非常に順調な週末だった。ドライではコンペティティブで、FP1ではウエットでもそれほど悪くはなかった。特にジャン-エリックは調子が良く、予選に前向きだった。路面が終盤に乾いていくだろうと思ってQ1に臨んだ。タイヤ交換のタイミングは他者と似通っていたが、どういうわけか今日は間違った場所、間違った時間に居合わせてしまったようだ。2台ともQ3に進むはずが、そろってQ1で脱落してしまった。われわれはスリックに変えるべきだったのだろうか? 通常、グリッドの後方にいる何台かはそのリスクを冒したが、われわれの場合がどうだったかの判断は難しい。チームとしてはドライバーたちに謝らなければいけないし、悪かった点を特定し、二度と起きないようにしなければならない。そして最も重要なのは、どうすれば明日、クルマの力を最大限に引き出せるかを考えることだ」

ケータハム

シャルル・ピック
土曜フリー走行:19番手
予選:22番手

「僕にとって土曜日のスタートは良かった。FP3で走ったらすぐに、クルマのバランスが金曜の2回のセッションよりもいいことが分かった。特にコーナー内が良くなっていて、コーナーでクルマを思い通りの位置につけることができた。昨夜はダウンフォースレベルも改善したから、パッケージ全体の感触が良くなっていた。2度目の走行ではグリップ改善のために少し変更を加え、それもうまくいったから、ミディアムタイヤでのパフォーマンスランへいい状態でクルマを持ち越せた。予選はセッション直前に雨が降り始めたけど、それほど激しくなかったので、すぐにインターミディエイトタイヤで出ていき、ウエットコンディションでいいペースを出せた。最初のアタックをうまく終えて、ドライのラインが見え始めたところでピットに入った。でも残念ながら車重計測に呼ばれたためにタイムロスしてしまい、スリックで3ラップするには時間が足りなくなってしまった。チームは2度目の走行もインターでいくことにしたんだけど、成功しなかったよ。ギドがQ2に進んだのはチームとしてすごくうれしい。でも僕は明日いいフィニッシュができるよう、戦いに集中している。天気は今日と同じように変わりやすいだろうから、レースで戦ういいチャンスがあるはずだ」

ギド・ヴァン・デル・ガルデ
土曜フリー走行:20番手
予選:14番手

「なんてファンタスティックな1日だ! 今年2度目のQ2進出を果たしたチーム全体をすごく誇りに思う。マルシャにしっかり差をつけてレースを14番手からスタートできる。誰よりも先にスリックに変えるのはとても勇気のいる決断だった。1周目はうまくいかないかもしれないと思ったよ。でもQ1の最後のラップではすべてがハマり、僕らのQ1ベストでセッションを終えられた。エンジニアから結果を伝えられた時は本当に信じられなかった――クールダウンラップでオー・ルージュの頂点にいたんだけど、僕が3番手だって言うんだ! 僕も、僕を支えてくれたチームのみんなも最高の気分さ。Q2ではドライのままなら14番手狙いになると分かっていた。路面がどんどん良くなるから、プッシュし続ける必要があると覚悟してミディアムで出た。あと少しだけ遅く走り始めていたら、もう少しラップタイムは良くなっていたかもしれない。でも現実的にQ3にいくには足りないし、目標通り、直近のライバルに0.5秒以上の差をつけて14番手でフィニッシュできた。みんなの努力のおかげだよ。金曜の夜にみんながいい仕事をしてくれて、クルマをあちこち変えてくれたから、土曜日をうまくスタートできたんだ。バランスがすごく良くなっていたし、金曜日にあったオーバーステアが消えていた。FP3はいいセッションで、ハードとミディアムの両方のタイヤで走ってさらに改善し、ミディアムでのパフォーマンスランはとてもいい状態だった。予選ではもっと伸びるって分かっていたんだ。さすがにQ1で3番手なんて夢のような結果になるとは思わなかったけど、今日はコンディションを十分に生かし切ることができた。14番グリッドというのは僕らが勇敢にチャンスをものにしたご褒美だ」

マルシャ

ジュール・ビアンキ
土曜フリー走行:21番手
予選:15番手

「今日はチームにとってファンタスティックな結果。再びQ2進出を決められてチームもとても喜んでいる。僕を含め、全員にとって最高の気分だ。僕にとってはF1キャリアで初めてのQ2だったしね。週末を通していろんなことがいい方向に進み続けたんだと思う。今日、自分たちが取り組んだすべてのハードワークが報われて本当にうれしい。Q1の最後はインターミディエイトタイヤにはドライすぎるか、スリックでいくにはウエットすぎるか、その判断に誰もが同じジレンマを抱えていたから、この結果は運だけによるものじゃないと思っている。最後の走行の1周目はどうすべきか決心がつかなかった。路面コンディションの実際の状況はドライバーにしか確認できない。でもコーナーごとに違っていた。ラップの終盤までにはこのままいこうと決めていたから、ミディアムタイヤで走り続けることにしたんだ。そのギャンブルが正しい判断だった。明日は7列目、それ自体は素晴らしいことだけど、もちろん天候がどうなるか分からない。僕たちに損はない。すべてのチャンスを最大に生かせるようがんばる」

マックス・チルトン
土曜フリー走行:22番手
予選:16番手

「皆にとって何て最高の一日なんだ! ジュールと一緒にチームを再びQ2に進出させることができて本当にうれしい。ものすごくトリッキーな予選だったし、順位を見ても分かるように、1周がとても長くコーナーごとにコンディションが異なるサーキットで適切な判断を下すのは本当に難しい。最後の走行に向けてドライタイヤに履き替えたとき、もしかしたら間違った判断をしてしまったのではないかと不安だったし、もしかするとまたインターミディエイトに戻さなきゃいけなくなるんじゃないかと思ったりもしたけど、路面の乾きが早いのは分かっていた。再び交換することで判断ミスをする可能性だってあったと思う。エンジニアは決断を僕に託してくれたんだけど、最終コーナーまで決められなかった。一瞬のうちに判断して、ステイアウトを選んだ。それが正しい判断だったことはうれしい。強力なQ2を楽しむこともできた。最後の走行は2回のアタックラップ用に燃料を積んでいたから、それを考えると僕のタイムはわりと満足できると思う。雨だろうと晴れだろうと明日のレースが待ち切れない」

ジョン・ブース(チーム代表)

「チームにとって最高の結果であり、今のところ操作的に今日のような状況でも自信を持って対応できると確認できたことは素晴らしい。チームがQ2に進んだのは今回が初めてではないが、"2台"が揃って達成したのは初めてのことであり、しかもこれだけチャレンジングなコンディションで、だ。1周を通してさまざまな水量レベルだったことを考えると、自分たちが経験するQ1では最もチャレンジングなウエットコンディションだと言えるのではないだろうか。両ドライバーともガレージから提供された情報をもとに、必要な決断を下すにあたって冷静に正面から立ち向かってくれた。全体的にはいい一日だったと思う。今朝のマシンバランスは良く、ジュールは特にそうだった。予選中はどちらのドライバーも今週末のマシンに一番満足していたように思うので、われわれにとってはレースに向けて大いに役立つ。ただ、しっかりと両足を地につけておかなければならない。再びウエットのシナリオになるとしても、われわれのグリッドポジションのままでは厳しいだろう。それでも、チームの全メンバーがプッシュし続けることを目標にしており、あらゆるチャンスを最大に生かすつもりだ。チームとコスワースはこのパッケージの長所を発揮するサーキットで健闘できるよう、厳しかった最近のレースから立ち直るべく力を尽くしてきたので、今日の結果はハードワークに努めたチームとコスワースにとって素晴らしいご褒美だと思っている」

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