ベルギーGP

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スパウェザーを制すはハミルトン!

M.S.
2013年8月24日
逆転ポールポジションを決めたハミルトン © Associated Press
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スパ・フランコルシャン・サーキットにて24日(土)日本時間21時から2013年FIA F1世界選手権第11戦ベルギーGP予選が行われた。

初日の金曜日には1回目のフリー走行でフェラーリのフェルナンド・アロンソが1分55秒198、2回目のセッションでレッドブルのセバスチャン・ベッテルが1分49秒331の最速タイムをマークしている。2日目に入って行われた予選前最後のフリー走行では再びベッテルが1分48秒327でタイムシートの頂点に立った。

ピレリが今週末用意したドライタイヤはハードコンパウンド(プライム)とミディアムコンパウンド(オプション)の2種類。DRSゾーンはターン4からターン5にかけてのケメルストレートならびに最終コーナーからターン12までの部分の2カ所に設定されている。

スパには予選を前に名物の雨が降り始め、Q1スタート時の天候は雨、気温21度、路面温度22度のウエットコンディションだった。少しでもコンディションの良い状態で勝負をかけようとピットレーンにはセッション開始前からウィリアムズやトロ・ロッソ、マルシャのマシンが列を作る。ピットレーンオープンと同時にインターミディエイトを履いたこの6台がコースへと飛び出していった。

上位勢を含む各陣営もマシンを送り出し、すぐに全車がタイム計測を開始する。DRSの使用は禁じられていた。

まずは2分06秒865を刻んだニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトンのメルセデスコンビが1-2態勢を形作り、マーク・ウェバー(レッドブル)、フェリペ・マッサ(フェラーリ)、ジェンソン・バトン(マクラーレン)がそれに続く。雨脚はすぐに弱まって全体的なタイムは上昇傾向にあり、ベッテルとウェバーがタイムシートの最上部を独占した。

路面コンディションの改善とともにオーダーは変化し続け、ライバルたちがレッドブル勢のタイムを塗り替えていく。ロズベルグが2分03秒を刻んで迎えた残り5分頃からケータハムとマルシャはドライタイヤを投入した。

その他のドライバーも新品のインターミディエイトタイヤを装着したために目まぐるしいタイム更新は続く。フェラーリデュオなどQ3常連メンバーがノックアウトゾーンに後退しつつも22台全車がチェッカーフラッグまでタイムアタックを敢行し、2分ジャストまでタイムを縮めたアロンソがトップという状態でQ1は幕を閉じた。2番手ハミルトンに次ぎ、ケータハムのギド・ヴァン・デル・ガルデが3番手タイムを残し、マルシャのマックス・チルトンとジュール・ビアンキがQ2進出の快挙を果たしている。

ここで予選を終えたのは17番手のマルドナドはじめジャン-エリック・ベルヌ、ダニエル・リカルド(共にトロ・ロッソ)、ボッタス、グティエレス、シャルル・ピック(ケータハム)の6名だった。

Q2で各チームがチョイスしたのはドライタイヤで、ミディアムを選ぶドライバーが多かったもののウェバーやアロンソ、マッサはハードタイヤを装着している。ベッテルとロズベルグは14名のライバルたちがコースインするのをガレージから見守り、ややタイミングをずらしてロズベルグが、さらに後からベッテルが始動。タイム計測に入らずにいったんピットへ戻ったハミルトンもそれにならった。DRSは使用可能になっている。

残り5分を切って1分48秒台に乗せたベッテルを先頭に全車のタイムが出揃う。ヴァン・デル・ガルデは一足先にガレージへと引き上げたものの、その他の面々はQ3行きをかけたバトルを続け、最後にトップに立っていたのは1分48秒296をたたき出したライコネンだった。

そのライコネンに加えてアロンソ、ロズベルグ、ウェバー、バトン、ベッテル、ロマン・グロージャン(ロータス)、ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)、マッサ、ハミルトンの10名がQ3に進出。

11番手ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)以下、エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)、セルジオ・ペレス(マクラーレン)、ヴァン・デル・ガルデ、ビアンキ、チルトンがここでノックアウトされている。

予選Q3が始まる直前にはコースの一部で再び降雨があり、これを見て取ったレッドブルはただちにまだクローズされているピットレーンへとウェバーを送り出す。グロージャン、ベッテル、ハミルトン、ロズベルグらが後ろに続いて隊列が伸びていく中で予選最終決戦の火蓋が切られた。

ドライタイヤでコースに出た9名が雨用タイヤに交換するべくピットへ戻るのを尻目に、やや遅れてインターミディエイトでコースインしていたディ・レスタはそのままタイムアタックを開始する。

2分02秒台に入れたディ・レスタのタイムを目指してチャンピオンやグランプリウイナーたちが激しくプッシュするも、水煙が上がるほどになったコンディションでは困難を極め、ロズベルグが2番手タイムを出すのがやっと。

チェッカーフラッグ後にロズベルグが打倒ディ・レスタに成功すると、チャンスをあきらめずにラストアタックに向かったウェバー、ベッテル、ハミルトンが好ペースを刻み、最後にコントロールラインを横切ったハミルトンが2分01秒012という記録で4戦連続ポールポジションを達成した。

2番手からはベッテル、ウェバー、ロズベルグ、ディ・レスタ、バトン、グロージャン、ライコネン、アロンソ、マッサという序列で予選は決している。

ベルギーGP決勝は25日(日)日本時間21時スタート予定。決勝レースもお楽しみに!

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