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ピットのトラブルに悩まされたライコネン

M.S.
2018年4月11日 « 組織再編に伴い、ザク・ブラウンがマクラーレンCEOに | Honda、復帰以来で最高のリザルト »
© Mark Sutton/Sutton Images
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シーズン第2戦バーレーンGPの週末に、フェラーリはキミ・ライコネンのピットストップで2度のペナルティを科された。

開幕戦オーストラリアGPの決勝レースではハースF1の2台がタイヤ装着のミスで立て続けにリタイアを喫したが、今度は1人のドライバーに2回のピットミスが起きた形だ。グランプリ初日の金曜日に"安全性の欠けるリリース"で約66万円の罰金を科されたフェラーリは、決勝日にその10倍となる約660万円の罰金を言い渡されたのみならず、チームクルーの負傷とライコネンのリタイアという苦汁をなめている。

昨年度王者のルイス・ハミルトン(メルセデス)はギアボックス交換を余儀なくされて5グリッド降格。決勝レースではフォーメーションラップでマシンの位置が適正ではなかったトロ・ロッソのブレンドン・ハートレーとフォース・インディアのセルジオ・ペレスにそれぞれペナルティが科されたほか、ハートレーはペレスとの接触を引き起こした件でも処分を受けている。

バーレーンGPの週末を通してスチュワードが審議し、何らかの処分を下したインシデントおよびペナルティの詳細は以下の通り。

バーレーンGP初日:4月6日(金)

(金曜フリー走行1回目はペナルティなし)

【金曜フリー走行2回目】

◆キミ・ライコネン(フェラーリ) 違反内容:安全性に欠けるリリース、FIA F1スポーティングレギュレーション第28条13項(c)に違反
裁定:フェラーリに罰金5,000ユーロ(約66万円)
裁定理由:スチュワードはライコネンが現地時間19時14分に行ったピットストップの映像を検討し、チームの代表者らから事情を聴取した。スチュワードはマシンが第28条13条(b)に背き、安全性に欠ける状態でリリースされたこと、および、チームが即座にマシンを止めるよう指示したこと、ドライバーが安全に停車可能なできる限り早いタイミングでストップしたことを確認。チームがあらゆる適切な行動をとったため、スチュワードは義務付けられたグリッドペナルティを適用することはできないと判断している。

バーレーンGP2日目:4月7日(土)

【土曜フリー走行】

◆ルイス・ハミルトン(メルセデス)
違反内容:ギアボックス交換、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条5項(a)に違反
裁定:5グリッド降格
裁定理由:カーナンバー44(ハミルトン)のギアボックスが6戦連続の使用期間を満たす前に交換されたため。

(予選はペナルティなし)

バーレーンGP決勝:4月8日(日)

【決勝】

◆ブレンドン・ハートレー(トロ・ロッソ)
違反内容:ターン4でカーナンバー11(セルジオ・ペレス/フォース・インディア)と接触、FIA F1スポーティングレギュレーション第38条1項に定義されているインシデントへの関与
裁定:10秒のタイムペナルティ、およびペナルティポイント2点(12カ月有効)
裁定理由:スチュワードが映像を確認したところ、ターン4でカーナンバー28(ハートレー) のブレーキが遅れ、カーナンバー11との接触を引き起こした。スチュワードはカーナンバー28に接触の全面的な責任があると判断している。

ハートレーの累積ペナルティポイント:2ポイント(2016年4月8日時点)

◆セルジオ・ペレス(フォース・インディア)
違反内容:フォーメーションラップでカーナンバー28(ブレンドン・ハートレー/トロ・ロッソ)をオーバーテイク、FIA F1スポーティングレギュレーション第36条8項に違反
裁定:38条3項に基づくレース後のストップ・アンド・ゴーペナルティ10秒(レースタイムに30秒加算)
裁定理由:カーナンバー11(ペレス)はターン1の前でカーナンバー28をオーバーテイクし、以降のフォーメーションラップ中にカーナンバー28がポジションを取り戻すのを可能とするはっきりとした動きを見せなかった。また、カーナンバー11のドライバーはカーナンバー28がフォーメーションラップ開始時にグリッドを離れた際、過度に遅かったわけではないことを認めている。スチュワードは本件においてペナルティが十分であり、ペナルティポイントを科さないとの裁定を下した。

◆ブレンドン・ハートレー(トロ・ロッソ)
違反内容:第1セーフティカーラインまでに本来のスタートオーダーを回復できず、FIA F1スポーティングレギュレーション第36条8項に違反
裁定:38条3項に基づくレース後のストップ・アンド・ゴーペナルティ10秒(レースタイムに30秒加算)、およびペナルティポイント2点(12カ月有効)
裁定理由: スチュワードは映像を確認するとともに、カーナンバー28のドライバーであるブレンドン・ハートレー、およびチームの代表者らから事情を聴取した。カーナンバー28はフォーメーションラップでカーナンバー11(セルジオ・ペレス/フォース・インディア)にオーバーテイクされ、第1セーフティカーラインまでにポジションを戻すことができず、その後も第38条3項が定めるようにピットに入らなかった。

ハートレーの累積ペナルティポイント:4ポイント(2016年4月8日時点)

◆キミ・ライコネン(フェラーリ)
違反内容:安全性に欠けるリリース、FIA F1スポーティングレギュレーション第28条13項(a)に違反
裁定:フェラーリに罰金50,000ユーロ(約660万円)
裁定理由:スチュワードはライコネンが現地時間19時10分に行ったピットストップの映像を確認し、チームの代表者らから事情を聴取した。スチュワードはマシンが第18条13条(a)に背き、安全性に欠ける状態でリリースされたと判断した。チームが行なったリリースによって、チームのメンバーが危険にさらされ、負傷している。

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