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多発するトラブルに苦しんだマクラーレン・ホンダ

M.S.
2017年4月19日 « レース展開を左右したハミルトンのペナルティ | サインツのペナルティポイント累計が7に »
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パワーユニットの問題に苦しむマクラーレン・ホンダは、シーズン第3戦にして既に3基目のMGU-Hとターボチャージャーに手をつけている。

第3戦バーレーンGPの初日にはトロ・ロッソのダニール・クビアトが新しいICE(内燃機関)、ターボチャージャー、MGU-Hを、そしてルノーのニコ・ヒュルケンベルグが前述の4コンポーネントに加えてMGU-Kとコントロールエレクトロニクスを新しくした状態で初回セッションに挑んだ。同じタイミングでハースF1の2台が2基目のMGU-Kを、マクラーレンのストフェル・バンドールンが2基目のコントロールエレクトロニクスの封を切っている。

フリー走行1回目でバンドールンのMGU-Hに問題を抱えたマクラーレンは、次のセッションに備えてMGU-HとICE交換。また、フェラーリはキミ・ライコネンのICE、TC、MGU-Hとセバスチャン・ベッテルのコントロールエレクトロニクスを2基目にした。

しかしながら、フリー走行2回目でもバンドールンが同じ問題に見舞われたため、マクラーレンはグランプリ2日目を迎えるにあたってバンドールン車に3基目のMGU-Hとターボチャージャーを搭載。この日はフェラーリのベッテルが2基目のターボチャージャー、MGU-H、エナジーストアを投入し、トロ・ロッソのカルロス・サインツがMGU-Kを新しくしている。

予選後には同じくサインツが6つのコンポーネント全てを交換しており、今度はフェルナンド・アロンソのマシンにMGU-Hトラブルを抱えたマクラーレンがアロンソ車のICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-Kを2基目に。

だが、相次ぐトラブルの対応に追われたマクラーレンの苦境はこれで終わらず、決勝日には新たなエンジントラブルによってバンドールンはレースをスタートすることもかなわず、アロンソは終盤にリタイアを喫した。

カレンダーに20戦が組まれている今季は、各ドライバーあたり4基までしかパワーユニットが使用できない。いずれかのコンポーネントが初めて5基目に達した場合に10グリッド降格され、それ以外のコンポーネントで5基目を使用した場合は5グリッド降格のペナルティが科される。6基目以降に関しても同様だ。

第3戦にして3基目のコンポーネントを搭載しながらも、さらなるトラブルに見舞われた状態でバーレーンを後にしたマクラーレン・ホンダにとっては厳しいシーズンとなりそうだ。

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