バーレーンGP

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「ヘイ、アイスマン! 最高だった!」

M.S.
2015年4月22日
© Sutton Images
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キミ・ライコネンが長く待たれた表彰台への復帰を果たしたバーレーンGPから、厳選した無線メッセージをご紹介。

「トラブル発生。ブレーキがおかしくて、ペレスにウイングを持っていかれた。信じられない!」

金曜フリー走行2回目でフォース・インディアのセルジオ・ペレスと接触し、無線で叫んだセバスチャン・ベッテル。4度の王者であるベッテルは、のちに自分側の過失を理解し、ペレスに謝罪しに行った。

「フー! すごくいい気分」

フォース・インディアのマシンを予選8番手につけ、興奮を抑えきれないニコ・ヒュルケンベルグ。

「僕の方が速く走れると思うけど、オーバーテイクしてみるよ」

第1スティントで苦戦するチームメイトのセバスチャン・ベッテルに接近したキミ・ライコネンは、一風変わったメッセージをフェラーリに送った。

「いいぞ、バルテリ。後ろからの脅威は最小限だから、このポジションをかけてバトルできる」

ベッテル駆るフェラーリから4番手を守る許可を与えられたバルテリ・ボッタスの耳に、この無線は心地よい音楽のように響いたに違いない。

「早く青旗! とにかくどけようとしないんだ、この人たち!」

軽んじられたフィンランド人ほど恐ろしいものはない。ロズベルグを追いかける途上のライコネンに、周回遅れのトラフィックにひっかかる気はさらさらなかった。

「ブレーキのことはすまない、ニコ。最悪のときに起こってしまった」

ブレーキ・バイ・ワイヤのトラブルによってライコネンから2位を守れなかったニコ・ロズベルグへ謝罪したトニー・ロス。

「ヘイ、アイスマン! 最高だった! 君が誇らしい! グランデ・キミ!」
「うん。みんな、ありがと」

熱狂的でカリスマ性のあるマウリツィオ・アリバベーネ代表と、言葉少なく、打ち解けたやりとりをしないことで知られるライコネンが無線で会話するとこうなる。ちなみに、これはライコネンにとって26レースぶりの表彰台だった。

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