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2015年第4戦ドライバーコメント決勝

Jim / Me
2015年4月20日 « バクーがモンツァと置き換えに? | ブレーキ・バイ・ワイヤ問題を説明するメルセデス »
白熱のバトルが数多く繰り広げられたバーレーン © Sutton Images
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2015年シーズン序盤のフライアウェイ戦最後を飾る第4戦バーレーンGP決勝レースが19日(日)に開催された。

夕暮れ時に始まり、人工照明の下で激しいバトルが繰り広げられたレースはスタート前から波乱含み。マクラーレンのジェンソン・バトンが電気系統のトラブルを解消しきれず欠場を強いられ、フォーメーションラップではウィリアムズのフェリペ・マッサがマシンを発進に失敗してピットレーンスタートとなった。

19台で争われた決戦はポールシッターのルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップチェッカーを受け、2台のタイヤ戦略を分けて挑んだフェラーリのキミ・ライコネンが終盤の猛チャージで2位表彰台。スタートでセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)をかわす猛攻を見せたニコ・ロズベルグ(メルセデス)は3位でフィニッシュしている。

ベッテルは途中でフロントウイングにダメージを負い、緊急ピットインを強いられて5位にとどまった。

マクラーレンのフェルナンド・アロンソは11位完走を果たしている。

シーズン3戦目を終えたドライバーやチーム関係者のコメントは以下の通り。

メルセデス

ルイス・ハミルトン(1位)

「すごくハッピーだ。誰が相手かは関係ない――僕らはいつも全員を倒したいんだ。でも、フェラーリ勢とニコと戦えてすごくうれしいよ。メルセデスは去年のベストチームだったけど、フェラーリが僕らに迫ってきている。楽な勝利では全くなかった。最初のストップの後でピットを出たらすごい接戦で、後ろのバトルは激しかった。僕はストップで少し時間がかかったから、ターン1のブレーキングでミラーにバッチリ映っていたんだ! そこからはおおむねコントロールできたと思う。最後はトラフィックとブレーキのためにバックオフしなきゃいけなかったけど、ニコほど影響が大きくなかったのは幸いだった。ファクトリーのみんなとサーキットのみんなに感謝しないとね。今週末のクルマは本当に素晴らしかった。みんなが最高の仕事をしてくれたからだよ。今日はキミに僕らのポイントを取られてしまったから100%は喜べないかもしれない。それでも十分なポイントだし、僕らは次のレースでさらに努力する。それがモータースポーツであり、僕らがレースをする理由なんだ――他のチームと戦うために僕らはいる」

ニコ・ロズベルグ(3位)

「クルマのフィーリングはすごく良くて、エキサイティングなレースだった。スタートの失敗は赤いクルマを自力でオーバーテイクすることで取り戻したし、ルイスをつかまえようとした。でも、彼もいいスピードを持っていたから、抜くのは不可能だった。最後にキミにやられてしまったのはすごくガッカリだよ。でも、残り2周でブレーキ・バイ・ワイヤのトラブルが起きてしまって、ポジションを守ることはできなかった。ターン1で直進してしまい、彼に行かれてしまったんだ。残念だ。とにかく、これについては調査する。ルイスの勝利によって僕らは再びチームとしていいリザルトを手にした。この素晴らしいマシンでこれからのレースを楽しみにしている」

クリスチャン・トト・ウォルフ(メルセデス・ベンツ・モータースポーツ責任者)

「われわれにとっては楽なレースではなかったが、レース中に何度も大きなチャレンジに直面したことを考えれば1位と3位に満足すべきだろう。まず何より、厳しかった金曜日のフリー走行後にマシンに施した変更は正しいものだったと感じている。どちらのタイプのタイヤも最速だったし、ニコ(ロズベルグ)は真のペースでフェラーリの2台とのバトルを制するパフォーマンスを有していた。先頭ではルイスがとてもしっかりとレースをコントロールし、ハードにプッシュしながら、勝利に必要な場面ではギャップを引き離すこともできている。4戦3勝は素晴らしい仕事ぶりだ。今夜はニコもそれと同じだけ優れていた。彼がいかにファンタスティックでアグレッシブなドライバーであるかを、疑い深い人たちに見せつけられたはずだ。今日の彼はすべて適切にこなしたが、キミ(ライコネン/フェラーリ)がプライムタイヤを履いた中盤スティントで長くコンペティティブに走ったので、終盤に大接戦を迎えることは分かっていた。そして決定的な瞬間を迎える。56周目のターン1に差し掛かった時、彼はブレーキ・バイ・ワイヤの不具合に苦しんでいた。そのため、ワイドに膨らもうが基本的にはマシンに乗っているだけの状態であり、キミに隙を突いて抜かれてしまった。それがなければとてもうまくドライブしていたし、フェラーリをきっと抑え続けられただろう。ただ彼には防御に使える武器がなかった。全体としては序盤4レースで合計8回の表彰台なので、チームは本当に見事だったと思っている。次のレースまで3週間ある。地に足をつけて、バルセロナには一層力をつけた状態で臨めるようにその時間を使いたい」

パディ・ロウ(テクニカル部門エグゼクティブディレクター)

「最高の結果とはいえ、1-2が現実的だっただけに同時にがっかりもしている。ルイスは見事なレースだった。常にプッシュし、全力を尽くしている。一方、ニコもフェラーリ勢に対する素晴らしい追い抜きを何度も披露する見事なドライブだった。3位は今日の彼の優秀さを反映したものではないが、残念ながら終盤のトラフィックが彼にとっては厄介で、さらにブレーキ・バイ・ワイヤのシステムにトラブルが発生したため、ターン1で深く突っ込む事態になった。レース中はチェッカーフラッグまで持たないのではないかと不安もあった。ニコにとってもチームにとっても当然、がっかりだ。この原因については調査していく。それでも全体的に言えば、ダブル表彰台は容易に達成できる結果ではないので、パーフェクトではなかったとはいえ、良い一日だったと言えるだろう」

レッドブル

ダニエル・リカルド(6位)

「レースは最善の流れだったと思うし、6位でフィニッシュするまでいい走りができた。シャシーは良くなってきていて、コーナーはずいぶん改善した。ヨーロッパに行ったらもっと上のグリッドを目指し、このまま改善を続けたい。僕の週末はレースの最後まではスムーズだった。何が起きたのかは分からないけど、チームが調べてくれるだろう」

ダニール・クビアト(9位)

「レースを楽しめたから笑顔になれた。うまく巻き返してポイント圏内でフィニッシュできた。分析用のデータをたくさん集めたし、それによって改善点も分かるはずだから、前に進める。チームとしても改善したいし、みんなそのために懸命に努力している――いい感じだよ」

クリスチャン・ホーナー(チーム代表)

「両ドライバー共に今日はマシンのベストを引き出してくれた。ダニエルは非常にクリーンなレースで、最後はエンジンが花火の仲間入りをしたかったようだが、6位という力強いフィニッシュを果たしてくれた。ダニールは17番手から良いリカバリーを見せて9位フィニッシュした。今日は2台がポイント圏内でフィニッシュできて良かったよ」

ティエリー・サルビ(ルノー)

「われわれにとっては静かなレースで、リザルト的にもおおむね予想通りだった。上海後の修正によって完走を果たし、主な目標だったポイントを獲得した」

ウィリアムズ

フェリペ・マッサ(10位)

「ピットレーンからスタートしなきゃいけなくなり、僕にとってはフラストレーションのたまる一日だった。マシンは起動するのに苦戦したけど、いったん走り始めたらかなりポジションを上げられた。何周か走った後のターン4でマルドナドが僕に突っ込んできて、何かダメージを負ったように思う。そこからはリアにものすごく苦しんだし、マシンはドライブするのが本当に難しかったんだ。難しい一日だったけど、何もないよりは1点取れてよかった」

バルテリ・ボッタス(4位)

「レースには満足しているし、4位になれてうれしい。スタートでフェリペ(マッサ)に問題があったからチームにとっては本当に残念。単独レースだったけど、最後の20周はかなりタフだった。セバスチャンは僕より速かったし、あっという間に迫ってきたけど、バトルはとっても楽しかった。ディフェンスに役立つトリックがいくつかあることは分かっていたし、今日はそれがすべてうまくいったんだ。(ベッテルとのバトルに)勝てて今日はうれしい」

ロブ・スメドレー(パフォーマンスエンジニアリング責任者)

「今日はわれわれにとって前後半に分かれたレースだった。フェリペはグリッドでセンサーにトラブルが生じ、そこから回復させることに苦労した。それでも、最終的にはフェリペが最高のレースを走って巻き返し、1ポイントをもぎ取ってくれている。バルテリも最高のレースだ。われわれもベッテルのミスをなんとか生かすことができ、彼は彼で終盤に17周に渡ってフェラーリを抑え込む見事な仕事をしてくれた。全体的に、チャンピオンシップのポジションという意味では目標に達しているが、前のマシンに追いつくにはパッケージを一層素早く開発しなければならない」

フェラーリ

セバスチャン・ベッテル(5位)

「僕にとってはパーフェクトな日じゃなかった。リズムに乗れなくて、最終リザルトのためにポジションを失っちゃいけないときに失ってしまった。全体的にリアエンドが苦しくて、コーナー出口が厳しかったから、ニコのアタックを防げなかったし、バルテリを追っていた時もストレートでDRSを使って近づかなきゃいけない時にそれができなかった。終盤はウィリアムズを抜けずに苦労したよ。速く走らなきゃいけない時に限っていつもトラフィックに引っかかり、タイヤを傷めてしまった。全体としては今回もすごくポジティブな週末だったと思う。レースでフロントウイングを傷めてノーズ交換が必要になってしまったのは残念だった。そうでなければ4位か、もしかしたら3位も可能だったかもしれない。まあとにかく、これはこれだ。プッシュしようとして他のクルマの後ろにいれば、ダウンフォースを大きく失う。今から思えば、予想以上だったと言えるだろう。ちょっとハードにトライしすぎてワイドになってしまった。一方でキミのことはすごくうれしいよ。最後に彼がニコ(ロズベルグ)をパスできて良かった。チームにとっては素晴らしいリザルトだ。シーズンは先が長いし、ここまではとってもハッピーさ。こんなに調子がいいなんて今もすごく驚いているくらい。まだギャップは少しあるけどね」

キミ・ライコネン(2位)

「厳しかった去年と不運なシーズンスタートの後で、表彰台に戻れていい気分だ。少し複雑な思いもある。戻ってこられたのはうれしいけど、僕らはトップに立ちたいんだ。スタートは本当に良くて、ニコをパスできた。でもその後ポジションを落として、そこでタイムを失った。戦略はパーフェクトだった。正しいタイミングと正しいタイヤチョイスだったし、僕はクルマに満足していた。レースを通して速さを維持できた。終盤はどんどん前に近づいていてハミルトンが見えていたんだけど、もう周回が残っていなかった。何かにトライするにはあと数周必要だった。まだ少しメルセデスには遅れているけど、サーキットやコンディションによってはレースで競争力を発揮できると思う。今日はベストを尽くしたし、このリザルトには満足だ。全力で戦い、チームで多くのポイントを獲得した。一歩ずつ改善している。同じ方向で仕事を続ければいい。そうすればきっと目標にたどり着けるはずだ」

マウリツィオ・アリバベーネ(チーム代表)

「キミについては本当にうれしい。今日は正式に言えるね、キミの復活だ、と。今日の彼はレースアニマルたるところを見せつけた。あと数周あればもしかすると・・・。加えてチームにとっても喜ばしいと思っている。本当にしっかりと働いていたからね。セバスチャンはいくつかミスを犯しており、ひとつは序盤。そのため、レース戦略の変更を強いられた。その点、キミは予定通りのプランだった。途中、あまり確信が持てなかったようだが、ピットウオールの指示に従う素晴らしい自制心を披露してくれた。セブについては実際にダメだった部分はあるが、さもなければ2台を表彰台に乗せられていたかもしれない。とはいえ、彼もまた、われわれ同様に人間なのだ。最高のドライバーなので、今はすでにこれまでに彼が成し遂げたことを忘れないようにしよう。マラネロの皆にも感謝したい。エンジン開発のみならず、ひとつひとつのコンポーネントの作業に取り組んできた。過去3カ月の働きは通常ならその倍の月日が求められる。われわれがメルセデスをとらえられるかどうかは分からないが、彼らにいくらかのプレッシャーをかけているというアイデアは気に入っている。今日は彼らと自分たちのギャップに気付かされ、それにはアグレッシブな戦略が必要だったことも分かった。それでも、金曜日のロングランでは優れたペースを発揮できていたことを考えると、今日は気温がはるかに低かった。それにしっかりと対応しなければならなかったのだ」

マクラーレン

フェルナンド・アロンソ(11位)

「トップ10に入れるほど十分な速さはなかったけど、レースを完走できたし、マシンに関してはさらに大事な経験を積むことができた。それが僕たちの一番の課題だったしね。僕の方は何もかもきちんと機能していたのに、ジェンソンがレースをスタートできなかったから残念。スペインGPまでに調べなきゃいけないことがたくさんある。3週間あるから、パフォーマンスを増やして信頼性を改善していかないと。やることは山ほどあるけど、楽観している。僕たち全員がこのプロジェクトに必死に取り組んでいること、最終的なカムバックに向けて全力を尽くしていることは明らかだ。チーム全体が一致団結している。目の前のチャレンジに皆がモチベーションを上げている。できればここまでに成し遂げたことを足がかりにしていきたい。そしてこの先の数レースでさらなる改善が見られることを願っている」

ジェンソン・バトン(スタートできず)

「がっかりの週末を締めくくるがっかりの一日だったのは確かだね。それでも、自分が求めたようにはドライブできなかったし、今日のレースは完全にスタートさえできなかったけれど、マシンが改善していることは間違いないし、それは僕たち全員にとっての朗報さ。これはたくさんのハードワークの結果だ。特に、ガレージの皆には心から"ありがとう"って言いたい。週末を通してほとんど休みなしに、本当に信じられないくらい必死にがんばってくれたんだ。彼らの献身さとチームのスピリットはものすごく感動する。いつか彼らにふさわしいご褒美を得られると思っている」

エリック・ブーリエ(レーシングディレクター)

「フェルナンドは、難しくフラストレーションのたまる状況で、レースを通してハードに、そして優れた走りを見せてくれた。あと少しでわれわれのシーズン初ポイントを獲得できそうだった。最終的に彼は11位でフィニッシュしている。これでシャンパンのコルクを抜くわけにはいかないが、昨日の今季初めてのQ2進出に続き、われわれの開発方向が正しく進んでいる証明なのは明らかだ。とはいえ、できることならばわれわれのバーレーンの仲間や友人たちにもっと良いショーを見せたかったと思う。彼らのグランプリはこれまで通りの見事な成功だった。ジェンソンに関しては、今日も不運が続いてしまった。昨日の技術的トラブルを受けて、チームは彼のマシンをレースに間に合わせようと桁外れの努力をしたのだが、不幸なことに火を入れたところで電気系の不具合から来る未解決の問題があることに気づいた。前々日と前日にプラクティスで直面したのと同じものだ。走行中に問題が再発する可能性が非常に高いと考えられたため、いずれはまたジェンソンのレースを台無しにすると思われた。どうにかして直そうと最善を尽くしたのだが、悲しいことにスタートまでにその方法を見つけられなかった。ジェンソンはもちろんのこと、これには皆が落胆しているが、それがレースだ。これらはどうしても起きてしまうもので、次の戦いまでは耐えるしかない。ヨーロッパシーズンを迎えるにあたり、これまでの戦いを振り返るちょうど良い機会だ。1年の最初のフライアウェイ4戦、オーストラリア、マレーシア、中国、そしてバーレーンと、われわれは一連の開発によって着実にマシンを改善した。その結果は明白な上昇線を描くパフォーマンスとなって現れた。次のシルクイート・デ・バルセロナ・カタルーニャでのスペインGPは3週間後。それはわれわれにさらなるアップグレードを準備する時間を与えてくれる。ペース面で現在の主なライバルに対してどの位置になれるかの予想を述べるつもりはない。だが、パフォーマンスの上昇傾向は引き続き明白な直線を描き続けるはずだ。われわれが今の競争力レベルに満足していないのは明らかだ――このチームは勝つために存在する――だが、われわれはオーストラリアGP以来巨大な進歩を果たしてきた。それは多くの情熱的、献身的な数々の人々の優れた努力の結果であり、この場を利用して彼らに敬意を表したい。タスクに対するわれわれのアプローチは誠実さ、謙虚さとハードワークによって特徴づけられる。これからもそうしてアプローチを続けていく。これまでと同じ言葉を繰り返そう。われわれには登るべき山がある。だが、必ずや登頂してみせる。それだけは100%保証する」

新井康久氏(株式会社本田技術研究所 専務執行役員 F1プロジェクト総責任者)

「今日はフェルナンドが得点可能なポジションにかなり近いところでフィニッシュしたので、われわれにとってはさらなるポジティブな前進です。日毎に進歩の達成を目にできるようになっていますし、自分たちが取り組んでいる作業を続けていくことに自信を持っています。もちろん、今週末はジェンソンのマシンが電気系のトラブルを抱えてしまい、レースに出られなかったので非常に残念ですが、解消できると確信しています。これでシーズン序盤の4戦が終わりました。短い休みでさらなる改善を目指します。スペインのヨーロッパレース初戦に向けて必死に準備していくつもりです。とりわけ、競争力と信頼性に集中して取り組みます」

フォース・インディア

ニコ・ヒュルケンベルグ(13位)

「僕にとってはガッカリのリザルトだ。予選のようなグリップレベルがなくて、すごく大変だった。いくつかバトルには加わったけど、優位に立てなかったのは残念だよ。僕らは周囲の人たちに比べてタイヤのセーブに苦しんでいて、そのためにポジションを失った。どうしてレースでこんなに苦戦してしまったのか、調査が必要だ。少なくともその答えを得て、今後のレースでは同じような状況を繰り返さないようにしたいね」

セルジオ・ペレス(8位)

「8位はいい気分だし、僕もすごく満足だ。今日はポイントを取れてすごく良かったよ。チーム全体への素晴らしいご褒美だ。レース前は2ストップ作戦ができるかどうか確信が持てなかった――タイヤデグラデーションが大きすぎる可能性があったんだ。でも、チームは驚異的な働きでそれを可能にしてくれた。無線でエンジニアたちがうまく情報を与えてくれて、第1スティントを終えたところで、2回ストップがポイント獲得のためにベストだと分かったんだ。ペースとタイヤの管理という意味では僕のベストレースに数えられるだろう。今週末はたくさんのポジティブを見いだせたし、このチームが多くのハートを持っていることを証明できた。僕らは決してあきらめない」

ロバート・ファーンリー(副チーム代表)

「数点を得てフィニッシュできることはいつだって良い結果だ。セルジオとエンジニアたちが2ストップ戦略を成功させたことを考えると特にそう思う。戦略を機能させるにはセルジオにタイヤをケアしてもらう必要があったが、かれはそれを完ぺきにやってのけた。決定的な場面に出くわせばタイヤやマシンを損なわずに実行してみせ、それが今夜の結果のカギだと思っている。ニコ(ヒュルケンベルグ)は高いデグラデーションに苦しみ、チェコ(ペレス)よりも1回多くピットストップを行わなければならず、ポイント圏外に脱落してしまった。それでも全体的にはとてもポジティブな気分でバーレーンを出発できる。慫慂な点を追加してヨーロッパに迎えるので、序盤のフライアウェイ戦の締めくくりとしては堅実な結果だ」

トロ・ロッソ

マックス・フェルスタッペン(リタイア)

「ポジティブな一日ではなかった。タフなレースだったよ。リタイアの原因はまだ正確に分かっていないけど、僕たちのレースを時間より前に終わらせてしまったのは電気系のトラブルだったんじゃないかと思う。確かに、こういう形で週末を終わらせたくはないけど、それでもポジティブにいないとね。がっかりはしている。でも、いつも通りハードに取り組んでいくつもり。バルセロナでもっと強くなって、またポイント争いに戻れるようにね。僕たちはその場所にいるんだから!」

カルロス・サインツ(リタイア)

「今日は僕たち全員にとって本当にがっかりの一日だ。特に昨日の予選が良かっただけにね。今日はマシンに何が起きたのか分からない。挙動がおかしいと感じたからストップしなきゃいけなくて、それくらいしか分からない。とても良いスターティングポジションだったのに、今日はペース不足に苦しんだから不満を覚えていることは隠せない。バルセロナで始まるヨーロッパシーズンのスタートに向けて調子を上げられるようにベストを尽くす。母国でのレースになるから僕にとっては本当にスペシャルなレースだ」

ロータス

ロマン・グロージャン(7位)

「ここまで僕にとってはタフな週末だったから、再び7位といういい結果を残せてすごくうれしい。今日のレースはオーバーテイクがたくさんあって素晴らしかったよ。僕はダニエル・リカルドに追い付きたかったんだけど、今日の彼はちょっと僕らには速すぎた。タイヤはリアの管理が特に難しくて、2ストップ作戦を成功させるためにいい仕事ができたと思う。レースのタイヤは新品がミディアムしかなくて、残りはスクラブ済みのものだったから、本当にチームがよくやってくれた。金曜日と土曜日のセッションからのいいリカバリーだった。僕自身の誕生日プレゼントとして、それからチームのためにもうれしい7位だよ」

パストール・マルドナド(15位)

「イライラするレースだった。スタートで周囲がみんなグリップの強いソフトコンパウンドだったのに対し、僕はミディアムタイヤでできる限りハードにプッシュした。ソフトタイヤに変えてからはその時点でのファステストタイムを出しているから、戦略は良さそうだった。残念ながら最後のピットストップでエンジンのアンチストールが作動してしまって、多くのタイムをロスした。いい位置でフィニッシュできたはずなのにフラストレーションを感じる。早く次のバルセロナに集中したい。過去に成功を収めた場所だ」

フェデリコ・ガスタルディ(副チーム代表)

「今日も力強いレースをしてくれたロマンを祝福したい。また、週末を通した素晴らしいピットワークとエンジニアリングによって、マシンをロマン好みに仕上げ、今日の結果に導いてくれたレースチームに感謝したい。こうしてバーレーンでポイント獲得を可能にしてくれたのはエンストンの皆のハードワークのおかげだ。パストールにとっては難しいレースで、問題点を正確に究明するために調査が必要だ。次は改善できるようにしたい」

アラン・パーメイン(トラックサイドオペレーションディレクター)

「ロマンのレースはエクセレントで真っすぐな、模範のような走りだった。レッドブルのダニエル・リカルドにチャレンジするペースがなかったのは残念だったが、残る直近のライバルの前には出ることができた。また、われわれも非常に速いピットストップによってレース中に両ドライバーを助けることができた。パストールには周囲と違う3ストップ作戦を選び、ピレリのミディアムコンパウンドでスタートさせた。これは非常にうまくいっていて、パストールもロマンと同様のポジションでフィニッシュできるはずだったのだが、5秒のピットストップペナルティとピットエントリーでエンジンキルが作動してしまったことで良いリザルトを残すチャンスを失ってしまった」

マノー・マルシャ

ウィル・スティーブンス(16位)

「全体的に自分のレースに満足している。マルドナドがグリッドポジションを外れていたから、僕はロベルトに前に出られてしまって、ベストなスタートとはいかなかった。それを取り戻すために彼といいバトルをしたけど、前に出た頃には8周が過ぎていて、大きくタイムを失っていた。良かったのは集団に追い付けたことと、ペースが良かったことだ。2台を最後まで持ち帰れたのはかなりすごいことだよ。他のチームを見ればそれがいかに難しいか分かる。チームのシーズン序盤の素晴らしい仕事ぶりをたたえたい。これからヨーロッパに向かえば仕事はさらに難しくなるけど、みんなここまでの自分たちの成果に、すごくやる気になっている」

ロベルト・メルヒ(17位)

「2台が完走できて良かったし、チームとして進歩し続けられていることを確認できたこともうれしい。自分のレースにはちょっとがっかりしているんだ。スタートはチームメイトのウィルと良いバトルができたし、うまくいったんだけどね。オープニングスティントの序盤にあれだけハードにプッシュしてしまうと、彼に迫られたときには僕のタイヤが古くなっちゃっていたから、彼に対するタイムを失い始めて取り戻すこともできなかった。全体としてはシーズン序盤から本当に多くのことを学べたと思うし、この後はそれをじっくり評価する時間がある。ヨーロッパのレースのスタートにはもっと設備を整えて挑めるだろう。これまでチームと一緒に成し遂げてきたことはすごいと思うし、チームにはありがとうとおめでとうを言いたい」

ジョン・ブース(チーム代表)

「バーレーンで本当にスムーズな週末を過ごし、またもダブル完走を果たせたことはまさに長いシーズンの序盤4戦の締めくくりとしてわれわれが望んだ形だ。今週末を通してピットレーンのあちこちでさまざまな困難に直面する者が多かったことを考えると、この偉業は決して侮ってはいけない。非常に短期間の中で自分たちがたどってきた道のりを正当に誇りながらヨーロッパに戻ることができる。とはいえ、ここからパワーアップしていくチャンレンジもきちんと分かっている。2人のドライバーが最小限の準備の中でわれわれが求めたすべてに対応する称賛すべき仕事を果たしてくれ、チームも強力なオペレーションレベルに戻るべく本当に必死に取り組んでくれた。レースが3週間あくので、集めたデータをすべて評価し、反映する機会を得られる。そして、バルセロナではさらに強さを増して挑みたい」

ザウバー

マーカス・エリクソン(14位)

「レースのスタートはかなり良かった。オープニングラップで13番手から9番手に上がれたんだ。第1スティントと第2スティントのラップタイムは本当に強力で、直接のライバルたちについていくことができた。予定通りに走っていたのに、残念なことに僕たちは2回目のピットストップでクルーが左フロントタイヤを交換中にメカニカルトラブルが起きるというミスを犯した。もちろん、とてもがっかりしているけど、レースでは時々こういうことがある。勝つときも一緒、負けるときも一緒さ。その後のレースはものすごく妥協を強いられたけどね。それでも、ベストを尽くそうとがんばったし、残りのレース中もペースは良かった。全体的にまずまずのパフォーマンスを見せられたと思う。これが次のバルセロナのレースに大事になってくるんだ」

フェリペ・ナッサー(12位)

「ターン1を切り抜けるのが厄介でいくつかポジションを落としてしまい、僕にとっては難しいオープニングラップだった。その後はトラフィックにはまってしまい、最初のスティントを通してレースペースが妨げられたんだ。レースが進むにつれて数周に渡ってパワーを失い、ポジションも失った。ポジティブな面を挙げると、ミディアムコンパウンドのラップタイムはかなり満足している。全体的にはクリーンなレースができていればポイントを獲得できただろうと思う。それができずに残念だ」

モニーシャ・カルテンボーン(チーム代表)

「今日はラップタイムに競争力があったにもかかわらず、ポイントフィニッシュのとても現実的なチャンスを逃してしまったことは疑いようがありません。マーカスのマシンは2回目のピットストップ中にテクニカルトラブルが起き、かなり時間を失ってしまいました。それについては申し訳ないと思っています。フェリペ(ナッサー)は一時的なパワーロスによってタイムを失いました。エンジニアが数周後に修正できたのですが、その間のタイムロスが大きすぎたため、チームメイトと同じように、ポイントを争えませんでした。両ドライバーとも本当に必死に戦ってくれたものの、今日は何の成果も得られていません」

ジャンパオロ・ダラーラ(トラックエンジニアリング責任者)

「がっかりの結果であることは間違いない。マーカスのマシンは2回目のピットストップで左フロントタイヤを交換中にメカニカルトラブルが発生し、24秒も遅れが生じた。その結果、単純にそこから巻き返すことができず、彼の走りにふさわしいポイントも獲得できなかった。フェリペは一時的なパワーロスの影響を被った。数周後に修正できたとはいえ、そのせいで12秒も失ったのだ。両ドライバーとも力強いドライブだったので、それをポイントにつなげられなかったことがただただ残念だ」

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