バーレーンGP

/ News

  • バーレーンGP

2014年第3戦ドライバーコメント決勝

Jim / Me
2014年4月7日 « 2015年に2チーム新規参戦か | リカルド、表彰台まであと一歩 »
見応えあるバトルを繰り広げ、レース後に互いの健闘をたたえるメルセデス勢 © Getty Images
拡大

バーレーン・インターナショナル・サーキットで6日(日)、2014年シーズン第3戦バーレーンGP決勝レースが開催された。

フロントローからスタートしたのはすべてのセッションを通して圧倒的な速さを見せつけてきたメルセデス。レースでも安定したパフォーマンスで他チームを寄せ付けず、1-2フィニッシュを達成している。オープニングラップでポールシッターのニコ・ロズベルグをかわしたルイス・ハミルトンが優勝、ロズベルグはハミルトンと好バトルを繰り広げるも2位に甘んじた。

終盤にセーフティカー導入がありながらもメルセデス勢から20秒遅れの3位でゴールし、共に表彰台に上ったのはフォース・インディアのセルジオ・ペレス。チームにとっては2009年以来、2度目の表彰台だ。

レースを終えたドライバーやチーム関係者のコメントは以下の通り。

レッドブル

セバスチャン・ベッテル(6位)

「今日は忙しいレースだったと思う。特にセーフティカーの後。でも、順位を上げられなかったから悔しい。ダニエルは今日のマシンにもう少し力があることを示したと思う。僕はその少しを引き出せなかったから、自分のレースにはあまり満足していない。どういうわけか、メルセデス以外に対しても直線でかなり遅いみたいだった。メルセデスは強力なパッケージを持っているから、僕たちはたくさんのことに取り組んでいかないといけない。今日のダニエルとのことは簡単さ。僕たちはチームとして協力し合っているし、競い合いもする。もちろん、僕はもっと上位でフィニッシュしたかった」

ダニエル・リカルド(4位)

「最高のレース。エキサイティングだった。第1スティントはリーダーについていくだけみたいな感じだったと思うけど、第2スティント以降は本当のレースが始まったって感じで、前でも後ろでもバトルがあちこちで繰り広げられていた。その一員になれたことはうれしい。今日は表彰台に近づけたし、あと0.5秒だったから、やれることはすべてできたと思っている。レースが進むにつれてマシンの調子が上がったんだ。自分の後方からの追い上げについては満足しているし、良い一日だったと思っている。セバスチャンとのレースは楽しかった。ハードだけどフェアだし、僕たちはお互いにスペースを残して戦っていた。まさにお互いに期待しあっていることさ。事前に話し合っていたし、僕たちはレーサーだから、バトルを楽しんでいる」

クリスチャン・ホーナー(チーム代表)

「今日は実におもしろいレースであり、最高のエンターテインメントだった。考え得るあらゆることが満載だったように思う。異なるタイヤ戦略だったレース序盤、ドライバーたちはチームとして協力したが、終盤はお互いに競い合ってもらった。ダニエルは素晴らしいドライビングを披露したと思う。もう1周あれば表彰台も可能だったはずだ。2人がお互いにフェアでクリーンに競い合うのは見ていて素晴らしい。セバスチャンは直線の問題を報告しており、そのせいで今日はストレートエンドで一台もオーバーテイクできていないので調べる必要がある。つまり、やるべき作業は山積みだ。今日は大量点を獲得できた。そしてメルセデスとのギャップをさらに縮めるべく、数日間のテストに臨む」

メルセデス

ルイス・ハミルトン(1位)

「なんて素晴らしい日だ。今夜は本当にタフなレースだったけど、勝てて最高の気分だ。こんなレースはすごく久しぶりだよ! 週末のスタートは良かったものの、予選とレースのペースはそれほど良くなかったんだ。いいスタートを決めて、リードして1コーナーに入ることが不可欠だと考えていた。そこからはすごいバトルだった。ニコのドライビングも素晴らしくて、正直言って今日のペースは彼の方が上だった。でもなんとか抑えきったよ。セーフティカー後、ソフトタイヤのニコが速いことは分かっていた。彼の前に居続けるのは本当に大変で、フィニッシュラインを越えた時は心底ほっとした。チームメイトとのレースは本当にプレッシャーが厳しい。2人ともチームとチャンピオンシップのためにクルマを持ち帰らないといけないと分かっていた。僕らにレースをさせてくれたチームは素晴らしいよ。ファンの人たちが今夜の僕らのショーを楽しんでくれたならうれしい。チーム、そしてレース中に情報を与えてくれた僕のエンジニアたちにはとても感謝している。コースにいるみんなと、ファクトリーでハードワークをしてくれたみんなにもね。また1-2だなんて最高だよ。今日、ファンジオの24勝という記録に並べたこともすごく誇りに思う。彼は歴代屈指の偉大なレーサーだ。すごく光栄だよ」

ニコ・ロズベルグ(2位)

「ルイスととてもいいバトルができた。こういうレースのために僕はF1にいるんだ。今日みたいなレースは大好き。もちろん、最終的に2位というのはすごく残念だ。でも僕は全力を尽くしたし、運が向いてこなかっただけ。ルイスはポジションを守るのにいい仕事をしたよ。何回も彼をパスしたんだけど、そのたびにミラーの死角に入って見えなくなってしまうんだ。戦略は良かったし、第1スティント後の変更は僕とチームで決めた。戦略的には少し遅くなるものの、最後にソフトタイヤでルイスを捕まえるチャンスはそれが一番大きかった。でも、プライムとオプションの違いは僕らが思ったほど大きくなくて、そのために完全に前に出ることはできなかった。良かったのは、これがF1にとって素晴らしい一日になったことかな。ファンタスティックなレースだったから、僕らの新テクノロジーを批判する人たちが間違いだという証明になればうれしい。中国が待ち切れない。そこでは最上段に上がりたいね」

クリスチャン・トト・ウォルフ(エグゼクティブディレクター)

「チームにとっては最初から最後まで最高の週末だった。2台がすべてのセッションで先頭に立ち続けることは本当に素晴らしい偉業であり、ブラックリー、ブリックスワース、シュトゥットガルトのスタッフたちの団結したがんばりを心から誇りに思える。レースは見ていてとてもシンプルに素晴らしかった。全体的にバトルが繰り広げられていたからね。ルイスとニコは見事な成熟性を持ち、お互いとチームを尊重する姿勢でドライブしながらも本当に素晴らしいショーを披露してくれた。今日は絶頂期のドライバー2人が優勝をかけて公平かつ互角の戦いを見せてくれたと思っている。これだから私たちはレースをしているのだ。特に今年の新しいレギュレーションを考えるとF1にとっては強力な広告となっただろう。先週のマレーシアと今夜の結果は鏡写しのようで、今は両チャンピオンシップにおいて強力なポジションにつくことができた。とはいえ、これが当然のことなどという幻想は抱いていない。自分たちの目標を達成するためにプッシュを続けていく上でインスピレーションとしてこの瞬間を生かしていかなければならない」

パディ・ロウ(テクニカルエグゼクティブディレクター)

「携わる全員が完ぺきな週末を過ごしてきた中で今回もケタ外れながらチームにふさわしい結果だったと思う。フリー走行の1周目からマシンは競争力があるようだったし、一度も調子を落とさなかった。ピットウオールから見るレースは魅惑的に感じた。もちろん、緊迫した瞬間があったのは疑いようがないが、われわれは両ドライバーがどちらのマシンもゴールさせることに十分分別があると分かっている。まあ、とりあえずちょっと思い出してもらうようにしておくことは価値があったがね! すべては今シーズンすでに多くのことを成し遂げているブラックリー、ブリックスワース、シュトゥットガルトのチームのおかげ。特筆しておきたいのはメルセデスAMGハイパフォーマンス・パワートレインの部隊だ。彼らのパワーユニットが表彰台を独占し、トップ10に入った6台が彼らのパワーユニットを載せている。世界に対し、このエキサイティングで新しい"効率形式"の中で驚異的なテクノロジーが生み出されただけでなく、レーシングが生きものであり、われわれのスポーツ内にしっかりと存在することを示せたことは素晴らしいと思っている。この後、バーレーンで2日間のテストがある。今のパフォーマンスを積み上げ、この勢いを先のレースでも維持できるように取り組んでいくつもりだ。ただ、今はチームにとってとてつもなく成功に満ちた数週間を楽しみたい」

フェラーリ

フェルナンド・アロンソ(9位)

「今日は僕らにとって困難なレースだった。ロングストレートがあるから、僕らの弱点が浮かび上がるのは覚悟していたんだけどね。昨日の予選Q3であった問題はチームの素晴らしい働きのおかげで解決されていた。スタートと戦略はパーフェクトだったよ。セーフティカーで前のクルマとのギャップを少し取り戻し、同時に燃料をセーブすることができた。それでも前にいる8台の方が僕らよりいい仕事をしていたから、リザルトを変えるには至らなかった。僕らはできることを全てやったと思うけど、今のパフォーマンスレベルに満足することはできない。日夜努力を続けないとね。まだシーズンは早い段階だ。巻き返しは可能なはず。僕らにはそのために必要な全てのリソースとポテンシャルがある。あとは自分たち次第だ。来週はすごく重要で、今後のレースに備えて8日(火)と9日(水)にコースを再び走る。ライバルたちも黙って見ていてはくれないから、とても精力的なプログラムが用意されている」

キミ・ライコネン(10位)

「今日のリザルトにはすごくガッカリしている。予選の感じから、もっといいものを期待していたんだ。スタートが良くなくて、すぐにポジションを落とした。ダメージがなくてラッキーだったけど、1周目にマグヌッセンにぶつけられて、この時点で順位を上げるのはすでに難しかった。ストレートで空力ダウンフォースとスピードが不足していたからオーバーテイクが難しかったんだ。このコースが最初の2戦ほど僕らのクルマ向きじゃないのは分かっていたし、メルセデスがすごく速いのも分かっていた。でもクルマのハンドリングは全体的に改善していたから、今後に向けた自信につながる。これから仕事を頑張らないといけないし、次のレースの中国で良くなるようにテストを最大限活用しないとね」

ステファノ・ドメニカリ(チーム代表)

「バーレーンに到着する以前の時点ですでに難しくなるだろうと予想して挑んだ週末だったが、今日のレースはそれが現実になったというエピローグだった。このサーキットはうちのマシンにとって特に厳しく、サヒールのテクニカル特性はパフォーマンス差を示している。今は今回のレースのことを忘れ、前を見なければならない。ドライバーたちが至るところでハードに戦いながらもストレートでは攻めることも守ることもできないなど、そんなところは見たくない。これから重要なテストが控えており、クオリティに関しては初期のステップアップが見られることを期待している。今のところ、いろいろと思うような形になっていないものの、チームは落ち込んでいるべきではない。できるだけ早くステップアップするためにも作業を続ける必要がある」

パット・フライ(シャシーディレクター)

「今日はマシンにもドライバーにもこれ以上望めまい。ここでわれわれにとって最も制限のあった要素はトップスピードの不足だ。これにより守りのレースを強いられ、ほとんどがコーナーで形成される中盤セクターではF14 Tがコンペティティブだったとはいえ、それだけではフェルナンドとキミがライバルに攻撃することはできない。マラネロでは優れたパワーをもたらし、さらに良いドライバビリティを提供できるようにソリューションに取り組んでいる。加えて空力面に関してはマシンの効率性の改善にも励んでいるところだ。今日のレースで得たデータが、火曜日と水曜日にこのサヒールで行われるテストで予定している主要な確認プログラムのベースラインをもたらしてくれるだろう」

ロータス

ロマン・グロージャン(12位)

「週末中にトラブルがなかったのは良かった。2台ともレースをフィニッシュできたしね。燃料の管理とエネルギー回生システムでレースは楽じゃない――僕自身のメンタル強化が必要だ。レース中、速さを見せられたポイントもあったけど、そのほかのポイントではリアのグリップにすごく苦しんだ。幸い、これからバーレーンで2日間のテストがあるから、クルマをもっと好みに仕上げられるようにいろいろ違うセットアップを試したい」

パストール・マルドナド(14位)

「予想した通り、レースは予選よりもずっとペースが良かった。僕らはかなり面白い2ストップ作戦だったんだ。あのインシデントまではうまくいっていた。もう一度よく見てみないといけないけど、エステバン(グティエレス)はターン1でオフラインにいたようだ――ブレーキングポイントをミスしたのかもしれないけど、僕には分からない――僕はもうコーナーに入っていたから、どこにも行き場がなかった。もちろん理解は難しいし、僕はピットから出たばかりでタイヤが冷えていた。彼はすごくアンラッキーだったと思う。すぐにクルマを降りられて良かったよ。チームとしては2台でフィニッシュできたことがすごく重要だ。このレースから学び、上海ではハードにプッシュしたい」

フェデリコ・ガスタルディ(副チーム代表)

「ドライバーたちは2人とも落ち着いてプッシュを続けてくれた。このマシンからはまだ多くのペースを解放しなければならないのは明らかだ。だがここでは信頼性の向上が見られ、相対的ペースも改善した。2台ともレースをフィニッシュできたのは良いことであり、マシンを改善して速くするために必要なことだ」

アラン・パーメイン(トラックサイドオペレーションディレクター)

「2台でチェッカーフラッグを受けることができてうれしい。このマシンについてはまだ学んでいる最中であり、今日のデータは来週のテストで貴重なものとなるだろう。ポイント争いができなかったのはもちろん残念だが、前にいるマシンには一歩近づけた。引き続き努力を続けてパフォーマンスを向上させ、目標を達成したい」

マクラーレン

ジェンソン・バトン(17位完走扱い)

「ペースに関して言えば今週末は前進したと思う。それに、デグラデーションもポジティブだったし、タイヤの理解を深める作業はとてもいい仕事ができたと思っている。今日のレースで僕たちより明らかに速かったチームはひとつだけ。メルセデスだ。でも、悲しいことに彼らの速さはものすごい。それでも、ロングランのペースは本当に良かったと思うし、特に最後の数周は優れていたから、プライム(ミディアムタイヤ)で最後まで必死にプッシュしてゴールできると思っていた。ただ、残念なことにそのチャンスは得られなかったけどね。どのチームにとっても厳しい。全員が必死にがんばっているし、本気で戦っている。最低でも5位、表彰台フィニッシュならベスト、そう思っていた。そうなれば僕たちにとって本当にベストな結果になると。でも、なかなかすごい戦いがたくさんあったね。いったい何台のマシンをオーバーテイクしたのか覚えていないんだけど、かなり抜けたと思う。でもそれは走っていたほぼすべての人に言えるんじゃないかな。正直とっても楽しかった。今年のF1は新しいパワーユニットになり、テクニカルレギュレーションも新しくなったけれど、コース上でのスペクタクルがあらゆる部分で良くなっているのは明らかだと思う」

ケビン・マグヌッセン(リタイア)

「僕にとって最高のレースとはいかなかった。スタートが理想的じゃなくて。3つもポジションを落としてしまい、上位を目指すだけの十分なペースもなかった。涼しいコンディションが僕らの助けになるんじゃないかと考えていたけど、実際やってみると何となくマレーシアよりも力強さに欠けたと思う。慎重に分析してそこから学んでいくつもりだ。僕たちは常に学んでいるからね。今日はポイントを獲得できずにがっかりしている。ダブルリタイアなんてどのチームにとっても絶対に喜べることじゃない。でも、中国GPにはバーレーンよりもずっと良い結果を目指してアプローチする」

エリック・ブーリエ(レーシングディレクター)

「とにかく、われわれが非常にがっかりしてバーレーンを出発することになったということは言うまでもあるまい。今週末の最速マシンでないことは分かっていたが、レース終盤に2台をリタイアに追い込むきっかけとなったクラッチトラブルに見舞われることがなければ、少なくとも多くのチャンピオンシップポイントを手にここを離れることができただろう。実際、ジェンソンのマシンがチェッカーまで信頼性を保って走ってくれていれば、4位や5位、あるいは3位でさえ争うチャンスがあったかもしれない。確かに、マクラーレンは勝つために存在しているチームなので下の順位に興味はないが、とりわけシーズン序盤のフライアウェイ戦に設定した目標を達成する意味で言えば、それでも3位、4位、5位のフィニッシュは心から歓迎しただろう。はっきり言うと、バルセロナで欧州ラウンドが始まるまでにマシンパフォーマンスの枠を発展させながら着実にポイントを加算していく、という目標だ。いずれにしても、ここからウォーキングに戻るので、上海に向けてマシンを改善できるよう可能な限りハードにプッシュしていく。上海では今夜のサヒールで示したものよりはるかに素晴らしいパフォーマンスをお見せできることを願っている」

フォース・インディア

ニコ・ヒュルケンベルグ(5位)

「チームにとっては最高の一日。皆のためにも本当にうれしい。チェコ(ペレス)とのバトルはとてもクリーンでフェアだったし、表彰台を争っていれば全力でぶつかるけど、それでも常にラインの中をキープしていた。とても楽しかった。レース終盤はセーフティカーが入った瞬間からチェッカーまでバトルを強いられたからきつかったけどね。僕はチェコの後ろにいて僕の方がもう少しペースがあるかなと思ったんだけど、汚れた空気にさらされていたから終盤にかけて苦しくなった。できるだけ長くリカルドを抑えながら、ベッテルの前はなんとか維持できた。チームにとってはものすごい偉業だし、今日も僕たちがコンペティティブだってことが示せたと思うから、中国でもこの勢いをキープしていきたい」

セルジオ・ペレス(3位)

「今回の表彰台はとてつもない偉業だし、僕のキャリア全体の中でも一番のスペシャルなリザルトに入る。大きな自信の後押しになるね。特に昨年はとても厳しいシーズンだったし、それに今日は今までで一番ハードな表彰台だった。最後の数ラップが特に難しかっただけにラインを超えたときの気分は本当に最高。ペースを維持しなきゃいけなくて。レッドブルが来ているのは分かっていたからね。最後はなんとか前をキープできたし、チームに来てまだ3戦目なのにこんなに特別な結果を残すことができた。それにレース中はずっとチームメイトと最高のバトルができたと思っている。最初のストップ後、彼が僕の前に出たときはとにかくポジションを取り戻すことに集中し続けようとがんばった。ウィリアムズ勢とバトっているときになんとかやり遂げられた。それが重要な場面だった」

ビジェイ・マルヤ(チーム代表兼マネージングディレクター)

「わがチームの歴史において今日は最高の一日だ。長いこと待ちわびたが、ここ数年に渡って何度となくニアミスがありながらも届かなかった表彰台にサハラ・フォース・インディアが再び立てたことは本当に満足している。最高のドライバーラインアップだ。今日はチェコとニコ(ヒュルケンベルグ)がベストを尽くし、2人が表彰台のポジションをかけてバトルを繰り広げた。レース終盤はレッドブルから手強い攻撃を受けたので、セーフティカーがなければ2ストップ戦略がもっと十分に機能したと思う。ニコはあんなに長時間に渡って彼らを抑え続け、5位をキープしたのは見事だった。それによってチェコが3位を確保するために必要だった息抜きのスペースを与えることにもつながった。チームの一人ひとりを心から誇りに思う。今日の偉業については全員を祝いたい。2014年は新たなチャンスだ。オーストラリア、マレーシア、そしてここでもわれわれが前進していることを示せたと思う。これ以上うれしいことはない」

ザウバー

エイドリアン・スーティル(リタイア)

「僕のレースはかなり早く終わってしまった。ジュール(ビアンキ)のブレーキングが遅れて、ヘアピンで僕のクルマにぶつかってきた。避けようもなくクルマにダメージを負ってしまった。彼の走りはかなりアグレッシブで、スタートでも僕を押し出したんだ。あの動きで彼は僕だけじゃなく、自分自身のレースも台無しにした。不用意だったと思うよ。僕らにとっては難しい週末だった。でも、距離を走破してレースをフィニッシュしたかったし、クルマで経験を積みたかったんだ。すぐに中国での次のレースがやってくるし、あとは良くなるばかりだよ」

エステバン・グティエレス(リタイア)

「何よりも、けがをせずにすんで感謝している。病院で精密検査をしてもらったけど、全く問題なかった。事故に関しては、ピットから出てきたパストール(マルドナド)がぶつかってきて、ものすごくビックリした。明らかに僕の方が前にいたのに。コーナーにターンインしたら突然ぶつけられて横転した。僕にはどうしようもなかったよ」

モニーシャ・カルテンボーン(チーム代表)

「良かったことから話を始めましょう。大変なアクシデントでしたが、エステバンが無事で安心しました。全体的には忘れたい週末です。このコースでは来る前からパワートレインによる制約が大きいことが分かっていました。それはレース中に確認できました。そうはいっても、アクシデントで2台とも失って閉まったことは残念です。いずれのケースも私たちのドライバーの責任ではありませんでした。この週末は忘れて、次の中国のレースに集中しましょう。そこでは改善を期待します」

ジャンパオロ・ダラーラ(トラックエンジニアリング責任者)

「エステバンにけががなくて、何よりだ。エイドリアンはアクシデントのあと、フロントノーズを交換してレースに復帰させた。しかし、マシンのダメージによってパフォーマンスがひどく低下していた。そのため、リタイアさせることを決めた。パフォーマンスに関しては、以前と同様の状況だ。ここでは3つのパワートレインメーカーの1つに巨大なアドバンテージがあるのは明らかだった。これはまた、そのカスタマーチームのアドバンテージにもつながった。中国のレースではマシンのアップデートが予定されており、改善を目指す」

トロ・ロッソ

ジャン-エリック・ベルヌ(リタイア)

「スタートのターン8はちょっと混乱していて僕の周りにはたくさんのマシンがいたんだけど、他の皆が苦戦している中で僕はアウト側からクリーンに抜けられた。その後、ロータスの隣にいることに気づいた時にはどんどん押されてしまい、彼が気づいたときには僕がオーバーテイクしかけていたのに、ドアを閉めてきたんだ。だからホイールがぶつかったんだし、僕のマシンは弾かれてコントロールができなくなった。リアウイングとフロアの両方に激しいダメージがあり、空力パフォーマンスの損失が大きかったからレースを続けられなくなった。次からのレースでは不運がこっちを向かないことを願っている」

ダニール・クビアト(11位)

「今日は自分の思う通りにいかず残念だ。ペースには満足していない。他のマシンが僕を追い抜いてばかり行くのを見るのはイライラした。スタートはちょっと混乱していて、ポジションをひとつ失ったと思う。そこからは全力でプッシュしようとしたけど、今日はポイントに食い込むには足りなかった。今日の間違いを慎重に分析して、次の中国でのレースは強くなって戻って来られるようにしたい」

フランツ・トスト(チーム代表)

「今週末の全フリー走行のスピードを踏まえ、今日のレースははるかに良い結果を期待していた。残念ながら、ジャン-エリックは序盤で衝突されてしまい、すべてのデータを見るとフロアとウイングのダメージによって彼が実際にどれだけ多くのダウンフォースを失っているかが分かったので(リタイアさせるため)呼び戻すことに決めた。ダニールは素晴らしいレースを戦ってくれたが、今日は十分な速さがなかったので、中国ではもっと良い週末になるよう理由を調査していかなければならない」

ウィリアムズ

フェリペ・マッサ(7位)

「スタートは最高だった。すべてうまくやれたし、グリップも良くて何もかも順調だった。良いポジションにつけてバトルもしていたけれど、タイヤのデグラデーションが予想よりも悪かったんだ。セーフティカーも僕たちの戦略を助けるようなものじゃなかった。レッドブルの後ろじゃなく、フォース・インディアの前にいるべきだったと思うから悔しい。それ以外はいいレースだったと思う。何度もいいバトルがあって、2台ともポイントを獲得できたから本当にポジティブだ」

バルテリ・ボッタス(8位)

「スタートに失敗してレース戦略に影響が出た。ホイールスピンがひどくていくつもポジションを失ったからイライラする。タイヤに問題があり、それが予想以上だったんだ。でも、ポジティブなところを言えば2台でそれなりの得点を上げられたこと。でも、常に貪欲だから必死に働き続けるし、次のレースを楽しみにしている」

ロブ・スメドリー(車両パフォーマンス責任者)

「全体としてはとても満足している。2台でポイントを獲得して週末を締めくくることができた。大量点とも言える。3番手スタートで8位フィニッシュだったバルテリは少々フラストレーションを抱えているだろうが、これがレースであり、受け入れなければならない。多くのポジティブなところもあったからね。われわれに必要なもののひとつはもう少しのレースペース。チームは戦略からピットストップまで本当によくやっている。これまでの12カ月間を通した変更はとても励みになるものだ。まだやるべきことはたくさんあるが、ここの人々のクオリティには本当に感銘を受けている」

マルシャ

ジュール・ビアンキ(16位)

「またタフなレースになって本当にがっかりしている。3戦連続だよ。いいスタートを決めてオープニングラップの終わりまでに3つもポジションを上げられた。本当にいい第1スティントでスーティルとの素晴らしいバトルを楽しんでいた。彼の前に出るチャンスがあって、ターン1に少しだけ僕が先に入ったんだけど、彼が僕に向かって突っ込んできたから、左リア(タイヤ)がパンクした。ピットに入ったけど、マシンの感触はもう同じじゃなくなっていたし、今はフロアにダメージがあることも確認している。そのせいでダウンフォースが失われ、残りのレース中はマシンをドライブするのが難しかった」

マックス・チルトン(13位)

「昨日の予選はあまりうまくいかなかったけど、今日のレースはもっと接戦になると思っていたんだ。いいスタートじゃなかったけど、それでもレースを通してタイヤをしっかり管理しながらケータハム勢といいバトルができたと思っている。セーフティカーが助けになった。周回遅れがなくなってからは他の人たちほど燃料をセーブする必要はなかったと思う。全体的には13位完走を果たしてバーレーンを離れられるからすごいこと。これで今までに戦った22レースのうち22戦、すべての周回数を走りきったことになる! 何よりも大事なのはコンストラクターズ選手権の10位に戻れたこと。最高の気分だ。このまま中国に行きたい!」

ジョン・ブース(チーム代表)

「残念ながらコンストラクターズ選手権10位の座を逃すことになった先週末のマレーシアはがっかりだったが、そのポジションをこんなにも早く取り戻せるなんて素晴らしい。今日のパフォーマンスは一切のアクシデントがなかった。非常に短い時間の中で必死のハードワークに努めてくれたファクトリーの皆と、サーキットのクルーたちの努力による結果だ。マックスはタフなスタートで何周にも渡ってエリクソンの後ろにスタックしていたが、彼のERS(エネルギー回生システム)を再度、最適化したところケータハムのオーバーテイクすることができた。2回目のピットストップ後にコバヤシ(可夢偉)がマックスのすぐ前で戻ってきたのを受けて、この時点でマックスを2ストップに切り替え、最後まで走らせる戦略を選んだ。終盤のセーフティカーによってマックスにフレッシュなオプションタイヤのセットを履かすことができたので、リスタートで(チルトンが)コバヤシを追い抜けたと思っている。そこからは十分に引き離せた上に、レースの最後まで燃料が持つように管理しながら前のマルドナドについていくこともできた。ジュールは最高のスタートに恵まれ、最初のピットストップの後はザウバーのスーティルと見事なバトルを繰り広げ、明らかに彼の方が速かったのでオーバーテイクに挑んだ。その後に起きたことは残念に思う。これで事実上、ジュールがレースを戦う力はなくなってしまったとはいえ、チェッカーフラッグまで走れたことで彼の初完走を記録できたほか、チームに多くの貴重なデータをもたらしてくれている。今週末は大きな進歩を遂げられており、テストがさらにマシンを改善するチャンスを与えてくれるだろう」

ケータハム

小林可夢偉(15位)

「スタートは良かったんですが、1周目にフルブーストとエネルギーを放出するはずのセッティングに問題があったので、それを急いで解決し、マーカスを抜いて18番手に上がり、ビアンキを追いました。10周目に追いついて彼をパスしました。第1スティントのペースは良く、タイヤデグラデーションも予想の範囲内だったので、戦略は変えず、15周目に次のソフトに変えるためにピットインしました。マーカスとチルトンの後ろで戻って2人を抜き、16番手のマルドナドを追いましたが、クルマの今のパフォーマンスレベルでは追いつけませんでした。僕らは2ストップ作戦だったので、35周目にミディアムに交換しました。グティエレスとの戦いになりましたが、彼は違う戦略でしたし、競ってそのセットのタイヤをダメにしても意味がないと考え、彼を行かせました。セーフティカーが入ると周回を取り戻して、マルドナド、グロージャンと並びました。再スタート後は燃料をセーブしなければいけなかったため、集団についていけず、僕のレースはそこでほぼ終わってしまいました。15位フィニッシュは大満足とはいえませんが、今日はこれ以上のことは無理だったと思います。中国に向けてもう一度立て直します。いくつかアップデートがありますし、そこでは進歩を遂げたいですね」

マーカス・エリクソン(リタイア)

「スタートは良く、3周目の終わりまでに17番手に上がっていた。初めはグロージャンと戦って、次にビアンキを追った。カーバランスがいまいちで、最初の数ラップは僕のタイヤデグラデーションが良くなかったこともあって可夢偉のペースの方が良かった。それで、チルトンと同じ11周目に最初のストップをしたんだ――チームがいい仕事をしてくれたおかげで彼の前に戻り、第2スティントを開始した。2セット目のタイヤでもまだクルマの感触は良くならず、マルシャや僕と違う戦略だった可夢偉を抑えられなかった。26周目の2回目のストップまでプッシュを続け、3セット目のソフトに交換して再びマルシャの前に出た。でも、その数周後にパワーがなくなり、オイル漏れがあるからクルマを止めるように指示された。レースをフィニッシュできなくてすごくガッカリだよ。燃料が減ってきてからのクルマはかなり感触が良くなっていたんだ。でも、僕にとってはこれも学習プロセスの一環。毎ラップが勉強だ。これからまたバーレーンでテストをしてから中国へ向かう。僕にとってはそれも新しいコースだ。新しいパーツが投入されることになっているから、セットアップを最適化して上海で戦列に復帰したい」

© ESPN Sports Media Ltd.